虚ろの輪音

第一部 最終話「闇き都に光る明星」 - 01

GM
成長結果とか、命中回避魔力抵抗とかどうぞ。
シャルロット
ファイターがLv8になりました。いじょうです。
シャルロット
命中14+色々/回避15+色々
ヤンファ
フェンサーが8になっただけです
ヤンファ
命中13+1/14+1、回避14+1/15+1。閃電二打ちが欲しくてたまりません
ソルティア
ファイターを捨て置いてソーサラーが8になりました。命中13+1回避10抵抗1111で魔力13。前衛の魔力じゃねーぞ。
エリカ
フェアリーテイマー8になりました。魔力12 抵抗11/12です。
エリカ
契約内容はこんなかんじです。
シャルロット
ピュアなファイター(っぽい)のはヤンファだけね
GM
まあ経験点が多いキャンペだからな。
ソルティア
まぁこっちもソサ8でしばらく上がらないから、これからはファイターとエンハンサーを上げてくしな
シャルロット・ヘリオドール
器用度 26+2
敏捷度 26+2
筋力  17
生命力 20
知力  24
精神力 20

HP 59    MP 47
ファイター      8
プリースト:ザイア  5
マギテック      4
エンハンサー     3
レンジャー      2
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
7.《マルチアクション》
ex.《魔法拡大/数》
《タフネス》
秘伝/CA
《地這刃》
《活人撃》
《閃電二撃ち》
《ストレイフレイド》

《咬破魔刃撃》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
【ビートルスキン】
装備
機剣【シュヴァルツシルト】
〈リベリオン-S-〉
〈アラミドコート〉
〈ガンベルト〉
〈ブラックベルト〉
ほか
ヤンファ・シャンリーク
器用度 29+1
敏捷度 30+1
筋力  23
生命力 20
知力  12
精神力 12

HP 44+2  MP 21+2
フェンサー      8
スカウト       6
アルケミスト     5
プリースト:ヒューレ 3
エンハンサー     3
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《マルチアクション》
ex.《必殺攻撃》
《トレジャーハント》
秘伝/CA
《瞬刃》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
【ヴォーパルウェポン】
【バークメイル】
【アーマーラスト】
装備
砦刀【ヴォルフスシャンツェ】
〈アラミドコート〉
〈籠手〉
〈幻のウィッグ〉
〈軽業のブーツ〉
ほか
エリカ・ケイ
器用度 12
敏捷度 14
筋力  14
生命力 19
知力  25+1
精神力 29

HP 43   MP 53+2
フェアリーテイマー 8
セージ        6
アルケミスト     6
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
7.《魔法拡大/数》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
秘伝/CA
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
練技・賦術
【パラライズミスト】
【バークメイル】
【クラッシュファング】
【ヴォーパルウェポン】
【エンサイクロペディア】
【イニシアティブブースト】
装備
魔銃【シックザール】
〈ソフトレザー〉
〈祈りのアミュレット〉
〈ガンベルト:活性弾×12〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 28+2
敏捷度 15
筋力  23+2
生命力 21
知力  28
精神力 22

HP 60+2    MP 52
ソーサラー      8
ファイター      7
コンジャラー     2
エンハンサー     2

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
7.《武器習熟/ソード》
ex.《マルチアクション》
《タフネス》
秘伝/CA
《剛魔撃》
《閃電二撃ち》

《咬破魔刃撃》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
装備
〈フランベルジュ+1〉
〈イスカイアの魔動鎧〉
〈スパイクシールド〉
〈決死の鉢巻き〉
〈赤の眼鏡〉
〈黄鉄鉱のお守り〉
〈ウェポンホルダー〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
GM
では宜しくお願いします。
エリカ
よろしくお願いします。
ヤンファ
よろしくおねがいします
シャルロット
よろしくー

第一部 最終話 「(くら)き都に光る明星」
私たちの世界は、闇に包まれていた。
大切なもの、守りたいものはすべて、その闇の中に消えていこうとしている。
それを防げるのは、私たちをおいて、他には誰も居なかった。

だから、私たちは立ち向かう。
過去と向き合い、大事なものを守り、生きて、真実を求める為に。
その想いが、世界に比べてあまりにちっぽけな私たちが、今持っている数少ない力。

闇い世界で、私たちは、道を照らし出す明星になる。

GM
一心不乱に馬を走らせ、公都が見えて来たのは深夜3時頃だった。
GM
空は暗く、ルナティアと戦っていた時にはあれ程月の光が強く差していたというのに、今では自分たちの周囲すらはっきりと確認できない程の闇に包まれている。
GM
そのまま行けば、次第に堅牢な壁に囲まれた公都の門まで辿り着く。
GM
普段ならば衛兵が常に護っているこの場所も、今は誰も立っておらず、口が大きく開かれている。
GM
そしてその内側からは、“音”が鳴り響いていた。
GM
ゴォォォオン……、……ゴォォオオオン……と、外から聞こえてくるはずなのに、まるで体内で鳴っているかのように、自然に耳を通り、身体へと侵入してくる。
GM
その音は、まるで鐘の音のようで、強く、神への礼拝を訴えているかのようだった。
GM
エリカ、ソルティア、ヤンファの3名には、その音は不快極まりないものにしか感じられないだろう。
ヤンファ
「いつになったら鳴りやむつもりかねェ」 小指で耳ほじほじして
ソルティア
「音が鳴り止む時は、音を鳴らす必要性が無くなる時でしょう……」
GM
エリカはそれと同時に、少し自分の身体に違和感を感じるようになる。他の二人と違って十分に鍛えられていない肉体には、負荷が大きいのだ。
エリカ
「……?」 なん、だろう。
GM
エリカさんはこの鐘の音が鳴っている範囲ではすべての行為判定に-1な。
エリカ
」 気持ちが悪い。この音のせい、だろうか。けど、動けないわけじゃない。多少の無理は慣れっこだ。だから問題ない。
GM
一方で、シャルロットはまったく逆の感想を抱くだろう。
シャルロット
「……」 そう、これは
GM
シャルロットにとっては、この鐘の音は懐かしく、心地良いもので、そしてさらに、言い知れない使命感を想い起こさせるものだった。
GM
守護? 解放? 犠牲? 聖戦? 殉教? ぐるぐると、様々な使命感がシャルロットの中で渦を巻く。
GM
まるで、自分はその使命を果たすだけの為の存在であるかのような思いが頭を過る。
GM
そして、シャルロットの中には〈ファランダレス〉の元へ急がなければならない、という強い強制力を持った思考が生まれる。
ソルティア
「……まずは〈宵の明星亭〉へ向かいましょう。気にかかる事は色々ありますが、アランさん達と合流しなければいけません」
ヤンファ
「だなァ」 ふっ、と小指に息を噴きかけ  「エリカちゃんは大丈夫かァ?」
エリカ
「……正直いい気分じゃないですけど。大丈夫です」
ヤンファ
「……ま、そりゃァ俺もだしなァ。そこは頑張るしかねえな」
シャルロット
「………帰ってきた」 懐かしく忌々しい、記憶と呼ぶにはおぼろげな幻影。
ヤンファ
「……シャル?」 コイツの方が大丈夫じゃなさそうか
ソルティア
「……先導はヤンファさん、お願いします。僕は後ろにつきますから」 女性陣の様子がおかしいから、一番後ろから気をつけていく感じだ。
ヤンファ
「任せとけ」
シャルロット
「幻聴……違う、なんでしょうか」 音色が何かを訴えかけてくる。
シャルロット
「私は……?」 この体は、一体なんだろうか。抱いたことの無い疑問に行き着く
ヤンファ
「……あン?」 何言ってるんだシャルは
エリカ
「……何言ってるの?」 確か、彼女には影響がない、という話じゃなかったか。怪訝そうにシャルロットを見る。
ソルティア
「……シャルロットさん!」 少し強めに呼びかける。
シャルロット
は、はいっ! 寝てません!」
ソルティア
「それは結構な事です。では、まずは〈宵の明星亭〉に向かいますよ。いいですね?」 小さく微笑みながら、今の目標を諭すように告げる。
シャルロット
「目的地?」 一瞬、どこに行くのかを混同してしまった。 「わ、判りました。行きましょう」
エリカ
「……しっかりしてよ」 こんなときに。
ヤンファ
「………」 顎に手を当て、何かを考え込んだ後  「……ま、落ち着くのは店に行ってからか」
ヤンファ
「なるべく人目に付かないように行くぜ。ちゃんとついて来いよ」
ソルティア
「お願いします。本当なら民間人を保護しながら行きたいんですけど、その余裕があるかは分かりませんしね」
ヤンファ
「………」 店で落ち着けたらシャルは改めて様子を見よう
シャルロット
「すみません。神ではない声を聞いたような気がして」 ザイアの声も、まあ遠からずあんな風に聞こえてくるんだろう
エリカ
「……兎に角、〈明星亭〉に急ぎましょう」
ヤンファ
「あァ」 エリカに頷いて駆け出した
シャルロット
「……はい」 ダメだ、とばかりに首を振って向き直る。

