ＧＭ

扉の奥には、想像を絶する程の広大な空間が広がっていた。

ＧＭ

半径１００ｍ程はあろうかという程の巨大な部屋の壁一面に、無数のディスプレイや入力装置やそれらを接続する管が設置されていて、そのすべてが今尚稼働している状態だ。

ＧＭ

そしてその部屋の奥に、横たわるマグダレーナ、そしてベアトリスとユリウスの姿があった。

#ユリウス

「――来たか、《アストラム》」

#ユリウス

黒く輝く剣を手に、ユリウスが君たちを真っ直ぐに見据えながら言う。

#アラン

「……ああ、来てやったぜ。大馬鹿皇帝さんよォ」

ヤンファ

「――」　ギ、と睨み

エリカ

「……」　き、と。ユリウスを睨めつけ。

ソルティア

「……よく言うものです」　来させた、の間違いだろう。

シャルロット

「―――招待を頂きましたので。皆で馳せ参じました――ユリウス」　ざ、と一歩前に出て

#ユリウス

「シャルロット殿下たちはともかく、よもや、君たち全員が此処まで辿り着くとは思っていなかった」

ヤンファ

「全員、ちゃんとそれぞれ“想い”秘めて此処に来てるんでなァ」　アランも例外ではない

シャルロット

「お姉様――マグダレーナ様は無事ですか？」　ちらり、と視線を走らせて、内心ずっと気がかりだった言葉を何より先に放つ

#ユリウス

「彼女には、少々気を失って貰っているだけだ」

#ユリウス

「“封印”の最後の解錠の邪魔をさせる訳にはいかないのでね」

#ベアトリス

「…………」　静かにエリカやソルティアへと視線を向けて。　「二人も、よろしいのですね」

#ベアトリス

「シャルロット殿下やヤンファ殿はともかく……貴方がた二人には、無理を押してまで陛下と戦う理由など無いのですよ」

エリカ

「……ベアトリスさん」　

ソルティア

「……何故、と聞くのは……野暮でしょうか、ベアトリスさん」　何故こんな事をしようとした、と言う意味だ。

#ベアトリス

「……」　ソルティアの問いに静かに首を横に振り。

ヤンファ

「ハッ、笑わせんな。戦う理由がないだァ？」

ヤンファ

「“一人の家族を護る”ために戦う。それすら理由にならねえとでも言うのかてめェはよォ」

#ベアトリス

「……いいえ、理由としては十分でしょう。ただ、二人の中に悔いが残らないのであれば、それで構いません」

ソルティア

「……戦う理由は、あります。ベアトリスさん。ですが、それは皇帝陛下と戦う理由でしかありません」　首を横に振り。

ソルティア

「ベアトリスさんとは……戦う理由はないんです。僕は経緯はどうあれ、貴女に救われた……そう思っています。アカシャも、きっとそうでしょう」

ソルティア

「なのに……何故僕らは、こうして向かい合わないといけないんでしょうか。それは……僕らが出会った、いや、そのずっと前から……決まっていた事なんですか？」

#ベアトリス

「……そうですか。その言葉は、嬉しく思います。ですが、今私たちがこうして対峙している事実は代わりません」

#ベアトリス

「私の意志は、ずっと前から固まっていました。――ですが、貴方が此処に立っている事は、貴方自身の選択の結果でしょう」

ソルティア

「……そうですか」　小さく、安堵にも似たため息を漏らし。

ソルティア

「……ルナは、ずっと一人の人物に雇われてきたと言っていました。それは、ベアトリスさん、やはり貴女なんですか？」

#ベアトリス

「……正しくは、陛下と私、です」

ソルティア

「……そうですか」　少し俯いて。　「だったら……やはり僕は、引き返す事は出来ません。貴女とは戦いたくありませんが……それでも」　ゆっくりと顔を上げる。

#ベアトリス

「…………そうですか」　目を閉じ、静かに頷いて。

ソルティア

「……ありがとうございます」　そう言って、寂しげに笑う事しかできない。

#ユリウス

「――私は、人々の為という正義の元に戦っている。彼女も、それに手を貸してくれているだけのことだ」

#ユリウス

「力は、良識のある者が持たねば、世界の均衡を破壊し、あらゆるものを滅ぼしてしまう」

#アラン

「よく言うぜ……。なーにが良識のある者、だ。てめェの目は、とっくの昔に節穴になってんじゃねェのか」

#ユリウス

「それも、すぐに分かる事だろう」　アランにそう応えて。

エリカ

「……良識って。なんですか、それ。自分の目的の為に、色んな人を犠牲にして。そんな貴方が、良識あるなんて言うんですかっ！」

#ユリウス

「そうしなければ、より多くの民が犠牲となり、愚かな権力者たちに喰われる結果となる」

#ユリウス

「私には、民たちを導く絶対的な指導者として、何かを踏み躙ってでも進まねばならぬ理由がある！」

#ユリウス

「その為に、兄も、父も、弟でさえも犠牲とした！　進む以外の道など、あり得るはずがないだろう！」

シャルロット

「……私は、貴方の信念を出会ったその時から恐らく理解できていました」　ぽつり、と呟いてユリウスに目を向ける

#ユリウス

「――……」　シャルロットに静かに冷たい視線を向けて。

シャルロット

「そして恐らく、この未来になることも――多分、判っていたのでしょう」　やりきれない表情で呟く

#ユリウス

「〈ファランダレス〉と〈リベラリオン〉の戦い――それは、３００年も前から決まっていた事だ」

エリカ

「ベアトリスさん、モニカのこと、手助けしてくれて、私、貴女のこと、恩人だと思ってました」

エリカ

「でも、ヴァニタスの副作用のこととか……どうして黙ってたんですか。私達によくしてくれたの、嘘だったんですか」

#ベアトリス

「私も、エリカやモニカ、ソルティアやアカシャの事は大切に思っていますよ」

エリカ

「……だったら、どうして！」

#ベアトリス

「すべては、貴方がたの為です。貴方たちが、心安らかに過ごしていけるように」

#ベアトリス

「どれも、その為に必要な事だった。……それだけです」

エリカ

