虚ろの輪音

第一部 第三話「知恵を求めて」 - 01

GM
既に欠伸が出てますが頑張りましょう。
ソルティア
とりあえず外伝でファイ6ソサ5エンハ2になりました。これで必殺のブラストスラッシュが使えます。
ソルティア
命中は11+1回避はゴミ、魔力は9
ジャン
フェンサー6 スカウト4 エンハンサー3 プリースト(ヒューレ)2 アルケミスト2
ジャン
エンハが1上がった
ジャン
命中10+1、回避11+1/12+1
シャルロット
ファイター6 プリースト(ザイア)3 レンジャー2 エンハンサー2 マギテック1
命中10+1~11+2/回避11+1~12+1
エリカ
フェアリーテイマー6 セージ 6アルケミスト2。
魔力は10です。
シャルロット・ヘリオドール
器用度 23+1
敏捷度 22+2
筋力  16+2
生命力 18
知力  21
精神力 19

ファイター      6
プリースト:ザイア  3
レンジャー      2
エンハンサー     2
マギテック      1
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
ex.《魔法拡大/数》
秘伝
《地這刃》
《活人撃》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
装備
〈ブロードソードカスタム〉
〈リベリオン-S-〉
〈アラミドコート〉
〈ブラックベルト〉
ほか
ジャン(ヤンファ・シャンリーク)
器用度 23+1
敏捷度 25+1
筋力  22
生命力 17
知力  12
精神力 12

フェンサー      6
スカウト       4
エンハンサー     3
プリースト:ヒューレ 2
アルケミスト     2
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
ex.《必殺攻撃》
秘伝
《瞬刃》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
装備
〈スィンブレード〉
〈アラミドコート〉
〈籠手〉
〈幻のウィッグ〉
ほか
エリカ・ケイ
器用度 12
敏捷度 10
筋力  13
生命力 15
知力  25+1
精神力 24

フェアリーテイマー  6
セージ        6
アルケミスト     2
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
秘伝
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
練技・賦術
【パラライズミスト】
【バークメイル】
装備
〈ソフトレザー〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 22+2
敏捷度 15
筋力  19
生命力 19
知力  26
精神力 21

ファイター      6
ソーサラー      5
エンハンサー     2

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
ex.《マルチアクション》
秘伝
《剛魔撃》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
装備
〈バスタードソードカスタム+1〉
〈フルメタルアーマー〉
〈タワーシールド〉
ほか
GM
みんな強すぎですね。
ソルティア
何か他の人より経験点が200ほど高いですがナイトメアですので、えぇ
エリカ
あ、外伝はお金減らさなかったんだけど、今回何ガメル減らせばいいですか
GM
あ、2話終了から3話開始までで2週間経過してます。
エリカ
じゃあ200G減らします。
GM
では準備はよろしいか。
シャルロット
はーい
ソルティア
おう
GM
じゃあちょっと遅い時間(※22時半)からなので終了も遅くなりますが
GM
宜しくお願いします。
エリカ
宜しくお願いします
ソルティア
よろしくお願いします
ジャン
宜しくお願いします
シャルロット
よろしくおねがいします
GM
はじめましょう。

第三話 「知恵を求めて」
私は、知らなかった。今自分が置かれた状況がどんなに異常であるかを。
私は、知らなかった。他人の思惑を。
私は、知らなかった。自分に求められている役割を。
私は、知らなかった。芽を出し始めた、自分の想いを。

私たちは、知らなかった。世界を形作る様々な意志を。

私たちは、真実を求めたいと、思っているのだろうか。

それすらも、私はまだ、知らなかった。

GM
君たちがフォリア灯台遺跡にて、簡易ながらも慰霊の儀を行ってから1週間。“死神”との邂逅からは、2週間程が経過していた。
GM
その間、君たちが捕縛し、公都へ護送した「保守派」の兵士たちへは厳しい尋問がなされたが、彼らは頑なに口を噤むというよりは、何も覚えていないと主張し続けており、調査は依然として進展していない。
GM
シャルロットからはジェラルドなどにルナティアと保守派の兵士の事が、バッカスにも、君たちの口から君たちが見たものが事細かに報告されている。
GM
フェリシアに対しては、君たちは“死神”に関する報告は行わなかったものの、立場が立場だ。どこから彼女にその情報が流れていてもおかしくはないだろう。
GM
そんな状況の中、君たちは普段と変わらぬ生活を送り、今日もまた〈宵の明星亭〉へと足を運んだ。
GM
ただ、エリカに関しては少々気がかりなことがあった。妹モニカの体調が、芳しくないのだ。
GM
薬を飲めば日常生活にあまり支障はないと主張しているとはいえ、長く過ごしているエリカにとっては、それが無理をしていると見抜くのは容易いことだ。
GM
近所に住み、幼い頃から面倒を見てくれているおばさんや、モニカの友人であるアカシャが見てくれているとはいえ、心配を拭いきることは出来ないだろう。
GM
そんな中、店主であるギルが、君たち四人に声を掛けた。
#ギル
四人とも、ちょーっと来てくれない?」 いつものようにおどけた口調ではあるものの、表情には何処か真剣味を漂わせている……気がする。
ジャン
「ンン?」
ソルティア
「はい? ギルさん、何の用事でしょうか」
シャルロット
「はい? どうしました、ギルさん」
シャルロット
はもった。
エリカ
「……あ、はい? なんですか」 ちょっと浮かない顔して、やや遅れ気味に反応。
#ギル
「ある仕事の話をしたくて、さ。奥にお客さんがいくらか来てるのよ」 ちょいちょい、と親指を立てて店内の奥にある部屋を指した。
ジャン
「へェ、ご指名か」
シャルロット
「お仕事ですか! はい、判りました!」 がたっ、と椅子を鳴らせて立ち上がる
ソルティア
「あぁ、はい……そうですね、分かりました。ひとまず、お話だけでも」 と、エリカちゃんをちら見しながら。
エリカ
「お仕事、ですか……」 若干上の空気味だ。
#エルシオーネ
「皆さんの株が急上昇という訳ではないんですけれど、少々機密性の高いお話のようで」
シャルロット
「機密性ですか」 チーズみたいな状態ですけど大丈夫ですか。
ソルティア
鼠も通りたい放題だな、チーズ製機密保持。
#エルシオーネ
「シャルロットさんに関しては正直私もどうかなと思う点はあります」
シャルロット
「どうかと思うんですか……?」
#エルシオーネ
「はぁ、まぁ」 思うんです。
ジャン
「そりゃァ不安だろうなァ」 シャルの顔を見て
シャルロット
「そうですか……」 しょぼんぬ。
#エルシオーネ
「とはいえ、流石に問題が大ありだと判断すれば指名されはしないでしょうし、きっと大丈夫でしょう」
ソルティア
「まぁ、言えないことは言えないんです、と言っちゃっていいと思いますよ。幸い、シャルロットさんの回りには話の分かる方が多いですしね」
シャルロット
「そうですね! 笑顔でおくちにチャックです」
ジャン
「解ってんのか解ってねえのかイマイチ不安なんだよなァ……」
#ギル
「ソル君の言う通りとはいえ、本人がこれで納得しちゃってる辺り、正直心配よね」
ソルティア
「その辺りは経験ですからねぇ……しっかり積んでもらう事にしましょう」
#ギル
「……ま、色々心配事もあるとは思うけど、折角の依頼を無碍にはできないし、おじさんとしては君たちに聞くくらいはして欲しいわけよ」
エリカ
「ええと、そうですね。とりあえずお話を聞くぐらいなら」
#ギル
「うーん……」 がしがし頭を掻いた。 「エリカちゃん大丈夫? 何かあったらおじさんで良ければ言うのよ。出来る限りの事はするからさ」 ウインクがないのが真面目アピールだ。
エリカ
「大丈夫です、お気になさらず」
#ギル
「ならいいんだけど、さ」
シャルロット
「エリカさんは、どうかされたのですか?」 体調が悪いとか
エリカ
「なんでもないなんでもない。気にしないで」
ジャン
「朝のウェイターでセクハラにでもあったか?」 カッカと笑い
エリカ
「セクハラなら今まさに遭ってる気がしますねー」 じとー。
ジャン
「おォ、ジェントゥルに接した筈なんだがなァ」 肩をすくめ
#エルシオーネ
「ジャンさん、私というものがありながら……」
ソルティア
「エリカちゃんがどう、と言う事じゃないんですが……」 多分モニカちゃんの様子もそれとなく体調悪そうだと感づいてるだろう。
#ギル
「ま、四人ともその気があるみたいだし、ついてきて頂戴な」
#ギル
くいっくいっと奥の部屋を示し、君たちを促す。
ジャン
「へいへい」
シャルロット
「辛いときは、つらいっていわないとだめですよ、エリカさん」 じぃ、と眼を見つめて
エリカ
「だ、大丈夫。それくらい解ってるってば」 真っ直ぐな目線に若干たじたじ。
シャルロット
「判ってるなら大丈夫です。さ、いきましょ!」 おっけー、とばかりに、エリカの背中を押して奥の部屋へ
エリカ
「わ、ととと……! 急に押さないで……っ」 わたわた。
ジャン
「エルちゃんは後で一緒に遊ぼうぜェ」 手をひらひらさせながら奥へ
ソルティア
「さて、それじゃあお邪魔しに行きましょうかねぇ」 よっこいしょー
シャルロット
「ジャンさん、ここに来ると生き生きしてるんですよねぇ……」 あははー
ジャン
「そりゃァ、自由気ままにやれる方が愉しいに決まってらァ」
シャルロット
「普段は自由気ままではないんですか?」 不思議そうに首を傾げ
ジャン
「……当たり前だろォ」 誰のせいだ誰の、と思いながら
#ギル
(うーん。ま、この調子なら大丈夫かねぇ……) とおっさんはしみじみ思いながら君たちを奥の部屋へ案内する。

