虚ろの輪音

第三部 第一話「時を繋ぐ絆」 - 01

シャルロット・イエイツ=ヘリオドール
器用度 35+2
敏捷度 31+2+2
筋力  20
生命力 24
知力  30+2+2
精神力 26

HP 69+2  MP 74+2
ファイター     10
プリースト:騎士神  8
エンハンサー     6
マギテック      4
ソーサラー      2
コンジャラー     2
レンジャー      2
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
7.《マルチアクション》
9.《両手利き》
ex.《魔法拡大/数》
《タフネス》
秘伝/CA
《地這刃》
《活人撃》
《閃電二撃ち》
《ストレイフレイド》
《不動堰》
《剛魔撃》

《咬破魔刃撃》
《瞬閃哮》
《黎光閃》
《饗宴の四重奏》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
【ビートルスキン】
【メディテーション】
【スフィンクスノレッジ】
【ケンタウロスレッグ】
装備
〈ファランダレス=リベラトール〉
〈ファランダレス=リベラ〉
〈イスカイアの魔導鎧〉
〈女神のヴェール〉
〈ウェポンホルダー〉
〈信念のリング〉
〈ガンベルト〉
〈跳躍の羽〉
〈フルオプション・マギスフィア〉
ほか
ヤンファ・シャンリーク
器用度 38+2
敏捷度 38+1
筋力  30+2
生命力 24+6
知力  13
精神力 15

HP 60+2  MP 33+2
フェンサー     10
スカウト       9
プリースト:剣神   6
エンハンサー     6
アルケミスト     5
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《マルチアクション》
9.《防具習熟Ⅱ/非金属鎧》
ex.《必殺攻撃》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
《影走り》
秘伝/CA
《瞬刃》
《天趨刃》
《刃狼哮》

《瞬閃哮》
《風の導き》
《饗宴の四重奏》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【ビートルスキン】
【ケンタウロスレッグ】
【デーモンフィンガー】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
【ヴォーパルウェポン】
【バークメイル】
【アーマーラスト】
装備
〈ヴァイケリオン〉
〈アラミドコート〉
〈籠手〉
〈男神のキッパー〉※1
〈ウサギのピアス〉
〈多機能ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
ほか

※1 … 〈女神のヴェール〉と同効果の男性専用代替品。ハウスルールで規定。
エリカ・ケイ
器用度 13
敏捷度 19
筋力  14
生命力 23
知力  32+6+2
精神力 44

HP 53+2  MP 74+2
フェアリーテイマー10
セージ        9
アルケミスト     6
エンハンサー     5
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
7.《魔法拡大/数》
9.《MP軽減/フェアリーテイマー》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
《弱点看破》
《マナセーブ》
秘伝/CA
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
《魔法圧縮/数》

《風の導き》
《饗宴の四重奏》
練技・賦術
【メディテーション】
【アンチボディ】
【ストロングブラッド】
【チックチック】
【スフィンクスノレッジ】
【パラライズミスト】
【バークメイル】
【クラッシュファング】
【ヴォーパルウェポン】
【エンサイクロペディア】
【イニシアティブブースト】
装備
魔銃【シックザール】
〈ソフトレザー〉
〈カトレアの花冠〉
〈ノドゥス・セクンドゥス〉
〈祈りのアミュレット〉
〈ガンベルト:活性弾×12〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 30+1
敏捷度 16
筋力  31+2
生命力 27+3
知力  31
精神力 34+3

HP 75+2  MP 70+2
ファイター     10
ソーサラー      9
エンハンサー     6
レンジャー      3
コンジャラー     2

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
7.《武器習熟/ソード》
9.《武器習熟Ⅱ/ソード》
ex.《マルチアクション》
《タフネス》
秘伝/CA
《剛魔撃》
《閃電二撃ち》

《咬破魔刃撃》
《饗宴の四重奏》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
【メディテーション】
【ストロングブラッド】
【デーモンフィンガー】
【スフィンクスノレッジ】
装備
〈ディ・ゾンネ〉
〈スパイクシールド〉
〈イスカイアの魔動鎧〉
〈決死の鉢巻き〉
〈赤の眼鏡〉
〈黄鉄鉱のお守り〉
〈野伏の威風堂々たる炎武帝のマント〉
〈ウェポンホルダー〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
〈信念のリング〉
ほか


