虚ろの輪音

第一部 第四話「混迷に至る道」 - 05

エリカ
「……は、ぁ」
ソルティア
「わわっ」 煙ってやがるぜ。シャルロットを引っつかんで煙範囲から離れよう。
シャルロット
「ぅわ、わ……!」 もっていかれた 
ジャン
「……やれやれ、かァ」 納刀
エリカ
「みんな、大丈夫……!?」 たた、と駆け寄り。
エリカ
きょろきょろ、と周り見つつ。
GM
流石にこれ以上兵士が駆けつけて来る事はないようだ。
シャルロット
「ご、ごめんなさい、ソルティアさん……! 怪我、怪我が酷いのに」 あわわ。
ソルティア
「……これで魔動機も潰しましたか。後は皆を探すだけですが……」 その前に自力でアースヒールしておきますね。
シャルロット
ち、治癒ー! 私がするよ
ソルティア
「いえいえ、これくらい慣れっこですよ」 にこにこだくだく
シャルロット
「騎士神ザイアが名の下に!」 傷に優しく手で触れて、ウーンズを打ち込むわ
シャルロット
えい 2D6 → 1 + 2 + (9) = 12
シャルロット
とう 14 = 5 (6 + 3 = 9) + 【9】 威力 : 10
エリカ
「ごめんなさい、こっちはもうあんまりマナが……」
シャルロット
もいっちょ 2D6 → 5 + 5 + (9) = 19
シャルロット
とう 12 = 3 (6 + 1 = 7) + 【9】 威力 : 10
ソルティア
「僕はマナが残ってますから、シャルロットさんは温存……いえ、ありがとうございます」
シャルロット
「やらせてください。こんなことしかできませんし」 えいえい。
ソルティア
「あの魔動機ぶっ壊しておいてそれは無い気がしますが……」
ジャン
煙が上がっているのも無視し、先へ歩き出す
ジャン
歩きながら聞き耳だ>先の道 2D6 → 2 + 5 + (8) = 15
GM
広い部屋の先には、部屋の規模に比べて小さな扉をひとつ発見出来る。
GM
それ以外にも扉らしきものはあるのだが、そこはまぁ所持している鍵では開かないし、物音もない。
GM
小さな扉の先からは、人の気配を感じる。
ジャン
「……ようやく辿り着いたなァ」 
ジャン
と、癒しているのを尻目に扉の前に立つ
ジャン
全員が来るのを待とう
シャルロット
「はい。みんなの安否を確認しましょう」
シャルロット
ソルティアの手当てをある程度終えたあと、ジャンの元へ
エリカ
ソルティアがだいたい治ったらジャンのとこいくよ。
ソルティア
一応自己アースヒールもしながらジャンのところへ行こう。 2D6 → 1 + 3 + (6-4) = 6
ソルティア
6 = 0 (2 + 1 = 3) + 【6】 威力 : 0
GM
鍵を探れば、ひとつ、その扉に適合するものがある。
ソルティア
「お待たせしました……当面はこれで大丈夫です」 とジャンに並んでから告げて。
ジャン
「着いたぜェ。ほら、エリカちゃん」 鍵の一つをピンと投げて渡し
エリカ
「わ、と」 >わたわたときゃっち。
ジャン
「その部屋の鍵だ。自分で開けな」
エリカ
「罠があったらとか考えないんですか」 と言いつつ扉の前へ。
ソルティア
「……この奥に何かいることは無いでしょうが……エリカちゃん、一応僕が前に立つから、隠れてね」
ジャン
「無ぇって」
エリカ
「あ……は、はい」
エリカ
「……とりあえず、鍵、開けますよ」
シャルロット
「……」 無事だといいな。後ろで見守っている
エリカ
言いつつ鍵を差し込んで。がちゃり。
ソルティア
まぁ鍵は開けてもらいつつ、扉に半分被るくらいの位置にいよう。

GM
かちゃりと、鍵と扉が開かれる。
GM
その先は最初の人質たちを発見したのと同じような構造の部屋だった。
GM
そして、奥の方に固まっている6人の人の姿。
ジャン
6人。
ジャン
5+教授か
エリカ
「あ……」
GM
その中には、モニカとアカシャの姿もあった。
ソルティア
「……アカシャ……」 ほっとした声を出して
エリカ
「モニカ!」 と思わず声上げ。
シャルロット
「……ジャンさん、私と外を見張っていましょうか」 どうやら大丈夫そうだ
#モニカ
「姉さ……? げほっ……ごほっ……!」 エリカの声に反応して、顔をあげようとするが、咳き込んでそれが中断される。
#アカシャ
「義兄さん……! エリカさん……!」
#アカシャ
アカシャはモニカの横で、彼女の身体を支えるようにしている。
エリカ
「モニカ……っ!」 たた、と妹に駆け寄り。
ジャン
「………見張りは一人で頼むわ」 中の様子を確認して
シャルロット
「……了解」
ジャン
「あの女の様子を見てくる」 ふらっと歩き出し
ジャン
ルナティアたちが居た方へ歩き出す。無論関わるつもりはない
ジャン
単に一人になりたかっただけの口実だが、一応様子は探ってこよう
シャルロット
では。私は扉の外で皆を背にするようにたって警戒姿勢。
ソルティア
「アカシャ……よかった。無事かい? 何か変なことはされなかった?」 兜を外しつつ中へ入って行こう。
#アカシャ
「……はい、私は大丈夫です」 泣きそうな顔で、尚且つ涙目ではあるが、横のモニカの方が余程酷い状態だ。抑えているのだろう
ソルティア
「……よく頑張ったね」 一度肩に手を置いて、小さく微笑んでから抱き寄せよう。>アカシャ。
#アカシャ
「っ……」 抱きしめられると泣きそうになるけど、それもどうにか我慢して。
#モニカ
「ごめ、んね……」 泣きそうな顔で、エリカに謝りつつも、その咳が止む様子はない。
エリカ
「モニカ、無理して声出さなくていいから」  「……ばか、何謝ってるの」
#アカシャ
「……エリカさん、モニカ、さっきからずっと苦しそうで……。早く、お薬を」
エリカ
「薬、持ってきたから」 言いつつ取り出し。水袋も。
#モニカ
「うん…………げほっ……」  エリカに頷いて、涙目で俯く。
シャルロット
「……」 移動は難しいだろうか。救出に来てもらうほか無いなら何か考えないと
ソルティア
「………」 優しい笑顔のままアカシャを離して。 「さ、もう一頑張りだよ、アカシャ。これから皆で帰らないといけないからね……お義兄ちゃんに甘えるのはそれからって事で?」 ちょっと意地悪な笑みになって頭を一撫で。
#アカシャ
「……は、はい」
エリカ
モニカの背中さすってやりつつ。 「……飲める?」
#モニカ
「……」 こくりと頷き、エリカに手伝ってもらって薬を口に入れよう。
#モニカ
いつもならば、これで症状は収まるはずだ。
#モニカ
しかし
#モニカ
「っ……ごほっ……」 薬を飲んだとほぼ同時にまた咳き込む。
エリカ
「モニカ……っ」
ソルティア
「………」 咳き込むモニカを見て険しい顔になって。 「……エリカちゃん……薬が……?」
#モニカ
「何、で……」 口元を押さえて、咳を止めるようにするも、止まる様子はない。
シャルロット
「……大丈夫ですか?」 見張りに専念していたが、危険な雰囲気に振り向く 
エリカ
「……誘拐されて、心身に負担がかかったせいかも」
エリカ
「……」 薬が効いてない、とは言いたくなく。思いたくもなく。
ソルティア
「……急いで戻ろう。よく分からないけど、ここにいて症状が緩和する事は無さそうだ」
#アカシャ
「……はい、早く、休ませてあげないと」
ソルティア
「じゃあ皆、早くここから出て行こう。他に捕まった人達は、入り口の近くにいるから……」 「教授も、申し訳ありませんが、しばしご同行願えますか?」 と教授に言って。
シャルロット
「待ってください、先ほどの場所での戦闘が、終わってるかどうか定かじゃないです。まだ動かないほうが」 ルナティアの、という単語は控えて言う
#ランベルト
「君たちは、我々を救出に来てくれたと見て間違いないようだね」 その様子を見ていた男性が口を開く。
シャルロット
「はい。間違いありません」
ソルティア
「えぇ。このような状況でお会いする事になるとは思っていませんでしたが……ソルティアと申します」
#ランベルト
「礼は、脱出した後に言わせてもらうとしよう」
#ランベルト
「ランベルト・ロートシルトだ。詳しい事情等も、今は後回しとしよう。皆、心身ともに疲弊し切っている。安全な場所へ急がなければ」
エリカ
「アビス、エナジーサプライ」 一先ずMP回復させて。『癒しの舞を』 気休めだと思いながらもウィスパーヒールをモニカへ。
2D6 → 4 + 4 + (10) = 18
シャルロット
「今、ジャンさんが状況を確認に行かれました。戻り次第出発しましょう」
ソルティア
「シャルロットさん、ジャンさんはまだ戻ってきてませんか?」 といっても同じ部屋だから近くだろうけど。
シャルロット
「私はシャルロット=ヘリオドールです。また、詳しくは後ほど……」
#モニカ
「……けほっ……」 咳は止まらないが、無理やり笑顔を作って、エリカへと向けた。
エリカ
「……」 笑顔に居た堪れなくなって。 「……大丈夫、ちゃんと無事で家に帰れるから」 ぎゅ、とモニカ抱きしめてやり。
ソルティア
「さ、モニカちゃん、こっちに」 もにもには抱き上げるか背負うかして連れて行きます。
エリカ
「……ごめんなさいソルティアさん、お願いします」
ソルティア
「何、モニカちゃん一人軽いもんだよ」
ジャン
皆が移動するなら、ルナティアたちの様子を探ってきて合流しよう
ジャン
あいおー
シャルロット
オーケイです
GM
では、ジャンの方を描写しつつ合流しようか。

