虚ろの輪音

第一部 第四話「混迷に至る道」 - 01

GM
技能成長結果や命中回避魔力などを言ってくれると嬉しい。
シャルロット
皆に相談したいことがあるんだよなー
GM
いってみたまえ。
ジャン
ん、どうした
ソルティア
なんじゃらほい
シャルロット
レンジャーをそっと眠らせてマギテックに振ってもいいだろうか、ということだ……
シャルロット
そろそろレンジャーも上げないと飾りになりそうではあったので困っていてだな
ソルティア
しゃるちゃんがハイカラになるのか
ジャン
あー
シャルロット
実際振ってもメイン-2~3ぐらいになるから、微妙になりつつ
GM
ククク……惑うがいい。
ジャン
まあこっちは変転スカウトだし先制については心配するな
シャルロット
あ、あとお金があるので資金繰りに困ってる人がいたら行ってください
シャルロット
じゃあマギテックさせていただきまふ。
ソルティア
まぁ探索とかのサポートをメインに考えるならレンジャーは控えめでいいんじゃないかな。知力高いし。
ソルティア
資金繰りにはそのうち困る予定です……
GM
エリカちゃんが来ません(´'‐')
エリカ
ぅよいしょぉう(※遅刻入室)
GM
遅かったな。
シャルロット
迷走するのが私のキャラです。ファイター6 プリースト(ザイア)5 マギテック2 レンジャー2 エンハンサー2
シャルロット
命中11+1~+2、回避11~12+1です
ソルティア
とりあえず技能成長はソサ5→6にコジャ0→2、《閃電二撃ち》取得でMPがきもい。命中は11+1の回避皆無、魔力は10だ。
ジャン
フェンサー6 スカウト5 プリースト(ヒューレ)3 エンハンサー3 アルケミスト3
ジャン
スカウト、プリ、エンハ、ケミが伸びた
ジャン
で、命中は変わらず10+1、回避は11+1、13+1で盾専用化分が増えました
エリカ
フェアリーテイマー6 セージ6 アルケミスト4。魔力は10です。抵抗は8/10です。
GM
みんな回避たっけー
シャルロット・ヘリオドール
器用度 25+1
敏捷度 22+2
筋力  16+2
生命力 19
知力  22
精神力 19

ファイター      6
プリースト:ザイア  5
マギテック      2
レンジャー      2
エンハンサー     2
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
ex.《魔法拡大/数》
秘伝
《地這刃》
《活人撃》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
装備
〈ブロードソードカスタム〉
〈リベリオン-S-〉
〈アラミドコート〉
〈ブラックベルト〉
ほか
ジャン(ヤンファ・シャンリーク)
器用度 24+1
敏捷度 26+1
筋力  22
生命力 19
知力  12
精神力 12

フェンサー      6
スカウト       5
プリースト:ヒューレ 3
エンハンサー     3
アルケミスト     3
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
ex.《必殺攻撃》
《トレジャーハント》
秘伝
《瞬刃》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
【ヴォーパルウェポン】
装備
〈スィンブレード〉
〈アラミドコート〉
〈籠手〉
〈幻のウィッグ〉
ほか
エリカ・ケイ
器用度 12
敏捷度 10
筋力  14
生命力 16
知力  25+1
精神力 26

フェアリーテイマー  6
セージ        6
アルケミスト     4
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
秘伝
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
練技・賦術
【パラライズミスト】
【バークメイル】
【クラッシュファング】
【ヴォーパルウェポン】
装備
〈ソフトレザー〉
〈祈りのアミュレット〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 23+1
敏捷度 15
筋力  21
生命力 19
知力  27
精神力 21

ファイター      6
ソーサラー      6
コンジャラー     2
エンハンサー     2

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
ex.《マルチアクション》
秘伝
《剛魔撃》
《閃電二撃ち》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
装備
〈バスタードソードカスタム+1〉
〈フルメタルアーマー〉
〈タワーシールド〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
閃電二撃(せんでんふたう)》 必要名誉点:50
基礎特技《マルチアクション》 前提なし 装備限定近接武器
概要通常移動後に《マルチアクション》可能
効果  この秘伝を宣言すると、1度の主動作で近接攻撃と魔法の行使を行えます。  この時、魔法の行使条件の内、移動方法に関しての制限を受けません。  また、命中力判定に-2、魔力に-2のペナルティ修正を受けます。  PPを「1」点消費することで、ペナルティを受けずにこの秘伝を使用することが可能です。
GM
今日は多分戦闘までは辿り着きません。
GM
準備が良ければよろしくお願い致しましょう。
ソルティア
よろしくおねがいします
ジャン
よろしくおねがいします
エリカ
よろしくお願いします
GM
でははじめます。

第四話 「混迷に至る道」
僕らは知りつつあった。
世界が、僕らの意志に関わらず、少しずつその姿を変容させていることを。

けれど、世界の多くの人々は、それを知らない。
世界の変化を止められるのは、それを知っている僕らにしか出来ない。
世界の変貌が、僕らにとって望むべきものでないのならば、僕らはそれを止めるべきなのだろうか。

そんな考えを張り巡らせる最中、事態は大きく動き出した。
ついに私たちの住まう国せかいが、目に見えるように歪み始めた。

GM
賢人イーヴ・ルヴェリエの知恵を得て、それを報告してから10日程が過ぎようとしていた。
GM
イーヴから伝えられた情報は、現在情報を共有していたマグダレーナ以下の者たちにのみ伝えられ、〈HRユニット〉や保守派の兵士たちの事も含めて、未だ殆どの者には伏せられたままだ。
GM
段々と依頼時以外にも、個人的な交友関係を持つようになってきた君たちは、それぞれの胸の内を語ったり、お互いに切磋琢磨しながら、次の報せを待っていた。
GM
〈HRユニット〉の持っているであろう不可思議な力……それを思えば、知ってしまった君たちの気持ちが逸るのも無理はない。
GM
とはいえ、事は慎重に運ばねばならず、ルキスラ帝国のマギテック協会の重役と秘密裏に連絡を取る為に、多くの時間が消費されてしまっていた。
GM
そして、今朝も君たちは〈宵の明星亭〉に集っていた。

エリカ
十日ならとりあえず1週分ですか。<おくすり代
エリカ
と思ったけどセッション中の経過時間考えたらちょうど2週分ぐらいか……
GM
でいいですよ。
GM
でも最近、いつものお薬じゃ症状が抑えきれなくなってる感じがあります。>エリカちゃん
シャルロット
今日は特に目的も無くあつまったのかな(ぷらぷら
GM
うん。
#ギル
「はぁー……終わった終わった」 もはやお馴染みとなった朝のラッシュを終えて、今日もギルが肩を回す。
#エルシオーネ
「最近思うんです。マスターはマゾヒストではないのかと」
#ギル
「俺はマゾじゃないっての……まったくもう、いつまで経ってもその調子なんだからなぁ」
ジャン
「えっ」 <マゾじゃない
ソルティア
「お疲れ様です、ギルさん」 いたわってあげるのは俺くらいや。(そうか?
#ギル
「センキュー。いやぁ……労ってくれる人が居るのはいいねぇ」
#エルシオーネ
「この忙しいのに新しい従業員も雇わないのですから、マゾですよね」
シャルロット
「朝、いつも忙しそうですよね……」 朝だけでもやっぱり人を増やせばいいのに
#ギル
「人を増やすとほら……色々、掛かるじゃない?」 指で輪っかを作って。
エリカ
「マゾっていうか、けちなんじゃないですか?」 はー、とカウンター席で休んでよう。
#ギル
「ぐはっ……」 ずばり言い当てられた。
ソルティア
「エリカちゃんが手伝ってくれるだけマシですけどね。僕は客商売には向きませんし……」 金属鎧的な意味で。
エリカ
「もう一人、二人ぐらい雇ってもいい気がするんですけど……これだけ繁盛してるんですし」
#ギル
「うーん……いつまでもエリカちゃんに負担を掛けるのもなんだし、そろそろ考えるべきなのかねぇ」
ジャン
ジャンは適当に軽食でももぐもぐしつつ、時間が過ぎるのを適当に待っている
#エルシオーネ
「忙しいと言えば、此処2,3日、街の様子が慌ただしい感じですよね」
シャルロット
「……そうでしたか?」 最近は鍛錬と勉学で忙しいのだ。
シャルロット
「あまり外出しないので、街の様子というのも縁遠いところがありまして……」 基本家なのだ
ジャン
「それもどうかと思うがなァ」 お前外のこと知るために冒険者になったんだろ
シャルロット
「思いのほか、知ることよりも力不足を感じてしまいまして」 おはずかしながら
ジャン
「……はッ、贅沢なこと言うじゃァねえか」 あんだけ多才なくせして
ジャン
「しかし街の様子なァ……特に情報漏れはしてなくても、どことなく異変を肌で感じてるってのか?」
#エルシオーネ
「いえ、そういうことではなく」
GM
エルシオーネの言う街が慌ただしい、というのは確かにその通りだ。
GM
理由は、ルキスラ帝国の宰相であるベアトリス・エインズレイが、会談の為に公都を訪れているからだ。
ジャン
ベアトリスが来てただけだった
GM
エリカとソルティアは、それぞれの妹から、以前のように今日、ライフォス神殿をエインズレイ宰相が訪れ、教会学校で臨時の講義を行う、という話も聞いています。
ソルティア
「ルキスラ帝国の宰相様がやってきていますからねぇ。慌しい様子なのも当然でしょう」 個人的な知り合いと言う事は基本的に伏せてるだろうし、こんな言い方。
エリカ
「ああ。そういえば、そうらしいですね」
ジャン
「あァー、あの女の宰相か」 詳しくは知らん
#ギル
「そーそ。大使たちとも直接会談があるみたいでさ、今日、大使殿たちも忙しいみたいよ」
ソルティア
「ま、宰相様は比較的国民にも知れている方ではありますけどね。公国にいらっしゃる時は、ライフォス神殿にも顔を出してくれますし」
エリカ
「今日も、教会学校で講義があるみたいですしね」
ソルティア
「アカシャもそう言ってたね。今日は依頼がなさそうだし、後で神殿に顔を出そうか?」
エリカ
「んー……そうですね。でも、何だか今日行くと野次馬っぽく思われそうです」
ソルティア
「あぁ……じゃあいつもみたいに、帰り際に顔を出す方がよさそうかな」
#ギル
「まあ、その会談のせいなのかなんなのか知らないけど、いつもより帝国との連絡馬車が多いのよねぇ……」
#エルシオーネ
「昨日買い物途中で馬車に轢かれかけましたね。帝国の御者たちは運転が荒いのが問題です」
ソルティア
「それは危ないですね。怪我はしませんでしたか?」
#エルシオーネ
「はぁ……既の所で華麗に緊急回避を決めたので問題はありませんでしたが」
ソルティア
「それは何よりです。ですが、そんなに帝国の馬車が多いんですか……」
#エルシオーネ
「そうですねぇ……いつもの1.5倍以上は見ているような」
#エルシオーネ
「まぁ、連絡馬車の半分は公国のものな訳ですが、こっちも運転のお行儀は良くないのでおあいこですか」
ソルティア
「何だか不穏な感じがしますねぇ……何事もなければいいんですけど」<連絡馬車マジ多い
シャルロット
「ばたばたしすぎていて、大切な事を見落としている気も……しないではないのですが」 慌しさとは違うところで、見なければならないものがある気がする
#エルシオーネ
「大切な事、ですか?」
シャルロット
「あれだけのことがあって、色々調べが進んできているんですよ?」 ユニットとか、騒動とか。
#ギル
「……ふむ、その騒動の影に、何か見落としてるものがある、って?」
シャルロット
「まだ明確な何かが捕まえられていないのに知れ渡っていて……でも、何も起きていない現状がおかしいなって」
シャルロット
「いえ。騒動を望むわけではないんですが、何かを企てている悪党さんがいるのであれば、もう何かを起こしかねないところまできちゃってるのでは、って。気にしすぎですよね」
#ギル
「まぁ確かに……君たちがあの保守派の兵士たちの姿やユニットを見つけてからは結構時間が経ってるしね」
ジャン
「………ふゥん」 やはり、成長速度が早い。これはこれでジェラルドに報告する一つのネタになる
#ギル
「いくら慎重に事を運んでいるとはいえ、外部に漏れている可能性はゼロじゃあないし、何も起こっていないのは確かに妙だと言えば妙、かもねぇ」
ジャン
「……ただまァ、正直こっちは今先手を取れる立場にないからな」  「いくら探りを入れたくてもどうこう出来る状況じゃねェ」
ソルティア
「気にしすぎ……と言うか、今僕らの手が届くところじゃありませんからね。妙ではありますが、ここで焦ってもしょうがないと思いますよ?」
シャルロット
「今までの事が前準備だとしたら……次は。だから、何となく胸騒ぎが収まらないんです」 急ぐように勉強するのもそういう焦燥からだ
#ギル
「……ま、細かい事はなんとも言えないけど、そうやって警戒して動いておくのは悪い事じゃあないと思うわよ」
エリカ
「はあ……でも、妙だ妙だとは言っても、依頼でもないと私たちは特に動く理由もないですし……」
ソルティア
「こちらは情報待ち、連絡待ちの身ですからね。彼ら調べる人、僕ら動く人」
ジャン
「ギルのオッサンの言う通り、身構えとくぐらいしか出来ねえな」
シャルロット
「……そう、ですよね。何か出来ないことが無いか、そわそわしてしまって」
#ギル
「おっさんには特にそんな胸騒ぎがないけど……若者と女の子の勘は鋭いって言うからなぁ」
ソルティア
「暗におっさんカテゴリに含められた気がしました」<胸騒ぎ無いのは
#エルシオーネ
「しかしシャルロットさん、そのような理由があっても引きこもりは駄目ですよ。心が荒みます。……そう、私のように……」
ジャン
「俺が外の世界に連れていってやるぜェ?」 きりっ
#エルシオーネ
「……では、私、最高級料理店で心ゆくまで食事がしてみたいです」
ジャン
「おォっと…そいつは俺が出世してからの予約で勘弁してくれよ」
#エルシオーネ
「ではジャンさんが出世出来るようにうちの看板として売りだしてみましょうか……」
ジャン
「看板か……」 それはちょっと
#エルシオーネ
「巨大なジャンさんのタペストリーを作って店の前に貼り出す……とか」
ジャン
「多分誰も得しねえぞそれ」
#ギル
「青年じゃちょっとインパクト足りなくて人が釣れそうにないわぁ……」
ソルティア
「エリカちゃんとシャルロットさんを二大看板として売り出すほうが効果がありそうです」
ジャン
「エリカちゃんを売り出すにはもうちっと発育がだなァ……」
#ギル
「もうちょっと……こう、ね」
エリカ
「はぁ……?」 誰の何がなんだって?
ソルティア
「いえいえ、需要と言うのはどこにでもあるものですし」 何がとは言わないが
ジャン
「ソルティアって割とさりげなく言うよなァ」 カッカッカと笑いつつ
シャルロット
「……最近、エリカさんなんかがジャンさんをすごい眼で見てる理由が分かるようになって来ました」 大きな進歩です
ジャン
「いやァ、そいつは違う進歩じゃねェ……?」
シャルロット
「違うんですか……?」
#ギル
「それもまた、立派な進歩のひとつかもね
ジャン
「もっと違うことを学ぶべきじゃァ……ってどさくさに紛れてるがギルのオッサンも人のこと言えねえぞ」
#ギル
「え、何が?」
エリカ
「シャルロットちゃんはその調子でもっと進歩しても問題ないからね」
シャルロット
「がんばります」 ぐっ
ジャン
「えェー、シャルがエリカちゃんみたいになっても面倒だなァオイ」 フェリシア×3
#エルシオーネ
「シャルロットさんは発育が素晴らしいですが、エリカさん、実は私より無いのでは……」
エリカ
「そ、そそんなことないし!?」
ジャン
「エリカちゃんはなァ、まァ、良いんじゃね?」 投げた
シャルロット
「ところで、エリカさんたちは何のお話を?」 むね?
ジャン
「男の夢が詰まった話だ」
#エルシオーネ
「胸です。バストです」
ソルティア
「家系でしょうかねぇ……」 もにもにも貧っぽいよね。<えりかちゃん
エリカ
「そんな哀れむような目で見ないで下さい!」
#エルシオーネ
「ソルティアさんにも、暗に貧乳だと言われてしまいましたね……」
エリカ
「わ、私は普通だし! 比較対象がおかしいの!」
ソルティア
「いやいや、哀れんでなんかないよ? ただ個人差はあるけど」 フォローしてるのかしてないのか
シャルロット
「揉めば大きくなるとジャンさんがこの間通信機片手に仰っていました」
ジャン
「御用とあらばいつでも手を貸してやろうじゃァねえか」 わきわきさせつつ
#ギル
「アレ嘘らしいけどね」
ソルティア
「実は腫れるだけ、と言う話は聞いたことが」
シャルロット
「そうですね……私は特に揉んで大きくしたわけでもないですし」 こく
ジャン
「あァいや、大きくなる奴もいるぜ一応」
#エルシオーネ
「それって結局元々のその人の素質じゃないです?」
ジャン
「まァ、実際は育った環境とも言うらしいが」
エリカ
「くっ……」
エリカ
「そもそも揉めば云々とか、男が自分が揉みたいからって大法螺こいてるだけじゃないですか……!」
シャルロット
「そうなのですか!?」
ソルティア
「ジャンさん的には間違いなくそうでしょうね」
ジャン
「騙されるな!それは女側の主張だ!」
シャルロット
「私は女ですからね!?」
エリカ
「ジャンさんはよっぽど黒焦げになりたいみたいですね。ええ」
ジャン
「っつーか最近はソルティアまで乗るようになったなァ……ってひィ、落ちつけ!店内だぞここ!」
#ギル
「なんというか、微笑ましいやり取りだわ。こんなのんきなのに、何か起こるなんて考えたくもないわぁ」
ソルティア
「そしてジャンさんが黒焦げになってオチが付く……」 なむー
#エルシオーネ
「どうどう」 >エリカ
ジャン
「そんなオチはいらねェ」
ソルティア
「ジャンさんが火の粉をかぶってくれますからねぇ」 はっはっは
エリカ
「ソルティアさんも乗らないで下さい」
ソルティア
「人間関係を円滑にする術は時に馬鹿話に花を咲かせることだよ?」 ははは
エリカ
「ジャンさんとかの馬鹿が加速するから程々にしてくださいね……」
ソルティア
「必要な時は止めるから大丈夫。今みたいな時とか」
#ギル
「もしかして“とか”って俺も含まれてる?」
エリカ
「さあどうでしょう、ご自分でお考えになったらどうですかー」
#ギル
「エリカちゃんが酷いっ、誰っ、彼女をこんな子にしたのはっ!」
ジャン
「そんな簡単に馬鹿って行ってくれるなよ……」
シャルロット
「私より馬鹿な人は居ません!」 きりっ(ジャンのまね
エリカ
「自分でそれ言っちゃうの……!?」  「……あ、なんか疲れてきた」