「そんなの……皆、操り人形にして、それで平和にしようってことなんでしょう！？　そんなの、変ですよ！」

#ユリウス

「――違う」　とベアトリスではなく、ユリウスがエリカに否定の言葉をなげて。

#ユリウス

「封印を解いた〈胡弓〉の力を使うのは、真に必要な時だけだ。かの《大破局》と同じように」

#ユリウス

「これまでの過程は、その〈胡弓〉を手中に収める為だけのものに過ぎない」

ソルティア

「ベアトリスさん。僕は平穏より、安寧より、共に過ごす未来が……欲しいんです」

ソルティア

「その為に、戦います。戦って、勝って……帰ろうと思います。出来ればその時……貴女も一緒にいられるなら良いと、思います。本当に……」

#ベアトリス

「――ありがとうございます」　ソルティアにはそう答えて、エリカにはユリウスの言葉で十分と判断したのか、それとも別の理由からか答えずに。

#ユリウス

「そして、この戦いで、〈胡弓〉の《担い手》となる者が決まる」

#ユリウス

「セフィリアに封じられた本体、《調の神殿》、《奏の城》、そしてこの《響の楽園》……最後の封印が存在するこの地で、二つの鍵がぶつかり合い、残った者が〈胡弓〉を手にする」

シャルロット

「……〈胡弓〉の、担い手――？」

ヤンファ

「………」　顔を顰め

#ユリウス

「そうだ。私と君、この戦いで勝利を収めた者が、〈胡弓〉の新たなる所有者となる」

シャルロット

「……そうですか」　返す言葉も浮かばない。ユリウスには非難の声も届きはしないだろう

#アラン

「…………はっ、ちゃんちゃらおかしい話だ」

ヤンファ

「全くだ。まるで神にでもなるかのような言い方だぜ」

#ユリウス

「〈神器〉とは、神の扱う道具だ。それを手にするのならば、神と呼んでも差し支えないだろうな」　神には、興味はないがと付け加えて。

ヤンファ

「大体、絶対的な指導者だかなんだか知らねえがなァ」

ヤンファ

「今まで身の回り、家族すら追いやって小さなモンすら護ってこなかった奴が」

ヤンファ

「そんなでっかいモン護れるワケねえだろうがッ！」

ヤンファ

「そんな奴に、そんなモン渡すワケにはいかねえなァ！！」

#ユリウス

「……何とでも言うがいい。私は、誰から、どんな謗りを受けようともこの道を貫くと決めた！」

#ユリウス

「邪魔をするというのならば、何人足りとも斬り捨てる！」

エリカ

「……っ、そうやって、今まで、何人も、何人も犠牲にしてきたんですか」

#ユリウス

「ああ、そうだ。何百、何千、数えきれぬ者たちに犠牲を強いて来た」

#ユリウス

「ベアトリス、下がっていろ。封印を解く為の最後の準備を進めておけ」

#ベアトリス

「…………」　静かに頷いて、君たちにわずかに視線を向けてから、部屋の奥にある端末へと歩いて行く。

ソルティア

「………」　こちらも僅かにベアトリスに視線を向けて、ユリウスに向き直る。

シャルロット

「ええ。正直なところ、私は貴方の事を否定できない」　静かな声で頷いて

#ユリウス

「……《担い手》として、私たちには通じる所があるはずだ。あるいは、血の影響か」

シャルロット

「ですが、その数え切れない者たちより多くのものを救うためにと、貴方はそれを“良し”とした。その決断に、その意志力に私は貴方に敬意を表します」

シャルロット

「私はその描く“道”を認められない。私は私の思い描く“未来”がある。――私は、私の為に、貴方の“未来”を奪わせていただきます」

#ユリウス

「――良いだろう。ならばもう言葉は不要だ」

#ユリウス

「“鍵”たる剣を以て、どちらの意志が強いか、決するとしよう――！」

シャルロット

「――参ります」

▼NPCデータ

アラン・ディーリアス
器用度 30 敏捷度 36 筋力　 21 生命力 23 知力　 15 精神力 17 HP 68+2　　MP 35+2 ファイター　　　　　10 スカウト　　　　　　 7 プリースト　　　　　 6 セージ　　　　　　　 5 エンハンサー　　　　 3	戦闘特技 1.《武器習熟／ソード》 3.《防具習熟／非金属鎧》 5.《武器習熟Ⅱ／ソード》 7.《回避行動》 9.《マルチアクション》 ex.《挑発攻撃》 ex.《薙ぎ払い》 《タフネス》 《トレジャーハント》 《ファストアクション》 《鋭い目》	秘伝／ＣＡ 《猛鬼嘲童》 《剣尊神速》 《閃電二撃ち》 《■■■の誓い》	練技・賦術 【ガゼルフット】 【アンチボディ】 【ストロングブラッド】	装備 〈静流底深〉 〈■■■■■■■■〉 〈カイトシールド〉 〈風切りのサーコート〉 〈聖印〉 〈ひらめき眼鏡〉 〈幸運のお守り〉 〈サーマルマント〉 〈多機能ブラックベルト〉 〈軽業のブーツ〉 〈キングロバーの指輪〉 ほか

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【人族】

15“野心の皇帝”ユリウス・クラウゼ

知能:人間並み　知覚:五感　反応:中立
言語:交易共通語、ザルツ地方語、魔法文明語、魔動機文明語など　生息地:−
知名度／弱点値:18／-　弱点:なし
先制値:22　移動速度:25
生命抵抗力:20(27)　精神抵抗力:20(27)

攻撃方法	命中力	打撃点	回避力	防護点	ＨＰ	ＭＰ
〈リベラリオン〉	21(28)	2d+25	19(26)	15	400	180

特殊能力

◯自立可動式戦闘支援システム改良型
　ＰＰを「５」点所持しています。

〆魔動機術１５レベル／魔力１９（２６）

〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法１１レベル／魔力１５（２２）

◯☑〆魔法適性
　戦闘特技《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《マルチアクション》《魔法拡大／数》《ワードブレイク》を習得しています。