GM
ジャンが一人、先程ルナティアたちと遭遇した部屋へ戻ると、既に戦闘は終わっていた。
GM
ルナティアの姿はそこには無く、彼女と戦っていた赤い服のルーンフォークが、自身に魔動機術による治癒を施している所だった。
#赤い服の少女
ン」 ジャンの気配に気付くと、すぐにそちらに目を向けた。
ジャン
「………」 そこに現れた時には、その口に煙草を咥えていた  「逃げられたみたいだなァ」
#赤い服の少女
「ええ。少し侮っていたみたい」
#赤い服の少女
「貴方たちの方は、どうにかと言った所かしら」
ジャン
「……まァ、な」 ふー、と白い煙を口から吐き出し。色目を使わないのはそういう気分でもないからだ
ジャン
「直にこっちに来るだろうよ。ツラ見せたくねえなら今のうちだぜ」
ジャン
「色々と事情アリなんだろォ?」
#赤い服の少女
「あら、察しがいいのね」
ジャン
「あんなのと関わる時点で解るって」 苦笑し
#赤い服の少女
「それは貴方たちにも言える事だけれど」
ジャン
「……好きで関わってるワケじゃァねえんだがなァ」 煙草咥えつつ、頭をポリポリ掻く
#赤い服の少女
「まぁ、いいわ。察しがいいついでに、わたしの事は誰にも言わないと約束してくれないかしら」
#赤い服の少女
「そうすれば、少なくとも、貴方たちと敵対するような事にはならないはずだわ」
ジャン
「いいぜェ。まァ、今度会うことがあったなら名前ぐらい教えろよ」
#赤い服の少女
「名前くらいなら、今教えてあげてもいいけどね。どうせ、調べようと思えばすぐにでも判るものよ」
#赤い服の少女
「それに、自分を偽るのはあまり好みじゃないの」
ジャン
「へェ?」 興味深そうに。女性を見る目というより、その存在に興味を持った眼だ
#赤い服の少女
「アイゼル・バーガンディスよ」
ジャン
「………」 どこかで聞いたような、と思いつつ 「成程なァ、良い名前じゃァねえか」
ジャン
「偽るのが好きじゃないってんなら、その流儀に従うかァ」 煙草を指に挟み 「ヤンファ・シャンリークだ」
#アイゼル
「ふふ、素直な男は嫌いじゃないわ。迂闊なのは、あまり好ましくないけれど」
#アイゼル
「それじゃ、わたしは行くわ」 他が来る前にな。
ジャン
「どうせ嘘ついてもバレんだろォ」 とか言いつつ
#アイゼル
「道が交われば、また会いましょ、ヤンファ・シャンリーク」
#アイゼル
そう言って、彼女は地面を蹴って高く跳躍。
ジャン
「そうだなァ」
#アイゼル
割って入ってきたガラスから、上階へと戻り、そのままその姿を消した。
ジャン
「……やれやれ、可愛い女を口説く気にもならねえとはな」 

ジャン
足音が聞こえたら、煙草をその場に捨てて、足で踏み消す
シャルロット
「ジャンさん……どうでしたか?」 一団でやってきて第一声
ソルティア
「ジャンさん、まだどなたか残っていたんですか?」 わらわら
ジャン
「見ての通りもぬけの殻、ってやつだ」
エリカ
「誰もいない……みたいですね」
GM
ソルティアの腕にはモニカ、その後ろにはアカシャ。さらに3人の後ろにはランベルト教授と残りの人質たちの姿がある。
ジャン
「どっちも脱出したんだろうなァ。ま、俺らには有難いことだと思うぜ」
エリカ
「……だったら好都合です、今のうちにここを出ましょう」
ソルティア
「……そうですね。鬼のいぬ間になんとやらです、他の人たちと合流して脱出してしまいましょう」
ジャン
「そうすっか。そのうち応援も来るだろ」
シャルロット
「……」 複雑な感情の入り混じったような顔で頷いて後へと続く
GM
脱出しますか? 👉はい いいえ
エリカ
👉はい
ジャン
はい
GM
ではびゅびゅーんと場面を移すぜ!
シャルロット
ずばっしゅ!
ソルティア
びゅびゅーん!

GM
人質を回収して外に出て、少し経った頃。
GM
ギルが手配してくれていただろう冒険者の集団がやってくる。
GM
彼らはいくつも馬車を引き連れてきており、人質、及び特務兵たちの搬送を担当してくれた。
GM
街に戻ると、特務兵たちは官憲及び公国軍の元へと護送される。
GM
君たちはそれぞれどうしようか。
GM
街に戻っても、相変わらずモニカの様子はよくなりません。
ソルティア
アカシャとモニカに着いてくかなぁ。とりあえずモニカは医者に見せないといかんだろうし。
ソルティア
うちのアカシャは苦しそうな友達をほって義兄に甘えたりなんてしないいい子ですからキリッ
エリカ
一先ずお医者様に診てもらうしかないな……
GM
医者=神殿。おk
エリカ
おk
シャルロット
私は……あそこの場所を調査する一団もいるだろうし、そこの冒険者チームに混ぜてもらいにいきたいな
シャルロット
きっとザイア関係の人も居るだろうし、ネ。
GM
流石にすぐに合流する! って言われたら疲れてるからやめときなさいって言われるけど。
シャルロット
じゃあすぐ合流する! っていって、しょんごりしてかえるね
ジャン
とりあえず一人でギルとジェラルドに直接報告しにいく。
ジャン
その後はふらっと歓楽街にでも行くよ
ソルティア
つまりシャルロットちゃんぼっち
GM
では、エリソルがモニアカと一緒に神殿、ジャンは一人で報告、シャルロットはしょんごりしてどうする?
GM
ああ、あとランベルト教授からは、後で家に来てくれって言われるよ。
ソルティア
報告はすみませんジャンさん、お任せしても?って感じです
シャルロット
んんー……その状況だったら、どうだろう。一人でおうちかえってねる
ソルティア
不貞寝わろた
シャルロット
というか、ジャン一人で報告いってるし基本一人で活動はしないだろうから、兎に角休んですぐ動けるようにすると思う
GM
じゃあ、教授への報告は翌日にみんな揃っていくという感じで。
GM
まずは神殿から処理しよう。