GM
と、君たちが馬鹿な話に花を咲かせていると
GM
小気味いい音を立ててドアベルが鳴り、何者かの来訪を告げる。
#エルシオーネ
「いらっしゃいませ」
ソルティア
「っと、お客さんですか」
#フェリシア
失礼します」 現れたのは、軍服を身にまとった青い長髪の女性、フェリシアだ
ジャン
「oh...」 今の馬鹿話聴こえてたらどうしよう。大人しくしとこう
#フェリシア
「…………」 シャルロット様何であんな発言してるんだろうなー、あのキメ顔は誰の影響だろうなー
ジャン
「………」 後でお説教だなァこれは
#ギル
「おや、フェリシアちゃんじゃないの」
#フェリシア
「……だからちゃんは止めてください、ちゃんは」
ソルティア
「あぁ、フェリシアさん。おはようございます」 丁寧に挨拶。
#フェリシア
「……ふぅ」 ひとつため息をつき。 「ええ、おはようございます」
エリカ
「あ…… お、おはようございます」 ぺこり。
シャルロット
「おはようございます」フェリシアさん」 マギテック講義ありがとうございました。お陰でレベル2です
#フェリシア
どういたしまして。>シャルロット様
#フェリシア
フェリシアは、君たち4人とギルの顔を見回す。その目は、「話をしたいのですが、よろしいでしょうか」と語っていた。
#エルシオーネ
「どうやら、待っていた報せが来たようですね」
ジャン
「……話、ねえ」   「宰相さんについて何かあったかァ?」
#フェリシア
「……いえ、宰相殿と公国議員の会談は滞りなく、昨日終了しています」
ソルティア
「……ギルさん、奥の部屋へ?」 借りてもいいか、と言う意思表示込みで。
ジャン
「……で、それ以外の別件なら」 ちらりとフェリシアの方を見て 「そうだなァ、奥の部屋借りるか」
#ギル
「……ああ、勿論いいよ」
シャルロット
「……えと、行きましょうか」 マジな話のようだ
#フェリシア
「ええ、お願いします」
ソルティア
「ほら皆、ここからは真面目な話ですよ。早く奥へ行きましょうねー」
エリカ
「……ええと、はい」
#フェリシア
「ではギルさん、お借りしますね」
GM
では、場面を変えまして。