第一話 「時を繋ぐ絆」
望んでいるのは、ほんの一つの小さな幸せ。
ただ、大好きな家族と共に平穏な生活を送る。
一人の少女がごく当たり前に抱く、それだけの想い。

世界は灰色の絶望に包まれている。
それでも私たちは立ち向かう。
決して、強くなんてないけれど。

過去と今、そして未来を繋ぐ為に、ちっぽけな私たちは小さな想いだけを胸に、世界に挑む。


GM
虚ろな世界での一夜が明け、朝が訪れる。
GM
四六時中雲に覆われ、《虚音》が降り注ぐこの世界では、朝陽が差して来るようなことはない。
GM
夜と殆ど変わらぬ光景を見ながら、君たちはそれぞれ活動を開始する。
GM
個々人の身支度を整えた後、君たちは会議室へと集まる。
GM
そこには既に集まっている者も居れば、まだ姿の見えぬ者もあった。
#マグダレーナ
「やあ、おはよう」
#マグダレーナ
既に部屋に居たマグダレーナは、君たちが部屋に入ると顔を上げて挨拶する。
ソルティア
「おはようございます、マグダレーナ様」 あ、レデュース・マジックはいつも寝る前にかけてるって事でいい?>GM
GM
ok。
ヤンファ
「おォ」 おはよう、に一礼で返して入ってくる
エリカ
「……おはようございます」
シャルロット
「おはようございます」 明るすぎない、程よく力の抜けた笑みをもって中へ
#マグダレーナ
「昨夜はよく休めたか……とは問うまい」 無茶な注文だ。 「君たちの身体と心に支障さえなければ、今はそれで良しとしておこう」
ソルティア
「後来ていないのは……?」 と会議室を見回す。
GM
部屋の中には、マグダレーナ、フェリシア、バルクマン、ユリウスの姿が既にある。
ヤンファ
「大体揃ってるだろ」
GM
君たちに続いて、アイゼル、ラーエル、ザガート、イーヴの4名も部屋へと入って来る。
#アイゼル
「あら、早いのね」
ヤンファ
「………」 ユリウスの顔が若干腫れてる。昨日やっぱ誰かに殴られたんだなアレ
ヤンファ
「……なァ、ユリウスって誰かに殴られたのか?」 こそこそとエリカに訊きに行く
エリカ
「……な、なんで私に聞くんですか」 ささ、と手を後ろに隠し。
ヤンファ
「いやァ、なんか意外と知ってそうだなァと思ってな」 後ろに隠した手には触れず。
エリカ
「……」 のーこめんと。
#フェリシア
「こら、あまり詮索しない」
ヤンファ
「へいへい……ったく、エリカには甘いなァ」 フェリシアは
エリカ
「……それより、アランさんは?」
ソルティア
「……姿が見えませんね。寝坊、と言う事はないでしょうが」
ヤンファ
「そのうちふらっと来るだろォよ」 そういうやつだ
#フェリシア
「もう起きてはいるみたいだけど……『あ、やべ、便所』とか言って何処かに行っちゃったのよね……」
ヤンファ
「オイオイ便所にしては長すぎるんじゃァねえかァ?」
シャルロット
「……それ、本当にそこへいったんでしょうかね」 決まり文句のような気がする
ソルティア
「アランさんがそう言う時、大抵は違う用件ですよね……」
#バルクマン
「アレの性格を考えれば、十中八九違うだろうが、来ないという事も無いだろう」
#マグダレーナ
「……まぁ、もう少し待てば来るだろう」
エリカ
「……探しに行って、入れ違いになっても困りますし、ね」
シャルロット
「無茶してなければいいんですが」 はぁ、とため息。
ソルティア
「さすがに、ここで無茶をするような事は……ありませんよね?」 何かトラブルが舞い込んでくるとか。
#ユリウス
「私と違って、それは弁えているはずだ。心配は要らない」
ソルティア
「……そ、そうですね」 何か肯定も否定もし辛いコメントであった。
エリカ
「……」 何か、兄っぽい発言だ……。
#ユリウス
「……」 エリカとソルティアの視線には何とも言えない表情を浮かべておこう。
ヤンファ
「ま、どうせ『出が悪くてなァ、すまんすまん』とか言って入ってくるって」
#イーヴ
「予定していた時刻まではまだ時間もある。待てばいいだろう」 着席して眼鏡整えてるわ。
#ラーエル
「……はー、僕も行っとけば良かったかも。緊張してきた……」 同じく席につきつつ。
ヤンファ
「なんだァ、英雄様も緊張するんだな」 かっかっかと笑い。
#ラーエル
「英雄なんて言われても、僕自身はフツーの人間だしね。緊張だってするよ」
ヤンファ
「まァ、その方がこっちとしても安心するわ」 同じ人間としてな
シャルロット
なら今のうちの。お姉様のところにてくてくと
#マグダレーナ
「うん? どうした、シャルロット」
シャルロット
「探しているものがあって……軍の在庫に、祈りのアミュレットとか残っていませんか?」 ガチに。
#マグダレーナ
「……祈りの? あれは……どうだったかな」 とフェリシアに問う。
#フェリシア
「……残念ながら、ありませんでしたね」
シャルロット
「ありませんでしたか……準備は万全にしていこうと思っていたのですが」
#マグダレーナ
「いや」 シャルロットに首を横に振って。 「これで良ければ、使ってくれ」
#マグダレーナ
マグ様の祈りのアミュレットあげるよ。
シャルロット
「……これはお姉さまのでは?」 首をかしげ
#マグダレーナ
「ああ、そうだ」
#マグダレーナ
「だが、これからの戦いの中心は〈ファランダレス〉の《担い手》である君だ。備えを優先させるべきはシャルロットだろう」
シャルロット
「……では」 いいのか?とは重ねて聞かない。あえて手で受け取らず、マグダレーナの前で跪こう
#マグダレーナ
「……ふふ」 それに応えるように、シャルロットの前に片膝をついて。 「私の使い古しで少し申し訳ないが」 シャルロットの首に手を回して、アミュレットを付けてあげよう。
ヤンファ
「………」 むしろ、その方が心強く感じるだろうけどな、と思いつつ口にはしない
シャルロット
「……いえ。新しければ良い、なんてものでありませんから。ありがとうございます、お姉様」 嬉しそうに笑って立ち上がる