GM
ひとまず目指すのは約束通り〈宵の明星亭〉だ。
GM
君たちは門を抜けて、闇に包まれた公都の中へと入っていく。
GM
街に入ると聞こえてくるのは、剣戟の音や、人々の悲鳴。普通ならばこの時間でも街を程よく照らしている街灯も、点灯していなかったり、そのものが壊れてしまっていたりしている。
GM
そんな混乱する公都を走り抜けて、新市街へ。辿り着いた〈宵の明星亭〉の付近には、多くの市民たちが居た。
GM
怯える市民たちに安心させるように声を掛けながら、彼らを順次〈宵の明星亭〉の店内へと避難誘導しているのは、ジェラルド・ヘリオドールだった。
#ジェラルド
「そちらの者たちは、こちらへ。まずは女性と子供、老人を優先して」 その作業の最中、君たちが来た事に気付いたようだ。
ヤンファ
……どうやらこっちは無事らしいな」 ジェラルドの姿を見
#ジェラルド
「……シャルロット、ジャンに、ソルティアとエリカか」
#ジェラルド
「いや……」 ヤンファの髪色を見て。 「ヤンファ、だな」
ヤンファ
「あァ」 頷いて 「もう隠すのもヤメだ」
#ジェラルド
「お前がそう判断したのならば問題はなかろう」 ヤンファに頷いて。
ソルティア
「おいででしたか、ジェラルド様」
#ジェラルド
「ああ、この状況で我々が動かぬ道理はない」
シャルロット
お父様」 小走りで歩み寄って
#ジェラルド
「……どうした、シャルロット。顔色が優れ……」 いや、優れているのか、判断に困ったような表情をした。
シャルロット
「……」 血の気がうせていた表情に、つやというか、赤みが戻っているのは見るからにそうだろう。
ヤンファ
「ま、ゆっくりとその辺は話しておきてえが……」 促すようにシャルへ視線をやり 「そうもいかねえんでなァ」
ソルティア
「僕らも、アランさんからの報告を受けて急ぎ戻ってきた所で。アランさんは中ですか?」
#ジェラルド
「ああ、アランも含めて、ギルたちも中に居る」
#ジェラルド
「ランベルト教授も、先程こちらに避難していただいた所だ」
エリカ
「……なら、とりあえず中に入りましょう」 少し、急かすような口調で。
ソルティア
「そうだね。エリカちゃんも、中に入って少し休ませてもらおう」
ヤンファ
「……フェリシアはどうした」
#ジェラルド
「フェリシアとは、連絡が付いていない」
ヤンファ
「……そうかァ」 首を横に振り 「騒動が起きた直後アイツから連絡があってなァ」
ヤンファ
「鈍器で殴られる音がして通信が途絶えた。アイツは無事じゃァねえだろう」
#ジェラルド
「……そうか」 口元に手を当てて、深刻な表情を。
#ジェラルド
「……今の状況では、市民たちの安全確保に手一杯でな。この新市街を中心に制圧を進めているが、まだ市民の避難すら半分も終わっていないだろう」
エリカ
「……半分も」 避難済みの者に、妹は……いるだろうか。
ヤンファ
「……そんな状況だ。とりあえず早急に打開策を立てるなきゃァならねえが」
#ジェラルド
「シャルロット、お前たちにはこれからいくつかの任を頼まなければならないが大丈夫か」
シャルロット
……? あ……はい、問題ありません」 音の中心を無意識に探していて、ほうけていた
ヤンファ
「問題ない、ねェ」 信用できない話だ
#ジェラルド
「……」 小さく首を横に振り 「ヤンファ、頼むぞ」
ヤンファ
「ま、何度も言うが出来る限りのことはするぜ」 頷いた
#ジェラルド
「……詳しい話は、アランたちから聞いてくれ。私はこのまま、市民たちの誘導を続けなければならない」
ソルティア
「……分かりました。まずは中へ行って、アランさん達と今後の動きを相談します」 とジェラルドに答えて。
ヤンファ
「とりあえず中に入るか」 エリカの様子も横目で確認しつつ
シャルロット
「……」 色んな焦燥を抱えつつも、意識がちぎれて綿のように浮いているようだ
ソルティア
「ほら行きますよ、シャルロットさん、エリカちゃん」 後ろから背を押すようにして中に押し込もう。
エリカ
「はい、解ってます」 少なくとも気分が良さそうとは見えないだろう。
シャルロット
「わ、わ、大丈夫ですって、ソルティアさん」
ソルティア
「中々説得力に欠ける言葉ですねぇ。ほら、さっさと中に入って次の行動を決めますよ」 ぐいぐい
シャルロット
「んん~」 不満そうに唸りながら、中へと進む
GM
「……ジェラルド様!」 そんな所に、ジェラルドを呼ぶ神官戦士の声がする。
#ジェラルド
「すぐに行く」 そちらに応えて。 「それでは、また後程な」
ヤンファ
「あァ」
#ジェラルド
そういって、ジェラルドは人並みの中に消えていく。