GM
前回と同じく、掃除の行き届いた生活感の無い部屋に入り、席に着く。
GM
君たち全員の着席を確認すると、フェリシアは声を発した。
#フェリシア
「……お待たせしました。ようやく、ルキスラ帝国のマギテック協会の方に秘密裏に協力していただけることになりました」
#フェリシア
「前回の皆さんの報告から、今に至るまでの状況の説明からさせていただきたいと思います」
ソルティア
「えぇ、お願いします」
シャルロット
「お願いします、フェリシアさん」 身を乗り出しながら話を伺う
エリカ
「お願いします」
#フェリシア
「……帝国の中でも魔動機術に関して抜きん出た知識を持っていらっしゃる方でなければ、依頼する意味もありません。そしてそれだけの人物となると、秘密裏にコンタクトを取るのもそれだけ困難になってしまいます」
#フェリシア
「言い訳がましくなってしまいますが、時間が掛かってしまったことは、どうかご容赦ください」
シャルロット
「そんなことに、不満や苦情なんてあげませんよフェリシアさん。いつも頑張ってらっしゃるのは知っていますから」
ソルティア
「いえ、この状況ですから。尽力いただけたのは分かっていますよ」 微笑みつつ。
#フェリシア
「……ありがとうございます」
#フェリシア
「……さて、まずは〈HRユニット〉そのもの、についてです」
ジャン
「……おう」 珍しく真面目な顔つきで話を聞いている
#フェリシア
「前回の皆さんの報告……ルヴェリエ殿から得た情報を元に、公国のマギテック協会の一部の人間にもその情報を与え、解析を進めさせました」
#フェリシア
「しかし、結果はやはり変わらず。……まぁ、分かっていたことではあるのですが」
ジャン
「解明には至らず、かァ」
#フェリシア
「“実験”を行なってしまえば、あるいは何か分かるのかも知れません。……しかし、ユニットのもたらす効果が、本当に貴方がたからの報告どおりだったとしたならば、それを行う者は道徳に反します」
シャルロット
「そうですよね……」 凶暴化したり、記憶なくしたり
ソルティア
「ですね。こういってはなんですが、公国と帝国では技術力にも大きな差がありますし……」 首を振り。
ジャン
「そもそも、そういう効果を持つってだけで」
#フェリシア
「……これは私の個人的な見解になりますが、例え実験を行ったとしても、正直、公都のマギテック協会員だけでは力不足に思えてならないのです」
ジャン
「実際に使い方も解らないんじゃァねえのか?」
#フェリシア
「そうですね。実験を行う場合はそこも手探りで行わねばならないでしょう」
ジャン
「確かに、土壇場で試すにはちっと危険すぎる実験だなァ」 使い方も解らんときたら
エリカ
「蛙や巻貝があれだけ凶暴になるぐらいですもんね……」
ジャン
「あァ、興味本位だけでやって良いことじゃァねえ」
#フェリシア
「その裏で、以前もお話した通り、マグダレーナ殿下やバッカス大使閣下を中心に、ルキスラ帝国のマギテック協会の方への協力要請が行われていたのですが」
#フェリシア
「今回のお話は、主にそちらについてになります」
ジャン
「っつーと、もっと詳しい奴を探せ、とでも言うのかよ」
#フェリシア
「いえ」 ジャンに首を振って 「流石に我々も、そこまで無能ではありません」
ソルティア
「はい」 こくり頷き
#フェリシア
「とある帝国の魔動機師の方に話を通し、協力の要請を受けていただく事に成功しました」
#フェリシア
「その方は、ランベルト・ロートシルト教授。ルキスラ帝国のマギテック協会の副会長であり、同時に魔動機大学の教授の一人でもある御方です」
シャルロット
「流石です」 協力もぎとっちゃっちゃー!
ジャン
「へェ」
ソルティア
「協会の副会長ですか……」 かなり地位の高い人だな。
#フェリシア
「此処からが、貴方がたにお願いしたいことになりますが」
ソルティア
「はい?」
ジャン
「ン?」
エリカ
「……ここから?」
#フェリシア
「帝国の重鎮とも言えるロートシルト教授と、マグダレーナ殿下など、名前の知られた御方が直接会談を行おうとしては、どうしても目立ってしまう」
#フェリシア
「だから、事情を知る貴方たちに、ロートシルト教授へ話を通し、〈HRユニット〉を届けて欲しいのです」
ジャン
「まァ、あの“姫将軍”さんはただでさえ現状忙しくて身動きできねえだろうしなァ」
シャルロット
「なるほど……お、……んん。マグダレーナ様の代わりが務められるなら光栄です」 こほん。
エリカ
「……?」 お? と不思議そうな目で見た。>シャル
シャルロット
「大丈夫です。噛んでません」
ジャン
「………」 こいつそろそろボロ出しそうで怖いな
#フェリシア
「……」 だ、大丈夫かなー。シャルロット様大丈夫かなー。
ソルティア
そろそろ見て見ない振りどころかしれっと流せるようになってしまった。<ボロ出しそうな子
ソルティア
「あまり公にはしたくない……いえ、出来ない話ですからね」
ジャン
「ブツがブツだ。公にするワケにはいかねえな」
#フェリシア
「そうですね。……マグダレーナ様には、ただでさえ開放派からの監視とも言える目がついていますし」
ソルティア
「つまり、帝国までお使いと言う事ですね。分かりました」
#フェリシア
「帝国技師の方に届けて欲しい、とは言っても、貴方がたに帝国に向かってもらうということはありません」
#フェリシア
「その辺りは、上手く事を運んであります」
ソルティア
「ん、帝国まで、と言う事ではないんですか」
#フェリシア
「ええ、むしろ、今日中に済んでしまうでしょう」
ソルティア
「今日中……と言う事は……」
エリカ
「ん……技師の人が近くまで来るんですか?」
#フェリシア
「現在、ロートシルト教授は、公都にいらっしゃいます」
シャルロット
「……ここにいらっしゃっているのですか」 まじか!
ジャン
「ン……本人がわざわざ来てんのかよ」
#フェリシア
「丁度、公国のマギテック協会へ、客員として一月程滞在する予定がありまして、3日程前から公都にいらっしゃっているのです」
ジャン
「へェ、そいつは都合が良いじゃァねえか」
ソルティア
「……日ごろより多い連絡馬車は、それが原因ですかね?」 ガリガリ頭を掻いて。
#フェリシア
「ええ、教授やエインズレイ宰相が公都にいらしている影響が多いのは確かです」
シャルロット
「では、普通に面会しにお邪魔させていただければよろしいと?」
#フェリシア
「はい」 シャルロットに頷いて。
エリカ
「それなら、本当にすぐ済みそうですね」
ソルティア
「こちらとしては文句を付けたい所ですね。帝国の馬車は運転が荒いですから、義妹が轢かれないかとひやひやものですから」 はは、と笑いつつ。
#フェリシア
「……すみません、公国帝国両国の御者たちにも通達はしているのですが、どうしても取り締まり切ることができなくて」
ソルティア
「昔っからですからねぇ、あの人たちは……僕も軍属の頃は苦労させられましたよ」 同病相哀れむである。
#フェリシア
「現在、公都旧市街にあるロートシルト教授の別邸に、ご子息とご息女と一緒にやってきているそうです」
シャルロット
(噴
ジャン
どうした>しゃる
シャルロット
いえ。PLが噴いただけです。
ソルティア
「家族旅行みたいですね。いいですねぇ、僕もやってみたいものです」
エリカ
「家族旅行……」 妹の体を考えれば、夢のまた夢だな、と思いつつ。
シャルロット
「冒険とは違うのですか? 私はいつでもわくわくです」 >そる@旅行
ソルティア
「冒険は旅行と言うには危険が付き物すぎて、家族と一緒と言うのはちょっと」
ジャン
「……しっかし、そんな近場にいたならわざわざ俺らじゃァなくても良かったんじゃねえの?」
エリカ
「それは……確かに」
#フェリシア
「貴方がた以外に適任は居ないのです」
#フェリシア
「公都内とはいえ、先も言ったように、有名人同士の会談ではどうしても人目に付いてしまう。マグダレーナ殿下程であれば、絶対です」
#フェリシア
「バッカス大使たちは、エインズレイ宰相との会談、及びお見送り等で当然今こちらの都合を押し付けるなど、出来る訳もありませんし……」
ジャン
「逆に俺らみたいなのが尋ねていっても不自然には思うが……まァ、他のお偉いさんが尋ねるよりはマシか」
ソルティア
「ま、ましてやあんな危険物を知らない冒険者に持たせることは出来ませんしね」
#フェリシア
「ええ、少なくとも、貴方がた以外に知らせる訳にはいきません」
シャルロット
「確かに、小回りが利きますし、イーヴさんのお話を直に聞いたのも私たちですものね」
ソルティア
「僕らは冒険者ですからね。何らかの鑑定物を、高名な魔動機師が来ているのをいい事に鑑定を頼みに行った体でも取れば大丈夫でしょう」
ソルティア
「誰かに聞かれたら、鑑定物が彼らの興味を引くものだった、くらいに言っておけばいいんですよ」 ははは
#フェリシア
「今事情を知っている人物については、既に教授に話を通してあります。貴方たちが向かっても、教授に不審がられることはないでしょう」
ジャン
「家族団欒のトコを邪魔して不機嫌にならなきゃァ良いがな」 苦笑し
#フェリシア
「それは貴方がたの態度次第でしょうね」 何かトゲのある言い方だ。>ジャン
ジャン
「………」 いつもの彼女との調子なら「それ俺のことしか指してなくね?」と突っ込んでいたところだ
エリカ
「予め話が通っているなら、そんなことはないと思いますけど……失礼なことしなければ」 じと >ジャン
ジャン
「えェー、俺だってキリっと出来るって言ったじゃねえか」
エリカ
「出来る出来るって言ってしてるところ見た覚えあんまりない気がするんですけど……」
ジャン
「そのうち見せてやるって。そのうちなァ」 はっはっは
#フェリシア
(いつも見せなさいよいつも……)
ジャン
「………」 超見られてる俺
エリカ
「そのうちそのうちって絶対見れない気がするんですけど……」
ジャン
「おォ、それはアレだなァ。振りってやつだな」 いつか目にものをみせてやる
エリカ
「やめてください別に何も振ってません」 >じゃん
ジャン
「拒否られた……」 ひでえ
シャルロット
「でも、親子揃っているのはいいことです。あまり邪魔しすぎないようにきをつけないといけませんね」 ちょっと遠い目で呟きながら
ジャン
「……そうだなァ」 ウチも揃うことはなくなったが、シャルについても逆につらいことだろう
ソルティア
「まぁぼかぁ義妹一人いればお腹一杯ですけどね」 キリッ
#フェリシア
「……そうですね」  「とはいえ、エリカさんの言う通り既にこちらから連絡をよこすという通達はしていますし、大丈夫でしょう」 何事もなければ、な。
ソルティア
「そういえば、その副会長さんとそのお子さんの評判はどうなんですか?」
#フェリシア
「……ご子息たちの評判ですか?」 きょとんと、そんな質問が来るとは思ってなかったって顔した。
ソルティア
「評判と言うか、人となりと言うか。あまり失礼な事をするわけにもいきませんからね」
#フェリシア
「……すみません、流石に私はそこまで聞き及んではいません。教授のプライベートに不用意に立ち入る訳にはまいりませんので」
ソルティア
「わかりました。じゃあまぁ、当たり障りの無いように接するのが無難みたいですね」
ソルティア
「少なくとも帝国の現会長みたいにはっちゃけた対応はしなくていいと」
#フェリシア
「……た、確かに帝国の協会長殿は変わった御方ではありますが」 苦笑いだ。
エリカ
「……ともあれ、ユニットを持って教授のお宅まで届ければいい、と」
ジャン
「ま、とりあえず流れは出来てるみたいだし、俺らはとりあえず向かえばいいってことかねェ」
#フェリシア
「ええ、お願いします」
#フェリシア
「こちらがユニットと……」 また袋とかに入ったユニットを差し出して。 「こちらが、教授の別邸までの地図になります」 旧市街の地図だ。
シャルロット
「変に武装していくのも、目立ちますかね?」 武器とかおいていったほうがいい?
ジャン
「少なくともガチガチの鎧は要らないんじゃねえか」 ソル見て
ソルティア
「冒険者なんて武装してないほうが不審なくらいですよ。屋敷に入るとき武器を預ける、くらいの感覚でいいんじゃないですか?」
ソルティア
「えっ」<お前鎧は脱いでけよ
シャルロット
そるてぃあさんのアイデンティティが脱がされそうになってる
#フェリシア
「いえ、公都で冒険者が武装したまま歩いているのは珍しい事ではありませんし、有事の際にすぐに対応出来るよう、そのままでお願いします」
ジャン
「っつーか、今のこの国の現状じゃァ」
ジャン
「武装してないと何処で闇討ちにあうか解らねえが、な」 悲しいことだが
#フェリシア
「流石に、お邪魔する時には武器を預けた方が良いとは思いますが」
#フェリシア
「……否定出来ないのが、情けないところですね」
シャルロット
「はい、わかりました。そのぐらいの感覚でよいのですね」
ジャン
「まァ、そんな顔すんなよ。そういうのをマシにするために今俺らが動いてるんだからなァ」 偶にはまともなことをいう
#フェリシア
「……」 急にまともな事を言うのは止めてくれる? と言おうとしたのを飲み込んで。 「はい、お願いします」
ジャン
とりあえず地図は俺が受け取っておこう。ユニットはシャルかソルあたりが待ってそう
シャルロット
じゃ、うにっとは私が。
ソルティア
ソル君は危険感知ないのでシャルちゃんに預けます。
エリカ
「ええと……それじゃあ、すぐに向かっていいんですか?」
#フェリシア
「ええ、皆さんがよろしければお願いします」
ソルティア
「ま、お邪魔するにも早い方がいいでしょうしね」
ジャン
「ンじゃァ、準備整ったら行くとするかね」 地図をぴらぴらしながら見つつ
シャルロット
「さっそく行ってみましょうか?」
ソルティア
「善と約束のねじ込みは急げと言いますから、出発するとしましょう」
ジャン
「ちなみにこれは流石に報酬出ねえよなァ?」 忘れてたが
エリカ
「……」 は。 「いや、これでも出ないってことはないと思いますけど」
#フェリシア
「……ああ」
#フェリシア
「一応、出させてはいただきますが、あまり時間も危険も考えられる仕事ではありませんので、いつものようにはお出しできません」
#フェリシア
お使い程度だと思っておきい。まぁ一人1000とかそんなレベル。
エリカ
「そうですよね……」 出るよね……
ジャン
エリカちゃんが金について忘れたらアイデンティティが!
エリカ
聞くタイミングをはかっていたらそのまま忘れたなど。
ソルティア
お駄賃と言おうと思ったがお駄賃にしては高いな。
GM
一応機密だからな。
シャルロット
「私たちもそのようなお仕事で沢山お金を貰おうなんて思いませんよ」 あははー
ジャン
「オーケィ、そんなモンだろうな」  「とりあえず行くかァ」
ソルティア
「はい、そうしましょう」 よっこいせと立ち上がりつつ。
GM
では、そんな感じで出発で良ければ出発するがいい。
GM
買い物宣言などがあれば今のうちにな。
シャルロット
特に買うものもないのでしゅるすると出発でござる
エリカ
とくにないです<かいもの
ジャン
おっと、カード買い足すので9枚で180消費します
GM
180エーン
ソルティア
買い物は一通り済ませてるのでだいじょーぶ。いつものように甲冑に猫を仕込んで出発だ。
ソルティア
でも何か、普段使い魔はアカシャのとこに置いていそうだなと思いなおした。今使い魔いません。
GM
まじか。>使い魔居ない
GM
使い魔のルール再確認してくるわ。
ソルティア
なん、、
GM
これだからソーサラーは。
ジャン
そして使い魔を殴りまくるアカシャ
ジャン
旅の途中でソルティアに異変が…
ソルティア
そ、そーさらーだってディスられるばっかりじゃないんだぞ><
ソルティア
旅に出てる時は使い魔持ってくし!
GM
まぁ意識をはっきりと移してない限りは痛みとかがなきゃ気付かないな。
ソルティア
まぁ何かあったらアカシャが髭を引っ張るだろう。
GM
ともあれ。