#マグダレーナ
「どういたしまして」 微笑み返してこちらも立ち上がろう。
ソルティア
「あぁ、マグダレーナ様。僕からも一ついいですか?」 と手を挙げて。
#マグダレーナ
「構わない。可能なものならば用意させてもらおう」
ソルティア
「はい。〈星辰徽章〉をもう一つ、用意してくれませんか?」
#マグダレーナ
「徽章を?」
ソルティア
「当面は、効果のない模造の宝石を入れたもので構いませんから。勿論出来るなら、本物がいいのですが……」
ヤンファ
「ふゥん」 成程ね
#マグダレーナ
「どうせ用意するのならば、本物が良いだろう。君たちの誰かが失くした訳でもないようだ。となれば、新しい仲間を迎える為のものなのだろう」
ソルティア
「えぇ。……彼女の“これから”を考えると、それがいいと思いまして」
シャルロット
「……」 うむうむ。後ろで頷いている
#マグダレーナ
「成程。……そうだな、彼女の処遇についても考えておかねばならない」
シャルロット
「その辺は、まあ。色々と」 ユリウスと意味ありげに視線を交わして悪巧みをする顔をしよう
ヤンファ
「………」 やっぱまたなんか企んでやがるな
エリカ
「……」 なんかやらかしそうな顔してる……。
#ユリウス
「……まぁ、それについては考えておこう」 意味有りげなシャルの視線に。
ヤンファ
「はァ……」 まあユリウスが考えてるのならなんとかなるだろ
#マグダレーナ
「だが……本物は今すぐには用意出来ないな。公城に戻れば用意は出来るのだが」
ソルティア
「そうですか……公城に寄る機会があればいいのですが」
#ユリウス
「《ドラゴンズ・ジャベリン》の攻略後は、《デュークダム・ピラー》に向かうのだろう?」
ヤンファ
「まァ、そうなるな」
ソルティア
「その予定ですね。その時に寄れれば、本物を用意出来るのでしょうか」 とゆりーやらシャルロットやらマグ様やらを見て。
#ユリウス
「中継塔をひとつでも停止させれば、《虚音》の影響は多少弱まるはずだ。公国中継塔の攻略前に、公城へ寄ることが出来れば良いのだが……」
#マグダレーナ
「作り方それ自体はそう複雑でも無い。あの石さえ用意できれば、すぐにでも」
ソルティア
「それでは……お願いします、マグダレーナ様」 ぺこりと頭を下げて。それでも一応模造品の準備はしておこう。
#マグダレーナ
「分かった。可能な限り、《デュークダム・ピラー》突入前に用意出来るようにしておく」
ヤンファ
「まァ間に合わなかったらシャルがハイって自分の渡しそうだが」
ソルティア
「実際にやりそうでアレですね……」
#マグダレーナ
「そうする必要がないように努力するよ」
#ザガート
「……さて、そろそろ時間だな」 そんな会話を静かに眺めていたザガートがふと呟く。
ヤンファ
「ン」 そんな彼の顔を見
エリカ
「……」 時間、と言われて扉の方を見る。
#アラン
「へーっくし」 わざとらしくくしゃみをしながらアランが部屋に入ってくる
ソルティア
「あ、来ましたね。ちょうどです」
エリカ
「わざとらしい……」 すごくわざとらしい……。
ソルティア
「なんと言う白々しさ……」
ヤンファ
「長いトイレだったなァ!」
ヤンファ
こっちもわざとらしく声を大きくして
#アラン
「稀に見る激闘だったわ」
ヤンファ
「ちゃんと流れただろうな」
#アラン
「っと……俺が最後か。悪ィな」
ソルティア
「いえ、時間には間に合ってますから」
#ユリウス
「ギリギリではあるが、な」
シャルロット
「大丈夫ですよ」 どうぞ、とアランを手招き
エリカ
「……」 はあ、と溜息ついて。 「もう少しで遅刻でしたよ」
#ユリウス
「まぁ、席に着くといい。……ん、マアラン、その剣は何だ」
GM
ユリウスが目をつけたのは、アランが腰に括り付けている見慣れぬ鞘と剣だった。
ヤンファ
「俺もそれ訊こうと思ったんだよマアラン」
ソルティア
「マアランって誰ですか」
#アラン
「お前いつか不敬罪でしょっぴかれんぞ」
ヤンファ
「勘弁してくれ」
エリカ
「……」 半目である。
#フェリシア
「そう言うならもっと大人しくしなさいよ……」
#アラン
「で、これか」 と手にとって見せてみる。
#アラン
鞘から引き抜かれた剣は柄は透き通るような蒼、刀身は一切の汚れの無い白で彩られていた。
ソルティア
「それはそうと……聖戦士関係の物ですか?」 と剣を見て。
シャルロット
「なんですか、それ?」
エリカ
「……? 前に持ってたのとは違う剣ですよね」
ヤンファ
「……聖戦士の業物、ってトコか」
#アラン
「ああ。荷物ン中に入れといたんだが、何処に行ったか分かんなくなっちまってなァ。探すのに手間取っちまった」 けらけらと笑いながら言う。
#アラン
「こいつはデ・フィデリ。俺が聖戦士の誓いを立てた時に賜った剣だ」
#アラン
「もう正体もばらしてんだ。出し惜しみする必要もねェしな」
ソルティア
「へぇ……不思議な響きの名前ですね」 何となく自分の剣を見やり。
シャルロット
「へぇ……綺麗ですが、綺麗なだけの剣ではないですよね」
#アラン
「そりゃァ勿論、な」
#フェリシア
「……私は未だに貴方が聖戦士だっていうのが信じられないんだけど」
ヤンファ
「まァ、こんなんだしな」 ちゃらんぽらん
#アラン
「ヤンファだってアレで神官かつ騎士なんだぜ? それに比べりゃどうってことねェって」
ヤンファ
「オイオイ失礼だなァ」
シャルロット
「神を敬う態度はみたことないですねぇ」
ヤンファ
「返す言葉はないな……」
エリカ
「……ていうか、そんな剣を何処へやったか解らなくなったっていうのは大問題だと思うんですけど……」 呆れ気味に。
#アラン
「オフレコで頼むわ」
ヤンファ
「つっても……聖戦士なら対穢れの武器とかじゃァねえのか」
#アラン
「ある意味そうっちゃそうだが、それだけの剣じゃねェさ」
〈聖剣デ・フィデリ〉