GM
店内は、人で溢れかえっていた。
GM
老若男女問わず、多くの市民たちが不安そうに怯えていたり、お互いを励ましあっていたり、誰かへ不平不満を漏らしていたり、店内の響く声は止む事がない。
エリカ
」 店内を見回す。見知った姿がないか。
ソルティア
「………」 咄嗟に人々の中に義妹の姿を探す。
ヤンファ
「……エリカちゃん、ソルティア。俺らが先に行ってる間、見て回ってもいいぜ」
GM
これだけの人数が居るのだ。特定の誰かを探す事は難しい……少なくとも、見た限りではエリカやソルティアの妹の姿は見当たらない。
エリカ
「……いえ。そんな場合じゃあ、ないでしょう」
ソルティア
「……まずはアランさんに会いましょう。今するべき事は、悪戯に心配をする事ではありませんから……そんな事で足を取られていては、あの子に合わせる顔がありません」 首を横に振る。
シャルロット
「良いんですか? ……あ、いえ」 良いのか、という問い掛けは正しくない。小さく洩らした後、すぐ飲み込んだ
エリカ
「……ここにモニカが居ても居なくても、やれること、できることが変わるわけじゃないから」
ヤンファ
「……オーケィ」 冷静に考えてくれるようで助かるな、と心の中でエリカに思う  「そんじゃァアイツらと……っと」
GM
店内で案内を担当していたのであろうエルシオーネが、君たちの姿を見て人を掻き分けて駆け寄ってくる。
GM
その後ろから、人ごみを脱して小走りで駆けてくるアンネリースとその後ろを気だるそうに歩いてくるエドゥアルトの姿もあった。
#エルシオーネ
「……みなさん!」
#エルシオーネ
「良かった、いらしてくれたんですね……」
ヤンファ
「当たり前だろォ」
ソルティア
「エルシオーネさん、ご無事でしたか」
#アンネリース
「……みんな。良かった」 君たちの無事に対して、ほっと胸を撫で下ろしている
シャルロット
「アンネリースさんやエドゥアルトさんも……そうでした、教授もいらっしゃったんでしたね」
#エルシオーネ
「ええ、教授たちは事件の発生後、すぐに異常を察知されたみたいで」
#エドゥアルト
「よ、アンタらも災難だな」 相変わらず怠そうな顔をして、君たちを迎えよう。
ヤンファ
「災難ってレベルじゃァねえみたいだがな」
シャルロット
「すでに災厄と言って良い次元ではないかと……思いますが」 状況は聞くまでも無いな
ソルティア
「災難なのは街全体ですからね。動ける力があるだけ、まだ気が楽ですよ」
エリカ
「アランさんは? ここにいるのよね」
#エルシオーネ
「ええ、皆さん奥にいらっしゃいます」
#エルシオーネ
「4人とも、奥へお願いします。マスターやアランさん、ランベルト教授たちがお待ちです」
ソルティア
「分かりました、すぐに向かいます」
#アンネリース
「本当はゆっくり話したいんだけど……」
シャルロット
「ええ。それは、終わってから」
ソルティア
「事態が収まれば、話は幾らでも聞きますよ。この様子では落ち着いて話も出来ませんからね」
#アンネリース
「話の間に、役に立つもの、用意しておくから」
シャルロット
「期待しています。アンネリースさんが作った剣はガチでした」 ぴっと親指を立てて笑みを返した後、奥の部屋へと急ぐ
ヤンファ
「そいつは助かるぜェ」
エリカ
「……ああ、うん。ありがとう」 と、あまり気のない返事をアンネに返し。
ソルティア
「マニュアル無しで使えるものでお願いしますよ?」 はは、と笑って軽く手を振る。
#アンネリース
「うん」 サムズアップを返して、見送ろう
#エドゥアルト
「ま、俺は大して何もできねェが、頼むぜ」 此処までロートシルト一家が避難できたのは、間違いなくこいつのおかげなんだが。
#エドゥアルト
おまえいつのまにそんなつよくなったんだよ
#エルシオーネ
4,5レベルあれば一般人の百倍強いさ。
#エルシオーネ
「……」 エリカとソルに心配そうな視線を向けながら、見送って。
GM
人の間を縫って君たちは“いつもの”部屋へ。