GM
現在時刻は午前11時を回ろうとしているところ。
GM
〈宵の明星亭〉のある新市街から《中枢道》を通り、上流階級区や行政区、そして公城区を抜けて、君たちは旧市街へと向かう。
GM
公城区の中央には、公王であるアルフレート三世、そしてその血縁の者が暮らすダーレスブルグの中心の城《騎士公城》が存在する。
GM
《大破局》の後に建設され、公爵という王を除く貴族の中で最も高い地位を持ちながら、騎士としての心を忘れぬように、と当時の大公によって名付けられた名に相応しい威容を備えたその城は、質実剛健とした気風を持つダーレスブルグにこの上なく調和している。
GM
“姫将軍”マグダレーナ・イエイツも、基本的にはこの公城内で暮らしている。とはいえ、彼女は公都の内外を問わず精力的に視察に出るなどの活動を行う為、城に居ない日も多いのだが。

GM
それらの地区を抜け、旧市街へと到着。マギテック協会を目印に、そこからそう遠くない場所に、ロートシルト教授の別邸はあった。
GM
一般的な公都の旧市街の建物と同様の建築でありながら、スペースはかなり広く確保してある。広い庭には、何らかの作業用と思しき大きめの魔動機が鎮座しているので、一目で魔動機師の邸宅であることは分かるだろう。
GM
門と庭を抜けた先に、両開きの大きめの玄関がある。
ソルティア
「はぁ……ハイカラですねぇ」<魔動機だー
シャルロット
「はいから?」 ソルのとなりで屋敷を眺めつつ
ジャン
「まァ、こんなモンだろ」
エリカ
「ソルティアさん、その言い回しはちょっと……その……」
ソルティア
「いやー、魔動機術っていつになってもよくわかんないんですよねぇ……」 アビスしか使えません。
エリカ
「私もそこまで理解してるわけではないですけどね……」 でもハイカラって言い回しはおじさんくさげふんげふん。
ジャン
「駄目だぜェ?時代に置いていかれたら女の子に格好いいとこ見せれねえからなァ」
シャルロット
「最近勉強しました! ばっちりですよ、ソルティアさん」 うふへへへ
ソルティア
「まぁ、とりあえずお邪魔しましょうか」 門を入って庭を抜けて、玄関のノッカーをノックすればいいか。
ジャン
とりあえずノックするが、なんかこう、あるかね
GM
ドアノッカーがある。
ジャン
流石にインターホンはなかった
GM
インターホンwwwwwwwwwwwww
ソルティア
インターホンわろた。でもありそう、、
ジャン
魔動機文明すすんでたらありそうじゃね
エリカ
あっても客人が使えない!
GM
ドアノッカーを叩き、来訪を告げれば。
GM
中から、誰かの足音がゆっくりと近づいて来る。
シャルロット
「もうしわけありませんー、どなたかいらっしゃいますかー」
#
「はいはい、どちらさんだ……と」
#
中から出てきたのは、黒髪を肩下に届く辺りまで伸ばした気怠げな女性……と一瞬見間違うくらいの青年だ。
よく見れば男性らしい顔と身体つきではあるし、声も男性そのものだ。
#青年
「……何だ? アンタら」 青年は片眉をあげて、明らかに面倒臭そうに君たちに応対した。
ジャン
「あァーと、話には伺ってると思うが、件の冒険者だ」
ソルティア
「あ、すみませんお忙しいところを。依頼を託されてきた冒険者ですが……」 何だとか言われた。
#青年
「話?」 頬を掻いて、そんなもん聞いてたっけなーと思い出そうとする。
シャルロット
「若そうですから、ご子息の方では?」 ジャンにうしろからみみうち
ジャン
「あァーと、親父さんはいるか?」
エリカ
「ロートシルト教授を訪ねてきたんですけども……」
#青年
「冒険者……ああ、親父に用か」
ソルティア
「はい。ちょっと、魔動機術の使われた物品の鑑定をお願いしたく」
ジャン
「親父さんに話が通ってる筈なんでなァ」
#青年
「親父、親父……ね」 今度は右手の中指で額を叩き、思い出そうとする。
エリカ
「いま、ご在宅じゃないんですか……?」
#青年
「いや」 俺は正直知らん、と言わんばかりの顔だ。
#青年
「悪ィ、ちょっと待ってくれるか」
ソルティア
「あ、はい、分かりました」
エリカ
「……? はい」 まちます。
シャルロット
「? わかりました」 よくわからないけれど。
#青年
「おい、アンネ!」 青年は家の中を向いて、誰かの名前を呼んだ。
ジャン
「ン……何かおかしくねえ?」
#青年
「……ン? 何がだ?」
エリカ
家族が在宅かどうか解らないのか……と疑問に思いつつ。 「しっ」 思っても言うじゃありません>ジャン
エリカ
ジャン小突いた。
ジャン
「あだっ」 小突かれた
ジャン
「いや、親父が家にいるかぐらい知ってるかな、と思っただけだ。気ィ悪くしたらすまん」
#青年
「……あー、いや、まァ、俺は親父とはあんまり仲が良い訳じゃなくてな」 一応公国にはついてきたけど。
ジャン
「あァー、そうか。悪いこと訊いちまったな」 多々あることだが
#少女
「……何?」 少しして、奥から長い銀髪の小柄な少女が出て来る。頭にはゴーグル、そして家の中だというのに前面に多数のベルトのついた赤色のコートを纏っている。挙句、その手にはドライバーやレンチなどの工具が握られている。

#少女
「あ、お客さん?」 アンネと呼ばれていた少女は、君たちの姿を見ると、接客用の表情になった。それでも若干気怠げに見える辺り、目の前の青年と血が繋がっているのだろうと思える。
ソルティア
「あ、どうも、初めまして」 ぺこりと挨拶しつつ。
#少女
「どうも、初めまして」 誰かよくわからんけどとりあえず返しておいた。
エリカ
「どうも、こんにちは」
シャルロット
「……」 あの子がしってるのかな。まってます
エリカ
(……なんか、凄い格好……)
ジャン
「おォ、こんにちは。中々アクティブな格好してるなァ」
ソルティア
「ロートシルト教授に、物品の鑑定をお願いしに来た者ですが……」
ソルティア
「教授には、上から話がついていると思うのですが。ご不在でしょうか?」
#少女
アクティブと言われて褒められた気分になって若干顔がほころびつつ。
#少女
「……あー」 君たちが父親に用があることを伝えると、彼女は申し訳なさそうな顔をする。
#少女
「パパ、2時間くらい前に出て行っちゃったわ」
#少女
「公国軍の人、だったのかな。2,3人、軍服を着た人たちが来て、その人たちと一緒に。……しばらくすれば戻る、とは言ってたけど」
エリカ
「公国軍の人に……?」 えー。
ソルティア
「……公国軍に、ですか?」
シャルロット
「……?」 エリカとソルの顔がくもっているような
ジャン
「……マジかよ」 頭がしがしと掻いて
ジャン
「……そういやァ、何か用があってこっちの国に来たって話だったなァ」
#少女
「うん、多分ね。私、あんまり公国軍の事は知らないから、分からないけど。パパ、そういう人たちから突然お呼びが掛かることって、珍しくないから」
ジャン
「丁度今日にそれが重なっちまったか?」
#少女
「うーん……お客さんが来るのに何処か行ったってことは、緊急の用事だったのかも」
#青年
「……あの親父、客が来るって分かってたなら勝手に家を空けるんじゃねェっての。そもそも、客が来るのも聞いてねぇ」
#少女
「……それは兄さんが聞いてないだけ。兄さん、パパの話って聞き流しがちだしね」
#青年
「小言ばっかりだと聞き流したくもなるんだよ」
「……で、アンタらはどうする? 何か申し訳ないし、待つんなら、家で待ってくれて構わないが」
ソルティア
「どちらへ向かわれたかはご存知無いので?」
#少女
「流石に仕事の話を、私が聞いちゃう訳にもいかないから」
シャルロット
「流石に、あちらのお仕事をお邪魔しても申し訳ありませんし……いつ頃戻ると仰ってましたか?」
#少女
「しばらく、としか聞いてないの。ごめんね」
エリカ
「うーん……」 どうしたものか。
#少女
「出掛けてから、もう2時間くらい経ってるし、そろそろ帰って来ると思うから、待ってた方がいいんじゃないかな」
ジャン
「勝手に上がっても良いのか?」
#青年
「ああ、大したもてなしは出来ないが、それでいいんならな」
#青年
「あと妹が見ての通りの変人だが」
#少女
「それは関係ない。それに、人は誰しも通る道」
ジャン
「いやァ、俺そういうの良いと思うぜェ?それはそれでアジがあるっていうか」 少女の格好を見つつ
エリカ
「ええと……それじゃあ、待たせて貰います……?」 >みんな
ソルティア
「いえ、お邪魔するのも申し訳ありませんし、また後ほどお伺いします」
シャルロット
「では、お邪魔させていただいてもよろしいですか? すれ違いになってしまってはいけませんし」
ジャン
「此処はシャルの言う通り、出来るなら上がって待った方が良いと思うがなァ」
ジャン
「あんまりすれ違いになって時間を消費していいモンでもねえし、な」 話の内容的に
ソルティア
「ん……そうですね、分かりました。それじゃ、僕は一度戻って面会が遅れそうだと言うことをギルさんに伝えておきますね。伝えたら戻ってきますので」
#青年
「結構大事な話っぽいな。……ったく、あの親父は」 大事な話なのに何でいねえんだ、とかまた何かでけえ事に関わろうとしやがって、とかぶつぶついいながら
シャルロット
「……あ、えと。私はシャルロット=ヘリオドール。冒険者の一人です」 自己紹介わすれてたわ >二人
ジャン
「あァ、俺はジャンな」
エリカ
「あ、私はエリカ・ケイです」 ぺこり。
#青年
「ああ、俺はエドゥアルト。アンタらが用があるっつーランベルトの息子だよ」
#エドゥアルト
「こっちは妹のアンネリースだ」
#アンネリース
「アンネリース。魔動機師見習い。よろしくね」
ソルティア
「あ、申し遅れました。〈宵の明星亭〉に所属している、ソルティアと申します」 一礼しつつ。
ソルティア
「ではすみません、エドゥアルトさん、アンネリースさん、少し失礼しますね。また後ほどお邪魔しに参りますので……」 敬語が正しいかどうか(ry
ジャン
「へいへい。じゃ、また後でな」
エリカ
「解りました。お願いします」
#エドゥアルト
「じゃ、ソルティア以外は中に入ってくれ。アンタは後でまたドアを叩いてくれ」 無断で入るとセコムが作動するからな。
ジャン
セコムwww
ソルティア
セコムわろ
シャルロット
そる一人でいいのかしら。いいかしら。
ジャン
まあ大した用事じゃないしよかろう
ジャン
っていうか
ジャン
ギルのおっさん通信機もってないの?
シャルロット
そんな便利なものがありました。
GM
通信機:「遺憾の意」
GM
持ってるよ。
GM
ソル:「おっさんの番号なんて登録してねーよ」
GM
ジャンの妹リストの中にはエルシオーネの名前もあるし……
ソルティア
という訳で宿に戻りつつ、ちょっと道中でランベルトさんと公国軍2~3人連れの人を見てないか聞いておきたいです。>GM。
ソルティア
その一団が普通に王宮(のようなもの)とかそっちの方に向かってるなら素直に宿に行って建前用事を済ませて帰ってきます。
ジャン
じゃあソルティアが店に行く間に
ジャン
俺がエルシオーネに連絡しとくわ
GM
ワロタ。
ジャン
二度手間。
シャルロット
「折角ですし、よければ魔動機のお話でも聞かせていただければ。私も習い始めなのですよ」 きゃっきゃ >あんね
#アンネリース
「あ、うん。私で良ければいくらでも」
ジャン
「魔動機の話はてんで興味湧かねえなァ」 賦術程度だ
エリカ
「……あ」 そういえば通信機使えばよかったんじゃね?って思ったけど遅かった。
ジャン
「エルちゃんにはさっき伝えといたぜ」 二度手間にしてやったぜケッケッケ
シャルロット
「ソルティアさん、通信機とか、そういう魔動機がらみの道具になるととんと疎いですよね」
エリカ
「いつの間に……ていうか、それなら先にソルティアさんに連絡入れるべきじゃないですかっ」
ジャン
「いやァ、なんか面白かったから」
エリカ
「まあ、私も今の今まですっかり忘れてましたけど……」 通信機とか。
エリカ
「余計な手間かけさせてるだけじゃないですか……。あー、今から連絡入れても遅いですよね……」 はあ。
ジャン
「こういうのを期にソルティアのやつが魔動機に着手していくんだよ」 とか適当に理由つける
エリカ
「それとこれとは話が別だと思いますけど……」
シャルロット
「魔動機術、面白いんですけどねー」