GM
君たちが店主に応じると、ギルはエルシオーネに店番を任せ、君たちを店内の奥まった部屋に案内した。
GM
調度品の少ないシンプルな部屋だ。生活感も感じられず、あまり出番は多くない部屋なのだろう。ただ、掃除はしっかりと行き届いており、埃は殆ど落ちていない。
GM
その中央に据えられた大きなテーブルを囲むように、数人の男女が椅子に腰掛けていた。
GM
君たちににこやかな笑顔で挨拶するバッカスに、相変わらず険しい表情のバルトロメウス、君たちに気付いて軽く会釈するフェリシアに、気だるげに椅子に背中を預けて手をひらひら舞わせるアラン。
GM
そしてもう一人、壮年の男性の姿がある。シャルロットとジャンには見慣れた顔ザイア神殿長のジェラルド・ヘリオドールだ。
GM
焦げた茶髪に彫りの深い顔、軽そうながらも堅牢そうな鎧に身を包んだ威厳を感じさせる風貌の男性だ。彼も君たちの姿を確認すると、小さく頭を動かして挨拶した。
ジャン
っと」 偉い顔ぶれだ
エリカ
「……」 う、うわあ偉い人揃ってるゥ……!
シャルロット
「なんだか勢ぞろい……ですね?」 おそるおそる。ジャンの後ろからついていく
#ギル
「ということで、四人ともどうぞ座ってちょーだい」 ギルが君たちに着席を促す。
ソルティア
「あぁ、皆さんでしたか。お久しぶりです……それと、そちらの方はザイア神殿長様でしょうか?」 丁寧に礼をしつつ。
#ジェラルド
「ああ、まずは掛けてくれたまえ」 自己紹介はその後だ。
ジャン
「ども」 とりあえずは余所余所しくしておいた
シャルロット
「………」 うわあ。うわあ。喋るな私。口を閉じるんだ
エリカ
「ど、どうも……」 ぺこり。
#アラン
「おうおう、早速空気に飲まれてんなァ」 けらけらとエリカを見て笑いつつ。
エリカ
「……茶化さないで下さい」 じろりとアランを睨み。
#アラン
おー、こえーこえーと肩をすくめた。
#バッカス
「はっはっは、私たちと君たちの仲だ。そう気負う事はないよ」
エリカ
「……は、はい」 ちょっとそわそわしつつ着席なう。
ソルティア
「では、失礼しますね」 シャルパパの要請に応じて席に着こう。
ソルティア
「アランさんも、先日は失礼しまして……」 とアランにぺこりしつつ。
#アラン
「いやァ、そんな気にしてねーよ」 気にすんなー、とひらひら。
#フェリシア
「話は聞いてもらえるようね」 ほっと胸を撫で下ろすように。
シャルロット
「は、はい! もちろんです!」 カコカコ
ジャン
「………」 ドン、とこっそり肘でシャルロットを小突いた。しっかりせえや
シャルロット
「………」 そういわれましてもぉ! 涙を浮かべた笑顔で抗議する
#バルトロメウス
さて」
#バルトロメウス
「此処に揃っている顔ぶれを見て、君たちも理解してくれているとは思うが、今回はそれなりにデリケートな話題を話す事になる」
エリカ
「……」 黙って聞きます。
ソルティア
「えぇ……常ではお目通りの叶わぬお方ばかりですからね」
#バッカス
「まぁ、ね。とはいえ、さっきも言った通りだ。あまり緊張しすぎない程度に聞いてくれたまえ」
#ギル
「とりあえず紅茶でも飲んでリラックスしなって」 全員分紅茶を配ったった。
ジャン
「へいへい」 リラックスして椅子に腰掛けてる
エリカ
「ジャンさんはリラックスしすぎ……」 ぼそり。
ジャン
「えェ~?」 いいじゃん別に、という顔。
エリカ
「……」 無言でジャンの脇腹を小突く。
#ジェラルド
先に、私に自己紹介だけさせてもらおう」
シャルロット
「は、はい」 とりあえず姿勢を正して
#ジェラルド
「既に見知っていてくれている者も居るようだが、私はジェラルド・ヘリオドール。不肖の身ながら、公都のザイア神殿の長を務めさせてもらっている」
#ジェラルド
シャルロットとジャンに対しては、あえて何かを言及するつもりはないようだ。ちら、と視線をやり、まるで二人の対応を伺っているかのように見える
#アラン
「こういう時こそリラックスってなァ」 おもいっきり背もたれに体重預けて脚組んでる奴です。
ソルティア
「ソルティア、と申します。何分礼儀知らずなもので、お気に触るような言動があるかもしれませんが、どうかご容赦願います」
エリカ
「え、エリカ・ケイです」 ぺこり。
#ジェラルド
「神殿の長とはいえ、政治的には一市民と同等の権限を持っているだけに過ぎない。そう畏まる必要はないよ」
エリカ
「は、はい……」 頷きつつかちこちしてますが。
ソルティア
「ありがとうございます。冒険者に過分な礼儀は不要と言いますが、実際のところ礼儀作法を習っていないだけでして」 はは、と明るく笑って。
ソルティア
相変わらず日本語が変な気がするけどまぁ気にするなよ!
#ギル
「ぶっちゃけ不調法なのはおっさんたちも同じだしね」 遠い目。
ソルティア
「市民感覚のある気さくな方々と言う事ですよ、僕らにとってはありがたい限りです」 にこっとしつつ。
#アラン
「二人くらい超堅ェのが居るけどなァ」 ソルの言葉にへらへら笑いつつ。
ジャン
「………」 ほらァ超堅いって言われてるぞ、とニヤニヤしながらエリカにさっきの小突きのお返しをしてやった(つんつん)。
エリカ
「………」 イラッ
#フェリシア
「……」 きっ、とジャンとアランを睨みつつ。ひとつ咳払い。
ソルティア
「それでも、無作法くらいは多めに見てくれますからね。一部の人物は除いて」 硬いのは否定しないソルでした。
シャルロット
「………」 もちろん黙って何も言いません。というか、返事をする必要もなさそうだし。
ジャン
「………さて」 此処は隠し立てしても仕方ないか
ジャン
「ジャンだ、と言っても今更か。シャルの幼馴染やってんだからな」
シャルロット
「改めての挨拶も、おかしな感じですし」 ぎこちなく笑いつつ
#ジェラルド
「ああ」 ジャンとシャルロットにニヤリ、と笑う。若干意地悪く感じてしまうのは気のせいか気のせいではないのか。
シャルロット
「……」 お父様がいじわるするときの顔です。間違いありません。
ジャン
「ま、お久しぶりです親父さん」 とりあえずいつも通りの対応をしていよう
ジャン
自分はそこまでプレッシャーじゃないのでシャルの反応を見て愉しんでる
#ジェラルド
「うむ。お前たちがきちんと冒険者活動を送れているようで安心したよ」
エリカ
「……」 やっぱ親子なんだなとか思いつつ。もにょり。
#フェリシア
「……さて、挨拶もそこそこに、そろそろ本題に移ってもよろしいでしょうか?」
シャルロット
「あ、はい」 フェリシアに頭を下げつつ、抜けかけた緊張を入れなおす
ソルティア
「すみません。どうぞ、お願いします」
#ジェラルド
「ああ、済まない。つい、ね」 可愛い娘が居るとついちょっかいを掛けたくなるんだ。
ジャン
「ん、どうぞどうぞ。フェリシアさんだったな」 若干わざとらしく
#フェリシア
「今回、皆さんにお話したいのは、現在の公都の情勢に関わる非常にデリケートな話題になります」
#バルトロメウス
「予想は付いているとは思うが、前回君たちが捕縛した兵士たちにも関わる話題でね」
ソルティア
「……それで僕らが呼ばれると言う事は、やはり以前の依頼が関係して?」
#フェリシア
「ええ」 ソルティアに真剣な表情で頷いて
ソルティア
「それでしたら、依頼を持ってきていただけたのは僕にはありがたい事ですね……無関係ではありませんし」 フェリシアがここにいるって事は話は大体通ってるんだろう、と判断して。
#フェリシア
「前回捕縛された保守派の兵士についての話は、まだマグダレーナ様を始めとした一部の保守派に属する人間と、此処にいらっしゃる方々しか知りません」
ジャン
「……ま、そりゃァ公にできねえわな」 二人ぐらいから睨まれるし至って真面目に
#バッカス
「……それで、ね。今回君たちに依頼したい事も、その延長線上にある問題なんだ」
シャルロット
「……」 それは気になっていたことだ。身を乗り出して続きを待つ
#バッカス
「話をする前に、まずは君たちの立場を確認しておきたい」
エリカ
「……立場……ですか?」
シャルロット
「と、いいますと……?」
#フェリシア
「……今現在、公都が保守派と開放派の二大派閥に揺れている状況だということは、皆さんも理解している所だと思います」
#フェリシア
「卑怯かと思われるかも知れませんが、今この話題が開放派に知れ渡ってしまえば、公都は間違いなく今以上の混乱に陥ってしまう」
#フェリシア
「それを防ぐ為に、事件の謎をごく少人数のみで究明し、解決に導きたいと考えているんです」
シャルロット
「……はい」 少なからずそういう話は、耳にする。
#バルトロメウス
「その際、君たちの立場次第では、今回の話にコレ以上巻き込んでしまうのは忍びないという閣下たちの配慮だ、と思ってもらえればいい」