知名度 26 形状 蒼と白で彩られた直剣 カテゴリ〈ソード〉S
概要 聖戦士に力を与える 製作時期古代魔法文明
効果
神速の剣
 所持者は戦闘特技《薙ぎ払い》を得ます。
 また、《剣尊神速》において、PPの消費によるボーナスが「2倍」になります。

誓え、されば救われん
 所持者がこの剣に立てた誓いを守る限り、始祖神ライフォスの神聖魔法を使用する時、魔力に「+2」のボーナス修正を得ます。
用法必筋命中威力C値追加D
備考
1H 24 +1 40 +2 魔法の武器
2H 24 +1 50 +2 魔法の武器
ソルティア
「……アランさんが使っていた、あの連撃に適した剣のようですね」
#アラン
「これがなきゃあんな技まともに使えねえけどな」
#アラン
「便利なモンでなァ。誓いを立ててる奴にゃ、離れてても加護をくれるんだ」 言いつつどかっと着席しよう。
ヤンファ
「ふゥん……ま、俺らが【アビス】無しじゃ戦えないのと一緒だろ」
#アラン
「ま、剣の話はもういいだろ。始めようぜ、本題を」
エリカ
「……そうですね」
ヤンファ
「あァ、そうだな」
ソルティア
「あ、はい、そうですね。皆揃ったようです」 とマグ様に。
#マグダレーナ
「ああ」
#マグダレーナ
「……では、各自、決心は固まったか」 改めて確認するように皆を見回す。
GM
一同は此処へ来た直後とは違う、強い意志を瞳に宿して頷く。
ソルティア
「……はい」 頷きを返す。
エリカ
「……はい」 こく、と。頷き。
ヤンファ
「二言はない」 頷き
シャルロット
「聞くまでもないことです」 こくり、とうなずく
ヤンファ
「………」 ちらとエリカの顔色を偶に窺うが、昨日と比べたら良くなってるか
エリカ
疲れは見えるが、昨日に比べれば余程マシな顔をしている、だろう。
#マグダレーナ
「よし、ではこれより中継塔の攻略を開始する」
#マグダレーナ
「まず第一の目標は何処だったか、覚えているな」
#アイゼル
「さっきも話に出たばかりのことを忘れるはずがないわ」
シャルロット
「勿論……ですよ?」
ヤンファ
「《ドラゴンズ・ジャベリン》、だな」
#ラーエル
「竜槍山脈にある中継塔、だね」
ソルティア
「《ドラゴンズ・ジャベリン》……ヴァルクレア城付近にあった、あの中継塔ですね」
#マグダレーナ
「ああ」
#ユリウス
「その《ドラゴンズ・ジャベリン》だが……現在は恐らく、その近辺にルキスラ・ダーレスブルグ連合軍の兵士の一部が居るはずだ」
#ユリウス
「あの塔からも《虚音》が発されているならば、彼らも操られて、その守護に使われていると見て然るべきだろう」
ヤンファ
「もはや、ドコの兵士なのか解りやしねえなァ……」
シャルロット
「……難しいところですね。強行突破せずに済むならよいのですが」 
ソルティア
「……戦いは避けれませんか?」 眉を潜めて。
#バルクマン
「……一切彼らと戦闘を行わずに向かうのは不可能といって良いでしょう」
#フェリシア
「故に、彼らを無力化させながら行く他ありません」
#フェリシア
「命を奪うことなく動きを止めるのは困難を極めますが……」
#ザガート
「それを可能にするだろう役者が、幸いにも此処には揃っている」
シャルロット
「……といいますと?」
ヤンファ
「こんだけ実力者がいるんだ。加減もある程度は出来るだろ」
#ザガート
「と、いうことだ」
シャルロット
「ああ」 なんか特殊な能力で眠らせたり戦闘不能にするのかと思った
#ザガート
「まぁ、無論直接的な意味でも可能だがね」 MPが持てばスリープもある。
GM
なんとスリープ・クラウドという便利魔法もある。
エリカ
ザガートさんってレッサーだっけ?
GM
もっと強いと思う。
エリカ
上級ヴァンパイアなら芳香で魅了とかできそうって思ったけど、その場合相手側の洗脳との対決になりそうか……。
GM
一律「○精神効果無効」つきとかどう?
エリカ
こわいわ。
#イーヴ
「連合軍も勿論ですが、それだけとも思えません。それ以外の何らかの敵性体の存在も覚悟しておいた方が良いでしょう」
ヤンファ
「竜ですら正気を奪われるぐらいだ。何がいてもおかしくはねえな」
ソルティア
「生き残った蛮族達も、勿論いるでしょうね……」
シャルロット
「と、なると……例のごとく、露払いと本丸へ切り込むチームへ分けていくべきでしょうね」
#アラン
「どの道中継塔に突っ込むのはお前らや俺らじゃないと駄目なんだしな」
ヤンファ
「………」 ま、中継塔が正念場、か。
ヤンファ
「操られた兵隊共がどんだけの力を持ってるかは解らねえが、操られてるって状態はそこまで優秀なモンでもない筈だ」
#アラン
「いくら操られてるっつっても、元の能力には依存するだろうし、な」
ソルティア
「一般兵士ですからね。突出した力を持つ人は少ないでしょう。強力な蛮族や幻獣がやってくる方が危ないかもしれません」
#マグダレーナ
「突入組と露払いに分かれるとなると……」
#マグダレーナ
「塔へ赴くのは、例によって、シャルロットたち4人と誰か1人といったところか」
#フェリシア
「そうですね。道を開くだけでなく、飛行船の警備にも人員を割かなければなりません」
#バルクマン
「この場を確保しておく者も必要でしょうしね」
シャルロット
「その場合」 一人、か。誰がいいだろうな、と視線をめぐらせて
ソルティア
「突入組に人数を振り分けしすぎて、露払いが出来なくなっても問題ですからね。そのあたりが妥当かと思います」
#ユリウス
「……そうだな。停泊している間に飛空船を破壊されては移動手段が無くなる」
ヤンファ
「結構数限られるなァ……露払いはアイゼルたちに任せるのが早いか」
#アイゼル
「わたしとラーエルとザガートは中継塔には近付けないことは立証済みだし、露払いに甘んじるしかないでしょうね」 不本意ながら。
#ラーエル
「そーだね。僕らまで操られちゃったらどうしようもないよ」
エリカ
「正直、そうなったら洒落にならないっていうか……」 ヤバイ。
ヤンファ
「これ以上味方減ったら本気で洒落にならねえよ」 真顔。
#イーヴ
「笑い話にもならんな」
ソルティア
「これ以上こちらの動きが制限されては打つ手も無くなってしまいますね……」
ヤンファ
「……さ、て」 決めなければな 「飛行船の管理はやっぱフェリシアに任せておきてえしなァ」
#フェリシア
「そうね。今飛空船を操縦出来るのは私と陛下だけです」
ソルティア
「マグダレーナ様とバルクマンさんは拠点防衛に向いていそうですし、残っていただいた方がいいでしょうか」
ヤンファ
「姫さんも……まだ、前線には出て欲しくないな。ここで消耗してほしくはない」
ヤンファ
「加えて言えば、初めての中継塔攻略だ。斥候に長けた人間が欲しい」
エリカ
「じゃあ……」 視線をアランの方へ。
ソルティア
「となると、アランさんが適任ですか?」
#アラン
「消去法で選ばれたみたいで何かアレだがなァ」 冗談らしく言いつつ。
ヤンファ
「あァ。敵の手の内が全く解らん以上は、察知能力が高い方がこっちとしても助かる」
シャルロット
「早速、剣の出番が出たみたいですね」 よきかな、よきかな
ヤンファ
「ンなことねえよ」
#アラン
「剣を使う機会があるのが良い、とは言えないがな」
エリカ
「……」
ヤンファ
「どうした、エリカ」
エリカ
「……なんでもないです」
#マグダレーナ
「では、ハウルと私で此処の防衛になるか」
シャルロット
「ザイア神官としては、攻めより守りが本領ですしね」 いけいけですが、私は。
#マグダレーナ
「そうだな。此処が攻め込まれるようなことはまだない、と信じたいが」
ソルティア
「そうすると、陛下も残っていただいた方が宜しいですね」 アイゼル組に混じると連携取りにくくなりそうだし
#ユリウス
「いや、私は付いていこう」
ヤンファ
「ン、何だ。弟が心配かァ?」
#ユリウス
「無いとは言えないが、今まで遠き地で無事に過ごしていたんだ。過度な心配は必要ないだろう」 付いていくのはアイゼル組だ。
ヤンファ
「そう思えるのは何よりだ」 信頼ってやつだな
#ユリウス
「万一に備え、飛空船の操縦に長けた者がもう一人居ても損はないだろう」
ソルティア
「ん、そうですか。分かりました」 こくり頷き。
ヤンファ
「ま、確かにな。フェリシアだけじゃ手に負えない事態が起きても困る」
シャルロット
「ないとは思いますが、念には念を、ですしね」
ヤンファ
「……」 というよりまぁ、相手は攻めようと思ったらいつだって攻めれた筈だしな
#イーヴ
「専業の神官も一人は残った方がいいだろう。あまり多くても荷になる。私も此処に残ろう」
#ザガート
「では、これで全員役割は決まったか」
ヤンファ
「オーケィ、決まりだな」
シャルロット
「ええ。後は皆、全力を尽くすまでです」
ソルティア
「了解です。お互いの役目を全う出来る様、頑張りましょう」
#マグダレーナ
「では、すぐに行動に移る。出発する者は各自、最終確認をして飛空船の前に集まってくれ」
エリカ
「……はい」
ソルティア
「分かりました」 こくりと頷いて。
#アラン
「よォし、んじゃ行くとすっかねェ」
#アラン
と大きく伸びをしてから立ち上がる。
ヤンファ
「アランみたいにどいつもギリギリまで便所とか言うんじゃァねえぞ」
エリカ
「言いませんよ……」 じと。
#アラン
「一番心配なのはお前だわ」
ソルティア
「はは、じゃあ早めに行っておく事にしましょう」 ヤンファにひらっと手を振り。
シャルロット
「ヤンファこそ、装備を忘れたりしないでくださいよ」 軽くひじで小突いて
ヤンファ
「俺ってそんな信用ないかねェ……」 肩竦め。
エリカ
「普段の態度の問題です」
ヤンファ
「そうか……」 エリカの突っ込みの質が落ちないわ