GM
では、ソルティアが〈宵の明星亭〉へと走って行き
GM
道中、ランベルト教授の風貌を伝えながら、人々に話を聞く。
GM
が、意識していない人の行方など、通行人たちが意識しているはずもない。途中に居る公国兵に聞いたとしても、同様の回答だ。
GM
深く聞くには、もし機密に関わる事であれば問題だが、それでも公国兵に深く尋ねるかどうかを聞いておこう。>ソル
ソルティア
深くは尋ねないでおきます。
GM
オーケー。ではそういう人を見かけた、という情報が旧市街辺りではありましたが、それより北ダーレスブルグの中心部分では聞くことはありませんでした、程度だけ。
ソルティア
(さすがに目撃証言は無いか。ちょっと不安だけど……まぁ、これ以上単独の判断で深入りするのは危険すぎるな) と言う事で。
GM
〈宵の明星亭〉で、ソルがギルに伝えると……
#ギル
「ああ、はいはい了解。わざわざ走って伝えに来てくれてありがとうね」
ソルティア
「いえ、他の用事もありましたから、ついでですよ」 とギルさんに答えた。
#エルシオーネ
「まぁ、先程ジャンさんから通信機を通して連絡がありましたけどね」 けろり。
#ギル
「ええっ、あったのなら俺に教えなさいよ!?」
ソルティア
「……い、いえ、主目的は別にありましたからね? はい……」 とおっさん臭さを否定するソルであった……
#エルシオーネ
「……そういうことにしておきましょうか」
GM
というやり取りが交わされた……。
ソルティア
と言うわけでアンネハウス(機械)に戻ります。

GM
ではロートシルト邸宅内の描写に移ろう。
GM
兄妹に従って、家の中へお邪魔すると、居間に通される。
GM
それなりに裕福な家庭の、ごく普通の居間で、賞状などが額に入れられて飾られていたり、家族で撮影したであろう魔動機術による写真などもコルクボードに貼りつけられて、壁に掛けられている。
GM
ごく普通とは言ったが、少々おかしな点もある。床を小さな魔動機が埃を吸い込みながらゆっくりと走行していたり、ぎこちない動きで二足歩行の魔動機械がお茶を運んで来たりするのだ。
#エドゥアルト
「アンネ、茶入れ」 てくれ、面倒臭ェから。と言おうとしたのだろうが、振り向いて二足歩行の魔動機を確認して、怪訝な顔をした。
#エドゥアルト
「お前……また新作か」
シャルロット
「……うわ、すごいです。これも魔動機ですか」 わーわー
#アンネリース
「紅茶運び魔動機センノ=リキュウ。今回は自信作」 無表情に、ぐっとサムズアップしつつ、君たちに紅茶の入ったカップを配る。 「どうぞ」
#アンネリース
シャルロットに対してもサムズアップした。
エリカ
(落ち着かない……) 足元を何か通ってる!
#アンネリース
ル◯バです。
ジャン
「ほォー、器用なモンだなァ」
#エドゥアルト
「……運んできたのはこのヘンテコだが、淹れたのは妹だ。安心して飲んでくれていいぜ」
エリカ
「ど、どうも……」
ジャン
「ソルティアが見たら『ひ、ひぃ!魔動機!』って言わねえかなァ」 ガン的な意味で
ソルティア
言わねーよ>< さりげなく距離をとるだけで
エリカ
「それソルティアさんのキャラが崩壊してますから」
#アンネリース
「このくらいなら、割と初歩。ドゥームとかの方が、もっと複雑な機構が組み込まれてるしね」 配り終わってから着席した。
シャルロット
「あの辺りの機械になると、私ではちんぷんかんぷんです」
ジャン
「まァ、遺跡に眠ってるレベルだしなァ」 茶を啜りつつ
#アンネリース
「当時に比べたら、やっぱり今の魔動機術なんて、大体は児戯みたいなもの」
#アンネリース
「遺跡にロマンを求める人が多いのも、頷ける」
#エドゥアルト
「冒険者的には、やっぱガンってのは面倒なモンなのかね。俺も母親から、さんざん聞かされたが」
シャルロット
「鎧を着込むような騎士、戦士ではやはり苦手なものかもしれません」
ジャン
「さっきのソルティアからしたら恐怖対象だと思うぜ」  「俺とかシャルはひらりとかわすが……あとエリカちゃんにも怖ぇな」
ジャン
「ギャップってやつだよ」
#エドゥアルト
「当たれば痛い、じゃ済まねェからなァ……」
エリカ
「私にしてみれば普通の矢なり魔法なりもあんまり変わりませんけどね……」
エリカ
「重装備の人だと鎧を貫通するしないで雲泥の差でしょうけど……」
#アンネリース
「まぁ……そういう人たちを倒す為に生み出されたもの、っていうしね」
ジャン
「ま、当たれば痛いのはなんだってそうだろ。刃だって、鈍器だってな」
#エドゥアルト
「痛みを伴わない成長にゃ意味がない、なんて、昔言われたっけな……」 お袋式スパルタ剣術教室とかで。
ジャン
「なんだァ、お前さん結構な腕前してんのか」 話だけきいてると
#エドゥアルト
「いいや、素人同然だよ。少なくとも、アンタらには歯が立ちそうにもない」
ジャン
「そうかァ? そこそこ素質ありそうな体躯してるがな」
#エドゥアルト
「そりゃどうも。その言葉はありがたく受け取っておくよ」
#アンネリース
「……ところで、パパに用事って、どんな用事だったの?」
ジャン
「ンー、技術的な質問、ってトコだ」 詳しいことは言えない
シャルロット
「ちょっと調べていただきたい魔動機があって」
#エドゥアルト
「あんまり立ち入った事を聞こうとするなよ。こいつらだって、仕事なんだからな」 とアンネに。
#アンネリース
「ふーん……」 すごい気になるけど聞いてはいけなさそうなので我慢した。
シャルロット
「……」 ぼんやり内装を眺めながら足をパタパタさせて待つ
#エドゥアルト
「悪いな、暇にさせちまって」 親父のせいで。
シャルロット
「いえ、ただ待ったりすることは苦手ではないですから」
#エドゥアルト
「そっちさんも、紅茶のお代わりくらいなら淹れられるからな」 >エリカ
エリカ
「あ、いえ、お構いなく……」
#エドゥアルト
「ならいいんだが」
ジャン
「そういや、この前、水に潜るドゥーム見たぜ」 興味引きそうなのはこういうのか
#アンネリース
「……潜水型?」
#アンネリース
「水中に特化した魔動機は、いくつかあるけど、それをドゥームに応用したのは、見たことない」
シャルロット
「この間のですか? あれ、大変だったんですからね」
ジャン
「らしいなァ。あっちの方角に灯台があんだろ」
ジャン
「あそこで見かけてな。ちょいと珍しいだろ?」 >あんね  「あァ、あんときは悪かったな……」 >シャル
エリカ
「シャルロットちゃん、あの時はよく頑張ったよね……」
#アンネリース
「ああ、うん。フォリア灯台遺跡……だっけ」 あんまり覚えてないけど。 「へぇ……あの辺り、そんな魔動機もあったんだ」
ジャン
「みたいだなァ。今はちゃんと管理されてるから見れなくなったと思うが、そういう珍しい型も製造されてたんだな」
#エドゥアルト
「世界にゃまだ見ぬお宝が眠ってるんだーとか言っていい年こいて冒険に出るおばさんも居るしな……」 それだけ珍しいものは溢れているのだ。
#アンネリース
ところで」 また話題が変わる。彼女の目は、何かを見つけて輝いていた。
ジャン
「ン?」
シャルロット
「?」
エリカ
「……はい?」
#アンネリース
「それ、【アビス】だよね」 それぞれの身につけてるアビスを示して。
シャルロット
「あ……はい、そうですよ。お借りしているものです」
ジャン
「おォ、よく知ってんな」 ペンダント型に形を変えたアビスを見て
#アンネリース
「うん。開発には、パパも関わってたから。私も、ほんの少しだけだけど」
ジャン
「へェ、開発に関わってたのかァ」
エリカ
「……え? 貴女も?」
ジャン
「って、お嬢ちゃんもかよ」 パパだけきいて聞き流してた
#アンネリース
「好きな形に変形出来るようにしたらどうか、って言ったくらいだけど」 かっこいい形にしたかったんです。
ジャン
「あァ、形状変化出来るようになったのはお嬢ちゃんのおかげなのか……そいつは良い仕事したな」
#アンネリース
「……」 ぐっ。>ジャン
ジャン
👍 >アンネ
エリカ
「そうなんだ……」 髪留めの形状にできてるのはこの子のおかげなのか……実感わかないわ。
#エドゥアルト
「……ンな高価なものを貸し出して貰えるとは、アンタら相当な有望株なんだな」
エリカ
「借りるっていうか、支給っていうか……」 まあ同じか。
シャルロット
「良く知りませんが、試験作のようでして。テストケースなんだそうです」
#エドゥアルト
「成程な。そのテスターに選ばれるってだけでも十分凄い事だけど」
ジャン
「………」 まあそう思うわな  「ま、色々期待されてるみたいだぜ」 とか適当言っといた
シャルロット
「アンネリースさん、見習いと仰いましたけど腕前はすごく高いのでは?」
#アンネリース
「……うーん。まぁ、それなり?」
#エドゥアルト
「割と、な。俺と違って、親父から魔動機術の才能を余す事なく受け継いでる」
ジャン
「お前はどっちかっつーと、突然変異したって感じだなァ」 カッカッカ
エリカ
「……ジャンさん、失礼ですよ」
シャルロット
「突然変異なんて、ジャンさんよくないですよ」 いいかたが
ジャン
「いやァ、世の中には魔術師の家系に生まれてムキムキになるやつだっているだろうしなァ」
#エドゥアルト
「まぁ、俺は自由にのらりくらり生きてるくらいが丁度いい。面倒も少ないしな」
ジャン
「あァ、その考えよく解るぜェ」
#アンネリース
「兄さんは、ちょっと面倒臭がり過ぎるけど、ね」
#アンネリース
「……あ、そうだ。折角だし、誰かのアビス、5分だけ貸して貰える?」
シャルロット
「貸す、ですか。構いませんよ」 はい。
#アンネリース
「ありがと」
ジャン
「………しっかし」  「遅っせえなァ」
ソルティア
と言うわけで(?)そろそろ戻ってこよう。ノッカーどんどん
#エドゥアルト
「……ああ、いい加減戻って来てもおかしくはねェというか、戻って来ないとおかしいんだが」
ジャン
「っと、言ってる傍から」 どっちが来たんだろう
エリカ
「……あ、噂をすれば……ソルティアさんかな」
#エドゥアルト
「……」 アンネはアビスに目を輝かせていた。 「仕方ねェ」 重い腰をあげて、ソルティアを迎えに行った。
エリカ
「家の人ならわざわざノックはしないんじゃないですか」 >ジャン
ジャン
「あァ、それもそうだな」
#アンネリース
一方、アンネリースはシャルロットから受け取ったアビスを前に、工具を手に何かを取り付け始めた
シャルロット
「……」 すごいなー。と、後ろで眺めているわ
エリカ
「……」 い、いいのかなあれ勝手にいじって……的視線
#エドゥアルト
「おう、みんな居間に居るぜ。親父は生憎まだ帰って来てねェ」 とソルを玄関で迎えつつ。
#エドゥアルト
ということでソルも居間にやってきていいです。
ソルティア
「やぁどうも、お待たせしまして」 戻ってきました!
エリカ
「あ、おかえりなさいソルティアさん」
#アンネリース
「あ、おかえり」 作業しつつ、ソルに声をかけ。
ジャン
「よォ、ギルのおっさんにちゃんと伝えてきたかァ?」 にやにやしつつ>ソル
エリカ
「ジャンさん……」
ソルティア
「ちゃんとつたえてきましたよえぇ」 棒読みで答えつつジャンの隣へ座り。
ソルティア
「ただいま……ただいま? ただいま戻りました、ですね」 えりかちゃんとかあんねちゃんとかにも答えつつ。
ジャン
「ハッハッハ、そんな顔すんなよォ」 ぽんぽんとソルティアの肩たたきつつ
#エドゥアルト
「通信機のひとつやふたつ、まともに使い方覚えてないと苦労するぜ?」 愉快そうにソルティアに笑いつつ。
ソルティア
「時代の流れってのは速いですからねぇ……長い事ルーティンワークの中で暮らしてるとひしひしと実感しますよ」 はふー
#エドゥアルト
「もっとゆるりと生きたいもんなんだがな」
ソルティア
(……旧市街より北で、教授の目撃証言は聞きませんでしたよ) ぼそ、と隣のジャンだけに伝えておく。
ジャン
「……そうかァ」 普通に呼ばれてるだけ、か?  「ま、ご苦労さんだったなァ」 通信機のこと含めて>ソル
#アンネリース
出来た」
ジャン
「早っ」
#アンネリース
シャルロットのアビスには、見た目に大きな変化はない。
シャルロット
「……おおお?」 一体何が。
#アンネリース
「5分、って言った」
エリカ
「な、何してたの……?」
#アンネリース
「簡単な機能を追加しただけだしね」
#エドゥアルト
「……また変な事したんじゃないだろうな」
ジャン
「5分で機能って追加出来るモンなの……?」 俺わかんない>みんなにひそひそ
エリカ
「わ、私に聞かれても……」 ひそひそ>じゃん
#アンネリース
「中を開けて、こういうのを挿し込んだだけだから」 指先で、HRユニットよりさらに二回りも小さいサイズを示しつつ。
シャルロット
「……それはなんですか?」
#アンネリース
「今、あなたのアビスに仕込んだのは、《ジャマー機能》をさらに妨害するジャマー機能」
ソルティア
「アビスの改良、ですか」 アビスの凄さが実感デキテナーイなので五分でうんぬんとか言われても凄さがさっぱりです。
シャルロット
「じ、じゃまーきのう?」
エリカ
「……?」 理解できない!
ソルティア
「……じゃまきの?」
ジャン
「邪魔ー機能?」
#アンネリース
「大体合ってる」 >邪魔ー機能
ジャン
「合ってんのかよ……!!」
#アンネリース
「ええと……通信機とかが、魔動波っていうのを発してるのは分かる?」
ソルティア
「いえ全然」 首を横に振った。
シャルロット
「その辺りは問題ないです」 予習復習よろこんで
エリカ
「あー……一応知ってはいるけど……」
#エドゥアルト
「あー……分かんなかったら適当に聞き流していいぜ」
#アンネリース
「まぁ、目に見えない……そうね、一種の“音”みたいなものだと思って貰えばいいかも」
ソルティア
「確か妖精魔法には、遠くに音を伝える呪文もありましたね。そんなようなものですか?」<一種の音
#アンネリース
「うーん……もっと物理的に伝えてるんだけどね」 >妖精魔法で音を遠くに
ジャン
「ンだ、魔動波を妨害する魔動波とかか」
#アンネリース
「うん、そんな所。魔動波を妨害する目に見えない“何か”がジャマー」
#アンネリース
「で、そのジャマーの機能を、さらに無効化するのが、今シャルロットのアビスに取り付けたもの」
ソルティア
「遮蔽みたいなものですか」
ソルティア
「で、その遮蔽を無効化する効果を付与した、と」 魔法換算ならよく分かる!
シャルロット
「アビスも妨害されちゃったりするっていうことですか?」
#アンネリース
「ううん、アビスの機能は多分妨害されない。アビスは、装備者の力を引き出してるだけだから」
ジャン
「ふゥん……」  「で、なんでそんな機能つけたんだ?」
#アンネリース
「え? 意味はないけど」
ジャン
「oh...」
エリカ
「無いの!?」
#アンネリース
「うん」
エリカ
「い、いいのかな……意味ないのにそんなのつけちゃって……」
#アンネリース
「壊れはしないから」 検証済み。
ジャン
「まァ、損する機能じゃないんだったらいいんじゃね?」
エリカ
「それはそうだけど支給品だし……」
シャルロット
「アンネリースさんが楽しめたのならそれで構いませんよ」 笑いながら 
#アンネリース
「ありがと」 笑ってゆるしてもらえたわ。
ソルティア
「要するに、通信機の通信を邪魔されるのを防ぐ機能を付けたんですね」
#エドゥアルト
「まぁ、そういう事らしい」
ソルティア
「専門用語さえなければ僕だって理解くらいは出来ますし。出来ますし」 おっさんの主張。
#エドゥアルト
「こいつの魔動機術に関する腕前だけは、俺が保証する。役立つ事はあっても、損することはねェよ」
エリカ
「そうですか……」 ううむ。いいのかなー。
ジャン
「……で」   「ホント帰ってこねえなァ」
#アンネリース
「……うん、流石に、おかしいかも」
ジャン
「そんなに重大な用事だったのかねェ」
GM
と、そんな時です。
GM
会話が中断した折に、外の物音が聞こえて来るようになるのですが
GM
どうもざわざわと騒がしいような気がする。
エリカ
「……ん」
ソルティア
「……ん?」
シャルロット
「アンネリースさん、もしかしてこういう……」 と、リベリオンあたりを見せようと思ったら
#アンネリース
「……外、騒がしくない?」
#エドゥアルト
ン、ああ、さっきから妙に騒がしいとは思ってたが」
GM
同時に、ソルティアは「使い魔とのリンクが切れた」事を認識した。
GM
ダメージを受けた訳ではないが、何者かに使い魔が消滅させられた、といったところか。
ソルティア
「なっ……」 それはガタッと立ち上がっちゃうわ。
エリカ
「きゃっ……、ど、どうしたんですかいきなり」
シャルロット
「ソルティアさん?」
ジャン
……」 顔を顰める。何かしらの違和感は感じただろう
#エドゥアルト
「おいおい、どうしたんだ」
ソルティア
「使い魔とのリンクが切れました! 今、アカシャと一緒に神殿にいるはずなんですが……!」 神殿って何区にあるんだっけ。
エリカ
「……え?」
エリカ
「ど、どういうことですか、それって……!?」 がたっと此方も立ち上がり。
ジャン
「とりあえず待ってても来ねえみたいだしなァ」
ジャン
「外に出るだけ出るか」  「ソルティア、大丈夫かァ?」
#アンネリース
神殿は色々な区画にあるけど、アカシャやモニカが通ってるのは旧市街にあるよ。
ソルティア
旧市街でした。つまりここ!
#アンネリース
旧市街のライフォス神殿は旧市街の南側だから、ここからは遠目だけど。
シャルロット
「え、使い魔がしんじゃったってことですか!?」
エリカ
「いや、でも使い魔を傷つけようとしたら、ダメージはソルティアさんに来る筈で……」
ソルティア
「使い魔は死にません! 自主的に解除するか、解除魔法で除去されない限り……!」
#アンネリース
「……どういうこと?」 何が起きたのか分からないちん。
ジャン
「コイツが言ってるのは、それそのものが切れたっつってんだろ」
ソルティア
「何が起きたかまでは分かりませんが、異常な事態です……こんなぷっつりリンクが切れるなんて事……」
エリカ
「解除魔法って、でもわざわざソルティアさんの使い魔をディスペルしようなんて……」
#エドゥアルト
「そいつが言ってる事が本当なら、誰かに解除されたって事になるが……」
ジャン
「とりあえず」
ジャン
「話してても解ることじゃねえだろ」
ソルティア
「すみません、ちょっと外に出てきます……遠くまでは行きませんから!」
ジャン
「待て待て。一人で行くな」
エリカ
「あ、待って下さい、私も……!」
#エドゥアルト
「あ、おい……!」
エリカ
「……って、ソルティアさん、通信機、通信機!」
ソルティア
とりあえずダッシュで玄関を開けて庭まで出ていった!
ジャン
「アンネちゃん、エドゥアルト、通信機の番号教えとくわ」 ぴらっとメモした紙を渡した>エド
#エドゥアルト
「ああ」 受け取った。
ジャン
「あのソルティアが取り乱すっつーことは割と異常事態なんでなァ。俺達も出ていく」
#エドゥアルト
「分かった、気をつけてな」
エリカ
ソルティアの後を小走りで追いかけつつ通信機でぴぽぱとモニカにかけよう。
シャルロット
ききみみー!
#アンネリース
ききみみー! か。
シャルロット
ふるわー! 2D6 → 1 + 1 + (6) = 8
シャルロット
……
ソルティア
わろた
ジャン
ワロチwww
シャルロット
orz
#アンネリース
ワロタ……
エリカ
ワロタ……
ジャン
しかたないな 2D6 → 6 + 3 + (8) = 17
GM
ジャンが聞き耳を立てると、ロートシルト邸の前の通りも騒がしい。そこで聴きこめば、何かしらの話が聞けるだろう
ジャン
「シャル、何呆けてんだ。行くぞ」
ジャン
「お前の言ってた胸騒ぎってのがアタリなのかもしれねえんだからなァ。急げよ」
シャルロット
「……あ、はい。ごめんなさい。今いきます」 