☆練技
　練技【ガゼルフット】【オウルビジョン】【ストロングブラッド】【アンチボディ】【メディテーション】【デーモンフィンガー】が使用可能です。

◯複数宣言＝２回

▽解放の剣
　ＨＰが「２５０」を下回っている間は「○２回行動」を得ます。

○フルオプション・マギスフィア
　このキャラクターのすべての魔動機術はオプション付きとして扱います。

☑デュアルアクション
　一度の主動作で近接攻撃と射撃攻撃を行えます。戦闘特技《マルチアクション》とは併用できず、移動も「制限移動」に限られます。近接攻撃と射撃攻撃はどちらから行なっても構いません。
　射撃攻撃の命中力は２９、射程は１０ｍ、装填数は３、クリティカル値は⑩として扱います。

☑渾身攻撃

☑魔力撃＝＋１９ダメージ

☑絶破魔刃撃
　近接攻撃の打撃点を＋「３８」点します。
　この特技を宣言すると、回避力、生命・精神抵抗力判定に－２のペナルティ修正を受け、ＰＰを「１」点消費します。
　また、この能力は「☑魔力撃」とは同時に宣言出来ず、一度の戦闘に一度しか宣言できません。

☑薙ぎ払い

☑エレメンタル・コロージョン
　この能力は、このキャラクターに【エフェクト・ウェポン】の効果が付与されている時にのみ宣言が可能です。
　この能力を宣言した攻撃が命中した対象は３０秒（３ラウンド）の間、宣言時にこのキャラクターに付与されている【エフェクト・ウェポン】と同属性の「○○属性ダメージ＋３点」の弱点が付与されます。
　この能力を宣言すると、【エフェクト・ウェポン】の効果は解除されます。

〆カラミティ・トリガー／２９／精神抵抗力／半減
　自らの周囲に無数の弾丸を発射し、それらを破裂させ、魔力を一斉に拡散させる事によって不可避の攻撃を繰り出します。
　自らを中心に「半径１０ｍ」の範囲に「威力１００＋魔動機術の魔力」点の魔法ダメージを与えます。クリティカル値は１０になります。また、属性はこのキャラクターが土、炎、水・氷、風、雷、純エネルギーから任意のものを選択します。
　この能力を使用すると弾丸を３発、ＭＰを２０、またＰＰを「１」点消費します。同時に生命、精神抵抗力判定に－１のペナルティ修正を受けます。
　この能力は連続した手番には使用出来ません。

戦利品
	なし

解説

　ザルツ地方では言わずと知れたルキスラ帝国の現皇帝であり、〈ファランダレス〉と並んで“鍵”である剣〈リベラリオン〉の《担い手》です。
　数年前からザルツ地方やエイギア地方の各地で起こっていた一連の事件を影で操っていた黒幕であり、ザルツ地方に眠る神器の力を引き出し、手中に収める事を目的としています。

▼1R／表

シャルロット

「皆さん、神の道から微妙に外れた支援魔法ですが、受け取ってください！」

ヤンファ

「おォよ！」

ソルティア

「はい！」

#アラン

「ああ、有り難く受け取るぜ」

シャルロット

「操、第二階位の付。魔力、抗力――抗魔！」

☑	《魔法拡大／数》
〆	【カウンター・マジック】（魔晶石使用） ⇒ シャルロット、ヤンファ、エリカ、ソルティア、アラン（一括） 2D6 → 1 + 3 + (7) = 11

エリカ

「―――っ」

☑	《魔法拡大／数》
☆	【パラライズミスト：Ａ】 ⇒ ユリウス

#ユリウス

「…………」　繰り出される賦術にも眉一つ動かさない

エリカ

『光の護りを！』

☑
〆	【バーチャルタフネス】（魔晶石使用） ⇒ シャルロット、ヤンファ、エリカ、ソルティア、アラン 2D6 → 6 + 4 + (16+1) = 27

ヤンファ

「行くぞ、ユリウス――ッ！！」　乱戦へ駆け込む

#ユリウス

「――来い！」

ヤンファ

☆	【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】【アンチボディ】 【ケンタウロスレッグ】【デーモンフィンガー】（魔晶石使用） 【クリティカルレイ：Ａ】
☑	《閃電二撃ち》

ヤンファ

「来い、剣神――！」

〆	【ブレス：器用】（魔晶石使用） ⇒ 自身 2D6 → 2 + 6 + (8) = 16

ヤンファ

「――疾ィッ！！」　両手でヴァイケリオンを抜き、駆けた勢いのまま相手の後ろへ抜けるように斬る

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2） 2D6 → 5 + 3 + (17+1+3-2) = 27 命中！ 30 = 9 (2 + 3 = 5 > 7) + 【19+2】 威力 : 40

#ユリウス

「……ちっ」

ヤンファ

「逃がさないぜェ！」　後ろに回ったまま、追い討ちを仕掛ける！

▽	《ファストアクション》
〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2） 2D6 → 4 + 4 + (17+1+3-2) = 27 命中！ 30 = 9 (1 + 6 = 7) + 【19+2】 威力 : 40 【ブレス：敏捷】 ⇒ 自身 2D6 → 3 + 3 + (8) = 14

#ユリウス

「やってくれるな……」

ヤンファ

「――これで終わるワケねえからなァ、覚悟しろやァ！」

#ユリウス

「無論だ。返礼はさせてもらう」

ソルティア

「こちらも行かせてもらいます……！」

☆	「燃ゆる刀身」 【キャッツアイ】【ビートルスキン】【ストロングブラッド】【デーモンフィンガー】
☑	《閃電二撃ち》
〆	【ファナティシズム 】 ⇒ 自身 2D6 → 1 + 2 + (14+1-2) = 16

ソルティア

「はっ！」

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2） 2D6 → 1 + 1 + (16+1+2+2+1-2) = 22 自動失敗...