ソルティア
「なるほど……」
#アラン
「実際は開放派なんぞに知られたらやばいんで、立場確認しときたい、ってだけなんだけどな」
ジャン
「成程なァ。秘密を知ってしまった奴らだけを動かして穏便に済ませようってワケだ」 少しいやらしい言い方をして
#バッカス
「残念ながら、そう捉えられてしまっても仕方がないね」
ジャン
「まァ、最善の手を選ぶなら仕方ねえしな」 ちょっと意地悪言っただけだ
#ギル
「ま、それを中立の立場から判断するのがジェラルド神殿長ってことさ。一応俺もその一人らしいんだけど、まぁうん」 期待しないで。
エリカ
「はあ……なる、ほど」 面倒な話だな、と思いつつ。
#ジェラルド
ということだ。私は、開放派と保守派、どちらの主張にも長所と短所があると考えている」
#ジェラルド
「とはいえ、徒に公都を混乱に陥らせるのはよろしくない。そこで、オブザーバーとしての役目を引き受けさせてもらったというわけだ」
#フェリシア
「貴方がたがどのような答えを出したとて、それによって不利益を被ることはないことだけは、はっきりと宣言させていただきます」
シャルロット
「私の意志は、問うまでもないことです」 どうするかなんて、自分の背景を考えれば自ずと出ることだ。
シャルロット
「……」 私は、お父様が言ってくれればそれに従うだけなのだけれど。
#バッカス
「こういうしがらみに巻き込んで申し訳ないとは思うが、どうか君たちの意見を確認させて欲しい」
ソルティア
「……分かりました」 えぇと、ベアトリスさんは保守派とか開放派とかあったっけ?
GM
ベアトリスさんはそもそも帝国の人間だからなー。あまり公国の思想そのものには言及は避けているかも。
ジャン
「………」 秘密裏に、か。一つだけ問題があるが、フェリシアがこの場にいる限りは言い出せないな
#ジェラルド
ゆっくりでいい。君達自身の現時点での意志を、聞かせてくれ」 両手を組んで、肘をついて顔の前へ。碇ゲンドウポーズだ。
ジャン
「言っちまえば巻き込まれてしまった側だ。それを踏まえて言わせてもらうなら……」  「正直、関わるのは面倒くせェな」 でかでかとした態度で
#アラン
「あ、ちなみに俺は『興味あるけど面倒くせェ』の一言で終わらせてるからな」 悩んでそーなエリカちゃんに。
#アラン
「気が合うねェ」 心底愉快そうに。
ジャン
「だなァ」 この空気で気さくに笑いながら。
シャルロット
「ジ、ジャンさん!?」 !?Σ(’□’:
ジャン
「まァ落ち着け」
シャルロット
「何を落ち着くんですか! いくらなんでも、そんな返答はないですよ!」 えぇええー
#ジェラルド
「落ち着きなさい、シャルロット。彼の答えも、また正しい答えのひとつだ」
シャルロット
「ですけど……!」 ふくれっつら
#フェリシア
「……」 一瞬ため息を付きたそうな顔になりつつ。
エリカ
「……いいんですかそんなので」 はぁ。
#フェリシア
「あまり好ましくないのは確かです……。ただ、政治に携わる人間以外にあまり厳しいものを求めても仕方がありません。どうぞ、彼くらいとは言いませんが、あまり気負わずに答えてください」
ジャン
「……だがまァ」 ジェラルドの顔をちらりと見
#ジェラルド
変わらず、真剣な表情のまま発言者を眺める。
ジャン
「それでも大事に関わっちまった以上、っていうのと。顔馴染みも何人かいるっつーことを踏まえて、この件に関わろう」
ジャン
フェリシアもさりげなく顔馴染みに含ませつつ。
#フェリシア
どきっ、なんてしないんだからね。
ジャン
「……後は、どうせシャルは辞退しねえだろうからなァ」 ふう、と。一息ついた
#ジェラルド
成程」 ジャンの答えに鷹揚に頷いた。
ソルティア
「そうですね……正直に言ってしまえば、僕もどちらに付くとも言い難いところはあります。僕自身はもう一般市民に過ぎませんから、二派の争いはお上の政争でしかありませんし」
#バッカス
「そうだね。その通りだ。悲しいことだがね」
ソルティア
「ただ、こうして保守派の方と知り合い、恩恵を受けている。その点では、保守派寄り……正確に言えば、保守派に恩がある、と言う事ですね」
ソルティア
「そして、心情的には……実のところ、ジェラルド神殿長の立場にこそ近い。開くか閉めるかの争いの前に、守るべき何かが僕にはありますから」
ソルティア
「追うべきものもあります。目指すべきところも。ただ、それに執着して、今手の中にあるものを喪いたくない……そう思いますね」
#バルトロメウス
「確かに、人は立場を得れば得る程、様々なしがらみに絡め取られていき、本当に大事なものを見逃してしまうものだ」
#バルトロメウス
「守るべき何か、か」 その言葉に、ふっと苦笑した。
ソルティア
「……曖昧な立場の許されない争いの中にある皆さんにとっては、甘い発言に聞こえてしまうかもしれませんがね」 若干自嘲気味に笑って。
#バッカス
「いいや」 首を横に振り。 「それが、君たちの立場の“特権”だよ。存分に利用したまえ」
ソルティア
「ありがとうございます、バッカス様。……実は、そう言ってもらいたくて発言したんですがね?」 てへぺろ
#バッカス
「はっはっは! ソルティア君はお茶目だね」
ソルティア
「あっはっは!」 バッカスに同調して笑って。
ジャン
「コイツ結構腹黒いから気ィつけた方が良いぜェ?」
#バッカス
「どうやらそのようだ。油断ならないね」
ソルティア
「腹の黒さと意地の悪さは別物ですよ。おっけーおっけー」
エリカ
「私は……まあ、あんまり認めたくないですけど、全面的にアランさんなんかの意見に同意ではあります」
#アラン
「一般市民仲間だなァ」 げらげら。
エリカ
「……どちらかといえば、開放派の方が好きにはなれませんけど」
ジャン
「まァ、エリカちゃんは確かに難しいトコだろうなァ」
#アラン
「まァでも、ガメルの入りがいいから俺はノるんだけどな」 親指と人差し指で輪っかを作りつつ。
#ギル
「ま、ジャン青年はオッケー、ソル君もオッケー、エリカちゃんは正直に言えば面倒と思ってる、と」
#ジェラルド
「……さて、シャルロット。答えを出していないのは、後はお前だけということになる」
シャルロット
「……?」 小首をかしげ
シャルロット
「私、ですか?」 なんというか、わざわざ応える必要もあるのかなって。そんなふうに思っていました。
ジャン
「シャルはもう決まってるんじゃねェのか」
#ジェラルド
「確かにジャンの言う通り、お前は今から提示される依頼を辞退する、ということは無いのかも知れない」
#ジェラルド
「だが、私たちはお前自身の意志を尋ねているのだ」
#ジェラルド
「どう思っているか、今はそれを口にしてみなさい」
ソルティア
「………」 あー、と物凄く覚えがありそうな顔でシャルロットを見た。自分が成人前とかの頃の話だけど。
#アラン
「本人からの言質を取ってねェと証拠として弱いからなァ」 あくまで茶化そうとするスタンス。
#フェリシア
「……」 机の下でアランの脛を蹴った。
#アラン
「~~ッ……!」 言葉にならない悲鳴をあげて椅子のうえで膝を抱えた。
シャルロット
「……私は……たとえ、止められたとしても行きますよ、お父様」 強い言葉で語る
#ジェラルド
「理由は、答えられるか?」
シャルロット
「まだ、なんとも。私は馬鹿ですから、皆様のような立派な言葉も語れません。なんとなく親しい人が言っていることを、それが正しいのだと思ってきました。今回もそれが理由の大きいところです」 ですが、と続け。
シャルロット
「そうではない何かを探す為と、後は、“負けっぱなしで終わらせたくない”。志願したい理由は、それだけです」 この話に絡めば、いずれまた相対できるに違いない。拳を握って遠くを睨む
#ジェラルド
成程」
ジャン
「……へェ」 意外そうな声で
#ジェラルド
今はその言葉を聞けただけでも十分、と判断したのだろう。満足そうにひとつ頷く
ソルティア
「………」 喜べばいいのか困ればいいのかよく分からん笑顔。
#ギル
「……ま、三人は問題なさそうだけど、エリカちゃん、どうする? 確かに今からの話、かなりガメルは入るけど、こういう事に絡む話だ」
#ギル
「そして、今回絡めば、此処から先もどうしても優先的に話を回す事になるかも知れない」
ソルティア
「……そうですね。この件やこれからの件、一介の冒険者として関わっていくかどうか……大きな転機になるでしょうね」
#アラン
「ま、俺は都合悪くなったら知らんぷりを通すけどな」
ジャン
「エリカちゃんは、一つ言うなら」 人差し指を立て
ジャン
「最初の騒動みたいに、街を脅かすこともこれからあるかもしれねえよなァ」
ジャン
「それは自分だけじゃねえ。自分が護ろうとしてる大切なモンにまで影響する恐れもある」