GM
一度解散し、此処の準備を終えた後、君たちは飛空船の前に集合する。
GM
他の皆はまだ来ていないようだ。
GM
そんな時、急にシャルロットの〈ファランダレス〉が輝きを放ち出す。
GM
その光は、昨夜リベラトール=リベラを呼び出した時に発されたものとよく似ている。
シャルロット
「……え?」 何ごとだろう。鞘から引き放つ。
ソルティア
「……え? ちょ、シャルロットさん?」 急に輝きはじめおった
GM
シャルロットがそれに気付いて引き抜くと、次第にその眼前に光は集束し、人型を形成する。
エリカ
「……な、何……!?」
ヤンファ
……まさか」
ソルティア
「は……なっ、こんな時に!?」 思わず剣の柄に手をかける。
GM
現れたのはやはり、シャルロットと瓜二つの少女だ。
エリカ
「う、嘘……!?」 身構えるぞ! 後退りながら!
ヤンファ
「……よくもまァ」 刃を交えた奴がのうのうと出て来てくれるな
シャルロット
「……急に、何事ですか?」 不思議そうな顔をして、自分の半身に問いかける
ソルティア
「いやいやシャルロットさん、何落ち着いてるんですか!」 L=リベラがのこのこ出てくるなんて聞いてないよねPCは
#L=リベラ
聞いてないと思う。
エリカ
わたしきいてない!
ヤンファ
俺もきいてねえよ
#L=リベラ
物騒ですね」
シャルロット
「以前の事を考えると、仕方なし、と言うように思いますよ?」
シャルロット
「ああ、安心してください。今は協力者です」 皆に声をかけつつも、視線はリベラに
エリカ
「き、協力者って……」
ソルティア
「え、えぇー……?」
ヤンファ
「……ま、敵意はないが」 どうにもな
#L=リベラ
「以前は状況が状況でしたから」 私のせいじゃないし。
#L=リベラ
「皆さんもお久しぶりでしょうか。いえ、いつも会っているようなものですね」
ヤンファ
「それに、元々それはシャルの分け身みたいなモンじゃァねえのか」
#L=リベラ
「はい。私は彼女であり、彼女は私です」
エリカ
「……」 どうしよう。何なのこの状況……。
#L=リベラ
「すぐに引っ込みますから、そんな顔をしないでください、エリカさん」
エリカ
「……」 気軽に名前呼ばれて余計に困るわ! 「……ああもう」 微妙にシャルロット睨みつつ。
ソルティア
「……一体何故こんな時に?」 抜く様子は無いが、柄に手はかかったまま
ヤンファ
「は、はァ」 こうも改まってくると接し方も解らんが  「……とりあえず、何か用があるから出てきたんだな?」
シャルロット
「その点については、それでいいでしょう。何か?」 あえて出てくるほど、重要なことがあったんだろう
#L=リベラ
彼女(シャルロット)が気付いていないといけないので、報せに来ただけですから」
#L=リベラ
「……そんなに期待されるような視線を向けられても、そう大したことではありませんよ?」
#L=リベラ
「僅かですが、〈ファランダレス〉の力をもう少し引き出せるようにしておきました。この程度ならば、貴女への負担も変わらないでしょう」
〈ファランダレス=リベラトール〉