シャルロット
「……」 ぎぃ、とドアを押し開けて中へと入る
GM
部屋の中には立ったまま額に手を当てて考え事をしているギルに、不機嫌そうな顔で座っているアラン、手を組んでテーブルに乗せ、険しい表情のバルトロメウス、そして公都の地図を広げながら手元の資料と睨み合っているランベルト教授の姿があった。
ヤンファ
「オイオイ、湿気過ぎだろォ……つっても仕方ねえんだが」
ソルティア
「すみません、遅れまして」 挨拶をしつつ中に入ろう。
シャルロット
「……お待たせしました」 虫食いみたいに、いつも居るひとが居ない風景が心寂しい
#ギル
「……ああ、4人とも! 到着してたんだね。ご苦労様」
#ギル
「……なんて、本当はもっとゆっくり労ってあげたいとこなんだけど、見ての通りそうはいかない状況なのよ。まずは座ってくれる? 今からのこと、話し合わなきゃ」 そう言うとギルは着席を促す。いつもと同じ行為だが、その様子には明らかな焦りが見て取れる。
ソルティア
「えぇ、分かっています」 とりあえず疲れた様子のエリカちゃんを先に座らせつつ。
エリカ
「……」 促されたので着席する。
#アラン
「……よ、思ってたより早い到着で何よりだ」 アランが右手首から先をぴっ、と動かして挨拶する。相変わらず、その顔には機嫌の悪さが滲み出ている。
ソルティア
「……そんな顔のアランさんが見れるとは思っていませんでしたが、今はそんな感慨に耽っている場合ではなさそうですね」 とかアランに言いながらこちらも座る。
#アラン
「……俺だってンな辛気臭ェ顔したくてしてんじゃねーよ」
ヤンファ
「ま、野次飛ばすのは後にしようぜ」
#アラン
「分かってらァ」
#アラン
よっ、と掛け声をひとつあげて、姿勢を正そう。
シャルロット
さっと腰を下ろして話を促す
#バルトロメウス
「……そろそろ、君たち無しで話を始めなければならないかと思っていた所だ」
#ランベルト
「だが、いいタイミングでもあった」
#ランベルト
「丁度、目星も付いたところだ。早速始めよう」 ランベルト教授が地図から顔をあげて、全員に向けて言う。
シャルロット
「……」 そっと地図を覗き込み
ヤンファ
「目星っつーと……」
エリカ
「……この音の、発生源ですか?」
#ランベルト
「ああ、そうだ」
#ギル
「公都に響いてる音の状況、アランが手に入れて来てくれた資料、それらから計算した〈虚啓示録〉の性質と性能」
#ギル
「それらを今教授に見てもらってた所さ」
ヤンファ
椅子にもたれつつ、腕を組んで話の先を待っている
シャルロット
「性質と、性能?」 興味を引かれて、ランベルトへと視線を向ける
#バルトロメウス
「君たちは、〈虚啓示録〉と聞いてもわからないだろう。まずは事件の起こりから説明しよう」
ソルティア
「はい、お願いします、バルトロメウス様」
#ランベルト
「ああ」 異常な興味の見せ方をしたシャルロットに違和感を覚えつつ。 「……ともあれ、順を追って話そう」
エリカ
「……お願いします」 正直、細かいことはいいのだが。
#バルトロメウス
「この鐘の音我々は《呪音(のろいね)》と呼称することにしているがこれは昨日の夕刻から鳴り始めた」
#ギル
「鳴り始めたと思ったら、色んな人が次々に体調不良を訴え出してね……」
エリカ
「……」 体調、不良。
ヤンファ
「………」 15年前の事変と同じような事例、か
#アラン
「俺ァその時、ちょっと違うとこに居たんだが、公都に帰って来た時にはもう、虚ろな目ェした兵士があちこちに徘徊してやがった」
#アラン
「……奴さんはそれぞれ、ある種決まったルートを巡回するように動いてるらしい」
#バルトロメウス
「無論、武器を手にした状態でな」
ヤンファ
「操られてる、か」
ソルティア
「その、呪音が呪素にまつわるものでしたら、そうでしょうね……」
#バルトロメウス
「鐘の音に侵されていない者を見つけると危害を加えて来る事もあるそうだが……そこにはこれといった法則性は見つかっていない」
#ランベルト
「それで、神官戦士団や冒険者たちを中心に避難の誘導を始めてくれた……という状況だ」
シャルロット
「……決まったルートを巡回、ですか」
#ギル
「……そ。そのルートがさっき名前を出した〈虚啓示録〉の場所に繋がるんじゃないか、っつーことで、先にアランに調べて来て貰ったのよ」
#ギル
で、その情報をランベルトに届けて、さっきの話に戻る、と。
ソルティア
「……何かを守るように巡回している、と言う事ですか?」
#ランベルト
「ああ」 ソルティアに頷き。
シャルロット
「判りやすい……ですが、これだけ大きな規模なのであれば、殊更隠すこともないということでしょうか」
#アラン
「……ま、判りやすくてもその間に何らかの目的を達せられる、ってことなんだろ」
ソルティア
「主戦力である兵士があちらの手の内ですからね……冒険者だけでは、どうしても手が足りなくなりますし」
#バルトロメウス
「重傷者は多く出てしまっているが、幸い、確認出来た限りでは死者は出ていない」
ヤンファ
「ほォ」 バルトロメウスに視線をやり  「ソイツは何よりの幸運だ」
シャルロット
「死人が……?」 これだけのことが起きていて、死人が無いのか
エリカ
「……確認できた限りは、ですか」
#バルトロメウス
「ただ、避難が進んでいるのはまだこの新市街の付近だけだ。……他の区域を見ていけば、死者が発生してしまっている可能性は高い」
ソルティア
「……どこも手が足りてませんからね。仕方ないでしょう」 少し言葉に詰まってから言う。<他の区域は死者が
#アラン
「……ま、やっぱそこを疑問に思うよなァ」 シャルに。
#アラン
「が、今はそこを気にするよりも、この呪音を止めることが第一だ。それをどうにかしなきゃ、この事態は収まんねェ」
ヤンファ
「逆に不自然、ってのは解るがなァ」 アランの言う通りだ
シャルロット
「ここを、儀式の祭壇か何かにでも見立てているのでしょうか……」
エリカ
「……」 結局何の気休めにもならないのは確かだ。
エリカ
「それで、目星のついた場所っていうのはどこなんですか」
#ランベルト
「……そうだね。〈虚啓示録〉についての話に移らせてもらおう」
#ランベルト
「〈虚啓示録〉とは、呪素発生装置と〈HRユニット〉の発展型と呼ぶべき魔動機械だ」
#ランベルト
「《呪素》を発生させ、それを保護し、大気中に放出させても摩耗させなくする……という機能を持っていると考えられる」
シャルロット
「……」 わからないことだらけだ。首を左右に振ってランベルトの言葉に意識を向ける
#ランベルト
「その呪素が、《呪音》となって鳴り響き、それを受けて体調不良を訴えるものが出てきているのだろう」
#ランベルト
「そして、その呪音に対して、呪素に対する〈HRユニット〉と同じ機能を果たしているのが、公国軍に支給されている魔動通信機だ」
#ギル
「……公国軍で支給される通信機は、普通とはちょっと違った仕様みたいでね」
ヤンファ
「………」 前に言っていた“日常に潜む計画”の一端がそこにあったとは
シャルロット
「……」 ヤンファのヤツは大丈夫なんだろうか。ふと首を傾げ
#ギル
ヤンファのは別物だ。
ヤンファ
「……私物買っといて良かったわァ」
ソルティア
「ぞっとする話ですね……」 うちも一年前までは持ってたんだろうか
GM
ソルも軍人時代は使ってたかもしれないな
GM
退役するときには一般に流れないように回収されるので
シャルロット
「それで、公国軍全体が機能不全に陥っているということですか」
#バルトロメウス
「そういうことになる」
#ギル
「軍人用に通常のものとは少し違って素早い通信を可能にする為に、魔動波の発信・受信性能の強化が図られている……といった感じみたいでね」
ヤンファ
「そこから計画通りってか……どんだけやる気まんまんだよ」
#アラン
「まったくだぜ。何処から誰が仕組んでたんだっつーの」
エリカ
「とにかく、私達が使ってるような、一般のは平気なんですね?」
#ランベルト
「ああ、一般人で通信機を持っている者で、呪音に操られている者は今のところ発見されていない」 理論的にも大丈夫、と
シャルロット
「とはいえ、体調不良程度には影響が出ると
ソルティア
「一年前にこの事態が起こってたら、僕も街をうろつきまわる羽目になっていましたね……」 おっそろしい話だ
#ギル
「……おっさん青年は相手したくないわぁ」 堅いからやーなの。
ソルティア
「銃兵に総狙撃される事になるのも嫌ですね……」 硬いのは承知されてるんだ。
#ギル
「おっさん一応こっちなんだけどそれでもやなのよね……」 ばーんと拳銃を撃つような仕草しつつ。
ヤンファ
「俺はデザインが気に食わねえから自分のモン買ってたが、それが幸いしたわ」
シャルロット
「ストラップつけられませんもんね……」
ヤンファ
「それもあるな」  「ま、それはいいが」
エリカ
「そういう話は今度でいいです」
#バルトロメウス
「この状況を脱するには、すべての兵士から通信機を取り上げるか、〈虚啓示録〉を停止させるか、しかない」
シャルロット
「そして、前者は不可能だと」
ヤンファ
「明らかに後者だな」
エリカ
「停止……っていうか、壊してしまえば、音は止んで、元に戻るんですね?」
#アラン
「……そう信じたいな」
エリカ
「……」  「どうなんですか」 装置が止まればそれでいいのか。>教授
#ランベルト
「呪音という命令を定期的に受け取っていなければ動けない、と私は推測している。虚啓示録の停止で音が止めば、兵士たちも正気に戻るはずだ」
#ランベルト
「……ただ、時間差はあるかもしれないが」 停止させてすぐには戻らないかもしれない、と。
シャルロット
「そうですね。……後遺症のように、呆ける人が出ないとも限りません」
エリカ
」 後遺症。呆ける。嫌な想像。