ジャン
「それが何なのか、それはエリカちゃんが一番解ってるよなァ?」 無論、モニカちゃんのことを指して
エリカ
「……そう、ですね」
GM
自然と、一同の視線がエリカへと向けられる。
ソルティア
「今のまま稼いでいけば、暮らしていくには十分です。エリカちゃんは、もうそれをやっていけるだけの実力は備わっているわけですから……」
ジャン
「………」 まぁ最後まで話を聴こうぜ、とソルティアに視線を向ける
ソルティア
「……そうですね、すみません。気が逸ったようで」 ジャンの視線を感じて頭を下げる。
シャルロット
「……」 心配そうにエリカを見つつ
エリカ
「……正直言って、派閥の対立だとか、面倒にしか感じませんけれど」
エリカ
「普通の依頼だって、自分とは関係ないいざこざがあったりとか、そういうものですし」
エリカ
「……だから、今回も別に、そういった事情があっても、依頼を受ける分には、抵抗はないです」
#バルトロメウス
成程、と頷いて
#バルトロメウス
「確かに、冒険者の依頼には、本人には深く関わりのない、それでいて複雑な事情が絡まりあっているものが多い」
#バルトロメウス
「そういう意味では、今回の依頼もそれらの普段の依頼と変わらないものなのかも知れないな」
#フェリシア
「それでは、皆さん聞いていただけるということで」
シャルロット
「はい!」 問題なしです
エリカ
「……はい」
ソルティア
「……はい」 心配そうに一瞬エリカを見て、そのまま目線をフェリシアに戻した。
#アラン
「良かったなァ。あんなこと言っといて断ってたら口封じする気満々だったんだぜ、こいつ」 とフェリシアを指した。
#フェリシア
「私は今貴方の口を撃ち抜きたい気分でいっぱいだわ」 呆れつつ言って
ジャン
「おっかねえなァ」 空気読まずに笑う
シャルロット
「そんなわけないじゃないですか、アランさん」 いやだなあ、一杯勉強教わってたけど優しかったし
#アラン
「そうだといいなァ」 ハハハ。
#ジェラルド
「では、まずは現在の状況確認から改めて始めるとしようか」
ソルティア
「はい、お願いします」 あっちの騒動をスルーして。
エリカ
「お願いします」
#バッカス
「まずは、君たちが前回護送してくれた兵士たちについて、だ」
ジャン
「ふんふん」 あの兵士か
#バッカス
「彼らに対する尋問の結果は、言ってしまえば、何の成果もあげられていない状況となっている」
シャルロット
「結局、何も?」 わからなかいのかな
ソルティア
「自国の兵ですから、強引な手段を使うのも難しいですしね……」
#バルトロメウス
「しかし、事態が事態だ。反対も当然出たが、多少なりとも厳しい尋問が行われはした」 ソルティアに。
#ジェラルド
「それでも、結果はこの通り……ということだな」
ソルティア
「……それでも、ですか」 バルちゃんの言葉を受けて。
ジャン
「記憶がない、だったなァ」
#フェリシア
「……ええ。気がついた時には、そもそも彼らは自分の置かれた状況を一切理解出来ていなかった、と主張し続けているんです」
エリカ
「……シラを切り通そうとしているだけ、なんじゃないですか?」
#フェリシア
「……その可能性は私たちも当然考えました。保守派であることを表明してから、そこまで日が長いという者たちではありませんでしたから」
#アラン
「ただ、あんだけおっかねェ尋問を受けて口を割らねえってのは余程鍛えられた奴らじゃないと出来るもんじゃあないぜ」
#フェリシア
「そこまで厳しい尋問方法は採っていません」 茶化すな、とアランに。
ソルティア
「兵、と言っても前の僕とほぼ同格の下っ端兵のようでしたしね……特殊な訓練はされていないと思いますが」
ジャン
「……で、どうにもキナ臭いから心当たりのあるところを調査しろってか」
#バッカス
「いや、彼ら自身に関しては、一度置いておくことにした」
ジャン
「へェ?」 別方面か
#フェリシア
「これを見てください」 と君たちの前に、袋に包まれて直接触れないようになっている例の小型装置。
シャルロット
「?」 ずずい。顔をだす
ソルティア
「これは……」
エリカ
「……凶暴化した動物についていた……」
#フェリシア
そうです」
ジャン
「あァー、あ」 エリカに言われてぽん、と
#バルトロメウス
「前回、君たちが戦ったという猟犬からも発見されたそうだが、同様に、あの兵士たちもこれを所持していてね」
エリカ
「何か、新しく解ったんですか?」
#ギル
いいや、それを解明したい、ってことさ」
#バッカス
「人が駄目なら物から、そういうことだね」
ソルティア
「……所持していた、ですか?」 取り付けられてた、でなく。
#バルトロメウス
「彼ら自身がどのように利用していたかも解らないと主張している以上、所持していたという表現は的確ではないかも知れないがね」
ソルティア
「……その装置が彼ら自身に作用していた可能性を否定する事は出来なさそうですね。現状では考えすぎかもしれませんが……」
#バッカス
「ま、その辺りも明らかにしていきたいということだね」
ジャン
「えらい気の遠くなりそうな話だなァ……小型装置ソイツのことは何も判明してないんだろォ?何から調べろってんだ」
#フェリシア
「……」 ジャンの言葉に重たげに頷いた。
エリカ
「ちゃんとしたところで調べられて……でも結局はあまりよく分からなかったんですよね?」
#フェリシア
「はい、少なくとも公都のマギテック協会では」
エリカ
「そうなると、お手上げなんじゃ、って思うんですけど……」
シャルロット
「これを、いったいどうしたらいいんですか?」
#フェリシア
「現在、マグダレーナ様が秘密裏にルキスラ帝国のマギテック協会の幹部の方と、連絡を取ろうと考えておいでです」
エリカ
「ルキスラの方の、ですか……?」
#アラン
「あっちの魔動機術はこっちの数倍以上は進んでっからなァ」
ジャン
「へェ、あの“姫将軍”が」
シャルロット
「ああ、」 言葉を呑みました。
ジャン
ひっそり、づん、とシャルをちょっと深めに肘で突いた。
シャルロット
「……」 大丈夫です、問題ないです。
#フェリシア
「……これだけの事態です。マグダレーナ様が動かない訳にもいきませんから」
ジャン
「そりゃァそうだろうな」 自分のトコのだし
#バッカス
「幸い、私の方から紹介出来る技師も居ないではないからね。そちらの方面を辿っていけば、それなりの立場の人間とコンタクトを取れるはずさ」
#バッカス
「ただ……やはり慎重に行かざるを得ない。そちらの結果を出すには、もう少々時間が掛かるだろう」
#アラン
「その間に、俺たちはその別方面を当たってくれってこったな」
ジャン
「……ン、俺“たち”?」
#アラン
「おー、俺も行くわ」 よろしくゥー。
ジャン
「カッカッカ、お前も貧乏クジ引くタイプだなァ」 へらっと笑い
#アラン
「いやァ、これでも選んで引いてんだぜェ?」
ソルティア
「他の手がかりとすると……遺跡自体、くらいでしょうが……」
#バルトロメウス
「確かに、遺跡も良いが、それは丁度いい遺跡が存在していなければ成り立たない」
ソルティア
「ですね。魔動機的なものか魔法的なものかも分からないようでは、遺跡も当たりようがありません」 肩竦めて。
#フェリシア
「その知識を、今回は“人”に求めます」
シャルロット
「……人、ですか」
エリカ
「具体的には、どういう……」
ソルティア
「ルキスラの方ではない、他の魔動機師か魔術師、と言うことでしょうか?」
#バルトロメウス
「そのどちらでもないがまぁ、あまり間違ってはいない」
#ジェラルド
「イーヴ・ルヴェリエという人物の名を、聞いたことはあるか?」
シャルロット
イーヴ。見識?
エリカ
「……」 えーと。見識でよろしか!
#バルトロメウス
見識でもいいしWikiから知っていてもいい。
GM
一応他国のことだからこの国では12くらいでしょうか。まぁ任意で知っててもいいです。
シャルロット
私は縁がなさそうだ。
エリカ
まあ一応見識振っておきます。 見識2D6 → 2 + 6 + (10) = 18 成功
ソルティア
見識2D6 → 4 + 4 = 8 失敗
ジャン
見識2D6 → 5 + 4 + (4) = 13 成功
シャルロット
見識2D6 → 1 + 4 = 5 失敗
シャルロット
「いえ、私は……」
ソルティア
「すみません、聞いたことがありませんね……」 活躍してた頃は兵士の下っ端で大忙しっぽいし。
エリカ
「一応、聞いたことは……。有名な冒険者の人ですよね。“賢神の申し子”、って言われている」
GM
“賢神の申し子”イーヴ・ルヴェリエ
GM
1年程前に激化したルキスラ帝国と“黄金”ドゥラージュを領袖とする蛮族の軍勢による戦い《黄金戦役》の際に活躍した冒険者の名だ。