GM
エリカとソルティアは、ランベルト以外の救出した人々と共に神殿へ。
GM
神殿では、他の宗派の神官たちも出張って来て、事件の対応に追われていたようだ。
GM
ベアトリスも帰国の予定をずらして、君たちの帰還を待っていた。
GM
人質たちはそれぞれ診療スペースに収容され、体調の芳しくなかったモニカも当然ベッドに運ばれる。
GM
今は、ベッドに横たわるモニカを、ベアトリスが診察している所だ。
GM
君たちは、アカシャと共にそのすぐ傍に居て良い。
ソルティア
じゃあ珍しく私服でアカシャの隣にいます。
#アカシャ
アカシャも、ソルティアの隣で両手を握って心配そうにモニカを見つめている。
#モニカ
「……はぁ……はぁ……」 モニカの体調は時間を追うごとに悪くなっていき、肩を揺らして荒い息をしている。
#ベアトリス
「……」 真剣な表情で、モニカの様子を診る。
エリカ
「……」 神妙にして、診察の様子を見る。
#ベアトリス
「……いつも服用している薬の効果が出ていない、と言いましたね」
エリカ
「ぁ…………はい」
ソルティア
「………」 そうなんだよね、と言う顔でエリカ&アカシャを見る。薬飲むシーンに遭遇することはあんまり無さそうだからなー。
#ベアトリス
「似たような症例を、以前見た事があります。……元々、身体の弱い者は、別の病を併発してしまう事もよくあるものです」
ソルティア
「合併症、と言う奴ですか?」
#ベアトリス
「ええ、そう思って貰って構いません」
エリカ
「……」 合併症。勿論聞いたことがないわけではない。病気に関しては色々と自分で調べたりだってしたのだ。 「……あの、具体的には、どういう」
#ベアトリス
「このまま悪化すれば、高熱、嘔吐……は、まだ良い方でしょう。果ては、意識の混濁や記憶、思考に障害が出てしまう可能性も高い」
エリカ
「な」 す、と。血の気が引いた。一瞬、脳裏を過った姿は
ソルティア
「……そこまでの症状が……」
#ベアトリス
「……少々、待っていてください。今ならば、この神殿にも有ったはずです」
#ベアトリス
そう言うと、立ち上がり、部屋から出ていく。
エリカ
「……」 呆然として、ベアトリスを見送り。
#アカシャ
「モニカ……大丈夫なんでしょうか」
ソルティア
「……今はベアトリスさんを信じよう。僕らにも、何か出来ることがあればいいんだけど……」 アカシャの肩に手を置きつつ。
#アカシャ
「……私、悔しいです」
ソルティア
「……アカシャ?」
#アカシャ
「……だって、友達が苦しんでるのに、私には何も出来ないなんて……」
ソルティア
「……そんな事は無いよ、アカシャ。こういうのはね、ただ傍にいてくれるだけでも助けになるものなんだよ」 微笑を浮かべながら。
#アカシャ
「でも、こうしてモニカは苦しんでるままじゃないですか……」
ソルティア
「だったら、出来る事を探していけばいいんだよ」
エリカ
「……」  「……アカシャちゃんは、いつもモニカを助けてくれてて。何も出来ないなんて、そんなこと、ないのよ」
#モニカ
「っ……ぅ……ぁ……」 そんな会話の最中にも、モニカは(うな)されるような声をあげる。
ソルティア
「何も出来ない、何も出来ないと言ってる暇があるなら、何が出来るだろうか、何か出来る事は無いか、と考えたほうがいい」
#アカシャ
「けど、私に出来ることなんて」 何があるのか、と二人に問おうとしたところで、扉が開かれる。
#ベアトリス
「お待たせしました」
#ベアトリス
「……どうかしましたか?」 その空気を察して。
ソルティア
「はは……アカシャがね、何か自分に出来る事は無いだろうか、何て言うものですから」 とベアトリスに答えつつ。
#ベアトリス
「……成程。しかし、今でも十分にモニカの心の支えとなっていることは、いずれ理解出来る時が来るでしょう」
#アカシャ
「…………」 あまり納得のいかない顔で、ひとまず動向を見守る。
ソルティア
「全く、責任感が強すぎるのも考え物だねぇ……」 アカシャの頭をくしゃくしゃっと撫でつつ。
エリカ
「……ベアトリスさん。どうにか、できるんですか?」
#ベアトリス
「可能性はあるはずです」 とエリカに答えてから、モニカの傍に寄り
#ベアトリス
「神殿で、特殊な手法を用いて調合された霊薬……神薬とも呼ばれるものです。それを持って参りました」
ソルティア
「神薬……そんなものを」 驚いて目を見開いて。 「モニカちゃんの為に……ありがとうございます、ベアトリスさん」
エリカ
「そんなものが……」 は、として。 「い、いいんですか? 貴重な、ものなんじゃ……」
#ベアトリス
「少々無理を言って持って来てしまいましたので、今後の保証まではできませんが……」 今の分については問題ないと。
エリカ
「……そう、なんですか」
エリカ
「……ごめんなさい、ベアトリスさん……ありがとうございます」
ソルティア
「今後の保証は出来ない……と言う事は、これから今後の事を考えないといけないわけですね」 腕を組んで。
#ベアトリス
「いえ」 首を横に振り。 「本来ならば、モニカの病を治せるだけの奇跡を行えれば、それが一番良いのですから」
#ベアトリス
「これも、私の不徳故でしょう」
エリカ
「……そんな。ベアトリスさんが不徳だなんて」
#ベアトリス
「……さぁ、モニカ」 粉状になった薬を含ませて、水を飲ませる。
#モニカ
「…………」 どうにか薬は飲み込めたようだ。
エリカ
「モニカ……」 症状は落ち着くだろうか。
#ベアトリス
モニカの様子を見守り続けて、しばらくの時が経つ。
#モニカ
「……は……」 揺れていた肩の動きは、少しずつ緩やかになっていき、呼吸も穏やかになっていくのが判る。
#アカシャ
「お薬……効いたんでしょうか?」
#ベアトリス
「……どうやら、そのようですね」 片手を胸に当てて、ほっと一息。
ソルティア
「……ひとまずは落ち着いたようですね」 ほっと息を吐き。
エリカ
「……ぁ……」 ほっと一息つき。気づけば握りこんでいた手は汗でぐっしょりで。
エリカ
「……良かっ、た……」 俯き、へたり込んで。
ソルティア
「……エリカちゃんも、気を張りすぎだね。今日は早めに休んだ方がいいよ?」 力が抜けた様子を見て声をかける。
#ベアトリス
「しかし……」 エリカの方を向いて 「このような時にしたくない話ではありますが、今後は、この霊薬を定期的に投与せねばならないでしょう」
エリカ
「……」 顔を上げ。 「……いえ。解ってます。そう、なりますよね」
#ベアトリス
「幸い、原材料が最近になって頻繁に採取されるようになって来ましたから、公都であれば入手は可能でしょう」
#ベアトリス
「……ですが、頻繁になったとはいえ、貴重な薬草であることに違いはありません」
エリカ
「原材料……?」 最近になって、って。なんだろう。
エリカ
「……兎に角、入手は、できるんですね」
#ベアトリス
「〈ヴァニタス〉と呼ばれる薬草です」
エリカ
「え? ヴァニタス……って」
ソルティア
「それは確か……」
#ベアトリス
「本来は、数十年に一度、限られた土地でしか採取することが知っているのですか?」
エリカ
「あ、いえ……何ていうか、以前、依頼で少し……」
ソルティア
「えぇ、この前の依頼で運よく見かけまして……今、実物は無いんですけども」
#ベアトリス
「……そうですか。ならば、それがどれほど希少な存在であるかは、語るまでもないでしょう」
ソルティア
「それが、最近頻繁に採取されるようになった、というのは……?」
エリカ
「てっきり、あれっきりのものだと思っていたんですけど……」
#ベアトリス
「それがそうでもないのです。……何かの前兆かと思い、不安に思っていたのですが、こうしてモニカの症状を緩和させることが出来るのは幸いですね」
#ベアトリス
「詳しい原因は、私にも分かりかねますが……何らかの環境の変化によって、ヴァニタスの群生環境が整っているのでしょう」
ソルティア
「ヴァニタスが群生するような環境、ですか……」 以前あった凶暴な獣の群れを思い出して。
エリカ
「そうなんですか……」 何にしても、有り難い話ではある。 「……今、手に入れるとなると、どれぐらいする状態なんでしょうか」
#ベアトリス
「……神殿に話を通して、多少融通することは出来るでしょう。しかし、それでも、今までの薬の4~5倍程度は見ておいて間違いはないはずです」
ソルティア
「そんなに……」 元の薬だって安いものではなかったろうに
#アカシャ
「5倍って……」
エリカ
「……4、5倍」 高い、が。 「……解りました」
エリカ
「大丈夫ですよ。今の収入なら、全く手が出ないようなモノじゃないです」 と。ソルティアへ。
#ベアトリス
「私は明日には帝都へ戻らねばなりませんが、最近の公都を見ている限り、また近々、こちらを訪れなければならない機会はあるでしょう」
#ベアトリス
「困った時は、遠慮なく私に相談してください、エリカ」
エリカ
「……はい。ありがとうございます、ベアトリスさん」
#ベアトリス
「……せめて、今夜だけは私がモニカを見ていましょう。3人は、今日はゆっくり休んでおきなさい」
ソルティア
「……そうだね、分かった。でもエリカちゃん、僕らの事も頼ってくれていいんだよ? 僕にとってもモニカちゃんは妹みたいなもので、彼女に代えられるものは無いんだからね……」
#アカシャ
「……そうです。私だって、モニカには一杯元気づけられてるんですから、出来るお返しは、何でもしますから」
エリカ
「うん……ありがとう、二人共」
エリカ
「……それじゃあ、ベアトリスさん。モニカを……お願いします」
ソルティア
「……今日のところは帰ろう、エリカちゃん。僕らも今日は大変だったからね」
「すみません、ベアトリスさん。モニカちゃんをよろしくお願いします」 ぺこりと頭を下げて。
#ベアトリス
「はい。難しい話でしょうが、今日だけでも、自分の事だけを考え、労ってください」
#ベアトリス
ソルティアにも同様にねぎらいの言葉をかけて。
エリカ
「……はい」 と頷き。
ソルティア
「はい、ありがとうございます」 ベアトリスに笑顔を向けて。
GM
こうして、君たち二人はアカシャと共に診療室を後にした。
GM
4話終了から、モニカの薬代が1週間で1000ガメルにグレードアップだ(てーれってれー