基本取引価格:取引不能

知名度 19 形状 白く清らかな刀身を持つ銃剣 カテゴリ〈ソード〉B
〈ガン〉B
概要 装備者の力を極限まで解放する 製作時期魔動機文明
効果
アゲ・クォド・アギス
〈ファランダレス=リベラトール〉及び〈ファランダレス=リベラ〉の特殊能力は、シャルロット・イエイツでなければ十全に使用できません。
 他の者も使用自体は可能ですが、使用した瞬間に魂の破滅を招きます。

ファク・シミレ
 装備者が宣言の必要な特技及び秘伝、コンビネーションアーツを使用してダメージを発生させる時、そのあらゆるダメージを+2点します。

☆▼デア・エクス・マキナ
 装填された弾丸に【~~・バレット】を使用して消費することで、消費した弾丸ひとつにつき、次のこの武器による近接攻撃の威力を「+5」します。
 この効果が重複するのは、一度に3発分までです。
 また、一日に一度のみ、《ストレイフレイド》の追加ダメージに「マギテック技能の魔力」を足す事が出来ます。

ダビト・デウス・ヒース・クォクェ・フィーネム
 装備者が戦闘特技や魔法、特殊能力によってペナルティ修正を受ける時、そのペナルティを全て半減(端数切り上げ)にします。

アウデアムス
〈ファランダレス=リベラトール〉及び〈ファランダレス=リベラ〉の両方を同時に使用して攻撃する時、それぞれの威力を+5、追加ダメージを+2点します。

用法必筋命中威力C値追加D
備考
1H 15 +1 25 +1 装填数3、魔法の武器
2H 15 +1 - +1 装填数3、魔法の武器、射程10
由来と逸話
 ダーレスブルグに存在する〈守りの剣〉である〈ファランダレス〉がシャルロットに合わせてその姿を変化させたものです。
 リベラトールとは「解放者」を意味しますが、それが具体的に何を示しているのかは、何者も知りません。
 ただ、成立した時期は魔動機文明時代の終焉、《大破局》の直後だったとされています。
 使用者に多大な負荷を与え、時には適格者であっても魂の破滅に至らしめてしまうほどです。
〈ファランダレス=リベラ〉

基本取引価格:取引不能

知名度 19 形状 鋭い切れ味を持つ、剣に近い形状の盾 カテゴリ〈盾〉S
概要 装備者の力を極限まで解放する 製作時期魔動機文明
効果
ミラビリス・リベル
 装備者は《MP軽減/プリースト》を習得しているものとして扱います。