大陸新暦307年 《黄金戦役(おうごんせんえき)

 伯爵位を持つ女ドレイク、“黄金”のドゥラージュ率いる蛮族軍とルキスラ帝国との一連の戦いの総称です。ドゥラージュの軍勢の中でも際立った能力を持っていた配下たちは“ドゥラージュの11人”と呼ばれ、一連の戦いの中で大いにルキスラ軍を苦しめました。
《黄金戦役》の最後の戦いとなった《パンテーラの戦い》では、ドゥラージュ軍に奪われ、魔法的な強化を施されたパンテーラ砦に、ルキスラ軍が飛空船団を利用した空挺作戦を仕掛けました。領袖であったドゥラージュも、その戦いの最中で〈蒼き雷の剣亭〉の冒険者たちとの決戦によって討たれ、《黄金戦役》は幕を閉じる事になります。
 その後、ルキスラ帝国軍によるドゥラージュ軍残党の掃討が積極的に行われ、戦争が終結してから半年も経たぬ内にドゥラージュ軍はごく一部を除いて殲滅されたといわれています。その一部の中には、“ドゥラージュの11人”の一人である“蒼の蜘蛛”ザガートが含まれており、今も尚ルキスラ軍はその行方を追っています。
 ザルツ地方における蛮族の最大勢力だった黄金の軍勢を排したルキスラ帝国は、地方一の大国という地位をより確かなものとしました。戦いの後、ルキスラ帝国はさらに領土を広げ、西はフェンディル、南は自由都市同盟の近辺までその勢力を伸ばしています。
ソルティア
「賢神……神官の方ですか?」
#バルトロメウス
「ああ、非常に優秀な、ね」
#バッカス
「そうだ。ルキスラ帝都の〈蒼き雷の剣亭〉に属していた冒険者でね」
ソルティア
「なるほど、知識も深そうな方ですね」
ジャン
「確か、最近は姿を見ないって奴じゃねえのか?」
#フェリシア
「ええ」
#フェリシア
「《黄金戦役》の終息から、数ヶ月、彼は突如として姿を消しましたが幸い、消息を絶つ前からマグダレーナ様と個人的な交友関係も持っていらっしゃったようで」
#フェリシア
「彼の行方は、今こちらが掴んでいます」
シャルロット
「そんな方がどうして?」 姿をみせなくなったとは。
#フェリシア
「……そこまでは私には。マグダレーナ様ならば何かご存知なのかも知れませんが、立ち入った話をお聞きする訳にも参りません」
シャルロット
「そう……ですか」
#アラン
「まァ俺らと一緒で色々面倒臭くなったんじゃね?」
ジャン
「流石にアテの一つぐらいはあるんだな」 何のアテもないのに探せとか言われたら文句言うところだった
#ギル
「流石に一から辿れ、って言うには無理がありすぎるお人だしねぇ」
エリカ
「じゃあ、その人のところまでこれを届けるのが仕事、っていうことでしょうか?」
#バルトロメウス
「ああ、彼の元へとそれを送り届け、調査協力を依頼して欲しい」
シャルロット
「はい、判りました!」 探す、話す、頼む。万事オーケーです!
ジャン
「うわァ」 単純思考過ぎて尊敬するわ
エリカ
「……快く受けてくれる人なんでしょうか」
ソルティア
「協力の依頼をする、というのも依頼の内なんでしょうか?」 やだぷー、って言われたりしない?
#アラン
「そりゃそこも含むに決まってんだろォ」 なーにいってんの
ソルティア
「ですよねー。マグダレーナ様からの手紙……とかないんですかねぇ」
#フェリシア
「……残念ながら、ありません。用意したとしても、マグダレーナ様からの依頼だということを話したのと結果は変わらないだろう、と仰っていました」
ソルティア
「こちらで何かしら、彼の興味を引くなりなんなりしないといけないわけですね……」
#ギル
「そこが君たちの腕の見せ所ってことなのかもね」
シャルロット
「ううぅ……お話は難しいですね」
ジャン
「………」 腕組みして少し考える仕草。 「……まァ、そこは最悪なんとかできると思うわ」
#アラン
「おォ、何か妙案があるのかい?」
シャルロット
「本当ですか!? さすがジャンさんです!」 まじで!?(AA略
ソルティア
「でしたら、お願いします……こちらも、一応考えてはおきますが」
ジャン
「ま、シークレットだけどなァ」 ニタっと笑う
#アラン
「楽しみにしとくわ」
シャルロット
「じゃあ大丈夫ですね!」 
エリカ
「……大丈夫なんですか?」 胡散臭そうに。
ジャン
「なんだァ、そんなに俺のことが信用できないかエリカちゃん……悲しいなァ」 およよ、と嘘泣き
エリカ
「わざとらしい仕草はやめて下さい」 むす。
#フェリシア
「大変だとは思いますが、お願いします。流石に非合法な手段を使ってまで、とは言いません」
ソルティア
「非合法な手段は無理だと思います、ガチで」 死ぬから
#ジェラルド
ジェラルドの口数が少ないのは、あくまで彼は中立の立場から監視するからだ。
#バッカス
「……と、そうだ。その装置の仮の呼称を、君たちにも伝えておこうか」
#バッカス
「名前がないと、色々と不便だからね」
#バッカス
〈HRユニット〉、それが、この装置に与えられた仮の名前だよ」
ソルティア
「HRユニット、ですね。分かりました」
シャルロット
「えいちあーるゆにっとですか」
ジャン
「何かの略称かァ?」
#アラン
「何もわかんねえから装置に小さく書いてあった2文字にユニットって付けただけなんだけどな」
エリカ
「書いてあったんですか」
#フェリシア
「……彼の言う通りの命名理由です。それがどのような意味を持つのかも、分かっていません」
シャルロット
保守派(Hoshuha)リスペクト(Respect) ゆにっと
ジャン
保守派リスペクトwww
GM
ワロタ
ジャン
「書いてあった……か」 誰かが何かの意味を持たせて、何かの目的で作ったんだな
#フェリシア
「魔動機械には、識別番号などが記載されている場合も多いのですが……それとも違うようですし」
エリカ
「……さすがに二文字だけじゃあ、推察しようもないですね」
#フェリシア
「ええ……」 肩を落とした。
ジャン
「HeRoユニット……ねえな」
#フェリシア
「何が英雄なんだか……」
ソルティア
「これだけの情報では、推察するほうが余計な先入観になりそうですからね」
#ジェラルド
「そういうことだ。まずは、出来る事に全力を賭ければ良い」
シャルロット
「ちなみに、これはデリケートなものなのでしょうか?」 なんか、こう。ぷちぷちするやつにくるむべき?(ありません
#バルトロメウス
「あまり乱暴に扱わない限りは大丈夫だろう」
エリカ
「動物の体につけるぐらいだから、そんな簡単には壊れなさそうだけど……」
ジャン
「ま、ソイツはまとめて小さい袋に入れときゃァいいだろ」
#バッカス
「おっと、報酬の話がまだだったね」
#バッカス
「ええと」 バルト見た。 「いくらだったかね?」
シャルロット
「そういえば」 そんなものもありました。
ソルティア
「あ、そうでした」 ルナに関係する事と考えるとその辺が吹っ飛んでくソルであった。
ジャン
「結構高くつきそうだな」 
エリカ
「そうですね」 聞かせてください報酬。
#バルトロメウス
「そうだね。君たち一人に対して一万ガメルが、成功つまり、ルヴェリエ殿に調査協力してもらえた場合に支払われることになっている」
ジャン
「おォ……」 すげえ額だぞオイ
エリカ
「一、万……」 ごくり。
ソルティア
「結構な金額ですね……」
シャルロット
「結果のほうは特に問わないのですか?」 協力してもらったけれど、むりぷー、わかんない、って言われた場合
#フェリシア
「いえ、その場合は少々お渡し出来る額は少なくなってしまいますが……そうですね。半額以上は」
シャルロット
「なるほど、了解しました」
#アラン
「こりゃ歓楽街で遊びたい放題だぜ……」
ジャン
「いやァ、家に呼びつけても良いレベルだぜ?」
#アラン
「宿じゃ雰囲気でねェからなァ……」
#アラン
「この際超絶リッチな家を買うのも手か……」
ジャン
「そこが問題かァ……」 真剣に悩んだ
シャルロット
「なにやら、アランさんとジャンさんが不穏な会話をされてるみたいなんですが……」
#アラン
「これが大人の世界ってやつだ」 決め顔。
ジャン
「うむ」 きりっと
エリカ
「……」 一万となれば薬代だけで二年分……。と、考えこんでジャン達の会話は耳に入っていない。
ソルティア
「まぁ、とにかく何かしらの情報が手に入れば……それで、ルヴェリエさんはどちらにいらっしゃるんでしょう?」
#バッカス
「おっとそうだ。一番重要なその話をしていなかったね」
#フェリシア
「ルヴェリエ殿は、今ルキスラとダーレスブルグの間の山中にある、小さな集落に身を置いていらっしゃるそうです」
シャルロット
さんちゅー。遠そうですね
#フェリシア
「そこで物書きに勤しみながら、隠遁生活を送っている……とマグダレーナ様は仰っていましたが」
ソルティア
「ちょっと憧れの余生ですね……」 ナイトメア的に考えて。
#フェリシア
「距離自体は、そう遠くありません。皆さんの軽い脚ならば、3日程でいいでしょう」
ソルティア
「地図などは……ジャンさん、お願いします」 僕野外行動する能力皆無だった。
ジャン
「ま、その辺は引率してやるわ」 あらんも居るし大丈夫だろ
#アラン
「任せたわ」
ジャン
「言うと思ったわ」 お前俺だもん
#アラン
(ドヤ顔)
ジャン
「山は結構険しいか?」
#フェリシア
「少なくとも集落までは、それ程険しくはないはずよ」
シャルロット
「私でも、山道ぐらいはご案内できます」 ばっちりです
ソルティア
「はい、お願いしますね、ジャンさん、シャルロットさん。野外行動はいつになっても慣れなくて……」 昔はずっと冒険者の宿に「官憲ですが事件です」っていいに行く仕事してたし。
ジャン
「気にすんな。戦線でいつも身体張ってくれてんだしな」
ソルティア
「もう銃には負けません、ばっちりです。財布の中は見れませんが」
エリカ