GM
ジャンは、夜の〈宵の明星亭〉に居た。
GM
夕食時も過ぎて、店内には人の姿は無く
GM
エルシオーネが閉店作業に勤しんでいる中、君はギルとジェラルドを呼び出して報告を行う事にした。
#ギル
「とりあえず、お疲れさんだ、青年」
#ギル
労いの言葉と共に、ギルはココアを1杯振舞ってくれた。
ジャン
「あァ、どーも」 まあこの場ぐらい煙草はいいか、と考えつつ
#ジェラルド
「無事に人質の救出は遂げたようだな。ご苦労だった」
ジャン
「連中の目的は解らず終いだったがなァ」 ココアを啜りつつ
#ギル
「ま、今は連れ去られた子らが全員無事だったのを喜ぶ場面でしょ」
#ギル
「教授も無事だったんだし、さ」
#ジェラルド
「彼らの調査は、これから進んでいくだろう。この状況では、隠し立てなど出来るはずもない」 色々とな。
ジャン
「……だと良いがな」
ジャン
「ま、喜ぶのは他の二人に任せときゃァ十分だろ」
#ギル
「青年は真面目だねぇ……」
ジャン
「真面目に見えるかよ」 カッカ、と笑いつつ
#ジェラルド
「わざわざ、報告の相手に私を指名したのには理由があるのだろう」
ジャン
「ン、そうだなァ」
ジャン
「で、今回の件についてっつーか、ちょいとズレたことになるんだが」
ジャン
「一つ訊きてえことがある」
#ジェラルド
「何だ?」
ジャン
「一年ぐらい前の、〈蒼き雷の剣亭〉と《黄金戦役》……」
ジャン
「その詳細が知りてえ。特に後者だ」
ジャン
「確かコネがあったろォ? 何か知ってるんじゃァねえかと思ってな」
#ジェラルド
「《黄金戦役》だと?」 意外な名前だ、と言わんばかりの顔。
#ギル
「まぁ、一応おっさんも冒険者の店の店主だし、知ってるっちゃ知ってるけどね」
#ジェラルド
「私も当事者ではない。あまり事細かに知っている訳ではないが」
ジャン
「戦役沈下の際、何か不穏なこととか」
ジャン
「些細なことでいいんだよ」
#ギル
「……うーん、つってもねぇ」
#ギル
「戦いが終わってから、次々に〈蒼き雷の剣亭〉の冒険者が居なくなった事くらいじゃないの?」
#ジェラルド
「ああ、そう聞き及んでいる」
ジャン
「それだよ」 ギルにびっと指をさし
#ジェラルド
「“黄金”の軍勢の残党の対処も、概ね終わった時期を境に、だったか」
#ギル
「まぁ確かに不思議っちゃ不思議だけど……」
ジャン
「……流石に、その件について知ってることなんざ無ぇか」
#ジェラルド
「《黄金戦役》は、殆どルキスラ帝国の戦力のみで完結させられた戦いだ」
#ジェラルド
「公国の人間である我々が知っているのは、結果と、せいぜいがそれぞれの英雄の名声程度だ」
ジャン
「………」 あの女も、確かその店の冒険者だった筈だ。それが事情あってルナティアを追ってるなら……などと考えつつ
#ギル
「けど、ま」
#ギル
「売れ筋の冒険者たちが次々に居なくなった理由があるんだろうって考えるのは、正しいと思うよ」
#ギル
「あるとこまで上り詰めた冒険者たちが、それぞれの望みを秘めて何処かへっていうのは無い話じゃあないけど」
ジャン
「英雄に祀り上げられたのが性に合わない、ってヤツかァ」
#ギル
「少なくとも、俺だったらそのままお金儲けてウハウハ状態になるだろうしねぇ。そういう人ばっかりじゃあないはずさ」
ジャン
「………」 ま、名前も出せない以上は現時点じゃ調べようもないか
ジャン
「ま、俺でも歓楽街で可愛い女の子はべらせるわ」 カッカッカ
#ジェラルド
ジャン」
#ジェラルド
「ひとつ聞いておこう」
ジャン
「……お、おォ?」 急に名を呼ばれて多少驚き
#ジェラルド
「お前が、その“謎”を求めるのは、何故だ?」
ジャン
「…………」 言葉が詰まる。好奇心で、と言って済ませたいところだ
ジャン
「……そうだなァ、何か、納得がいかねえんだよ」
#ジェラルド
「何に対しての納得だ」
ジャン
「上手く言えねえが……国も、俺個人の事情も含めての、今のこの状況が、か」
ジャン
「…………」 もう一つ納得いかないことはあるが、そこで言葉を呑んだ
#ジェラルド
ならば、まずはやはり力の限り足掻いてみせることだ」
ジャン
「……足掻く、ねえ。中々柄じゃァなさそうだが」 苦笑し
#ジェラルド
「人は、力を尽くさねば、自分一人の真実すら理解することが出来ない」
ジャン
「……俺の」 真実、か
#ジェラルド
「私とて、今でこそ人々を守る事を信条、誇りとしているが」
#ジェラルド
「お前と似た歳の頃は、己の力不足や、思い通りには進まぬ世に思い悩み、苦渋を嘗めたものだ」
ジャン
「………」 力不足、と聴いて、またあの女の言葉が頭の中で回りだす
#ギル
「……昔っから、ジェラルドさんの言う事は難しいまんまだわ、ホント」
#ジェラルド
「奴もまた、私と同じように苦しみ、その中で自身の道を見つけていった」
ジャン
「……奴……」 そうか、親父の
ジャン
「……苦しんでたんだな」 あの滅茶苦茶な親父も
#ジェラルド
「課せられた役目を考えれば、当然のことだ」 ギルの前だというのに、あまり隠し立てしようとしないのは、理由があるからだろう。
ジャン
「……なんだァ、見透かされてやんの」 顔にでも出ていたのか、俺は
#ジェラルド
「……例え、特別な役目をもたなかったとしても、人は皆、悩み、苦しみながら進むことしか出来ぬものでもある」
#ジェラルド
「今まで、目を背けるようにしていたお前が、そのような事を考え始めたのならば、冒険者稼業の意味はあるようだ」
ジャン
「あァ、色々と嫌なことだらけだがな」 くくっと苦笑し
#ジェラルド
じきに、より大きな動乱が公国に訪れるだろう」 断言するかの如く言って、立ち上がる。
ジャン
「……あァ」 それは、肌で感じていることだ
#ジェラルド
「シャルロットたちと共に、お前自身の真実を見つけ、その苦難を乗り越えられる事を信じている」
#ジェラルド
「では、私はこれで失礼する」
ジャン
「ま、精々やれるように努力するぜ」 といいつつ、立ち上がってその姿に一礼した 
ジャン
一応、最低限の弁えである
#ジェラルド
その姿に頷いて、店を後にした。
#ギル
「何か、“親父さん”って感じだわね」
ジャン
「……ま、苦手なトコはあるが面倒見てもらって長ぇからなァ」
ジャン
「つっても堅っ苦しいのは勘弁だわ」 といってまた苦笑した。その表情は、先程より少し軽くなったように思われる
#ギル
「くっくっく……おっさんも堅苦しいのは勘弁だわ。でも、ま、年長者のアドバイスってのは大体何処かで利いて来るもんだしね」
#ギル
「がっちがちとまでは行かなくても、心の隅に留めておくことを俺も勧めとくわ」
ジャン
「そうだな。ま、こんな俺を信じて見守るのも相当の物好きだと思うがなァ」 と言いつつ、ココアを飲み干したのであった
#ギル
「それが人の親、ってもんさ」
#ギル
「ま、おっさん独身だけど」
ジャン
「ははッ、オチがついたなァ」
#ギル
「さ、そろそろ店じまいだ。宿部分以外は閉めちゃうわよ」
ジャン
「あいよ。また明日だな」
#ギル
「おう、青年たちには明日改めて教授んとこいってもらわにゃならんし、今日はゆっくり休みな」
ジャン
「あァ」 頷き、店を出て行った

GM
事件の翌日。
GM
君たちは、改めてロートシルト教授の別邸を訪れていた。
GM
目的は勿論、当初の予定である〈HRユニット〉の調査依頼。
GM
昨日と同じ客間に通され、同じテーブルを囲む。
GM
その席には、ランベルト以外にも、エドゥアルトとアンネリースの姿があるのが、君たちにとっては予想外のことだ。
シャルロット
「……」 一晩がっつり休んで体力を取り戻したので、かなりつやつやした顔だ
エリカ
「……」 シャルロットとは対照的に、若干疲れが見える……かもしれない。
ソルティア
「………」 顔色は割りといつも通りだが、若干困惑した顔でエドゥとアンネを見ている。
#ランベルト
「済まない」 >ソルティア 「だが、二人共どうしても納得してくれそうになくてね」 話さないと。
#ランベルト
「……そういう頑なな所は、母親譲りか」 やれやれと子供二人を見て。
シャルロット
「それは、構いませんが」
ソルティア
「そうですね、親がこのような事態に巻き込まれては、平静ではいられないでしょうから……」 はは、とちょっと困ったように笑って。
#エドゥアルト
「……色々と首を突っ込むのはいいが、親子揃って無鉄砲過ぎるんだよ」
ジャン
「お前は面倒ごと嫌いそうな顔してるもんなァ」 カッカッカ>えど
#エドゥアルト
「ああ、大嫌いだよ」 >ジャン
#ランベルト
改めて、礼を言う。ありがとう、君たちのおかげで助かった」
エリカ
「……いえ。特に怪我なんかもないみたいで、良かったです」
ソルティア
「大事に至らず何よりです。今回の事件の調査などは、他の方がやっている頃でしょうが……」
ジャン
「ついで、っつーと聞こえは悪いがなァ。結果的に丸く収まって良かったわ」 表情は先日より落ち着いている。イラつきも昨日からはマシになったようだ
#ランベルト
「事件の詳細については、追って軍や冒険者からの報告を聞かせてもらおうと思う。我々は、それよりもまずは
ジャン
「あァ。当初の予定といこうじゃァねえか」
#アンネリース
「……えーと、何かの装置の調査、だったよね」 多少の話は既に効いたようだ。
エリカ
「〈HRユニット〉……について、ですね」
#ランベルト
「まずは、現物を見せて貰えるだろうか」
ソルティア
「はい。えぇと……」 持ってるのはシャルかジャンかな?
シャルロット
「あ、はい。どうぞ……こちらです」 預かっていた箱をランベルトへ差し出す
#ランベルト
シャルロットから受け取って、中身を診る。
#ランベルト
……」 矯めつ眇めつ
シャルロット
「………」 その様子を、心配そうに眺めている
ジャン
「………」 さて、今回はどうだろう、か
エリカ
「……」 アンネリースとエドゥアルトがいるけどいいのかな、と思いつつ。教授が良いというなら良いのか。
#ランベルト
「……成程、これは確かに」
#アンネリース
「私にも」 とランベルトにせがんで
#ランベルト
「ああ、見てみなさい」 アンネリースにそれを手渡してから、君たちを向き直る。
シャルロット
「……どうでしょうか?」
ソルティア
「……これだけで何か分かった事が?」
#ランベルト
「もう少し詳しく見てみないと分からないだろうが、構造としては通信機の、開発初期の段階とよく似通っている」
シャルロット
「つうしんき……?」 思わぬところに思わぬものが
エリカ
「……ですか?」
ジャン
「通信機っつーと、俺らも使ってるヤツだろォ?」 取り出して眺める
ソルティア
「……僕らも、それが音に関わるものと言うのは聞き及んでいますが……」
エリカ
「ああ、そういえば、そうでしたね……」 それなら、同じく音を発する通信機と似てるというのもうなずける……のだろうか
#ランベルト
「ああ」
#ランベルト
「とはいっても、今一般に普及している通信機に組み込まれているのは、開発当初の機構とは殆ど別物といってもいい代物だ」
#ランベルト
「公国に通信機の技術が流れこんで来たのは、その変化が起こってからだ。公国のマギテック協会に依頼しても、なかなか答えが見つからないのも当然と言えるだろう」
エリカ
「……そうなんですか?」
ソルティア
「原点だからこそ分かった、と言う事ですか……」
シャルロット
「初期段階、というと……仕組みが違ったのですか?」
#ランベルト
「端的に言ってしまえば、そういうことだ」
ジャン
「はァ……待てよ」
ジャン
「っつーことは、それ、帝国で造られてた仕組みのモン……か?」
#ランベルト
「……帝国でも、もはや知る者はあまり多くはないものだがね。資料を漁れば、あちらのマギテック協会には残っているだろうが」
#ランベルト
「その技術を持ち出したのか、それとも、その知識を持つ者が協力者であったのか」
シャルロット
「あまり、おいそれと確認できるものでもないですよね……」
ジャン
「まァ、だろうな」
ソルティア
(この一連の騒ぎに、帝国が関わっているって事か……?)
エリカ
「……下手すると、国際問題ですよね」
#ランベルト
「万が一、帝国の人間が関わっていれば」 エリカの言葉に頷いて。
#エドゥアルト
「で、何でそんなモンがこっちで悪用されて、こんな事態になってんだ」
ジャン
「………」 ソルティアの表情をちらりとだけ見て。 「流石にそこまでは解らねえだろうなァ」
ジャン
「そればっかりは邪推で進めるとマズい事態になるしな」
ソルティア
「……そうですね。余り邪推せず、分かった事実だけを参考にしていくべきかと」 考えるのはお上の仕事ではあるけども
シャルロット
「それに、悪用というか……初期の通信機には今の通信機と異なる何が秘められているのですか?」 何故、今の形式へと移り変わったのか
#ランベルト
「初期型というのは何であれ、最適化が甘い状態にある」
#ランベルト
「つまり、余分なものが多く含まれているということだ」
#ランベルト
「今回のケースは、その“余分”の中の……私たちでも気付かなかったような方法を発見し、利用したということになる」
#アンネリース
「……」 掌に乗せた装置を、分解してえーって目で見ている。
エリカ
「……どういうことですか?」
ジャン
「あーァ?」 なんか難しい話になってきたな
ソルティア
「通信機の……通信の機能において、余分なもの、ですか?」
#ランベルト
「その機構を今普及している通信機に変化していく際、不必要なものを切り捨て、魔動波をより送信しやすい状態、生産が容易い状態にしていくんだ」
#ランベルト
「その切り捨てられた不要物を改造したのが、このユニットだと思えばいい」
#ランベルト
「それが何で、どのような事を引き起こすかは、もう少し時間を貰わねば結論は出せないが」
エリカ
「不要物を、改造……」
ジャン
「不要なモンを、わざわざなァ……」 スプライシングでイントロンを改良したようなものか
ソルティア
「と言う事は、これ自体に通信の機能が無いということですか」
#ランベルト
「ああ、これで中継塔を利用した通信を行おうとしても無理だろう」