#ユリウス

「――甘い」　ソルティアの剣を易易と受けきり。

ソルティア

「くっ……さすが、お飾りと言うわけではありませんね……！」

#アラン

「さァ、覚悟しやがれ、ユリウス――！」

☆	【ガゼルフット】【ストロングブラッド】【アンチボディ】
☑	《閃電二撃ち》
〆	【ブレス：器用】（魔晶石使用） ⇒ 自身 2D6 → 1 + 2 + (8) = 11

#アラン

「――っらぁ！」

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2） 2D6 → 4 + 4 + (16+1-2) = 23+2 命中！ （指輪破壊） 23 = 6 (3 + 3 = 6) + 【17】 威力 : 30

#アラン

「まだだ！」 ▽《ファストアクション》

#アラン

「――逃がさねえ！」　返す刀でユリウスに攻撃。

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2） 2D6 → 3 + 6 + (16+1-2) = 24+1 （インスタントバースト） 21 = 4 (1 + 4 = 5) + 【17】 威力 : 30

#アラン

「お返しすんぜ、隊長さんよ」

〆	【ブレス：敏捷】（魔晶石使用） ⇒ シャルロット 2D6 → 1 + 6 +(8) = 15

#ユリウス

「その程度の剣では、私には届かん！」

#アラン

「なめんなよ、これからだっての」

ヤンファ

「そういうことだぜェ」

▼1R／裏

#ユリウス

「さぁ、行くぞ」

☆	【ガゼルフット】【ストロングブラッド】 【ターゲットサイト＋】【ジェノサイド・バレット＋】
☑	「デュアルアクション」「渾身攻撃」
〆	射撃攻撃（範囲／命中力29+1） ⇒ ヤンファ、ソルティア、アラン

ソルティア

「くっ……！」 回避2D6 → 6 + 2 + (12-2) = 18 失敗

#アラン

回避2D6 → 1 + 6 + (20) = 27 失敗

ヤンファ

「――散弾か……！」 回避2D6 → 5 + 2 + (18+1+3) = 29+1 成功！ （インスタントバースト）

#ユリウス

ダメージ	ソルティア 37 = 17 (6 + 3 = 9) + 【19+1】 威力 : 70 アラン 0 = 0 (1 + 1 = 2 ファンブル...) 威力 : 70

ソルティア

▽【レデュース・マジック】の効果発動、MPが回復

ヤンファ

「くっそ、いきなりかよッ！！」　ペンダント状のアビスが光る

#アラン

「見え見えなんだ……よッ！」　ぎりぎりの所で身を逸らして回避する。

ソルティア

「いい一撃ですが……その魔力、もらいますよ……！」

#ユリウス

「なかなかやるものだな……だが！」 〆近接攻撃（命中力29） ⇒ ヤンファ

ヤンファ

「ちィ――！」　弾丸を避け、咄嗟に刀を正眼に構えて受ける 回避2D6 → 3 + 5 + (18+1+3) = 30 成功！

ヤンファ

「このッ…！」　ギィン、と鍔迫り合いに持ち込み、弾き返す

#ユリウス

「――ッ……やるな……！」

ヤンファ

「伊達にてめェらの手駒相手してきてねえからなァ……！」

▼2R／表

#アラン

「……これなら、エリカ！」

#アラン

「ソルティアの事は俺に任せて、お前もぶち込んでやれ！」

☑	《マルチアクション》
〆	【キュア・ハート】 ⇒ ソルティア 2D6 → 6 + 6 + (8) = 20 18 = 10 (6 + 6 = 12) + 【8】 威力 : 30

ソルティア

「感謝します……！」

#アラン

「今度はあの程度じゃ済まさねえ、ぞッ！」

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3） 2D6 → 1 + 6 + (16+1) = 24 失敗