GM
外へ出ると、近隣の家々から多くの人々が出てきて、通りでそれぞれ話をしている。
ソルティア
「……そうだ、通信機……!」 こっちも庭に出てあたりを見回してる間に思い出した。アカシャにかけてみよう。
GM
アカシャの通信機に、ソルティアは通信を飛ばす。
GM
通信機の無機質な発信音が反響する。
GM
しかし、一向にそれは鳴り止まず、通信機の先で、義妹が応答することはない。
エリカ
こっちもモニカにかけたけど同様?
GM
おっと、見逃してた。モニカに掛けた通信も同様だ。
ソルティア
「……くそっ!」 かからなかった。とりあえず通信機をしまって屋敷を振り返りつつ。
ジャン
遅れて俺達も外へ
ジャン
「ったく、お前が取り乱してどうんだソルティア」 屋敷から出てきながら
シャルロット
「かか、らない……? あ、そうだ、ソルティアさん、番号、番号下さい!」
ジャン
頭ぼりぼり掻きつつ、通り掛る人々も騒がしいのを横目に
ソルティア
「……すみません、ジャンさん。でも、この状況は一体……」
エリカ
「出ない……あ、いや、でも今授業中だからかも……」
GM
いや、話し込んでいる間に、講義の時間は終わっているはずだ。伝え聞いていた時間通りならば。>エリカ
エリカ
「……違う、もう終わってる……よね」 だったら出ないことはないはず。
シャルロット
「もしかしてタイムリーに頂いたジャマー機能、使えるのでは!」
ジャン
「……おォ」
ソルティア
「あ、はい、分かりました!」 通信機に表示……するのに時間かかりそうだ。口頭で番号を伝えよう。>シャルロット。
ジャン
「なら、シャルは通信機繋げろ。ソルティア、俺とお前で辺りの様子を訊きこむぞ」
ソルティア
「分かりました、行きましょう……シャルロットさん、お願いします」 自分の頬をぺしぺししつつ。
シャルロット
「これで……」 ぴこぴこ。ぷるるる >通信
GM
ソルティアからアカシャの番号を知らされたシャルロットが、通信を試みる。
GM
同じく、無機質な発信音が響くだけ。アンネリースの取り付けたジャマーを信じるのならば、これが意味するところは
シャルロット
「妨害されてるわけでもない……? 着信先がない?」
GM
そう、物理的に繋がらないのだ。通信機に触れるものが居ないのか、通信機そのものが壊れたか。
シャルロット
「……通信、つながらない」
シャルロット
「普通じゃない……! 直接行かないとわからないです!」

ジャン
ということで、手分けして、通りかかる人に話を聞くよ。何があったのか、でいいか
#通行人
ジャンとソルティアは、付近にいたおばさんの集団に声を掛けた。
ジャン
「なァオイ、一体何の騒ぎだァ?」 とでも訊きこもう
#通行人
「……ええとね、大変なんだよ! 今、あっちの方で強盗かなんかが出たって話でさ」
ジャン
「強盗だァ……?」 
ジャン
あっちの方角には何がある
#通行人
「何でも、襲われたのはライフォス様の神殿らしいんだよ」
ジャン
神殿だと……!」
ソルティア
「なっ……」
#通行人
「とんだ不敬者も居たもんだよ!」 おばさんは憤慨している。
ジャン
「……そうかィ、話あんがとよ」
#通行人
「あんたたちも、あんまり今は神殿には近付かない方がいいと思うよ。まだ危ないかも知れないしね」
ジャン
ソルティアの顔色を伺いつつ、考える。次に移す行動は無論…
ソルティア
「……えぇ、全くですね。お話、ありがとうございます……」 丁寧に礼をして一度屋敷へ戻ろう。
ジャン
「あァ、おねえさんたちも、な」 と軽く世辞りつつ
#通行人
「あらやだ」 (///