中継塔

 超遠距離での魔動通信を成り立たせる為の中継施設です。
 魔動通信機は小型で持ち運びも容易ですが、その分出力に劣り、思うように離れた場所へ魔動波を届けることができません。しかし、その途中で中継塔に魔動波が到達し、増強され、送り先へと届けることでより離れた場所との通信が可能となるのです。
 中継塔は、巨大な魔動通信機と言うべき施設であり、同様にここから各魔動通信機へ連絡を送信することも可能です。
 中継塔は、現在ルキスラ帝国の主導のもと、ザルツ地方の各地の都市を中心に敷設が進んでいます。
 ダーレスブルグ公国の首都にもつい最近になって中継塔が建造され、公国では現在爆発的な速度で魔動通信が普及してきています。
シャルロット
「……あの、もう少し原点に返っての問いになるのですが」
#ランベルト
「なんだね?」
シャルロット
「ン……」 聞こうと思ったけど関係はなさそうだ。なんかなっとくしたので片した。
#エドゥアルト
「何かあるなら、今のうちに聞いといた方がいいぜ?」 横で、気怠げに会話を聞いていた。
シャルロット
「あ、いえ……通信機は、雛形となる魔動機遺産が存在していたのかな、とか。よく知らなかったもので」
#ランベルト
「……ああ。通信機自体は、〈通話のピアス〉や【テレグラフ】を応用して開発されたものだ」 ひな形といえば、そのあたりだろう。
シャルロット
「なるほど……」 なんか変な魔動機の遺産で出来てるんだったらやだなあとか、その程度のおもいつきでござった
エリカ
「じゃあ、これ単体で動く……というか、意味があるというか……そういうことですよね」
ソルティア
「通信の機能を果たす上において、不要なもの……確かに、音に関係するものであるような気はしますが……」
#ランベルト
「例えば……そうだね」
ジャン
「ンン……」 ちょっとこういうのは苦手だな
#ランベルト
「魔動通信機の初期型を作った際に、どうしてもノイズ……雑音が入ってしまう状態だったとしよう」
#ランベルト
「そのノイズを発生させる部分は、当然不必要で、実用化しようと思えば切り捨てるべきものだ」
エリカ
「雑音……」
ソルティア
「ざつおん」 魔動機のことはよく分かりません
#ランベルト
「そうして切り落として、雑音が無くなったのが今の通信機。その雑音を生み出す部分であったのが、〈HRユニット〉」
#ランベルト
「そして、その雑音が、思わぬ効果を発揮している。そう思えば良い」
シャルロット
「マナ統一にあたっての余計なマナの排除とかそういう話です」 訓練した練習での話的にいうと
ソルティア
「あぁ、余計なマナの排除ですね、分かります」 マナに置き換えるだけで分かるのもどーなんだ。
ジャン
「そりゃァ解りやすいな」
エリカ
「……」 わかったようなわからんような。
#エドゥアルト
「悪いな、二人共頭はいいが分かんねェ奴に伝えるのはドヘタクソだ」
#アンネリース
「それって、今の説明で分からない人は馬鹿だって言ってるよね」
エリカ
「あ、いえ別にそんな……」 ドヘタクソとか思ってないよ。
ジャン
「オイオイ、あんま馬鹿にすると足踏んでくるんだぜ」
#エドゥアルト
「位置的にアンタが踏まれるだろうけどな」
エリカ
\ガッ/
ジャン
\グアアアアアア/
エリカ
「これでご満足ですか」 ^^ >ジャン
エリカ
「……こほん」
ジャン
「俺Mじゃねぇし……」 じんじん
ソルティア
「最先端の技術は若い人にお任せします……」 トホホ
シャルロット
「ちなみに、機能としては現段階で内容を推察できますか?」
#ランベルト
「そればかりは、実際にどのような“音”を発しているかを解析、あるいは実験してみないことには」
シャルロット
「……そうですか」 仕方ない部分を理解しつつも、どうにかならないかちょっと困ってしまう
#アンネリース
「解析、するの?」
#ランベルト
「ああ、そのつもりだ」 娘に頷いて。 「……おおよそ、5日から7日程か。それだけ時間が貰えれば何かしらの進展は得られるだろう」
エリカ
「……まあそれなら、また後日に、ですね」 ユニットの詳細の話。
ソルティア
「分かりました、お願いします。ただ……その“音”は、生き物を凶暴化させてしまうような危険な要素が含まれていますので、お気をつけて……」
#ランベルト
「我々は、専門家だ。その辺りは任せておくといい」 >ソル
#ランベルト
「ただ、君たちにとってはユニットの機能よりも」
#ランベルト
「何者が、どのような目的を持ってこれを製造し、この先、何をしでかそうとしているのか。その方が重要だろう」
シャルロット
「はい。用途を確認できれば、その悪事を止めることが出来るかもしれません」
ジャン
「……そうだなァ。アンタも連れ去られて思っただろうが」
ジャン
「只事で済むようなことじゃァねえだろうからな」
ソルティア
「……そうですね。まさか神殿を襲うような事までしでかすとは思いもしませんでした」 首を横に振って。
エリカ
「こんなものを使おうなんて、碌でもないことでしかありませんしね」
#エドゥアルト
「事件の話は、俺もひと通り聞いたが」
#エドゥアルト
「腑に落ちない部分があってな」
ジャン
「ン、どうした」
シャルロット
「腑に落ちない、ですか?」 お前そんなカンがよかったっけ(※シャルPLは元エドPL)
#エドゥアルト
「わざわざ、親父を浚った理由が見つからない」
#エドゥアルト
「……連れ去られた人質の方はまァ、このなんたらユニットの実験にでも使おうと思ってる、とかで無理やり納得することが出来ないでもない」
エリカ
「それは……装置を解析されたら困るから、とかじゃないんですか?」
ジャン
「タイミング的にはエリカちゃんの言う通りにも思えるが……」
#エドゥアルト
「それなら、真っ先に人質とは別に親父を……」 流石に口を噤むが。 「まぁ、口封じするべきだろ?」
エリカ
「あ……」 それもそうか、と。
ソルティア
「……それもそうですね。幾つか理由は考えられますが、推測の域を出ませんし……何より、浚った直後に神殿を襲うような大事件を起こすなんて……」
#エドゥアルト
「で、わざわざそいつの言うように、神殿を襲って目立って、自分たちを追って来させるような真似までした」
#エドゥアルト
「秘密裏に親父を浚って脅迫しつつ、協力を強要することが目的だとも思えないわけだ」
ソルティア
「同じ組織が別の目的で行動したにしても、神殿の人質と教授を同じところへ閉じ込めておく理由にもなりませんしね」
ソルティア
「ましてや、教授は魔動機術の権威ですから、ただ浚うにしてもユニットの研究や開発の為にと考えるのが本来妥当……」
エリカ
「そう、ですよね……確かに変……」
#エドゥアルト
「……ま、それ以上の事は分からねェけど」
ジャン
「まるで、俺らがあの場に居合わせることが目的だった……なワケねえか」
#アンネリース
「つまり、事件の裏側は、全然解決してない」
シャルロット
「……それは、何となく理由を考えていましたが」 
ジャン
「へェ、何だよ」 言ってみろ、とちょっと高圧的に
シャルロット
「厳密には事が公になることを望んだ、とも」
#ランベルト
「……ふむ」
エリカ
「……どういうこと?」
#エドゥアルト
「……へェ?」
#アンネリース
「……」 何か分かった風にかっこいい事言おうかなって思ってたらマジ話始まってた。
ジャン
「………確かに、これ以上は隠し立てできねえわな」
エリカ
「でも、そんなことしたって、逆にやりづらくなるんじゃ……?」
ソルティア
「……いや、まさか。公にするだけなら、神殿襲撃だけで十分すぎる……」
シャルロット
「ですが、それでは帝国へのアピールに事欠くでしょう?」
ジャン
「………」 そうか、ジェラルドの言っていた『もうじき事が起こる』……本当に迫っているのだろう
ソルティア
「……つまり、彼らの組織は、帝国に干渉する事すら目的のうちだと?」
ジャン
「最初は、あの宰相が傷つくことで国の問題でも起こすのかと思ったがなァ」 そういうのじゃなかった
シャルロット
「宰相であるベアトリス様を襲撃した件についても、現場に居合わせ、かつ放置したのも誇張したかったからなのではないか、と」
ソルティア
「……公国内だけの問題で終わらせるつもりは無い、と言う事ですか……」
シャルロット
「さらに言えば、一連の〈HRユニット〉に関する騒ぎには“中身”が無いように思うのです」 事件をおこして、メリットが無い。
#ランベルト
「中身が無い?」
ジャン
「……ほォ」 なんとなく言いたいことが解った
ソルティア
「ユニットの実用実験……と言うだけでは、確かに収まらない事件ではありますが……」
シャルロット
「〈HRユニット〉の試験、といえばしっくり来ますが……それにしても理由付けには物足りない」
エリカ
「何がしたいかわからない、とは私も思うけど……」
ソルティア
「実験にしても、その証拠を隠滅するような気配が余りありませんでしたしね。二つ目の事件のときはまだそのつもりがあったようですが……」
#エドゥアルト
「事を起こしてんのは、今のところいわゆる“保守派”なんだよな」
エリカ
「そう……みたいですね」
シャルロット
「はい。そのことも加味すると……内部が騒がしい故の、解放派への圧力行為としてもとれますし」
シャルロット
「今、国内は大変なのだから、外のことなど考えるなと。訴えかけでもしているみたいです」
#アンネリース
「……難しい」
ジャン
「意識を内側へ向けさせている、ってトコか」
エリカ
「……だからって、余計に混乱させてどうするのかと思うけど」
ソルティア
「逆に、保守派を追い落とす為の開放派の策略、と言う風に考える事も出来ますね」
ジャン
「シャルは、その間に外で何か起きるんじゃねえか……そう踏んでるってコトかよ」
シャルロット
「はい。……だからこそ、国外での動きさらに言えば蛮族陣営の状況が、非常に気がかりです」
ジャン
「………ン」 蛮族陣営、という言葉を聴いてハッとする。そういえばあの戦役……
エリカ
「確かに、国の中が混乱してるところへ蛮族が攻め立ててきたりしたら……」 大変だわ。
ソルティア
「……今はまだ分からない事が多すぎますね。下手に推測することは止めて、とにかく情報を集める事から始めるべきかもしれません」 首を横に振って。
ソルティア
「ただ、何かが起こり、それが進行しているのは間違いないでしょうから……より国内外において警戒を強めなければなりませんか。軍の人達が頭を抱えそうですね……」
シャルロット
「それはそうなんですが」 苦笑を洩らす。 「私の考えだと明後日のほうへいってもしかたないですけれど」
ジャン
「…………」 会話を聞きながらも、顎に手を当て、別のことを考える
#ランベルト
「どうやら、君たちが次に求めるべきことは決まったようだね」
シャルロット
「次、求めるべきことですか……?」 思ったことをつらつら申していたので、あんまり深い考えも無いのだけれど
#エドゥアルト
「今起こっている不可解な事件たちを繋げるピース、それを見つけることだ」
#エドゥアルト
「冒険者でも、国の重鎮でもない俺らじゃ、今はこれ以上の推測は立てられそうにねェ」
エリカ
「……そうですね。私達だけじゃ、これ以上はちょっと」
シャルロット
「……或いは、お父様やバッカス様のような、重要な立場の方を交えない角度からの調査を……すべき、ですかね」
シャルロット
「きっと、私が求められているのは……そういったことなのでしょうし」 こちらは小声だ。自分に言い聞かせるように、低い視野からの何かを探すよう言う
エリカ
「私達だけで勝手にどうこうっていうのは、問題じゃない?」
ソルティア