カーウェ・パラートゥス
 この盾は片手武器として使用できます。
 武器として使用した場合も、回避力と防護点のボーナスは与えられます。

アルス・マグナ
 装備者の器用度、敏捷度、知力が常に+2されます。

アブ・イモ・ペクトーレ
 所持者は【コンビクション・ウェポン】及び【コンヴィクション・シールド】を補助動作で使用する事が可能になります。
 ただし、一度の手番で使用出来るのは2つの魔法の内のいずれかであり、その時、《MP軽減》や《マナセーブ》などの戦闘特技によって消費MPを軽減することが出来ません。

用法必筋命中威力C値追加D
備考
1H 15 +1 20 +1 魔法の武器
必筋回避防護
備考
15 +1 +1
由来と逸話
 ダーレスブルグに存在する〈守りの剣〉である〈ファランダレス〉がシャルロットに合わせてその姿を変化させたものです。
 リベラとは、リベラトールと深い関係を持つ者の名だとされます。
#L=リベラ
「……やっぱり気付いていませんでした?」
シャルロット
「振ってもない剣の具合を肌で感じられるほど、私も達人ではないのですが」 苦笑して、リベラに苦情を申し立てる。無論、非難の色はないが
ヤンファ
「分け身みてえな奴が、自身の力を引き出しておくってのも奇妙な話だなァオイ」
#L=リベラ
「自分のコンディションは、よく把握しておかなければなりませんよ」
#L=リベラ
「それとも、昨夜の熱のせいで判断能力でも鈍りましたか?」 とヤンファの方を見る。
ヤンファ
……!」 その時ヤンファに戦慄走る
エリカ
「……? 熱?」
ソルティア
「……まぁ、言及はしないでおきます。今は」
ヤンファ
「お喋りな奴は嫌いだぜェ……?」
#L=リベラ
彼女(シャルロット)は喋っていて楽しい人も好きみたいですよ」
ヤンファ
「そういう意味じゃァねえんだが……あァくそ」 面倒くせえ奴だな。
シャルロット
「……無論、貴女も私と同じ気持ちなのでしょう?」 半眼で、意地の悪い顔をしてリベラに
ソルティア
「さらっと受け入れてるシャルロットさんの方が僕的にはアレですが……」
#L=リベラ
「今更でしょう。ルナを迎え入れようとしているくらいですから」 あんなにさらりと。
ソルティア
「それとこれとは違う話のような……というか貴女もやっぱりルナを知ってるんですね」 分け身なら当然ではあるが。
#L=リベラ
「私はシャルロットですから」 シャルとソルティアには、その一つの返答で済む。
シャルロット
「まあ、判りましたよ、気をつけます」 やれやれ、と手をふって
#L=リベラ
「ええ、気をつけてください」
エリカ
「……話が読めないんだけど」
#L=リベラ
「要は、皆さんの力になりますよ、という話です」
シャルロット
「一緒に戦ってくれるなら歓迎ですが?」 いつまで出てんの? って顔で苦笑いだ
#L=リベラ
「さて……用は済みました」
#L=リベラ
「あ、済んでいません」
シャルロット
「どっちですか!? そこまで私みたいにしなくていいんですよ!」
ソルティア
「あ、今分け身だって信じれた気がします」
ヤンファ
「………」 確かにシャルだな
エリカ
「……」 アァ、コレ、確かにシャルロットだわ……。
シャルロット
「……っく、みんなの納得顔が恨めしい……」
#L=リベラ
「貴女たちはこれから、《虚人》たちと戦いに行くんですよね」
エリカ
「……そうだけど」
ヤンファ
「あァ、そうだな」
ソルティア
「《虚人》自体とは戦いたくはありませんが……」 黒騎士アロイスさんの事ではなく、一般兵士達の意味でね
#L=リベラ
「強く《虚音》の影響を受けた《虚人》を相手にした時、彼らは《虚音》の残滓を残すことがあるかも知れません」 胸に手を当て、瞳を閉じて、根源を同じくする自分にだからこそ分かる、と。
エリカ
「残滓……?」
ソルティア
「残滓……?」 強く影響を受けた、って事はアロイスさんの事か
ヤンファ
「……つまり」 黒騎士のことを言いたいんだな
#L=リベラ
「ええ、本来ならばその場で破壊した方が良いものでしょうが……」
シャルロット
「つまり……?」 どういうことだってばよ
#L=リベラ
「何らかの形で、それを貴女たちの力とすることが出来るかも知れません」
#L=リベラ
「もしそういうものを見つけた時は、私を呼び出してください」
シャルロット
「ようは、ファランダレスのような剣に似たものを生成できる、と?」
#L=リベラ
「〈ファランダレス〉に比べればもっと力の小さいものでしょうが、そんなところです」 ヒント:防具作ってあげるよ。
ソルティア
「はぁ……分かりました。その残滓と言うのは、見れば分かるものなんですか?」
#L=リベラ
「利用出来るほど強い力を持った残滓ならば、恐らくは」
ヤンファ
「へェ……」 頼りになるな
シャルロット
「大概便利ですね、貴女」 自分に対しては辛辣な私です
ソルティア
「シャルロットさん、仮にも自分の分け身に対してその発言はどうかと」
シャルロット
「自分に対してやさしくあるほど、私も甘い人間ではないので」 いえいえ、と苦笑いで応える。
#L=リベラ
「貴女だって便利ですよね」 オールラウンダーで。
ソルティア
「どっちもどっちだった……」
エリカ
「……いまいちよく分からないけど」 ちら、とシャルロットを見て。 「……まあ、シャルロットが見れば解りそうかな」
ヤンファ
「実物見て判断しろってか」
#L=リベラ
「誰が見ても分かると思います、きっと」
#L=リベラ
「さて、今度こそ済ん……だかな」
エリカ
「なんで自信無さげなのよ……!」
ソルティア
「ともあれ、了解しました」
シャルロット
「用がそれだけなら、とっとと戻ってください。あまり貴女が居ると、周りが緊張します」
ヤンファ
「他の奴らに見られたら説明面倒くせえしなァ」
#L=リベラ
「そうします。今度こそ済みましたので」
シャルロット
「……」 ジト眼だ。私もジト目を体得したぞ。リベラに放つ
#L=リベラ
そう言うと、すぐさま光となって分散して、〈ファランダレス〉の中へと消えていく。
エリカ
「……はあ」
ソルティア
「……一応、タメにはなりましたね……?」
エリカ
「……ていうか、これ、また出てくるのよね」 見つけたら呼び出してねとか言ってたし。
シャルロット
「まあ、そう、ですね……?」
ソルティア
「ま、まぁ、本質は完全にシャルロットさんみたいでしたし……」
シャルロット
「……みんなのいる前でぽんぽん出てくると思ってなかったので、特に説明もしていませんでしたが……」 めんどうだー、という顔
エリカ
「……他の人居るときに出てきたら、貴女が説明してよ」 お前のお前だろ、なんとかしろよ。
シャルロット
「いえ、はあ。それはしますが、自分と結託しましたって、何か説明するのもわかりづらくて」 あははは
ヤンファ
「……ま、害がないならいいんじゃァねえの」 もう知らんわ。奇想天外展開すぎて。
#アラン
「何だ、どうしたどうした。狐につままれたみたいな顔してよォ」
シャルロット
「大したことではないんです」 ぱたぱたと手を横に。
#アラン
「ならいいが……。じきに他の奴らも来る、先に乗っとこうぜ」
エリカ
「……任せたからね」 説明は
シャルロット
「私が増えても驚かないでください、ということですよ」
#アラン
「お、おう……?」
ソルティア
「シャルロットさん、分かりません、それ」
エリカ
「……」 ええいもう知るか!
ヤンファ
「ま、中継塔に入って起きた事態の作戦会議みたいなモンだ」 間違っちゃいない
シャルロット
「アランさんなら大丈夫です。ちょっとびっくりすることがあるぐらいがちょうどいいかなって」
エリカ
「はあ、もう。とりあえず、先に乗ってます」
#アラン
「まァ余程じゃなきゃ適当に受け流すわ」 スルースキル高いから。
ヤンファ
「それでいいって」 流しとけ流しとけ
ソルティア
「……僕が説明しておきますね……」 あらんさんにかくしかしておくわ。
#アラン
「何処まで無茶苦茶なんだよコイツ」 そんな感想が出ました。
GM
さて、飛空船に乗り込んで気を取り直して次の場面へいこう。