エリカ
「講義、終わってるなら家……? いや、でも二人共通じないわけだしやっぱり神殿……?」 妹に発信しつづける通信機をそのままに、ぶつぶつと。
GM
エリカの疑問を確かめるには、通信が繋がらない以上、家か、あるいは神殿に赴く他ないだろう。
シャルロット
「ギルさんに連絡入れて、ちょっとそちらへ行かせて頂きましょう。いらっしゃらないのですから、またの機会とさせてもらってもいいはずです!」
エリカ
「そ、そうね。そうしましょう」 ギルへこーるこーる。
GM
ギルに連絡を入れますか。
エリカ
入れます。
ジャン
「ソルティア、あのおばちゃん達は危ないっつってたが……」 戻りつつ
ソルティア
「行きますよ。まずは状況を知らないと、お話になりません」
ジャン
「だなァ」 無論だ
エリカ
「……? 何か分かったんですか?」 ギルへ通信を飛ばしつつ。 >戻ってきたジャン&ソルティア
#ギル
はいはい、こちら〈宵の明星亭〉のギルだよっとぉ」 まだ騒ぎを知らないのか、のんきな声が返ってくる。
ジャン
「落ちついて聞けよエリカちゃん。ライフォスの神殿が強盗に襲われたらしい」
エリカ
「あ、もしもしギルさ は!?」
ソルティア
「……しかも、このタイミング。講義が終わった後……もしかすると、宰相様まで巻き込まれてる可能性があります」
シャルロット
「いえ。宰相様が、目当てでは?」
ソルティア
「でしょうね。講義の後で少し時間が経ってますから、行き違いになってる可能性もありますが……」
ジャン
「オイオイ、宰相まで巻き込まれたら色々とやばいじゃねえか……」
エリカ
「神殿に強盗って、なんですかそれ……!?」
ジャン
ギル放置
#ギル
「……え、何何!? なんかあったの……!?」 放置プレイされた。
ソルティア
「エリカちゃん、ギルさんに今の状況を伝えてください。こちらも動きは早いほうがいいですから」
シャルロット
「エリカさんも落ち着いてください。現に発生していることを、おかしいなんて言っている場合ではありません。実際に起きているのです」
ジャン
「って、ギルのオッサンと話してんのか。丁度いい、今から神殿行ってくるって伝えといてくれ」
シャルロット
「ですから、私たちは妹さん方を助けるべく行動すべきです」 武装チェック
エリカ
「あ、ええと、その神殿の方に何かあったみたいで妹と連絡つかなくてええと」
#ギル(通信)
「……神殿に何かあってモニカちゃんと連絡がつかない?」
ジャン
「ええい」 エリカの通信機奪った
エリカ
「あっ」
ジャン
「オイ、ライフォスの神殿が強盗に襲われたらしい」
#ギル(通信)
「……何だって?」
#ギル(通信)
それを伝えても、あまり動転した様子を見せないのは、流石冒険者の店の店主といったところか。
ジャン
「危ないって言われたが俺らは様子見に行く。アカシャちゃん、モニカちゃんとも連絡がつかねえみたいなんでな」
ソルティア
「アカシャもモニカちゃんも、ベアトリスさん……いえ、宰相様も、皆ですよ。ライフォス神殿に強盗とは……やってくれる」 いつも笑顔だからこそ、表情が無くなってる今の顔にどれだけ感情を溜めてるかよく分かる事だろう。
#ギル(通信)
「……分かった。教授の方はどうなった?」
ジャン
「教授の方は戻ってこねえんだ。不在のままな。そっちもどうも雲行きが怪しい」
#ギル(通信)
「まだ会えてないってワケね。了解」
エリカ
通信機を奪われてそわそわおろおろ。
ジャン
「勝手な行動だが、見過ごしてくれるよなァ」
#ギル(通信)
「おし、若人は若人たちの思うようにやってきなさい。何か問題が起こっても、そっちはおっさんたちで何とかしとくからさ」
ジャン
「なるべくそっちも情報の網張っといてくれ。何かあったら知らせて欲しい」
#ギル(通信)
「オッケーだ、任せといてよ」
ソルティア
「……お願いします、ギルさん」 通信機越しに会話の終了の気配を感じて伝える。
ジャン
「うし、切るぞ」 ピッ
GM
ぷつっ。
GM
さて、それでは神殿の方へ?
ソルティア
「……行きましょう。この騒ぎですと、軍も動いてるでしょうしね……フェリシアさんがいてくれれば、話が早いんですけど」
ジャン
「ほれ」 エリカちゃんに通信機返し 「……落ちつくのは難しいだろうが、ここは冷静に行くぞ」 エリカちゃんの頭をポンと撫で
エリカ
「わ、と」 返された。 「~~わ、解ってます!」
エリカ
とりあえず移動中はずっとモニカに通信飛ばします。
GM
ずっと発信音が鳴り響くだけです。留守番電話サービスとかはありません。
ジャン
「ったく……」 どいつもこいつも取り乱してちゃ世話ねえわ

シャルロット
あ、一つギル通信中の隙にやりたいことが
GM
なんでしょう。
シャルロット
お父様に通信を? こういう出来事ならザイアが動かないことは無いはず。
GM
おーけー。鳴らせばすぐに出るよ。
ジャン
なるほど
シャルロット
「お父様? ……今よろしいでしょうか」
#ジェラルド(通信)
どうした?」 声色から何かがあるのだと察した。
シャルロット
「ライフォスの神殿で何かが起きているようです。強盗、という話も。何か伺われておりませんか?」 くだりを説明しつつ
#ジェラルド(通信)
「……何? いや、まだ私には伝わって来ていない」 紙一重の差くらいでしょうけど。
#ジェラルド(通信)
「今、私は公都北側の防衛区に居る。襲撃を受けたのは、どちらのライフォス神殿だ?」
#ジェラルド(通信)
あ、Wikiにもあるけど公都にはひとつの宗派でも複数神殿があったりします、と改めて。
シャルロット
「おそらく旧市街。宰相様もいらっしゃるはずです。私はこれからジャンさんたちと一緒に神殿へ向かいます」
シャルロット
「もし小回りの効く動きが必要でしたら通信をください。私たちが救出なりに動きます」
#ジェラルド(通信)
「……分かった。神殿と軍も動く、あるいはもう動いているかも知れんが、一番身軽に動けるのはお前達だ」
#ジェラルド(通信)
「ひとまずは神殿に向かい、状況を確認し、自分たちが適切だと思う行動を取りなさい」
シャルロット
「また、使い魔とのリンク消失や通信機不通という現象も確認されています、気をつけてください」
#ジェラルド(通信)
「そちらについても、通達しておこう」
シャルロット
「はい! 行ってまいります、お父様」 伝えるべきことは伝えた。
#ジェラルド(通信)
「ああ、気をつけて行くのだぞ」
GM
ぷつっ。
シャルロット
「お待たせしました! これでザイア神殿とも連携して動けます」 いきましょう。
ソルティア
「……僕も、少し落ち着かないといけませんね」 すー、と息を整えた。まさかシャルロットより動揺していたとは……
ソルティア
「ありがとうございます、シャルロットさん。軍はどうしても動きが遅くなりがちですから、神殿と連携が取れるのは助かります」
シャルロット
「仕方ないですよ。別にとがめたりはしませんし、こういうときの仲間、でしょ?」 >そる
ジャン
「頼りにしてんだからなァ、頼むぜェ」
ソルティア
「はい……ありがとうございます」 シャルロットに笑顔を見せて神殿前だ。
ジャン
とはいえ、エリカが落ち着きを取り戻せないのは仕方ないことだ。定期的にエリカの様子を横目で確認しながら急ぐ

GM
君たちは急ぎ足でライフォス神殿へと向かう。
GM
神殿の前には人だかりが出来ており、それを掻き分けて中へと進む。まだ官憲や軍関係者も到着していないようだ。
GM
入り口付近には特に異常はない。しかし、中へ踏みいればそこから先には無数の弾痕の付いた長椅子や床、怪我をした人々が蹲っているといった光景が広がる。
エリカ
「……な、なに……これ」 唖然。
GM
どうにか動けるらしい神官の一部が、怪我人たちの前で甲斐甲斐しく癒しの奇跡を行使しようとしている。
ジャン
「弾痕……!」
ソルティア
「弾痕……まさか、軍用犬の時の?」
シャルロット
「……っ、酷い」
エリカ
「……モニカ! モニカ、どこ!」
ソルティア
怪我人と神官の中に知り合いはおるかなー。
GM
そんな神官たちの中に、エリカとソルティアの見知った姿もあった。
ジャン
「ちィ……!」 聞き耳で騒ぎが大きい場所を聞きわける 2D6 → 4 + 4 + (8) = 16
GM
白銀の流麗な長髪に、荘厳な雰囲気を漂わせる黒い神官服。
GM
今描写した神官の近くに、一番怪我人が多いようだ。>ジャン
GM
事前にモニカとアカシャなどから、今日公都へ来ていると聞いていたルキスラ帝国の宰相ベアトリス・エインズレイだ。
シャルロット
おや。宰相どの。
GM
どうやら、君たちが懸念していた宰相の誘拐は起こっていなかったようだ。
ジャン
「どうやら、ここの他はそんな騒ぎになってねえようだが……」
エリカ
「……ベアトリスさん!」
ソルティア
「ベアトリスさん! ご無事でしたか!」 そっちへ駆け寄っていこう。
ジャン
「ベアトリス……噂の宰相とやらか」
シャルロット
「……お知り合いですか?」 なまえがでてきたわ
ジャン
「話に出てた、宰相の筈だ」 >シャル
GM
彼女は礼拝堂の奥に怪我人を集め、座り込んで彼らの傷を癒している。その彼女の黒い衣服にも、生々しく血がこびりついているのだが。
#ベアトリス
「……エリカ、ソルティア?」
#ベアトリス
声を掛けると、ベアトリスは振り向いて君たちに答えた。丁度彼女の担当していた怪我人の手当ては一段落したようだ。
ソルティア
「用事で旧市街にいまして、この騒ぎを聞きつけて……アカシャは、いや、その前にお怪我はありませんか?」
エリカ
「ベアトリスさん、モニカ……モニカが何処に行ったか知りませんか!?」
#ベアトリス
「…………」 ソルティアとエリカの言葉に、心苦しそうな表情になる。 「……二人とも、ひとまず落ち着いてください」
ソルティア
「……はい」 少なくともここにいないという事はそうなんだろう、と内心覚悟を決めて。
エリカ
「お、落ち着いてます……っ」
ジャン
「………まずは話を聞きな」 エリカの肩に手を置き
エリカ
「……解ってます」 と言いつつ、落ち着きなく神殿内をきょろきょろと。
#ベアトリス
「……そちらのお二人は?」 シャルロットとジャンの方を向いて。
ジャン
「ジャンだ。ソルティア、エリカと冒険者をやってる」
シャルロット
「シャルロット=ヘリオドールと申します、ベアトリス様」
ソルティア
「彼らは僕らの冒険者仲間です。一緒に駆けつけてくれまして」
ジャン
「まずは、何があったか聞かせてもらうぜ」
#ベアトリス
「……はい」 ジャンに頷いて。
#ベアトリス
「私はベアトリス・エインズレイと申します。……ルキスラ帝国現皇帝ユリウス・クラウゼ陛下の宰相を務めさせていただいています」
#ベアトリス
「神殿が何者かによって襲撃を受けた事は、この惨状を見ての通りです」
#ベアトリス
「武装した集団は、統率の取れた動きで神殿に突入し、担いでいた魔動銃などを用いて、神殿内部を蹂躙していきました」
ジャン
「………」 落ち着けないのは仕方ない、と思いエリカの様子を見つつもベアトリスの話を聞く
ソルティア
「………」 武装した集団、統率の取れた動き、魔動銃という事は……
#ベアトリス
「……あまり、事を大きくしたくなかったものですから、私の護衛も二人程しか連れていなかったのですが、それが仇となってしまったようですね」
ソルティア
「……いえ、ベアトリスさんが無事なだけでも救いです」
ジャン
「……えらく準備万端だったなァ」
#ベアトリス
「……ええ、おそらくは、入念に計画された襲撃だったのでしょう。だからこそ、狙いは私かと思ったのですが」
ジャン
「いや、アンタはおそらく偶然居合わせただけだろうよ」
シャルロット
「違った、と。……では、いったい何を?」
#ベアトリス
「……」 目を伏せて首を横に振る。現段階では、神殿が狙われる理由が分からないようだ。
#ベアトリス
「違ったのか、それとも諦めたのか……それは分かりませんが、代わりに、神殿内に居たほかの人間が、10名程連れ去られてしまいました」
ジャン
「この惨状でアンタが目当てなら、その命すら危うかった筈だ……?」 つれ、さられた?
エリカ
「……」 聞いてる内に顔が青く。 「……え……連れ去っ……た……?」
#ベアトリス
「……力及ばず、申し訳ありません」
エリカ
「じゃ、じゃあまさか、モニカは……」
#ベアトリス
「……」 沈痛な面持ちで頷いた。
エリカ
」 もう顔真っ青だ。
ソルティア
「……連れ去られた、だけならまだ取り返しはつきます。10名程の人数を連れて行けるという事は、それだけの集団だったんですね」
#ベアトリス
「ええ。……それだけの人数が居ました」
シャルロット
「連れ去られたのは、子供ばかりですか?」
#ベアトリス
「比較的、若い者が多かったのは確かです。アカシャとモニカ、他の礼拝者たちや神官の10名です」
ソルティア
「それなら、目撃証言も多いでしょうし、痕跡も目立ちます。追って行くのは困難では無いかと……」 と探索担当のジャンを見つつ。
ジャン
「………恐らく、その人数なら追える。が、まずはギルのオッサンに話を通してからだ」
ソルティア
「……分かりました。連絡はお願いします」 ちょっと冷静に話せる自信が無さそうだ。
シャルロット
「ですね……ザイア神殿からも癒し手をお願いいたしましょう」
#ベアトリス
「……ありがとうございます」
ジャン
「……集団が向かった先は解るかァ?」 流石に解らないと思うが
#ベアトリス
「……それは分かりません。ですが」
ジャン
「ですが?」
#ベアトリス
「襲撃者たちは通信で『教授の確保を完了』と話していました。……それに加えて、今朝から、この周辺で不審な輩たちは一切見掛けられていない、という話です」
シャルロット
「……きょう、じゅ?」
ジャン
……」 怪訝な顔をする。それもそうだ、話がおかしい
ソルティア
「……予想通りといえば予想通りですか……」 というかやっぱりか
エリカ
「……? ど、どういうことですか、それって」
#ベアトリス
「……少なくとも、今の公都で、“教授”と言われて思い浮かぶのは、私の頭には一人しかいません」
シャルロット
「……あまり、関連性の無い事件とは思えませんね」
ジャン
「……ギルのおっさんに話をしてくる。シャル、頼むぞ」 エリカ、ソルティアは特に落ち着いていられないだろうからな
ジャン
と、こうしてる間に先にギルに連絡つけてくるよ
シャルロット
「はい。おまかせください、ジャンさん。お願いします」
シャルロット
あ、私は二人のそばにいるから、お父様にも通信してやってください >じゃん