「僕らだけで推測を進めていくのは、それこそ邪推になってしまいますしね。国家間の問題にもなりかねない以上、上役に話を通すのが筋かと」
ソルティア
「勇み足で事を進めるのは避けた方がいいでしょう。まずは一度話を通してみませんか?」
シャルロット
「……ああ、いえ。そうですね。そうだと思います」
エリカ
「……そもそも、そういう人達からの依頼で動いてるわけだし」
ソルティア
「その、重要な立場を交えない角度だけで物事を考えるのは危険ですしね。両方の角度から考えた上で、僕らのような立場でしか出来ない事を進めていくべきでしょう」
シャルロット
「はい。……すみません、私も思い込みなんかを話して、皆さんを混乱させてしまいました」
ジャン
「…………」 んーむ、そう考えるとあの女にまた会う機会が要る気がするなァ
ジャン
「…………」 っていうかやっぱ口説いとけば良かった。俺の馬鹿野郎……!
GM
ククク……これで5話の展開は2択になったな!
GM
(2つ展開を考えなきゃならないことに対して涙を浮かべながら。
シャルロット
何かフラグがたってる…?
GM
いえ、まぁ想定の範囲内なので大丈夫だ。
ソルティア
「それに……」 ちらっとロートシルト親子を見て。これ以上ここで話を進めて親子を巻き込むのはまずいだろうしな。(自主的に首を突っ込んでくるのはとにかく
#ランベルト
「このユニットの調査を請け負った以上、どうしてもある程度は避けられないだろうがね」 お気遣いには感謝するよ、と。
ソルティア
「そのある程度より先に、意思に反して進ませる事は出来ませんからね……まぁこの時点でご迷惑をおかけしているわけですけども」 はは、と苦笑を浮かべて。>ランベルト。
#ランベルト
「その気遣いだけで十分だ。君たち若者に心配されずとも、家族くらいは守って見せよう」
エリカ
「……ジャンさん?」
ジャン
「……お、おォ?」
エリカ
「……ちゃんと話聞いてたんですか?」
エリカ
じと目でジャンを見て。
ジャン
「え、あァ、何だ。えーと」 眼が泳いでいる。 「バッカスの顔のピースを求めるために次やることが云々かんぬん」
エリカ
\ガッ/
ジャン
\グギャアアアアア/
エリカ
「……はあ。何か上の空っぽいと思ったら……しっかりしてください」
ジャン
「ちょっとぼーっとしてただけじゃァねえか……」 とほほ
エリカ
「こういう場でぼーっとしないで下さい……」
シャルロット
「……ランベルトさん。一つだけ訂正を」
#ランベルト
「ん?」
シャルロット
「子もまた、親を想い守ろうとするものです」 ですから、一人で頑張る必要はないぞ。と言外に
#ランベルト
「……ああ、そうだね」 今回の事件で思う所でもあったのか、しみじみと頷いた。
#エドゥアルト
「親父の心配……ねェ」 ぼりぼりと頭を掻いて。
ソルティア
「……さて、そろそろお暇しないとジャンさんの足の小指が致命傷を負いかねないので、えぇ」
#アンネリース
「あ」
#アンネリース
「難しい話ばっかりだったけど、とりあえず、危ない事に首を突っ込むんだよね」 >4人
ソルティア
「えぇと、要するにそう言う事ですね」
#アンネリース
装備、不安じゃない?」
エリカ
「……ええと?」
ソルティア
「実戦で数回死にかける程度には不安です」 いえ、ガチで
ジャン
「オイオイ、改造でもするんじゃァねえだろうな」
#アンネリース
「うん」
エリカ
「そんなあっさりと……っ」
ジャン
「超アクティブゥ」
ソルティア
「物凄くストレートに言われてしまいました。改造は宜しくお願いしたいところですけど魔動機術に疎くても使えるようにお願いします……」
#アンネリース
「善処はする」 自身なさげだ。
#アンネリース
「4人分……うん、案なら色々とあるから、ユニットの解析と並行して進めれば、不可能じゃない」
ソルティア
「無理はしなくてもいいんですよと言おうと思いましたが目の輝きが半端無いので撤回しておきます」
ソルティア
「……説明書何ページ分になりますかねぇ……」 虚ろな目になって
エリカ
「……」 そもそもマニュアル作ってくれるのかな……。
シャルロット
「あの、ソルティアさん。私、ご説明しますから」 ね、そんな死んだ眼をしないで
ジャン
「俺の刀剣はそれなりの代物だからなァ。そう簡単に弄るモンじゃァねえんだが」
#アンネリース
「パパ、いい?」
#ランベルト
「駄目だと言いたい所だが」
#ランベルト
「彼らには恩もあり、現状を考えると少しでも力を貸しておくべきではあるか……」
ジャン
「………!」 そうか!ジャンは気付いてしまった。鞘の一番下にカメラつけたらスカートの中身が……!!
エリカ
\ガッ/
ジャン
\ノオオオオオッ/
ジャン
「なんで!?」
エリカ
「あ、いや、なぜか不穏な考えを感じて」
ジャン
「えェー……」
#ランベルト
「エドゥアルト、お前にひとつ頼みがある」
#エドゥアルト
「……あん?」
#ランベルト
「私はこれから、ユニットの解析と武具の製作にも手を重ねばならない」
#ランベルト
「公都の協会での、小型飛行船の運用実験の立ち会いは、お前に任せて問題ないな」
#エドゥアルト
「……はァ?」
エリカ
「飛行船……?」
シャルロット
「……運用実験……?」
ジャン
「って、何か面倒なモン押し付けられてんなァ」
#アンネリース
「兄さん、昔黙って帝国の飛行船を操縦しようとしたくらい好きだもんね」
#ランベルト
「ああ」
#エドゥアルト
「うるせェ」
エリカ
「へ、へえー……」 意外とあぐれっしぶだったのね。
ジャン
「へェ、案外興味なさそうにしてるのになァ」 にやにや
ソルティア
「なるほど親子だ」
#ランベルト
「そもそも、私がこちらに来たのは、公都で造られた小型飛行船の運用実験の為でね」
#ランベルト
「まぁ、既に見た限りでは問題も無いようだし、定期的にチェックしに行けば、後は息子に任せて問題ないだろう」
シャルロット
「そうでしたか……」
ソルティア
「というかそんなの出来てたんですね……」
#ランベルト
「まだ本格的な実用化には程遠いし、大々的に報道するような事ではなかったのだろう」 機密事項でもないぷーみたいな。
ソルティア
まだ知られてなかった頃のはやぶさみたいなもんか
シャルロット
「なるほど」 それだけのことなら、それだけなんだろうと納得し
#ランベルト
「言ってしまえば、帝国の飛空船などに比べれば、児戯に等しいレベルのものだ。言葉は悪いがね」
ジャン
「まァ、そりゃァ比べるモンが悪ィわ」
エリカ
「帝国のって、有名ですもんね……」
ソルティア
「そりゃまぁ地方一つを統括しかねない大国家と比べては……」
シャルロット
「あちらは、沢山お持ちみたいですし……」
#エドゥアルト
「……ま、面倒臭ェけど暇でもある。少しくらいならな」 どかっと背もたれに体重を預けて足を組んだ。
#アンネリース
「じゃ、パパは解析、私は武器、兄さんは飛空船の運用実験。おけ」
シャルロット
「……」 気がついたら家族ぐるみで支援を頂くことになってんぞ。あれれー
ソルティア
「これはツンデレと解釈していいんですかね……?」 ひそひそ
#アンネリース
「ロリコンのケも」
#エドゥアルト
「うるせェ」 でこぴんした。>妹
ソルティア
「なん、、だと、、」<ロリコン
シャルロット
ロリコンじゃねえし!
エリカ
「……ていうか、本当にいいんでしょうか……」 解析は依頼の内だけど武具だのまで。
シャルロット
「はい……そこまでして頂くとなると、何か費用とかお支払いしたほうがいいのでは……」
ソルティア
「そ、そうですね、改造と言うなら費用もかかるでしょうし……本人が「知るかばか、そんな事より改造だ」って顔してるのはさておくとして」
#ランベルト
「いや」 首を横に振る。 「命に比べれば、安すぎる対価だろう」
シャルロット
「それははい」 やれることはやるべきだ、という姿勢は大きく同意するものだ
#ランベルト
「……まぁ、半分、いや9割以上はこの子の趣味だ。気にしなくていいというか、むしろ迷惑ならば断ってくれても構わない」
ジャン
「まァ、アンネちゃんは積極的にやりたそうな顔してるがなァ」 カッカッカ
エリカ
「そ、そうですか……」 それならいいのかな……ソルティアさんとかさっき切実そうな顔してたし。
#アンネリース
「あ、でもみんなが遺跡から持ち帰ったっていう部品は一部貸して欲しいかも」 てへぺろ。
ソルティア
「遺跡と言うと……」 今回行ったとこのか
エリカ
「遺跡から……ああ」
#アンネリース
零式ちゃんの戦利品頂戴てへぺろ、と言っている。
ジャン
まじかー
ジャン
今振るのかね
#アンネリース
今振っちまうか。
シャルロット
ふっちゃえー
エリカ
振っちゃいますか
エリカ
えーと
#アンネリース
ついでに剣4と銃2だっけな。
ジャン
だな
エリカ
それ自動しかないじゃないですかーやだー
#アンネリース
ジェザイル(600)が2個と、ばっそ(280G)×3が×4か
エリカ
とりあえず振ります
シャルロット
ふれー、ふれー、えーりーかー
エリカ
ひとーつ 2D6 → 6 + 5 + (2) = 13
エリカ
ふたーつ 2D6 → 6 + 2 + (2) = 10
エリカ
みーっつ 2D6 → 5 + 3 + (2) = 10
ジャン
!?
ソルティア
!?
#アンネリース
わぁ。
エリカ
ヽ(・×・)ノ
エリカ
未知の魔動部品(2,400G/黒白S)×3です。
ソルティア
やったねアンネちゃん、資材が増えたよ!
#アンネリース
<(^o^)>
ジャン
GMがてへぺろって顔してる
ソルティア
なんてこったいフェイス
シャルロット
どったん
#アンネリース
高級だなあと思って。
#アンネリース
自動の小型ブースターとかもいただきます。もさもさ
ソルティア
7200G分の素材に小型ブースターが使いたい放題だ!
エリカ
鉄塊もあるよ!
#アンネリース
「じゃあ、よろしくね」 >素材
#ランベルト
「では、私は早速解析に入ろう」 最初は家の設備だけでやってみよう。分からなければコネを使って何処かの施設を借りる。
エリカ
「お願いします」
#ランベルト
「エドゥアルト、お前は今日の正午には忘れずに協会に行きなさい。アンネリースは、あまり夜更かしをしすぎぬように」
#エドゥアルト
「うげ……」
#アンネリース
「はーい」
ジャン
「とりあえずまァ、こっちもギルのオッサンに現状報告か」
ソルティア
「結果は……伺いにこれば宜しいですか?」
#ランベルト
「分かり次第、こちらから通信機で連絡を入れよう。誰に知らせれば一番都合が良い?」 4人か、それともギルとかフェリシアか。
シャルロット
「そう、ですね……」 みるのはジャンかソルティアだけれど
エリカ
「えーと……」
ジャン
「ン」 俺とソルティアなら…
ソルティア
「僕かジャンさんですか?」 見られた。
エリカ
「ギルさんとかのほうがいい……んじゃ?」
ジャン
「まァ、アンネちゃんたちに丁度連絡先教えてるしなァ」
ジャン
「俺でも良いし、通じなかったらエリカちゃんの言う通りギルのオッサンでもいいが」
ジャン
「最近ギルのオッサンも忙しいからなァ。あんま間接的にもしたくないだろ」
#ランベルト
「では、まずは君たちに直接。それ以外の場合は臨機応変に、で構わないな」
シャルロット
「はい、それでかまいません」
ジャン
「あァ、オーケィだ」
ソルティア
「はい、それでお願いします」
エリカ
「はい、解りました」
ソルティア
「では、連絡が入り次第集合すると言うことで。フェリシアさんにはジャンさんから伝えてもらえばいいですかね?」
ジャン
「俺か……」 気が重いわ
シャルロット
「はい。宜しくお願いします」 