シャルロット
「或いは……通信中継塔を黙らせるのも一つの手段では?」 通信機がらみなら、アレが沈黙するだけで影響が消えるのではないか
#ランベルト
「いや、駄目だ」 シャルロットに首を横に振った。
ヤンファ
「音そのものが通信機に反応してる、じゃァねえのか?」
#ランベルト
「ああ。《呪音》は、〈虚啓示録〉から通信機に直接送信されているようなものだ。中継塔を介している訳ではない」
シャルロット
「そうですか……」
ソルティア
「……一応、前者も検討しておくべきかもしれませんね。避難誘導に当たっている冒険者方に、通信機を取り上げる機会があったら取り上げてもらいますか?」
ヤンファ
「相手を純粋にブチのめすより体力がいるぜ。ただでさえ疲弊してる中だと、正直おすすめはできねえな」
#アラン
「既に出来る奴にゃそうさせてる。が、とてもじゃねェが追いつかねえんだ」
#アラン
「冒険者の中にも、身体の不調を訴える奴はわんさか居る」
ソルティア
「そうですか……まぁ、出来る範囲内でやってもらうしかありませんね。本命はやっぱり本陣の破壊ですか……」
ヤンファ
「……大体、取り上げた瞬間に自分が操られるかもしれねえしなァ」
#バルトロメウス
「……その可能性も考えられるな」
ヤンファ
「普通の奴なら、そんな危険冒したくはねえ筈だ」
#ギル
「……ま、そういう訳で虚啓示録を停止させるしかない訳よ」
シャルロット
「その対応を他の冒険者には頼めなかったのですか?」
#アラン
「使えない状態になっちまってる奴に、事情を知らねェ奴……、そんな奴らに事情を一から説明してる時間がありゃ、一人でも多くの人間を助けるべきだったんだよ」
#アラン
「……本当は他の冒険者に頼みでもしたいとこではあるんだが」
ヤンファ
「……エリカちゃん、ついていけてるか?」
エリカ
「大丈夫です!」 苛立ちの篭った声でヤンファに返す。
ヤンファ
「………」 一瞬眼を丸くし  「……そうかィ」 特に咎めることもなくエリカに頷いた
#アラン
「……落ち着け、エリカ。お前らにはかなり危険な仕事を頼まなければならねェんだ。冷静に聞いとかねェと、助けられるもんも助けられなくなるぞ」
エリカ
「……」 深く息を吸い、吐く。 「……すいません、解ってます」
#アラン
「……よし」
ソルティア
「……この事態さえ収束すれば、公都に危険は無くなるんだ。今はそれがきっと一番の近道だ……頑張ろう、エリカちゃん」 安心させようと軽く背を叩く。
エリカ
「……はい」 ソルティアの言葉に、目は合わせず、ただ頷き。
#アラン
「お前たち程実力がある奴も、もうこの街にはそう多くはねェ」
シャルロット
「……?」 実力が、というくだりは、どうも腑に落ちなかったようで不思議そうに首を傾げて
ソルティア
「……高い実力を持った冒険者は、北へ渡っていってしまう事が多いですしね」 一攫千金を狙って。
#ギル
「……そういうことだね」
シャルロット
「兎も角……動けるのは私たちだけ、と」
#バルトロメウス
「そう思ってくれて構わない」
#バルトロメウス
「それに事件の根幹に関わるのは、君たちであって欲しいと思う理由も、ないではない」
シャルロット
……そう、ですか。ところで」 バッカス小父様は?と。続けずに途中で言葉をきった。
#バルトロメウス
……」 目を伏せて、首を横に。
ヤンファ
「………」 バルトの言葉に  「……その口ぶりだと、アンタ……」
ヤンファ
「……いや、今はいいな」 首を横に振った
シャルロット
「……」 ランベルトには聞きたいことがあったけれど、今はその時間も惜しいか口を紡ぎ
#ランベルト
「……では、〈虚啓示録〉の無力化について話を始めよう」
#ランベルト
「まず、虚啓示録の数だが、これは公都に合計で3つ存在しているはずだ」
エリカ
「……3つ」 一つ、じゃないのか。
シャルロット
「3つも……?」
ソルティア
「……多いですね」
#ランベルト
「非常に強固な造りとなっているらしく、呪素発生装置よりもずっと破壊は困難だろう」
#ランベルト
「そこで、君たちにはそれぞれを停止させてもらう」 と、停止の為の操作をメモした紙を渡そう。
ヤンファ
「………」 となると手を分けるか。いや、危険かもしれないが……などと考える
#ランベルト
停止自体は簡単な操作だとおもいねえ。
シャルロット
ここを押す ↑  とエドゥアルトのキレイな絵で説明されているのだ
#ランベルト
だそうだ。
#ランベルト
さすがエドゥさん器用だな。
シャルロット
無駄なところが得意だ
#ランベルト
「そして、この3つはほぼ同時に停止させる必要がある」
ヤンファ
「……となると3手か」
シャルロット
「同時に」 難しい作業になるな
エリカ
「同時……? 別々じゃ駄目なんですか?」
#ランベルト
「理由は2つ。まずは〈虚啓示録〉は単独でも《呪音》を発生させられる可能性が十分にあること」
#ランベルト
「2つ目、ほぼ同時に停止させなければ、その間に兵士たちによって再起動される恐れがあることだ」
ヤンファ
「成程なァ」
シャルロット
「なるほど……」 まあ、時間の無駄ではあるけど。
エリカ
「……」 確かに言われてみればその通りだ。破壊……は困難だと今しがた言われたばかりだし。
#アラン
「……ま、それでもすぐに兵士たちが止まんなかったらおじゃんになる可能性はあるんだが、その場合はドカンと行くしかねェな」
ヤンファ
(エリカちゃんは単独にできねえな……となると3人のどこかにエリカちゃんを、か)
シャルロット
1箇所を全員で占拠しにいって、誰かを残して守りに付かせる。残りの人間を次にいかせてそれをもう一度、という方法でも、不可能ではないっていう話だな?
ヤンファ
それも考えたな
#アラン
不可能ではないな。
シャルロット
ま、効率的ではないが、ギミック理解としてはそれで正しいはずだ
#アラン
うむ、勿論その手を取ってくれても構わない。
#バルトロメウス
「〈虚啓示録〉の場所は」
シャルロット
「……」 どこだろう
#バルトロメウス
「ひとつ、行政区・公国大会議場の傍」
#バルトロメウス
「ふたつ、新市街北部・商業区との境目付近」
#バルトロメウス
「そしてみっつ、旧市街・ライフォス神殿の傍だ」
ソルティア
「神殿のッ……」 思わず声が出た。
エリカ
「……」 拳を握りこむ。
ヤンファ
「まァた大胆なコトしてくれたなァ」
シャルロット
……」 気難しい場所が多いような
#アラン
「……まったくもって、不敬者揃いなもんだぜ」
#ギル
位置関係は、(北)新市街北端〈宵の明星亭〉大会議場旧市街(南)
シャルロット
縦一本だったのか?
#ギル
厳密には違うよ。
エリカ
旧市街が一番遠いか……
#ギル
「何処から行ってもらうかは勿論自由だけど」 エリカとソルティアを見た。
ソルティア
「……神殿の方は、途中で大会議場の装置へ寄っていけそうですね」
エリカ
「……そうですね」
ヤンファ
「それに関してだが……」 位置を頭の中で考えつつ
シャルロット
「……」 行きたいところは決まっているだろう
ヤンファ
「大まかに二手に分かれて行くべきだと思う」 2本指を立て
ソルティア
「……二手に、ですか?」 私情が入りそうなのでまずは話を聞く。
シャルロット
「北側と、南側ですね」
ヤンファ
「今考えてるのは、俺が新市街へ」
ヤンファ
「シャル、ソルティア、エリカちゃんは行政区へ3人で行って貰って」
ヤンファ
「そこを制圧したらソルティア、エリカちゃんはそのまま旧市街へ向かう」
ヤンファ
「……と、こんなトコだ」
シャルロット
「その前にアランさんは数に加えても?」
#アラン
「無理だ。俺はこれから別の区画の奴らの避難誘導に加わらなきゃなんねェ」
シャルロット
「それでは仕方ありませんね……」
ヤンファ
「だなァ。どうしてもこの状況だと護りに徹しなきゃならねえ」
#アラン
「身体が2つありゃ、そりゃ手伝うけどよ」
ヤンファ
「そんなことが出来りゃァ最初から苦労しねえわ」 肩すくめて
エリカ
「……なら、それで行きましょう」
ソルティア
「……妥当だと思います。隠密行動に長けたヤンファさんが単独で、他三人は固まっていく……」
ソルティア
「防衛に優れたシャルロットさんを制圧後の守りに残して、攻勢に優れた僕がエリカちゃんに援護を貰いながら旧市街地へ……」 私情挟まってないよな、と自分で確認しながら。
#アラン
勿論一本道ではないから、直接旧市街に行くより、行政区へ立ち寄ってから行くと余計に時間が掛かることは承知しておいてくれ。
シャルロット
「いえ……」 言葉をさえぎって
シャルロット
「大会議場には、私ではなくヤンファさんが向かってください」
ソルティア
「? シャルロットさん、それはどういう……」
ヤンファ
「お前単独で動けるほど身軽じゃァねえだろ」 火力も凄いってワケでは。
シャルロット
そういえば、制圧先の場所に警邏の兵士とか姿は確認されてるのかしら?
#アラン
無論だ。
#アラン
虚啓示録の周りには基本的に結構な数が居ると考えておいてよい。
シャルロット
「私は一人で大体のことはできます。それに、ヤンファさんたちはまとまって活動できるならそのほうがいい」
エリカ
「……確かに貴女は戦士でも、癒し手でもあるけど」
ヤンファ
「………」 眼を細め  「あのなァ」 また始まったよ、という顔で
ヤンファ
「………いや」 首を横に振り  「てめぇがそうしたいならそうしろ」
エリカ
「……いいんですか」 とヤンファへ。
ヤンファ
「言い出したら聴かねえんだよ、面倒くせえがな」
ヤンファ
「色々と言わせて貰いたいコトはあるが、今はそれどころじゃねえからな」
シャルロット
「大丈夫私のコンディションは、過去無いほど良好ですから」 自分が薄気味悪いと言わんばかりの自嘲的な笑みで返して