#ギル(通信)
どうした、続報かい、青年」 と、ギルはいつもと打って変わって真剣な声色だ。
ジャン
吉報じゃァねえぞ」 ベアトリスは無事であったこと、数人が誘拐されたこと、教授の確保の話を伝える
#ギル(通信)
「……成程、宰相閣下がご無事だっただけでも、まだマシな状況だ」
ジャン
「許可は、勿論貰うぜ」 追うという許可をな
#ギル(通信)
「勿論、許可は出す。行ってきなさい、十分に気をつけてな」
ジャン
「あァ。ジェラルドのオッサンにも伝えておく。そっちからは連絡しなくていい。また後で繋げる」 といって通信を切ったよ
#ギル(通信)
ぷつっ。

ソルティア
「教授の屋敷から宿へ通達する途中、目撃証言を聞き込んでいました。それによると、教授が公国軍に連れていかれそうな……中心区での証言はありませんでした」
エリカ
「教授は、公国軍の人と一緒にいたんじゃ……?」
#ベアトリス
「……嫌な符号ばかりが、噛みあってしまうようですね」
ソルティア
「教授を連れ去った人物と、ここを襲撃した集団の統率の取れた動き、装備……それが繋がるのだと、推測は出来ます」
シャルロット
「公国軍とおもっていた方がそうではなかったか、或いはあの、ユニットという可能性もあります」
エリカ
「……そんな、まさか……で、でも、なんでこんなこと!」
#ベアトリス
「……貴方方は、より深く、事情に通じているようですね」
ソルティア
「……ベアトリスさんはここに。しばらくすれば、神殿の方や軍がやってくると思いますから」 この人ならこの事で無闇に争いを起こさないだろうと信じてるから余り言わないのだ。>ベアトリス。
#ベアトリス
「分かりました。公国の方々には、私から事情を説明しておきましょう」
ソルティア
「お願いします、ベアトリスさん」 一度頭を下げて。
#ベアトリス
「……モニカやアカシャ、連れ去られた皆は、お任せしてよろしいでしょうか?」
ソルティア
「えぇ……何としてでも」 頷きを返す。
#ベアトリス
「本来ならば……私がすぐにでも直接救出に出向きたいのですが」
シャルロット
「問題ありません、ベアトリス様。私たちはそのためにここへ来ました」
シャルロット
ジャンを見て 「ここでは通信が出来る……通信が途絶したのは、連れ去られた先、ということでしょうか」 ふむ
#ベアトリス
「……犯人たちを追う手掛かりは、分かっていますか?」
ソルティア
「……この国のもの、ですか?」 軍装的な意味で。
#ベアトリス
「……武装の特徴や、貴方たちからの話を聞く限りでは、襲撃者たちはこの国に属する者である可能性は高いでしょう」

ジャン
そっちが落ち着いてきたら今度はジェラルドに繋げるよ
#ジェラルド(通信)
「私だ」 誰から掛かってきたかは、確認せずとも分かると言った様子だ。
ジャン
「シャルから連絡があったろうが、その続きだ」 と、ギルに伝えたのと同様の内容を話す
ジャン
と、こんな感じだ。俺らは今からその連中を追う」
#ジェラルド(通信)
「分かった。公都内の事はこちらに任せておけ。間もなく、南の防衛区から応援が到着するはずだ」
ジャン
「あァ」 電話越しに頷き  「……正直今回は人質を取られてしくじる可能性もある。少しは、覚悟しといてくれよ」
#ジェラルド(通信)
分かっている。お前たちは、お前たちの出来る事を全力でしなさい」
ジャン
「あいよ」 と返事して通信を切った

エリカ
「教授はともかく、モニカなんかは全然関係ないじゃない……」 俯き気味に。
#ベアトリス
「……すみません、本当に」 謝る事しか出来ない
エリカ
「……ベアトリスさんのせいじゃ、ないです」
ソルティア
「……すみません、シャルロットさん。エリカちゃんをお願いしても?」
シャルロット
「……はい」 とりあえずエリカの肩を抱いて背中をさする
シャルロット
「エリカさん、10人も連れた団体が痕跡も無く移動するなんて出来ません。ジャンさんなら、追う事も容易でしょう。おちついてください」
エリカ
「~~、そんなの解ってる!」
シャルロット
「分かっていないから言っているんです! 二人を助けられるのは私たちだけなんですよ!」
ジャン
「……オイオイ、何揉めてんだ」 通信から戻ってきつつ
ソルティア
「……すみません、ジャンさん。僕も正直、他人まで落ち着かせられるような状態ではなくて」 自分一人を抑えるので精一杯だ。
#ベアトリス
「……エリカ、シャルロットの言う通りです。貴女が焦るばかりでは、モニカを救出することは出来ない。……だから、どうか、落ち着いてください」
エリカ
「っ……、解ってる……解ってます……落ち着かなきゃいけないなんて、当たり前です」 口ではそう言っているが、明らかに動揺の様子が見て取れる。
ジャン
「まァ、身内が連れ去られて落ち着けるワケがねえよ」
#ベアトリス
「……そうですね」 ジャンの言葉に。 「……ならば、エリカとソルティアの事は、貴方方二人に任せましょう」 >ジャン、シャル
シャルロット
「おまかせください」
ジャン
「だが、考えてみろ」 人差し指を立てて見せ
ジャン
「逆に、この事態にいち早く勘付き、今一番早く動けるのは俺らなんだよ」
ジャン
「だから、救出できる可能性が今一番高いのは俺らなんだ。確実にやるぞ」 嘘でもなんでもいい。信じさせる言葉を選んだ
エリカ
「……っ」 口から出かけた、ヒステリックな言葉を飲み込む。一つ深呼吸し、 「……解りました。落ち着いて、確実にやります」
ジャン
「そうだ。今はそれでいい」 今は、な。とエリカの様子に頷いて見せ
ソルティア
「……何、大丈夫ですよ。あっちにはアカシャがついてくれてます。あの子は賢い子ですから、僕らが辿り着くまで、間を持たせるくらいのことはしてくれます」 わざと冗談らしく言って、笑顔を浮かべてみせる。
エリカ
「……はい、そうですね」 とソルティアに返すものの、表情は厳しいままだ。
シャルロット
「……」 エリカに視線を向けて、何かを振り払うように首をふった
#ベアトリス
「……」 4人の様子に頷いた。
#ベアトリス
「……彼らが、10人という多くの者を連れ去った事、これが重要になります」
#ベアトリス
「先程も言ったように、襲撃者の数も多い。……彼らには、それだけの数の人間を、不審に思われずに運搬する“手段”があった、ということになります」
ソルティア
「……一番不審に思われないのは、馬車、でしょうか。この神殿でも連れて行かれたのは戦闘力の無い人ばかり、気絶させるのも簡単でしょう」
#ベアトリス
「……その通りです」 ソルティアに頷き。
ソルティア
「ついでに言えば、ここ数日、帝国公国間の連絡馬車が増えていますしね。不自然さもより少なく移動出来ます」
シャルロット
「行きましょう。ジャンさん、もう動けますね?」
ジャン
「あァ。二人に伝え終えた。準備は出来てるんだろォ。決まったら行くぜ」
ソルティア
「えぇ。迅速に、確実に、ですね……」
シャルロット
「はい! 急ぎ向かいましょう」 装備は万端だ
ジャン
「さて、惨状のままで悪ィが行かせてもらうぜ」
#ベアトリス
「犯人たちの正確な規模も、狙いも、はっきりと分かっていません。……私には、此処から始祖神に皆の無事を祈る事しか出来ませんが、どうかお気をつけて」
#ベアトリス
「こちらは、責任をもって」
ソルティア
「ありがとうございます……行ってきます、ベアトリスさん」
ジャン
「……さァて」 ここは俺らがしっかりしなきゃな、と静かに意気込む。

GM
公都に居る内にやっておきたいことが他になければ
GM
追跡に行くでぇ。
ジャン
追跡判定?
GM
いや、まだ判定はいい。
エリカ
家に走って、念のため予備の薬取ってくるくらい……かな。
GM
オーケー。そのくらいの時間はまぁ大丈夫でしょう。
GM
当然ながら、モニカが帰宅したような形跡はなく、朝、家を出た時の状態のままでした。>エリカ
エリカ
「~~」 一瞬、泣きそうになりつつ。棚を漁って薬の予備を荷物に突っ込んだ。
シャルロット
ふ、む。それではひとつ
ソルティア
うちは連絡取ろうにも宿とアカシャちゃんくらいしかいないから、特には無さそうだな。
ソルティア
この時点でアンネ&エドゥに伝えるのははばかられるし、依頼的に考えて。
シャルロット
アンネだかエドゥアルトだかの番号押さえていたよな。協力仰げるように二人に通信して親父がァァァ、って教えてあげよう
シャルロット
まじで!? >そる
GM
意見が真っ二つワロタ
ジャン
んー
ジャン
いや、ここは間を取ろう
ジャン
   「親父の帰りが遅くなる」
ジャン
ジャン
それなら待つ余裕もできて、焦りもしないだろ
シャルロット
おけい。
ソルティア
まぁここでぶっちゃけてあそこの二人を巻き込むのは大変だろう、色んな方面が
ジャン
ということでエドたちにはそのように>GM
#エドゥアルト
それを伝えると、通信に出たエドゥアルトは短くああ、分かったとだけ言う。
#エドゥアルト
何がしかの事態が起きているのは理解しているし、自分たちが不用意に踏み込んでどうにかなる事態でもないことは、即座に理解したようだ。
エリカ
察しのいいお兄さんで助かりますね。
GM
せやろ。
シャルロット
中身は馬鹿なのにね えでぃ。
※エドゥアルト、アンネリースは別レギュレーションでのPCで、
 エドゥアルトのPLはシャルロットPLでした。アンネリースのPLは本キャンペのGM。
シャルロット
あー。あー……
シャルロット
しまった。銃でも用意しとくんだったな
エリカ
何? ヒルバレ用?
シャルロット
シグナルバレット用
エリカ
信号弾……だと
ジャン
ああ…
シャルロット
まあ、今更用意もあれだ
ソルティア
あんねちゃん家に行けばどっさり出してくれるんじゃない?
ジャン
流石に悟られるんじゃね。ま、今回は我慢としよう
シャルロット
とっとといくとしよう。
GM
うむ。
エリカ
そうね。
GM
では、追跡へ