ヤンファ

「――エリカッ！てめェの想いぶちかませ！！」

エリカ

「……っ」

エリカ

「皇帝陛下は……！　どうして簡単に人を犠牲にできるんですか！　犠牲にした人に何も思わないんですか！」

#ユリウス

「愚問だな」

#ユリウス

「彼らに何の感情も抱いていなければ、私はとうに歩みを止めているだろう」

#ユリウス

「誰かに犠牲を強いるという苦渋を忍んでまで、歩まねばならぬ責務が私にはある」

#ユリウス

「何者かの意志を踏みにじる事が、どれ程重いものか。人々を守る立場に立たぬ者に理解るか！」

エリカ

「っそりゃあ、確かに皇帝陛下みたいに偉い立場なんてわからないですけど！」

エリカ

「でも、踏み躙られたら、どれだけ辛いか苦しいかは解ります！」

#ユリウス

「――ならば、その思いを以て君は如何する！　その度に抗い、ただその連鎖をいつまでも続けていく事が、最良の選択か！」

エリカ

「私は―――ッ、私の家族は、貴方が壊したようなモノなんですよッ！！」

エリカ

「貴方が北伐なんて、戦争なんて始めなきゃお父さんは死ななかった！　お母さんも死ぬことなんてなかったッ！！　私や妹がこんなに辛い思いすることなんてなかったッ！！」

#ユリウス

「――そうだ。だからこそ、私はその連鎖に終止符を打つ！」

#ユリウス

「圧政に苦しむ民が出ぬように、戦争で命を落とす民が出ぬように、君のように家族を理不尽に失って悲しむ民が出ぬように！」

エリカ

「人の家族殺しておいてそんなこと言うんですか！　それで信じられると思ってるんですか！」

#ユリウス

「何とでも言え！　私は殺戮者でも、歴史上最悪の愚帝でも構わぬ。だが、それでも、譲れぬ信念があるのだ！」

エリカ

「――人を苦しめておいて、信念だとか、責務だとか！　私は、そんなの認めない……！！」

#ユリウス

「そのような感情だけで進むからこそ、世界は混迷し、より多くの者たちが苦しむ結果となる！」

#ユリウス

「――だが、もう言葉は無用だ。君の主張も理解もするし、納得もする。だが、それでも私の答えは変わらん」

#ユリウス

「私を否定せんと欲するのならば、私に挑め！　私は力を以て、それを真っ向から打ち砕く！」

エリカ

「――っ、だったら、そうしてやる！　そもそも、家族まで犠牲にして正しいことなんて、絶対にないんだから……！！」 ☑《饗宴の四重奏》

《饗宴の四重奏(フィースト・カルテット)》 必要名誉点：50
対応特技	《魔法拡大／数》	前提	魔法使い技能の所持	装備限定	〈ノドゥス・セクンドゥス〉 （発動者のみ）
概要	一度の主動作で同じ対象に複数回魔法ダメージを与える
効果	発動者がこのＣＡを宣言した時、他の習得者が参加を宣言する事によって発動します。 　発動者は、同一の直接ダメージを与える「対象：１体」の魔法を、一度の主動作で「すべてのＣＡ参加者の数」だけ行えます。 　ただし、この時１度目は－１、２度目は－２……と回数に応じて行使判定にペナルティ修正を負います。 　参加者はＭＰもＰＰも消費しませんが、発動者はＰＰを「１」点消費し、また魔法の行使回数に応じたＭＰを消費します。 　また、このＣＡの発動者は、これを宣言した手番では如何なる特技や魔法などの効果を受けても、一度しか主動作を行えません。

エリカ

「――マナを、私に！」

エリカ

「ソルティアさん！　ヤンファさん！　シャルロット！」

ヤンファ

「エリカ――！」　マナの流れを感じとり、意識をその向きへ ☑《饗宴の四重奏》参加

ソルティア

「そうだ……その怒りは正当なものだ！　君にはそれを言う資格があるっ……！」 ☑《饗宴の四重奏》参加

シャルロット

「――ッ、それなら！　私たちが貴女の力になる！」 ☑《饗宴の四重奏》参加

シャルロット

「ぶちかましてやってください――エリカさん！」

ヤンファ

「あァ――剣神よ、彼の者に立ち向かう剣の意志を！」

#アラン

「――こいつは俺が押さえとく。その隙におもいっきりぶち込めェ！」　ガッ、とユリウスに剣を振り下ろし、鍔迫り合いに入る。

#ユリウス

「っぐ――……」

エリカ

『皆、皇帝(あのばか)に、思いっ切りぶちかましてやって――！』
　妖精へ叫んだ直後。七色の魔弾が四つ、立て続けにユリウスへ向けて放たれる――！
ひとつ！

☆	【スフィンクスノレッジ】
〆	【カオスショット】×4 ⇒ ユリウス（精神抵抗力27） 2D6 → 4 + 5 + (16+1+2+1-1) = 28 抵抗突破！ 22 = 4 (4 + 2 = 6) + 【16+2】 威力 : 20

エリカ

ふたつ！

〆	2D6 → 1 + 1 + (16+1+2+1-2) = 20 運命変転！ 2D6 → 6 + 6 + (16+1+2+1-2) = 30 自動成功！　抵抗突破！ 25 = 7 (6 + 3 = 9) + 【16+2】 威力 : 20

エリカ

みっつ！

〆	2D6 → 5 + 5 + (16+1+2+1-3) = 27+2 抵抗突破！ （指輪破壊） 0 = 0 (1 + 1 = 2 ファンブル...) 威力 : 20

エリカ

ラストッ！！

〆	2D6 → 4 + 6 + (16+1+2+1-4) = 26+2 抵抗突破！ （指輪破壊） 21 = 3 (2 + 3 = 5) + 【16+2】 威力 : 20

#ユリウス

「――っが、は……ッ……！」

エリカ

「っはあ……、はあ……」　やってやったぞ。

ソルティア

「……ははっ……やるね、エリカちゃんッ！」　すげぇ勢いだったぞ。

#アラン

「見せて貰ったぜ、お前の想いってやつを！」

ヤンファ

「――」　嘗てまともに言葉をぶつけなかったあのエリカが、ユリウス相手にここまでやるということに言葉が出ない

#ユリウス

怒涛の魔法の連打にユリウスは堪らず膝をつきかける。が、直前で踏み止まる。

#ユリウス

「……だが、まだだ。まだ、この程度では私は止まらんぞ！」

ソルティア

「止めてみせます……絶対に！」

ヤンファ

「なら、止めてやろうじゃァねえか！」　スッと影に溶けるようにユリウスの懐に潜り込み、剣を薙ぐ

☆	【デーモンフィンガー】【ケンタウロスレッグ】 【パラライズミスト：Ａ】 ⇒ ユリウス
〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 4 + 3 + (17+1+3) = 28 命中！ 44 = 11 (5 + 5 = 10 クリティカル!) + 12 (3 + 5 = 8) + 【19+2】 威力 : 40 > 50

#ユリウス

「っづ、ゥ……！」

ヤンファ

「――ソルティア、シャル！」

ソルティア

「えぇ……！　次は外しません！」

☆	【スフィンクスノレッジ】【デーモンフィンガー】【ブリンク】（魔晶石使用）
〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 2 + 2 + (16+1+2+2) = 25 命中！ 32 = 12 (2 + 6 = 8) + 【19+1】 威力 : 50

シャルロット

⇔	10m前進
☆	【キャッツアイ】【ビートルスキン】【ガゼルフット】【ケンタウロスレッグ】（魔晶石使用）

#ユリウス

「――来たか」　連撃によって崩れた体勢を整えながら、シャルロットを迎え撃つ。

シャルロット

「生憎と、私の剣は軽いものですが」　などと嘯(うそぶ)いて、剣と盾を構える

#ユリウス

「よく言うものだ。その剣に何が込められているのかは、知っているのだろう」

シャルロット

「ええ。ですが、私の力はこの剣に拠るものだけではありません」

#ユリウス

「……ほう？」

シャルロット

先ずは盾で一閃！

〆	近接攻撃×2 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 6 + 1 + (17+1-1) = 24 命中！ 27 = 8 (5 + 5 = 10 クリティカル!) + 5 (5 + 2 = 7) + 【14】 威力 : 20