▼NPCデータ

アラン・ディーリアス
器用度 38
敏捷度 47
筋力  24
生命力 27
知力  17
精神力 21

HP 68+2  MP 48+2
ファイター     11
プリースト:始祖神  9
スカウト       9
エンハンサー     6
セージ        5

戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
3.《防具習熟/非金属鎧》
5.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《回避行動》
9.《マルチアクション》
11.《魔法拡大/数》
ex.《挑発攻撃》
ex.《薙ぎ払い》
《タフネス》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
《鋭い目》
秘伝/CA
《猛鬼嘲童》
《剣尊神速》
《閃電二撃ち》
《聖戦士の誓い》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【ストロングブラッド】
【キャッツアイ】
【デーモンフィンガー】
【メディテーション】
装備
〈聖剣デ・フィデリ〉
〈静流底深〉
〈カイトシールド〉
〈風切りのサーコート〉
〈聖印〉
〈ひらめき眼鏡〉
〈幸運のお守り〉
〈サーマルマント〉
〈多機能ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
〈キングロバーの指輪〉
ほか
フェリシア・エアハート
器用度 41+1
敏捷度 42+1
筋力  18
生命力 25
知力  22
精神力 25

HP 58     MP 52
シューター     11
フェンサー     10
マギテック      9
セージ        6
エンハンサー     6

戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
3.《両手利き》
5.《二刀流》
7.《射手の体術》
9.《魔法拡大/数》
11.《MP軽減/マギテック》
ex.《マルチアクション》
《鋭い目》
秘伝/CA
《デュアルアクション》
《百花繚乱》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【メディテーション】
【ストロングブラッド】
【ケンタウロスレッグ】
【デーモンフィンガー】

装備
〈フリッサ+1〉
〈マンゴーシュカスタム+1〉
〈デリンジャー+1〉×4
〈転換の首飾り〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
マグダレーナ・イエイツ
器用度 42+2
敏捷度 16
筋力  35
生命力 34
知力  19
精神力 26

HP 82+2  MP 56+2
ファイター     11
プリースト:騎士神 10
レンジャー      7
セージ        6
エンハンサー     5

戦闘特技
1.《魔法拡大/数》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
7.《MP軽減/プリースト》
9.《魔力撃》
11.《魔力撃強化》
ex.《かばう》
《タフネス》
《治癒適性》
《鋭い目》
秘伝/CA
《流水》
《不動堰》
《魔法圧縮/数》
《羅刹天破》
練技・賦術
【アンチボディ】
【オウルビジョン】
【キャッツアイ】
【ビートルスキン】
【スフィンクスノレッジ】
装備
〈バスタードソードカスタム+1〉
〈タワーシールド〉
〈イスカイアの魔導甲冑〉
〈奇跡の首飾り〉
〈サーマルマント〉
〈シャイニングリング〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
〈信念のリング〉
ほか