(一万……一万……食費を考えると……いや、でも物価がまだ上がるかもしれないから油断できないし……まだこれぐらいじゃ安心できない)
ジャン
「エリカちゃんが別世界にいんぞ」
エリカ
「えっ、な、何がですかっ」
ジャン
「いやァ、目が(¥ω¥)みたいになってたぞ」
エリカ
「な、なんですかそれ! なってません!」
ジャン
「そうかァ、なら良いけどな」 カカッと笑って和ませるのだ
エリカ
「……こほん」 つい声を荒げてしまった。
#バッカス
「はっはっは、君たちは仲が良いねぇ。なぁギル君?」
#ギル
「ええ、こういう若者が居てくれると、俺としても励みになりますね」
シャルロット
「あの、ご依頼するにあたって確認したいことが」 はい、せんせい。挙手です。
#フェリシア
「はい、なんでしょう」
シャルロット
「……お、……マグダレーナ様、と、は……どういう友好関係だったのでしょう」 知っておいたほうが話しやすそうなので。ドモり気味に私は聞いた
#フェリシア
「《黄金戦役》の前後、公国も慌ただしい状況に置かれていた時期があります」
#フェリシア
「その際に、少々依頼を〈蒼き雷の剣亭〉に回すことがあり、実力と人柄を認めて、少し手紙のやり取りなどをなさったそうです」
シャルロット
「なるほど、雰囲気としては、私とバッカス……様みたいな関係です?」 小父様、というのを飲み込んだ。
#フェリシア
「……ど、どうでしょう……」 そこまでフレンドリーなのかなぁ……
シャルロット
「ちょっと違うようでした……」
ジャン
「ちょっとじゃねえだろ……」
エリカ
「ちょっとじゃないと思う……」
ソルティア
「ちょっとじゃなさそうですね……」
シャルロット
「そうなのですか!?」 がーん
#ジェラルド
……」 ああ、お父さんちょっと心配になってきた。
ソルティア
「えぇと、その、戦闘では頼りになる子ですよ?」 それ以外ではあほのこと暗に言っているが。
#ジェラルド
「フフ、それは私が身を持って知っているとも」
ソルティア
「えっ」 身を持って(直接殴られて)知ってます?
シャルロット
「お父様ァ!」 ひどいい
シャルロット
「薬草とか使えますよ! 戦闘だけじゃないです、ソルティアさん!」 まって、色々あるんですよ!
ジャン
「……やれやれだなァ」
#ジェラルド
「獅子は我が子を谷底に突き落とすという」 違うけど。
ソルティア
(これってDVに入るのだろうか) そんなソル君の疑問は尽きないのであった。
シャルロット
「お父様、私でもなんとなく今回に関する用法が間違っているように思います!」
エリカ
(……お父様、か)
#ジェラルド
「私は今娘の成長を感じているよ」 そんな突っ込みが出来るようになったなんて。
ジャン
「そんなトコで面倒見た覚えはねえんだけどなァ」 まあそもそも面倒見てませんが。
ソルティア
「……っと、そういえば出発はいつすればいいでしょう。今日中ですか、それとも明日の朝にでも?」
#フェリシア
「そうですね。なるべく早い方がいいですが、準備もあるでしょうし、明日の朝で構いません」
ソルティア
「分かりました。では、明日の朝出発と言う事で……」
エリカ
「明日の朝、ですね。わかりました」
シャルロット
「了解しました」 問題ナシです
#ジェラルド
「どうやら、話はまとまったかな」
ジャン
「ン、あァ。大体訊きたいことも訊けたんじゃねェかな」
#ジェラルド
「……さて、まとまったのなら私は此処で失礼させてもらおう。君たちが、無事に調査を終えて、公都が混乱することなく事態が収まることを願っている」
エリカ
「は、はい」
#ジェラルド
「では、皆頑張ってくれ」
#ジェラルド
そう言って、ジェラルドは先に退出していきました。
シャルロット
「……はい、行ってきます」 ふぅ、と一息ついて、挨拶と共に見送った
#アラン
「さて……んじゃ俺も準備に行くとすっかね」
ソルティア
「……まぁ、僕らも失礼するとしましょう。時間が出来たんだし、準備がてら義妹達の顔でも見に行きましょうかねぇ」
エリカ
「……そうですね。そうしましょう」
#アラン
「明日の朝時間はまァ任せるわ。これ俺の通信機の番号な。後で連絡くれェ」 とメモ用紙を置いて退出していく。
ソルティア
「あ、はい、お疲れ様ですアランさん」
#フェリシア
「それでは、私も先に。まだ色々と処理しなければならない案件も残っていますので……」 片手で頭を押さえつつ。
ソルティア
「フェリシアさんもお疲れ様です……」 ほろり
ジャン
「………」 皺増えないようにな~とテレパシーを送った
シャルロット
「じゃあ、私たちも準備に行きましょうか、ジャンさん?」
ジャン
「ン、あァ」 手元の紅茶をみて。 「もうちっと此処でゆっくりしてから出て行くわ。先に明日の買出しとか行っといてくれ」
シャルロット
「はい、それじゃあ後で合流しましょう」
ソルティア
「シャルロットさんも一緒に行きますか? きっとアカシャもモニカちゃんも喜びますよ」
シャルロット
「私が一緒でもいいのですか?」 どうも、あの二人はどう接していいかわからないのだが
ソルティア
「えぇ、構いませんよ。アカシャもああ見えて引っ込み思案で、友達が少ないものでねぇ。シャルロットさんが友達になってくれると嬉しいんですが……」 とかなんとか
エリカ
「私も構わないと思うけど。モニカも、友達あんまりいないから。年の近い女の子が来たら喜ぶと思う」
シャルロット
「ん、ん。判りました。それじゃあご一緒させてください、ジャンさんも居ませんし」 悪い虫です。
エリカ
「あはは、そうね」
ジャン
「あれ、今何か酷い言われ方しなかった?」
シャルロット
「ジャンさんの邪な目、このシャルロットも世に出てからそれが感じ取れるようになりました」
ジャン
「ぐぬぬ……」
#バルトロメウス
「では閣下、私も失礼して、次の職務に
#バッカス
「君は駄目だ。もう3週間程休みなしで働き詰めではないか」
#バッカス
「奥方を呼んであるからね。彼女にも休暇を取らせておいた。楽しんできたまえ!」 ぐっ、とバルトロメウスにサムズアップした。
ソルティア
「バルトロメウス様は奥さんのところですね、分かります」
ジャン
「見かけによらずやるモンだねェ」
#バッカス
「そりゃぁだって……ねェ。あの気丈な娘さんにあんな心配そうな顔で相談されたら、ねぇ……?」
#バルトロメウス
「閣下……しかし……」
シャルロット
「適度に休むことは大切ですよ、バルトロメウス様」
#バルトロメウス
「それは分かっているのだが……」
#バッカス
「いいや、君が休むまで私は君に仕事をやらん! 私が全部やる!」
#バルトロメウス
「……はぁ……かしこまりました。では、その休暇、謹んで頂戴するとしましょう」
ソルティア
「よし、じゃあバッカス様が仕事中に僕らは撤退しましょう。女の子だらけの花園ですがバッカス様は仕事ですからねーしかたないですねー」
#バッカス
「ぐぬぬ……」
#ギル
「ちょっとソル君、おっさんも行っていい……?」
エリカ
「ソルティアさん、何言ってるんですか……ジャンさんみたいなこと言わないで下さい」
シャルロット
「あはははっ」
ジャン
「俺が感染ったか……いやァ元々だな」
ソルティア
「ちょっとバッカス様とジャンさんをぐぬぬさせたかっただけですよ、えぇ」
#エルシオーネ
\マスターはまだまだ仕事が残ってますからねー/
エリカ
「ギルさんは」   「はい、あっちから聞こえてくる声の言う通り」
ソルティア
「ギルさんはエルシオーネさんに罵倒される仕事が待ってますよ」
#ギル
「……」 柱に手を当てて落ち込むポーズ。
#バッカス
「くぅ……これも若者の特権だというのか……カムバック青春……!」
#バルトロメウス
今の閣下に任せて大丈夫だろうか……)
#バッカス
「ともあれ、大使館まではまだこの仕事だ。共に戻るとしようか、バルト君」
#バルトロメウス
「はっ」
シャルロット
「バッカス小父様も、職務頑張ってください。お手伝いできることはいたしますからっ」 ふぁいとーおー
#バッカス
「……」 片手でマッスルポーズ。
エリカ
「……はあ。はい、それじゃあ早い所行きましょう」
エリカ
「明日出発なんですから、あんまりゆっくりもしてられません」
ソルティア
「はは……そうですね、それじゃあ行きましょうか」
ジャン
「ンじゃ、また後でな」
#バルトロメウス
「では諸君、健闘を祈る」
#バルトロメウス
ということで、バッカスとバルトも出ていきます。
ソルティア
「はい、お疲れ様です、バッカス様、バルトロメウス様」
エリカ
「は、はい。お疲れ様です」
ソルティア
じゃあジャンを残してラッセラーと出て行こうか。
GM
おk
GM
じゃあ、皆が退出して、君たちが部屋から出ていく前だ
#エルシオーネ
「お客さんですよ」 ひょっこりと、エルシオーネが顔を覗かせる。
#ギル
「ん?」
エリカ
「? お客……って、誰に?」
ソルティア
「え、ギルさんにですか? それとも、僕らにですか?」
#エルシオーネ
「モニカさんとアカシャさんです」
エリカ
「二人が?」
ソルティア
「あぁ、なるほど」
ジャン
「何だァ、また俺に弁当届けにきてくれたかァ」
エリカ
「はいはいジャンさんにじゃないですから」
GM
エルシオーネの後ろからひょっこりと顔をのぞかせたアカシャと、その後ろからさらにモニカ。
GM
モニカの顔色は、笑顔ではあるが素人目で見てもあまり芳しくないのは分かる。
シャルロット
「あ、こんにちは。モニカさん、アカシャさん」
ソルティア
「やぁアカシャ、それにモニカちゃん」
#アカシャ
「はい、こんにちは、皆さん」
エリカ
「……」 モニカの様子に、ちょっと眉根顰め。
#モニカ
「えへへ……今日も来ちゃった」 と、エリカ、ソルティアに。 「……ええと……」