シャルロット

「っはぁ！」　剣！

〆	2D6 → 5 + 6 + (17+1-1) = 28 命中！ 19 = 5 (1 + 5 = 6) + 【14】 威力 : 25

#ユリウス

「……っつ……成程、〈ファランダレス〉だけではないというのも嘘ではないらしい」

シャルロット

「私の力は、剣ではなく私自身のもの。そして、私を支えてくれる友こそ私の剣です」

ヤンファ

「さァ、てめェも見せてみろよ。その剣、その意志を……！」

▼2R／裏

#ユリウス

「……ふふ、支えてくれる存在――か」

#ユリウス

「それは実に美しいものだ。私がずっと憧れていた――幸せな家族の姿も、そういうものなのだろう」

#ユリウス

「だからこそ、尚の事私は独りであろうと戦わねばならんッ！　〈リベラリオン〉の《担い手》として、ルキスラ帝国の皇帝として！」

#ユリウス

「“解放”せよ、〈リベラリオン〉――！」

#ユリウス

ユリウスは高く剣を掲げ、剣から黒きオーラが溢れ出る。

#ユリウス

それはユリウスの周りで渦を巻き、闘気となって彼に力を与える。

ソルティア

「ッ……」

ヤンファ

「――ッ！！」　その禍々しさに危を感じる

エリカ

「っ……」　離れているのに、よろめいてしまいそうになる。

#アラン

「……こっからが本番だ、来るぜェ！」

ソルティア

「えぇ……！」

シャルロット

「その剣――単身で使って、無事に済むのですか！？」

#ユリウス

「これが私の覚悟だ――！」　シャルロットに確かな意志を以てそう答え。

☑	《マルチアクション》《渾身攻撃》
〆	【エフェクトウェポン＋：雷】 ⇒ 自身 近接攻撃（命中力28） ⇒ シャルロット

シャルロット

回避2D6 → 3 + 2 + (17+1+1+2) = 26 失敗

#ユリウス

ダメージ2D6 → 3 + 5 + (25+8+2) = 43

シャルロット

「っぐ、ぅ……ッ！」　びりびりとしびれ、悲鳴を上げる

#ユリウス

では合間にクイックローダー。

#ユリウス

「オ……オォォォォオオオオオオオオオオオオッ――！」

#ユリウス

ユリウスは片手に持った銃に、剣から生じた魔力を篭め始める。

ヤンファ

「く……シャル、来るぞッ！」

#ユリウス

「この弾雨から逃れられるとは思わぬ事だ。――行け！」　天に向かい、その銃を放つ。

#ユリウス

弾丸はすべて魔力となって弾けて、周囲を破壊し尽くさんと降り注ぐ。

☆	【クイックローダー】
〆	「カラミティ・トリガー」（雷属性／達成値29） ⇒ 周囲「半径10m」

#アラン

「構えろ……ッ！」 精神抵抗2D6 → 1 + 2 + (13+2) = 18

ヤンファ

精神抵抗2D6 → 2 + 4 + (12+2) = 20

シャルロット

精神抵抗2D6 → 4 + 2 + (16+2) = 24

ソルティア

「くぅ……！」 精神抵抗2D6 → 5 + 6 + (18+2) = 31

#ユリウス

ダメージ	アラン 37 = 18 (1 + 5 = 6) + 【19】 威力 : 100 ヤンファ 31 = 12 (1 + 3 = 4) + 【19】 威力 : 100 シャルロット 31 = 12 (2 + 2 = 4) + 【19】 威力 : 100 ソルティア 20 = [39 = 20 (6 + 2 = 8) + 【19】] / 2 威力 : 100

シャルロット

「――ぁぁぁあああッ！！」　ともすれば折れそうになる膝を、ひと吼えでねじ込む

#アラン

「……っづ、ぁ……！」

ヤンファ

「……が……ッは……」

ソルティア

「ディ・ゾンネ……！」　吹き荒れる雷を炎の幕で軽減だ。

エリカ

「っ、皆……！」

ソルティア

「まだいけますッ……！」

#アラン

「……直撃を避けてこれたァ、やってくれるじゃねェか」

#ユリウス

「……はぁッ、はぁッ……」　ユリウスも荒く息を繰り返す。

ヤンファ

「………良いぜェ、こっちもやることやってやろうじゃァねえか」

#ユリウス

「……まだ、まだだ。これでは足りん……！」

▼3R／表

エリカ

『癒しの宴を――！』

☆	【パラライズミスト：Ａ】 ⇒ ユリウス 【スフィンクスノレッジ】
☑	《宴は終わらず》4倍
〆	【リッチヒール】（魔晶石使用） ⇒ 乱戦内味方（シャルロット、ヤンファ、ソルティア、アラン） 2D6×4 → 6 + 2 + (16+1+2) = 27 , 2 + 2 + (16+1+2) = 23 , 3 + 6 + (16+1+2) = 28 , 5 + 1 + (16+1+2) = 25

#アラン

「助かるぜ……！」

ソルティア

「ありがと、エリカちゃん！」

ヤンファ

「っし、これで十分だ！」

エリカ

「シャルロットは足りてないけど、なんとかして！」

シャルロット

「問題ありません！」

ヤンファ

「さァ、まだまだ終わってないぜェ――」

☆	【ケンタウロスレッグ】【デーモンフィンガー】【クリティカルレイ：Ａ】
☑	《天趨刃》（命中ペナルティ選択）

ヤンファ

「てめえの舞台で手にして、幾多を乗り越えてきたシャンリークの秘剣――受けてみやがれ」　刃を納め、構える

#ユリウス

「……来るか」

ヤンファ

「空を裂け――天趨刃ッ！！」

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 1 + 4 + (17+1+3-2) = 24 命中！ 28 = 7 (3 + 1 = 4 > 6) + 【19+2】 威力 : 40 運命変転！ 38 = 4 (2 + 1 = 3) + 【19+2+13】 威力 : 50