GM
さて、こんな所で
GM
見送られて4話は終了になりますが
GM
やっておきたいことがある人!
エリカ
んー、特には。
シャルロット
やりたいことかー。多分大丈夫だ。
ソルティア
今現状ではないな。キャラチャは幾つかしておくべきかなーみたいには思うけど
シャルロット
誰とかしらね >きゃらっち
ソルティア
誰かと具体的にキャラチャするぞー!と今決めてるわけじゃないけどね。何か色々心境の変化があったっぽいし何か当たっておくべきかなぁみたいな
ソルティア
でも今だと眠気のせいでその辺のキャラチャ話が出てきませんZZZzzz
シャルロット
ねむかった。
ジャン
黄金戦役についてちょっと文献等あれば調べてはおきたい
GM
黄金戦役挿話!
ジャン
調べてるけど成果ナシでも無論OK
ジャン
ああ、やっておきたいってのは
ジャン
次の5話までにキャラとして、ね
GM
おk。
エリカ
えりかちゃんはおかねがほしいです
GM
お金が欲しいかー^^
ソルティア
後アカシャに冒険者になった目的とかその辺の兄妹話をしておきたいけど現状じゃちょっと話し辛そうだな(PCが)。
GM
よし、ではひとまず4話は閉めよう。

GM
確実に深まる、公都を覆う不穏な気配。
GM
何が起こるのか、誰が何の目的で、こんな事を起こしているのか、はっきりとした事は分からない。
GM
けれど、君たちは着実に、自分の足で真実へと近付き始めていた。

第四話 「混迷に至る道」 了


GM
お疲れ様でした!
ソルティア
お疲れ様でした!
エリカ
お疲れ様でした!
シャルロット
お疲れ様っした!!
ジャン
お疲れ様っした
GM
えーと、5話の開始は
GM
ユニットを渡してから一週間後。解析結果が来てからということになります。
エリカ
はい。
エリカ
1000G減りますね!
GM
開催は次回土曜午後9時から予定です。それまでにキャラチャを含め、必要なことがあれば
GM
ジャンのいったような文献調査などでもいいので
GM
GMに伝えてくれれば、現状出せる中で情報を出したりします。
ジャン
アイゼル独占しちゃったからな///
ソルティア
おっぱいに引き続いて7歳児か、ジャンよ、、
シャルロット
ジャンは業が深いな
エリカ
ルーンフォークだから生まれた時から成人よ><
GM
で、その前に
GM
先に完成した武具だけ出しておきます。
ソルティア
わぁい
シャルロット
もう装備させたものとして処理してもいいってことですか?
GM
です>シャル
GM
ちょっとまってね最終チェックするから。
GM
先にリザルト出すか。
GM
16D6 → 2 + 1 + 4 + 3 + 3 + 6 + 2 + 3 + 5 + 2 + 2 + 3 + 3 + 2 + 5 + 1 = 47
ソルティア
戦利品はFF零式のを除いて4560Gか。4で割って1140
リザルト
2012/03/24 第四話「混迷に至る道」 経験:3,810 報酬:9,140G 名誉:47
シャルロット
ぱないな
エリカ
薬9週間分の報酬……
ソルティア
既に金銭感覚が薬になってる
エリカ
リアルで考えると抗癌剤とかそんなレベルな気がする……<一週1000G
ジャン
ファンブル4回かー
ソルティア
まぁとにかく成長は、、 えーと四回か。
シャルロット
ファンブルが4回・・・?
ジャン
一回変転したけどな
エリカ
はぁい
ソルティア
成長はアイテム出てからでいいか
機剣【シュヴァルツシルト】