ソルティア
「……それで、シャルロットさんはどこへ向かうんですか?」
シャルロット
「私は北の市街地北端へ」 さっとソルティアに応えつつ
ソルティア
「一人でそこまで辿り着いて、機械を停止させ、その後全ての機械を止めるまでそこで機械を守れますか?」 責める感じではなく、確認する感じで。
ヤンファ
「ソルティア、説得するだけ時間の無駄だ」
ヤンファ
そう言ったヤンファの表情は若干うんざりしたものだ
シャルロット
「騎士神ザイアが神官戦士、守りの戦いこそ真骨頂です」 そんなの、聞くまでも無い
ソルティア
「いえ、説得ではないですよ。確認です。今やるべきことを見失わない自信があるかどうか」
シャルロット
「むしろ、皆さんの体調が気がかりです。接近したときに負荷が増えることも考えられますから」
エリカ
「……本気で言ってるの? それ」
シャルロット
「……?」 どこの部分にかかっているのだろう?
エリカ
「……いい、もう。失敗しないって言うんなら」
ヤンファ
「あァ。今はいちいち揉めてる時間も勿体ねえからなァ」
ヤンファ
「ただ、一つだけ俺からも言っておくがな」 >シャルロット
ヤンファ
「お前はなんでも自分一人で突っ走ろうってコトが多いんだよ。その時、お前は決まって周りを顧みる能力が低下する」
ヤンファ
「いつかそれが仇にならないようにしろよ」 かなり危惧してることだからな
シャルロット
「あはは……その辺りは、その、自戒しておきます……」
シャルロット
「ですが、やはり人員配置はそのほうが効率的なのは間違いありません」
ソルティア
「……今は余所見をしている暇はありませんから。今回の事件や、この“音”に貴女が何らかの因縁を持っていることは分かります……が、今は気をしっかり持って、やるべき事を成してください。お願いします」 小さく頭を下げて。
シャルロット
「……あの、一応我侭ではなく、一番良いと思った案を提示しただけなんですが?」 あ、あれー。何だかルナのときと同じ反応が多いよー?
#アラン
「ま、そんだけお前を心配してるってこったろ」
ソルティア
「すみません。ですが、今日は少しボーっとしている事が多いように思えましてね」 困ったように笑い。
ヤンファ
「……で」
ヤンファ
「制圧した時の合図だが……通信機が使えねえとなると厄介だなァ」
シャルロット
「それについては、色々やりようも……」
#ランベルト
「その点についてだが
#ランベルト
「シャルロット君の通信機との通信は、可能だったね」
ヤンファ
「あァ」 ランベルトに頷き
シャルロット
「あ、はい? 私の通信機ですか? ……恐らく可能です」
エリカ
「多分、アンネリースちゃんが改造したせいだと思いますけど」
#ランベルト
「同じものではないが、それと似たようなものは急ぎ用意しておいた」 正確にはさせておいたっていうか勝手にしてたっていうか。
ヤンファ
「……気が利きすぎて怖いなァ。マジで助かるぜ」
#ランベルト
「魔動波妨害の中でも、相互にこれを取り付けた通信機同士ならば、通信が可能となるはずだ」
#ランベルト
小さな機械を取り出して。
シャルロット
「ああ……」 そんな便利なものがあったんだ。私はギルに色煙でも用意してもらおうかとおもったのだが
ヤンファ
俺も発煙筒的なものを考えてた
#ランベルト
文明の進化。
シャルロット
〈色煙〉っていう、こういう機会しか出番がなさそうな消耗品グッズがあるんだぜ
#ランベルト
存在を忘れていた。
シャルロット
そして私のシグナルバレットは深い眠りについた
ソルティア
「助かります、教授。……使い方は変わりませんよね?」
#ランベルト
「ああ、変わらない。……そうだな、娘が君たちに後で手渡したいものもあると言っていた。これをそのついでに渡して、取り付けて貰ってくれ」
ソルティア
「アンネリースさんにですか? 分かりました」
シャルロット
「なんだか、アンネリースさんが私たち専属のウェポンスミスになっていただいている気がしなくもありません」 苦笑気味だ
ソルティア
「楽しそうですから、それはそれでよいと思いますけどね」 小さく笑って。
#ランベルト
「……まぁ、彼女としては本望だろう。私にとっては、あまり兵器や武器開発に携わるのは控えて欲しいのだが」
シャルロット
「娘の成長が複雑なのは親の常だと、お父様が夜ぼやかれていました。心中お察しします」
#ランベルト
「……はは、まったくその通りだ」
ソルティア
「義妹の成長は嬉しいものですけどねぇ」 そんな話じゃない
#バルトロメウス
「……何にせよ、これで方針は決まったか」
ヤンファ
「あァ、細かいことは大体行きしなに言えばいいからな」
#ギル
「とりあえず、まずは虚啓示録を停止させること。その後は……どうすべきなのかね、これは」
#アラン
「虚啓示録の周囲よりも守りが堅いのは、公城だ」
ソルティア
「……ひとまず虚啓示録を停止させて、兵士が元に戻ったら、一度ここに集まりますか?」
シャルロット
「その後は……余力があれば犯行の意図と、主犯の拘束ではないかと思いますが」
ヤンファ
「となると、城へ乗り込むワケか」
#アラン
「連中の目的は、多分そこにある」
#アラン
「今シャルロットが言った2つのことを見るにゃ、城へ行かなきゃなんねェだろう」
エリカ
「……どういうことですか?」
ヤンファ
「そう言う理由があるんだな」
#アラン
「さぁなぁ、公王のおっさんを殺すことでも考えてんのか、はたまた別の目的でもあんのか」
シャルロット
「であれば……現地へ直接、で問題ありませんね」
ソルティア
「と言う事は、鎮圧を確認し次第、公城へ?」
#ギル
「……兵士が元に戻るのかの確認は、すぐには出来ないかもしんないけどね」
シャルロット
「……まさか、登城をこんな形でやるかもなんて、思っても見ませんでしたが」 ぽそっと小声でぼやきつつ。
ソルティア
「ですが、確認せずに虚啓示録の元を離れて、再起動させられては意味がありませんし……慎重に行動しないといけません」
#ギル
「……ま、ある程度の確認は頼む、ってことにしとこう。その辺りは臨機応変に、だ」
エリカ
「……兎に角、装置を停止させたら、お城へ向かえばいいんですね」
#バルトロメウス
「無論、一度此処へ戻ってきてもいいだろう。此処には、常にこの中の一人は待機している状況にしておけば、その場合にも困ることはないはずだ」
ソルティア
「虚啓示録を止めれば、通信機が使えるようになるかもしれませんしね。他の方に連絡を取れば、兵士の動向も分かるかもしれません」 通信機は普通の通信機ね
#アラン
「だな。妨害機能も一緒に付いてる場合は、それで繋がるようになるはずだ」
ソルティア
「どうにも兵士の動向が掴めない場合は、一度戻ってきてもいいと思います。公城へ向かう場合は、その近辺を集合場所として決めておいた方がいいでしょうね」
ヤンファ
「城の近く、か」 何があったかな、と考え
#アラン
「中継塔は目立つが、ちょっと城からは遠いか……?」 行政区を挟んではいる。
シャルロット
「通信は出来るんです。時々で相談して指針を変えましょう」
ソルティア
「そうですね、この四人の間では通信が繋がりますから、連絡は密にするようにしましょう」
ヤンファ
「そうだなァ、そんときに考えるとするか」
エリカ
「……解りました」
ヤンファ
「中継塔にも兵を置いてる可能性はあるんじゃァねえか?」
#ランベルト
「今回の場合は重要な施設ではないが……どうだろうな」
ソルティア
「公城の近くには行きませんから、地理は余り分からないんですよね……」
シャルロット
「私は、近寄れませんでしたから……」
エリカ
「……私も正直そのあたりのことはちょっと」
#アラン
「とはいえ、あの辺でどこからでも目立つっていうと城か《デュークダム・ピラー》しかねェんだよな」
#アラン
「その辺に詳しくねェ奴らが多いみたいだしよ」
ヤンファ
「……ンー、オーケィ」
ヤンファ
「装置的にも中継塔は俺が一番近い位置になる。装置を止め次第、中継塔の様子を探ってから追って連絡する」
ソルティア
「分かりました、ひとまず中継塔が集合場所ですね。駄目なようなら、また改めて通信を取りましょう。取れなくなった場合は、ここまで戻ると言うことで」
エリカ
「……解りました。それじゃあ、中継塔に、ですね」
ヤンファ
「ま、とりあえずは先に目の前の行動だ」
#バルトロメウス
「ああ、各々自分の為すべきことをするとしよう」
エリカ
「はい。行きましょう」
#バルトロメウス
「それと
ソルティア
「はい?」
#バルトロメウス
バッカス大使閣下を見かけた時は、頼む」 具体的に何を、とは言わずに。
ヤンファ
「へいへい」 深くは問わん
ソルティア
「……分かりました」 小さく頷き。
シャルロット
「承知しております、バルトロメウスさん。……任せてください」 こく、と頷いて
エリカ
「……」 あ、と。言われて(ようや)く、その人が居ないのに気づいた。
ヤンファ
「なんだァ、今頃気付いたって顔してるぜ」 >エリカちゃん
#アラン
「おいおい、今更気付いた顔すんなよ」 くけけ、といつものように笑って。
エリカ
「……茶化さないでください。焼きますよ」
#アラン
「焼くのは嫉妬にしてくれよォ」
ヤンファ
「この辺にしとこうぜェ」
#ギル
「……よっし、それじゃ、みんな頑張ろうか」
シャルロット
「はい、頑張りましょう!」 気合一発、いつものテンションで
ソルティア
「えぇ、頑張りましょう。このような事態、長く続けるものではありませんからね」
エリカ
「はい。……行きましょう」
#アラン
「おう。じゃ、お前らもしくじんなよ」
ヤンファ
「解ってるって」
#バルトロメウス
「それでは、私も市民たちの避難誘導に戻ろう」 立ち上がって、アランと一緒に出ていこう。