#モニカ
「それと……ジャンさんと、シャルロットさんも。こんにちは」
#モニカ
「……」 頭痛がするのか、ジャンとシャルロットの名を呼ぶ時に、少々言いよどんだような気がする。
エリカ
(無理するなって言ったのに……)
ソルティア
「今日もお弁当持ってきてくれたの? と言っても、仕事には明日の朝から出る事になったんだけど……」 もにもにの顔色が悪いのは分かるが顔に出さないお兄ちゃんパワーです。気付くのは義妹くらいだ。
#アカシャ
「あ、そうなんですか。それじゃあ、丁度良かったですね。この前と同じようなものを用意してきたんです」
ジャン
「……おォ、こんにちは、だ」 特に顔色に出さず、モニカの様子を察した
シャルロット
「はい、こんにちは。……えっと」 モニカの顔色に微妙にしどろもどろ
#モニカ
「あ、気にしないでください。平気ですから」
エリカ
「……また、お弁当持って来てくれたんだ。ありがと、二人とも」 とりあえずは、普通に接する。
#モニカ
「うん、学校以外、あんまりすることもないから、どうしても時間が空いちゃって」
エリカ
「そっか……まあ、でもあんまり張り切り過ぎないようにね」
#モニカ
「……うん、ありがとう、姉さん。でも、アカシャもおばさんもいるし、本当に大丈夫だから」
シャルロット
「……そういうのは、言われたほうが気にするんです。お姉さんと一緒で頑張り屋さん過ぎますよ、モニカさん」 もー、と笑いながら怒ったような仕草
#モニカ
「……あ、あはは。大丈夫です、姉さん程じゃないですから」
エリカ
「ちょっと、それ私が大丈夫じゃないみたいじゃない」
#モニカ
「でも、姉さんって昔からよく意地を張って無理をすることもあるし……」
エリカ
「……」 目に見えて大丈夫じゃないくせに。 「……アカシャちゃんやおばさんがいるって言っても、四六時中ってわけにもいかないんだから。自分の体調、ちゃんと自分で把握して、休む時はちゃんと休む」
エリカ
「解った?」
#モニカ
「……うん、分かった。今日はこの後、家に帰って大人しくしておくね」
エリカ
「うん、そうしなさい」
ジャン
「あァ、でもさっきまでのエリカちゃんは実際大丈夫じゃなかったぜェ?」
ジャン
「そりゃァもうカチンコチンでなァ」 くくっと笑って
エリカ
「……そこ、余計なこと言わない」
#モニカ
「……あ、さっき色々な方々とすれ違ったのって……」 そういう人たちと居たのか。
ジャン
「そういうこった。ま、お偉いさんたちとも喋れるぐらいに成果は出てるみてえだからな」
ソルティア
「いつもありがとうね、二人とも」
#アカシャ
「どう致しまして。といっても、これくらいしか出来ないのがもどかしいくらいなんですけど」
#アカシャ
「少しずつですが、二人でバリエーションも増やしてるんですよ」
ソルティア
「はは、こういうのは毎日の積み重ねだよ。アカシャは毎日頑張ってるから、もっと色んなことが出来るようになってくるよ」 よしよし
#アカシャ
「はい、がんばりますね」
ジャン
「まァ、コレ食えばまた今回の仕事もサクっと終わらせれるってなァ」
#モニカ
「……はい、頑張ってくださいね」
シャルロット
「最近、お仕事するときお弁当これが楽しみで楽しみで。えへへ」 にこにこ。にこにこ
#アカシャ
「そう思ってもらえているなら嬉しいです」 笑顔だ。
ジャン
「ありがとよ」 ニッと笑ってやった。無理して作ってくれたならコレぐらい感謝しないとな
ソルティア
「よし、それじゃ今日は家に来るかい? 明日からまた依頼で遠出だからね、冒険用具の整理をしないといけなくてね……」
ソルティア
「まぁ要するに二人とも手伝ってくれなさいって事だ (キリッ)」 いや実はその辺の道具はアカシャが整理してくれちゃうので家で休ませる方便ですが。
シャルロット
「お手伝いしましょうか、ソルティアさん」 ぼうけんしゃどうぐー
ソルティア
「あ、シャルロットさんもお願い出来ますか? 足りないものがあったら買いこまないといけませんし」
シャルロット
「問題ないですよ。こうみえて、色々器用ですし荷物持ちだっていけちゃいます」 ふんすふんす
ソルティア
「シャルロットさんに荷物持ちさせたら周辺住民の視線の温度が零下になるので勘弁してください……」
#アカシャ
「だ、そうですし。じゃあ……今日はモニカは家にお泊まりに来たらどうですか?」 いいですよね? とソルに視線を。
#モニカ
「……あ、うーん、確かにアカシャが居てくれるのは安心だけど」 今家で休むって言ったばっかりだし。エリカに視線を。
エリカ
「……あー」
シャルロット
「……誰か人が身近に居る場所に置いてあげたほうがいいのでは?」 小声でエリカにささやく。
ソルティア
「どうぞどうぞ。あ、ベッドはアカシャと一緒でいい、モニカちゃん?」 駄目だろ
#モニカ
「感染ることはない病気ですけど……流石に一緒のベッドっていうのはアカシャに申し訳ないです」
ジャン
「じゃあ俺が代わりに……」
エリカ
ごすっ(脇腹ぱんち)
ジャン
「ごふっ……!!」
#アカシャ
「私は平気ですよ」
#アカシャ
「……あ、今のはジャンさんに対してじゃないですから」
ソルティア
「さて、新しく覚えた呪文でも試してみましょうかねぇ」 俺のブラストの魔力は、ジャンの精神抵抗より高い……!
#モニカ
「あ、あはは……」 苦笑い。
シャルロット
「……ジャンさん」 哀れむ眼
ジャン
その辺で倒れてる
エリカ
無視。無視。
ジャン
ひどい
#アカシャ
「……」 神官見習いとして助けるべきなんだろうか……
エリカ
「……まあ、アカシャちゃんもソルティアさんもいいって言ってるし」
エリカ
「それならお泊り、してきなさい」
#モニカ
「あ……。うん、ありがとう、姉さん」 ぱあっと明るくなった。顔色は変わらないけど。
エリカ
「ま、だからってあんまりはしゃぎ過ぎないよーに」
#モニカ
「はーい」
エリカ
「ホントにわかってるのかしらー」 おでこ人差し指でつん。
#モニカ
「だ、大丈夫だってば……」
ジャン
(睦まじいねェ) 倒れながら聞いてる
#モニカ
「……大丈夫ですか?」 大丈夫、ばかり言ってる気がするなぁと思いつつ。
エリカ
「あっちは大丈夫だから。気にしなくていいから」
ジャン
「エリカちゃん最近本当にひでえなァ」 むっくりと起き上がり
#モニカ
「うん、分かった」
ジャン
「あれェ」
エリカ
「実際大丈夫じゃないですか……」 普通に起き上がってきて。
ジャン
「まァな」
#アカシャ
「それじゃあ、家に行きますか?」
ソルティア
「さて、それじゃあ行こうか。昔みたいにお姫様抱っこしてあげようか、モニカちゃん?」 きっと7歳とか8歳とかの頃だな。
#モニカ
「いいい、いいです」 ふるふる。
#モニカ
「っていうかそんな話を今しないでくださいよぉ……」
シャルロット
「ソルティアさん、街中でお姫様だっこって、相当恥ずかしいですよ……?」
ソルティア
「はっはっは、モニカちゃんも照れ屋になっちゃって」
ソルティア
「7年前とかはたまにやってたんだけどねぇ」
エリカ
「ソルティアさん、小さい時とはまた違いますから……」
シャルロット
「もう立派な女の子なんですから、そういうのはこう、ですね」 しどろもどろ
#アカシャ
「義兄さん、そういうの、セクハラって言うらしいですよ」 義妹、初めてのジト目。
ソルティア
「はは、冗談だよ、冗談……」 とか女の子ーずにいいながら脱出……と思ったら義妹から突っ込まれた。 「マジで!?」 AA略
#アカシャ
「マジですね……」
ソルティア
「そうか……年の差ってのは関係ないんだねぇ……」 しみじみ
シャルロット
「……」 エリカとモニカを見て、エリカが先ほど悩み顔だった理由をなんとなく察しつつ
シャルロット
「さ、それじゃあ行きましょうか? ここで賑やかにしているとギルさんが困りそうです」
#ギル
「おお……和やかな若者たちへの羨望とこれから自分の身に襲いかかる仕事という災厄に呆然としてたわ」
ジャン
「じゃァ、俺は残った紅茶でも優雅に飲んでから行くとするかねェ」
#ギル
「ま、困りはしないけど、君たちにも仕事があるんだし、程々にってとこね」
エリカ
「ああ、そうですね……行きましょう」
シャルロット
「ぎ、ギルさん? エルシオーネさんがすごい顔してますよ?」
ソルティア
「そうですね、冗談ばっかり言ってたらいつになっても帰れませんし」
#エルシオーネ
「それに気付くとは、シャルロットさん……やはり天才」 扉の影からとってもいい笑顔を向けてました。
#ギル
「嫌だっ、俺もうこの店辞めるぅぅ……!」 逃げ出していきました。
ソルティア
「無茶しやがって……」 ギルに敬礼。
エリカ
「ギルさん……」 はあ。
#エルシオーネ
「はいはい」 ギルを捕獲して、首根っこ掴んで連行していった。実は筋力が凄いのがルーンフォークだ。
#エルシオーネ
「それでは皆さん、頑張ってください」
シャルロット
「……えっと。行きましょうか、皆さん。ジャンさんはまた後で通信くださいね」
ジャン
「へいへい」
#ギル
「ギル・ケンドール……宵闇に消ゆ……」 フェードアウト。
エリカ
「宵闇にはまだずっと早いですよ……」
#ギル
                    \若者は厳しぃぃぃ……/
ソルティア
「それじゃ失礼しますね、ギルさん、エルシオーネさん、ジャンさん」
#アカシャ
「それじゃあ、行きましょうか」
#モニカ
「うん」
エリカ
「……はあ。それじゃあまた後で」
ジャン
「ン、後でな」
GM
そんなところで一人残ったジャンのパートか。
GM
そんな感じで、PP1点回復のお弁当を五人分もらいまして
GM
ジャンはその後どんな場面を求める。
ジャン
じゃあ、店を出て適当に人気のない通りに。
GM
OK