基本取引価格:取引不能

知名度 15 形状 魔動機術を利用した加速装置の付いた剣 カテゴリ〈ソード〉B
〈ガン〉B
概要 弾丸を消費して攻撃、防御を上昇させる 製作時期現在
効果
ランク効果
コード-γ-
 装備者が物理ダメージを受ける時、装填された弾丸に【~~・バレット】を使用し、消費することによって「消費した弾丸の数×1」点だけ、そのダメージを軽減します。
 例外的に、この時【~~・バレット】は手番を無視して使用できます。

コード-σ-
 装填された弾丸に【~~・バレット】を使用して消費することで、消費した弾丸ひとつにつき、次のこの武器による近接攻撃の威力を「+5」します。
 この効果が重複するのは、一度に3発分までです。
用法必筋命中威力C値追加D
備考
1H 15 +1 20 +1 装填数3、魔法の武器
由来と逸話
 幼き魔動機師が、その父の開発した機構を心の赴くままに改造した結果誕生した装置を取り付けた剣です。
 魔動機術と剣術の両方に長けた者にしか上手く扱えませんが、使いこなせば名剣にも劣らぬ性能を誇ります。
砦刀【ヴォルフスシャンツェ】

基本取引価格:取引不能

知名度 15 形状 超小型の魔動加速装置の取り付けられたカタナ カテゴリ〈ソード〉S
概要 魔動機によるサポートで居合に特化している 製作時期現在
効果
ランク効果
相殺の咆哮
 装備者が近接攻撃、射撃攻撃によって物理ダメージを受ける時、威力30で威力表を振り、その結果分だけ受けるダメージを軽減できます。
 この時、クリティカルは発生しません。
 ただし、この時防護点は適用出来ず、1ゾロを出した場合はすべてのダメージがそのまま与えられます。
 この効果は、一日に一度のみ使用できます。

吼狼疾駆
 装備者が《必殺攻撃》または《瞬刃》を宣言した攻撃で、クリティカルが発生した場合、威力を+10して振り足します。
 その際、更にクリティカルが発生した場合、更に威力を+10します。
 また、それらに対応したコンビネーション・アーツ使用時は、この効果は発揮されません。
用法必筋命中威力C値追加D
備考
2H 10 +1 35 +1 魔法の武器
由来と逸話
 とある魔動機師たちによって、カタナと呼ばれる特殊な製法で作られた剣に、小型の魔動機械を取り付けられたものです。
 その結果、“居合”という技を行う事に特化した武器となりました。
 抜刀状態では扱いが非常に困難になりますが、居合を行う際には類稀な威力を誇ります。
 また、その勢いを転用して防御にも利用することが可能です。
魔銃【シックザール】

基本取引価格:取引不能

知名度 15 形状 グリップに宝石の埋め込まれた拳銃 カテゴリ〈ガン〉B
概要 妖精の召喚を支援する 製作時期現在
効果
妖精召喚デバイス
 装備者は【サモンフェアリーΩ】を使用出来るようになります。

弾丸限定
 この武器には、〈活性弾〉以外の弾丸を装填しても効果は現れません。
用法必筋命中威力C値追加D
備考
1H 5 - - 0 射程10m、装填数9
【サモンフェアリーΩ】系統:妖精魔法(基本) 消費魔晶石10
+α
対象接触点 射程/形状接触/- 時間 抵抗なし
概要妖精を呼び出し、使役する
効果  いずれかの【サモンフェアリー】を行使する時、魔晶石5点ではなく、10点を使用し、また〈活性弾〉を使用することで、その性能を変化させます。
 11点以上の魔晶石をこの目的に用いる場合、10点を超過した分を、この魔法の行使におけるMP消費の軽減に当てることができます。
 ただし、【サモンフェアリーⅥ】以上の妖精召喚魔法には適用できません。また、同時に複数の妖精を召喚することもできません。
 また、持続時間は「消費した〈活性弾〉の数/3(端数切捨て)」ラウンドになり、持続時間中にも、術者は妖精魔法を行使することができます。
 ただし、術者が【フェアリーウィッシュ】【フェアリーウィッシュⅡ】の魔法をかけていた場合、それらは、この魔法の行使によって自動的に解除されます。
由来と逸話
 妖精魔法と魔動機術という、一見何の関わりもないように見える2つの系統の魔法を繋げる為のデバイスとして開発された拳銃です。
 埋め込まれた宝石を通して内部の弾丸に魔力を込めることで、弾丸が、より力の凝縮され、妖精たちをありのままの状態で召喚出来る門となります。
 同時に召喚後の召喚者の負担を軽減し、召喚者と妖精が独立して魔法を行使出来るようにもなります。
〈イスカイアの魔動鎧〉

基本取引価格:取引不能

知名度 15 形状 複雑な魔動機構を備えた金属鎧 カテゴリ〈金属鎧〉S
〈ガン〉B
概要 魔力に反応して、内部の機構が稼働する 製作時期現在
効果
ランク効果
ディフェンシブ・オペレーション
 装備者が《魔力撃》またはそれに対応する秘伝を宣言した時、防護点が+2され、回避力判定に+1のボーナス修正を受けます。
 この効果は、次の装備者の手番開始時まで持続します。
 この効果はコンビネーション・アーツの宣言時には適用されません。

オフェンシブ・オペレーション
 装備者が《魔力撃》またはそれに対応する秘伝を宣言する時、弾丸を消費して命中、あるいは追加ダメージを上昇させることができます。
 弾丸をひとつ消費するごとに命中+1、あるいは追加ダメージ+1の効果を得ることができます。

非ランク効果
アウトサイド・リロード
 この武器への弾丸の装填は、接触可能状態にあるキャラクターからの【クイックローダー】でも可能です。
 その場合、弾丸は【クイックローダー】使用者から消費します。
必筋回避防護
備考
23 - 10 装填数3
由来と逸話
〈イスカイアの魔導鎧〉に魔動機術による改造を施して、その性能を変化させて製造されたものです。
 内部には複雑な魔動機術の仕掛けが設置されていて、鎧の扱いに精通している者でなければ扱うことができません。
ソルティア
アウトサイドリロードはこのためか、、!
シャルロット
エリカちゃんが自分のこめかみに銃を撃つように
エリカ
ペルソナッ (カッ!
エリカ
ってことか……
ジャン
2H…!!!
ジャン
くびきりwwwwwwwww
GM
こうして、君たちが7レベルにあがり、武具も強化されたのに合わせて敵も狂化される
エリカ
明らかに回復力が段違いに。
エリカ
サモンフェアリーΩでスプー(※妖精:スプライト)召喚! さらにリッチヒール!
GM
ころすわ>エリカちゃん
シャルロット
ソルの防具にアウトサイドリロードがついてんのなんでだろう
GM
ふふっ(^^ >シャル
シャルロット
ン、ああ。
シャルロット
あれ、私ますますLv4にしなきゃいけないんじゃ?(何
ソルティア
よーし
ソルティア
じゃあ成長だけして撤退しよう
ジャン
おれもー
ソルティア
一回! 2D6 → 1 + 1 = 2
ソルティア
器用あがた。二回! 2D6 → 6 + 1 = 7
ソルティア
器用です。三回! 2D6 → 4 + 4 = 8
ソルティア
生命だった。四回! 2D6 → 2 + 1 = 3
ソルティア
あー……まぁ器用にしておこう。
ジャン
成長4回だ。1 2D6 → 2 + 5 = 7
ジャン
敏捷。2 2D6 → 1 + 6 = 7
ジャン
器用。3 2D6 → 1 + 4 = 5
ジャン
器用。4 2D6 → 1 + 6 = 7
ジャン
器用
GM
器用あがりすぎわろた。
ジャン
筋力が
ジャン
セッション始まるようになってから一回も上がってない
ソルティア
何か筋力が一つも上がらずに器用が3も上がった、、 専用品+腕輪でB5や……
シャルロット
成長1 2D6 → 4 + 4 = 8
シャルロット
生命ェ・・・2 2D6 → 3 + 5 = 8
シャルロット
知力。3 2D6 → 1 + 2 = 3
シャルロット
敏捷。4 2D6 → 2 + 4 = 6
シャルロット
敏捷っと。
ソルティア
シャルロットってばまたおっぱい成長したのか。(※何故か身内で生命力=おっぱいというネタが定着してました)
ソルティア
よーし
ジャン
よし
ソルティア
あたしゃ寝るぞ! 撤退だー
シャルロット
おつかれさま!
ジャン
撤退する
シャルロット
てったーい!
ソルティア
お疲れ様でした! また来週!
エリカ
てったいします
ジャン
GMありがとう!また来週だー!
エリカ
また来週!
ジャン
のし
エリカ
って
エリカ
成長振ってない
エリカ
1 2D6 → 3 + 2 = 5
エリカ
ぐ……敏捷 2 2D6 → 2 + 3 = 5
エリカ
……? 敏捷 3 2D6 → 3 + 4 = 7
エリカ
せ、生命 4 2D6 → 6 + 5 = 11
エリカ
精神!
エリカ
ふう……
GM
成長が崩れて来ましたね。
エリカ
今まで良かったのに!
エリカ
(ずぶずぶ
GM
お疲れ様でした
GM
ではこれにて〆!
GM
5話に続く!

▼能力値成長結果

シャルロットジャン(ヤンファ)エリカソルティア
器用度 25 > 25
敏捷度 22 > 24
筋力  16 > 16
生命力 19 > 20
知力  22 > 23
精神力 19 > 19
器用度 24 > 27
敏捷度 26 > 27
筋力  22 > 22
生命力 19 > 19
知力  12 > 12
精神力 12 > 12
器用度 12 > 12
敏捷度 10 > 12
筋力  14 > 14
生命力 16 > 17
知力  25 > 25
精神力 26 > 27
器用度 23 > 26
敏捷度 15 > 15
筋力  21 > 21
生命力 19 > 20
知力  27 > 27
精神力 21 > 21