GM
君たちは部屋から出、アンネリースに例の対ジャマーのユニットの取り付けを依頼する。
#アンネリース
うん、おっけー」 話は通っていたのだろう。彼女は二つ返事で頷いて 「ついでに別のもつけるから」 と言う。
ソルティア
「はい、お願いしま……え?」
シャルロット
「別のものですか……?」
ヤンファ
「おォ?」 なんぞ
エリカ
「……別の?」
#アンネリース
「さっき用意しておくって言ってなかった? 言ってなかったっけ」
#エドゥアルト
「言ってた気もするが覚えてねェ」
#アンネリース
「兄さんは黙って手伝って」
#エドゥアルト
「面倒くせェ……」 言いつつ、それぞれの通信機に取り付けの手伝いを。
ヤンファ
「初耳だぜェ?」
ソルティア
「いえ、言っていましたが……通信機に関わるものだったんですか?」
エリカ
「……」 今度は何する気なんだろう……
#アンネリース
「あ、別のはアビス。つまりアビス貸して」 手を出した。
ソルティア
「アビスですか?」 はい、と何の洗練もされてないアビスを渡す。
シャルロット
「……アビスにオプションつけられるんですか?」
#アンネリース
「うん」
#アンネリース
「ただ……出来るだけ、使わないでね」
ソルティア
「……最後の切り札、と言う感じですね?」<出来るだけ使わないで
シャルロット
」 あんまり保障はできないな。ついさっきリミットブレイクをはじけてたし 
#アンネリース
「アビスを使ってきたみんななら分かると思うけど、本来使わない身体の力を引き出すのって、すごく疲れるの」
ヤンファ
「だってよ」 シャルをジト目で見る
#アンネリース
「これも、それと同じようなもの」
エリカ
「……使うと、リミットブレイクしたみたいになるってこと?」
#アンネリース
「大体合ってる。ただし後でクる」
ソルティア
「筋肉痛みたいなものですかね……」
#エドゥアルト
「翌日に来るだけまだマシだな」
ヤンファ
「オッサンじゃねえか」
#エドゥアルト
「歳取るともっと遅れて来るんだよ」
#アンネリース
「パパが言ってたよね」
ヤンファ
「リアルな話は勘弁しろって……」
#アンネリース
話しながら、ちゃっちゃかと作業をしていって
#エドゥアルト
「こっちは終わりだ」
ソルティア
「だそうですよ」 その場のノリでシャルを見る
シャルロット
「……あの。ええ」
#エドゥアルト
「これで、この中でもアンタら同士の通信は出来るはずだ」
ソルティア
「あ、ありがとうございます、エドゥアルトさん」
エリカ
「……あ。ありがとう」 通信機受け取ったーの。
ヤンファ
「サンキュ、今度何かオゴらせてもらうぜ」
#エドゥアルト
「じゃァ期待しとくからな」
ヤンファ
「おォ、任せとけよ」
#アンネリース
「こっちも終わり」
〈ルアリッド・ソウル・ユニット〉