#ユリウス

「見事な技だが……詰めが甘い！」

ヤンファ

「ちィ――てめェ相手に刃が鈍るとはなァ」

#ユリウス

「シャンリークの剣とて、私が踏み躙った者の一つだ。見切れぬ道理は無い」

ヤンファ

「ならそれを超えてやろうじゃァねえか！」

#ユリウス

「させると思うな！」

ソルティア

「迂闊ですよ！」

☆	【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】 燃ゆる刀身
☑	《マルチアクション》
〆	【ブレード・ネット】 ⇒ ユリウス（精神抵抗力27-1） 2D6 → 4 + 4 + (14+2+1) = 25+2 （インスタントバースト） 抵抗突破！

#ユリウス

「――っぐ、ぉっ……！？」　ユリウスの身体が、魔力の網に縛られる。

ソルティア

「アビス、ブートッ！　押していきます！」　さらに通常攻撃だ！

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 3 + 4 + (16+1+2+2+1) = 29 命中！ 34 = 12 (2 + 6 = 8) + 【19+1+2】 威力 : 50

#ユリウス

「……っ……小癪な……！」

シャルロット

「私のファランダレスは、過去に例を見ないほどにユニークですよ！」　ガン、ガン、ガン！　唸りをあげる刀身が淡く輝く

☆	【ソリッドバレット】×3 【ケンタウロスレッグ】【スフィンクスノレッジ】
☑	《マルチアクション》

#ユリウス

「――……」　魔力の網に捕われながらも、シャルロットを鋭く睨みつけて。

#ユリウス

「……似ているようで、やはり違う。〈ファランダレス〉や〈リベラリオン〉の姿も、その現れなのかも知れないな」

シャルロット

「はぁぁぁぁ！」　先ずは一撃、盾から叩く！　二刀流だ！　盾が浅くその身体を裂く！

〆	近接攻撃×2 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 6 + 1 + (17+1-1+1) = 25 命中！ 28 = 9 (5 + 6 = 11 クリティカル!) + 5 (2 + 5 = 7) + 【14】 威力 : 20

シャルロット

「っせぇえ！」　そのまま、ぐるりと一回転すると、いきおいのままに剣を叩き込む

〆	2D6 → 6 + 3 + (17+1-1+1) = 27 命中！ 20 = 6 (3 + 2 = 5) + 【14】 威力 : 40

#ユリウス

「っ……まだだ！」

シャルロット

「――騎士神ザイアが鉄拳を受けよ！」

〆	【ゴッド・フィスト】 ⇒ ユリウス（精神抵抗力27-1） 2D6 → 2 + 1 + (13+2+1) = 19 半減 11 = [22 = 6 (2 + 4 = 6) + 【13+2+1】] / 2 威力 : 30
☆	【クイックローダー】【エナジー・サプライ】

#ユリウス

「……騎士神も、君に力を貸している、か」

#アラン

「――ザイアだけじゃァねェぜ」

☑	《剣尊神速》 PP1消費で命中+2、また〈■■■■■■■■〉の効果によりボーナス倍化（合計+4）

《剣尊神速(けんはしんそくをたっとぶ)》	１体の対象に１度の主動作で５回近接攻撃を試みることが出来ます。 　その際、命中力判定に－２（以降２ずつペナルティが増加）のペナルティ修正を受けます。 　またＰＰを「１」点消費するごとに、すべての命中力判定に＋２のボーナス修正を受けることができます。

ヤンファ

「――！」　あの構えは――

#アラン

「始祖神の加護を受けた神速の剣、受けてみやがれ――！」

〆	近接攻撃×5 ⇒ ユリウス（回避力26+1-3-2） 2D6 → 5 + 1 + (16+1+2) = 25 命中！ 34 = 10 (5 + 6 = 11 クリティカル!) + 7 (3 + 4 = 7) + 【17】 威力 : 30 2D6 → 5 + 3 + (16+1) = 25 命中！ 25 = 8 (6 + 2 = 8) + 【17】 威力 : 30 2D6 → 4 + 1 + (16+1-2) = 20 失敗 2D6 → 1 + 4 + (16+1-4) = 18 失敗 2D6 → 4 + 6 + (16+1-6) = 21+2 成功！ （インスタントバースト）

#アラン

「っらっぁあああああああああああッ――！」　アランの剣が速度を増し、ユリウスを捉える。 ダメージ23 = 6 (5 + 1 = 6) + 【17】 威力 : 30

シャルロット

「……ッ！」　とんでもない勢いに思わず息を呑んだ

#ユリウス

「ッ……ぐ……」

#アラン

「……っそ、締まらねえな」

ソルティア

「ッ……無茶をする！」

ヤンファ

「アラン……！！」　いつもと違う、俺の知らないコイツの感情が拍車を掛けている

#アラン

「……心配すんな。と言いたい所だが、お前らが周りに居るから出来る事だ。フォローは頼むぜ」　つかれた表情でにっと笑って。

エリカ

「アランさん……っ、全くもう……！」

#アラン

「お前があんだけ頑張ったんだ。俺がいいとこ見せない訳にも行かねえだろ」

エリカ

「か、格好つけで倒れたら元も子もないですよ！」

シャルロット

「そういうの、私の役ですからね！」　咄嗟に、アランの前にフォローに入ろう

ヤンファ

「俺の役目も忘れてくれんなよ」　シャルの隣に立ち、正眼に構える

ソルティア

「……はいっ！」　シャルをはさんでヤンファの反対側に立とう。

▼3R／裏

#ユリウス

「……君たちの絆の力、見事なものだ」

#ユリウス

「だが――言ったはずだ。私は独りであろうと、それを踏み躙る、と」

☑	「絶破魔刃撃」「薙ぎ払い」
☆	【デーモンフィンガー】【ターゲットサイト】

ＧＭ

絶破魔刃撃、２回目からは通常の魔力撃になります。

シャルロット

「さて。それが簡単ではない事、見せ付けて差し上げましょう」

ヤンファ

「あァ。てめェに無いモンの力、教えてやらァ！」

ソルティア

「そう易々と超えられるほど、僕らも甘くはありません……！」

#ユリウス

「ォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ！」　今度は銃ではなく、その剣に全ての力を集約させる。