GM
四人が解散した後、ジャンは通信機でジェラルドに連絡を取り、彼を人気の少ない通りに呼び出した。
GM
幸い、彼も時間が空いていたようで、すぐにそれに応じた。
#ジェラルド
「……ふぅ。本来なら、このような所で密談というのはあまり性にあわんのだが」
ジャン
「あァーっと、忙しいところすんません」
#ジェラルド
「いや、気にせずとも良い。シャルロットに関わることは、私にとっては最優先事項本当はこんなことを言ってはいかんのだがだからね」
ジャン
「まァ密談っつーか、何個か確認してえことが」
#ジェラルド
「ああ、言ってくれ」
ジャン
「そのシャルについてなんだが、今回の件にアイツが関わることを“姫将軍”はどう思ってんだ?」
ジャン
「正直なところの、その心中を聞いておきてえんだ」
#ジェラルド
「マグダレーナ殿下は、シャルロットが冒険者として活動することに首を縦に振ったのだ」
ジャン
「あァ、まァそりゃそうだが」 内容が内容だぞ
#ジェラルド
「今、この公都で冒険者活動を始めるとなれば、そのような二大派閥の対立に巻き込まれる事態を予想するのは容易い」
#ジェラルド
「シャルロットに多くの事を学んで欲しいとお思いなのは確かだろうな」
ジャン
「多くの心配はあれど、そこまでは覚悟して想定済み……か。成程なァ」 一つ頷き
#ジェラルド
「いつまでも、籠の中の鳥では居られぬし、彼女自身も、それを望んだりはしないだろう」
#ジェラルド
「ならば、その籠から解き放たれる時の為の準備は入念にしてもらっておかなくては、な」
ジャン
「そうかァ……」 この辺を彼に伝えれば説得力は増すか……と考えつつ。 「で、もう一つ」
#ジェラルド
「ああ」
ジャン
「俺たちは秘密裏に動いているが、“死神”の話は聞いてるよなァ?」
#ジェラルド
「……ああ、聞いている」
ジャン
「っつーことは、外部、他の奴らから悟られてる可能性もゼロじゃねえ」
#ジェラルド
「そうだな。何者かの作為が絡んでいるのは疑いようもない」
ジャン
「どれだけの数が動いているか解らねえ以上はある程度のことも覚悟してくれってのと」
ジャン
「出来るだけ、何処かですぐに支援できる体勢は持っておいてくれよな」
#ジェラルド
「無論だ。私はフーロンの息子であるお前の力を信頼してはいるが、シャルロットの立場を考えれば、それだけで済ませられる程、世の中は単純ではない」
ジャン
「………」 信頼、という言葉に一瞬遠い目をしてからすぐに視線を戻し 「……まァ、今更言わなくても良いことではあるんだろうがな」
#ジェラルド
「その点に関しては心配せずともいい。こちらでも、色々と対策は整えておこう」
#ジェラルド
「今は、お前もお前たち自身の事だけを考えて進め。今回の一連の件は、私はシャルロットの為だけでなく、お前にも必要な事だとも思っている」
ジャン
「あァ」 頷き。 「一応、さっき意見訊いてた時も、少しは成長してるみてえだったしな、シャル」
ジャン
「それが俺にも……ねェ」 解らんもんだ
#ジェラルド
「正直に言えば、コレほどの短期間であれだけ言えるようになったのも驚きだ」
#ジェラルド
「……いや、昔から飲み込みは恐ろしく早い子だ。当然と言えば、当然なのかも知れないな」
ジャン
「そうだなァ。驚くべき才能は時に羨ましくなる」   「……っと」
ジャン
「確認してえことは終わったんだった。いきなり呼んで悪かった」
#ジェラルド
「いや、構わんさ。これからも、何かあれば気軽に声を掛けるといい」
#ジェラルド
「何、お前も人から羨まれるだけの才能を持ってはいるはずだ」
ジャン
「どうだかな」 肩をすくめて鼻で笑った
ジャン
「まァ、また何かあったらな」
#ジェラルド
「私にとって、親友の息子であるお前も息子のようなものだ。その相談を無碍にする程、私は非道な人間ではないつもりでね」
#ジェラルド
「それではな」 そう言ってジェラルドは踵を返した。
ジャン
「そいつはどうも」 苦笑してから踵を返した