基本取引価格:非売品

知名度 13 形状 【アビス】に取り付ける使い捨ての外部ユニット カテゴリ消耗品
概要 装備者のPPを一度だけ「3」点回復する 製作時期現代
効果
☆這い出る深淵の力  このアイテムを取り付けた【アビス】の装備者は、補助動作で宣言することによって一度だけPPを「3」点回復することが出来ます。
 ただし、この効果を使用すると、次の就寝から起床した時から24時間の間、すべての行為判定に-3のペナルティ修正を受けます。
エリカ
「……」 かなり反動が大きそうだ。
ソルティア
「筋肉痛ってレベルじゃないですね……分かりました、出来る限り使わないように心がけます」 こくり頷き
シャルロット
「……」 これは、使うわ! 間違いなく!
シャルロット
「……ええっと……有効活用しますね?」 ややひきつった笑みで
ソルティア
「駄目だこのシャルロットさん、完全に使う気だ」
ヤンファ
「……これだからシャル一人にしたくねえんだよなァ」
#アンネリース
「……正直、これは私も使わないで欲しい」
#アンネリース
「使わずに済むように、最大限に努力して」
シャルロット
「ぜ、善処します……」
エリカ
「……うん、極力使わないようにする」
ヤンファ
「まァいい。これ以上の会話は終わらせてからにするぜ」
ソルティア
「今日使って、明日何も無い保証はありませんしね……」
#エドゥアルト
「ああ、さっさと頼むぜ。俺の面倒が長引くんでな」
ソルティア
「……とにかく、もう出発しましょうか。時間がありませんからね」
シャルロット
「はい! がんばりましょう、皆さん!」