#ユリウス

《呪音事変》の最後にも見た、あの力と同じだ。

#ユリウス

ばちばちと黒き雷を帯びる〈リベラリオン〉とユリウスの肉体。

#ユリウス

みし――と軋む音を立てながら、剣が振るわれる。

〆	近接攻撃（命中力28+2+1-2） ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、アラン

ソルティア

回避【ブリンク】で自動的に成功

シャルロット

回避2D6 → 3 + 5 + (17+1+1+2) = 29 成功！

ヤンファ

回避2D6 → 4 + 6 + (18+1+3) = 32 成功！

#アラン

回避2D6 → 5 + 2 + (19+1+1-1) = 27 失敗

#ユリウス

ダメージ2D6 → 2 + 4 + (25+38+2) = 71

ヤンファ

「アラン――ッ」

エリカ

「アランさん――！！」

ソルティア

「アランさんッ……！」

#アラン

「……っづぁああッ……！　ンの野郎……ッ！」

シャルロット

「――ッ、これじゃあ！」

ヤンファ

「まだ来るぞ、前だけ見てろッ！！」

#ユリウス

「……まだだッ！」

〆	近接攻撃（命中力28+2+1-2） ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、アラン

#アラン

「俺ァ平気だ……嘘はつかねえ！」 回避2D6 → 2 + 5 + (19+1+1-1) = 27 成功！ （指輪破壊）

ヤンファ

回避2D6 → 1 + 6 + (18+1+3) = 29 成功！

シャルロット

回避2D6 → 6 + 3 + (17+1+1+2) = 30 成功！

ソルティア

「ここでやられては駄目ですよ、アランさんッ……！」 回避2D6 → 5 + 6 + (12-2) = 21 失敗

#ユリウス

ダメージ2D6 → 2 + 4 + (25+19+2) = 52

#アラン

「言われるまでもねェ……ぜッ！」　当たる直前で腕輪を割って加速して回避だ。

ヤンファ

「――ッ」　擦れ擦れのところを一歩引く。

ソルティア

▽	【ブレード・ネット】継続ダメージ ⇒ ユリウス 23 = 3 (5 + 5 = 10) + 【14+1+1+2+2】 威力 : 0

▼4R／表

エリカ

▽	継続回復効果＝13点 ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、アラン
☆	【パラライズミスト：Ａ】 ⇒ ユリウス 【スフィンクスノレッジ】

エリカ

「アランさん、今治します――！」

#アラン

「――ああ、頼まァ」

エリカ

『癒しの舞を！』

☑	《我らが舞は唯一人の為に》
〆	【リッチヒール】 ⇒アラン 2D6 → 6 + 1 + (16+1+2) = 26

#アラン

「……っ……驚く程楽になるな、こりゃァ」　一瞬にしてアランの傷が癒えていく。

#アラン

「世話掛けるなァ」

エリカ

「そう言うなら、世話掛からないようにしてください……！」

エリカ

「後ろで見てる分にはヒヤヒヤするんですよ……」

#アラン

「悪ィ悪ィ、ま、ピンピンしてるから許してくれよ」

#アラン

「それがいつもお前を見てる俺の気分でもあんだぜ？」

エリカ

「わ、私はそんなに危なっかしくありません！」

#アラン

「そりゃ自覚がねェだけだ。……ま、そんくらいが見てて飽きねえからいいんだが」

ソルティア

「全力、行きますよ……！」

☆	【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】 【ブリンク】「オフェンシブ・オペレーション：ダメージ+3」
☑	《剛魔撃》：【エネルギー・ジャベリン】

ソルティア

「槍刃！」

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2-2） 2D6 → 6 + 1 + (16+1+2+2) = 28 命中！ 追加Ｄ決定：9 = 9 (4 + 3 = 7) 威力 : 40

ソルティア

「――　剛魔撃！」 ダメージ58 = 10 (5 + 1 = 6) + 【19+1+16+9+3】 威力 : 50

#ユリウス

「っが、ぁ……っ……！」

#ユリウス

ソルティアの全魔力を乗せた一撃に、ユリウスの身体が大きく後退(あとずさ)る。

ソルティア

☆【エナジー・サプライ】【ビートルスキン】

ヤンファ

「――」　成功したことはない、が。超えると声を張ったならやらない道理はない

☆	【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ケンタウロスレッグ】【デーモンフィンガー】 【クリティカルレイ：Ａ】
☑	《刃狼哮》

ヤンファ

「吼えるのは、我が刃の冴えか、ただの矜持か……――今此処で試す」

ヤンファ

瞬刃にも似た構え。その一瞬に全てを賭ける

#ユリウス

「…………」　血だらけになった身で、静かに構え、迎え撃つ。

ヤンファ

一刃

〆	近接攻撃 ⇒ ユリウス（回避力26-2-2） 2D6 → 4 + 6 + (17+1+3) = 31 命中！ 追加Ｄ決定：12 = 12 (6 + 5 = 11) 威力 : 40

ヤンファ

「―――ッ」　二刃。ただ超えられないもの目掛けて刃を放つ！

ダメージ	72 = 10 (1 + 5 = 6 > 8 クリティカル!) + 13 (6 + 4 = 10 クリティカル!) + 12 (3 + 4 = 7) + 【19+2+16】 威力 : 40 > 50 > 60

#ユリウス

「っ、がぁああああああッ…！」

#ユリウス

「立ちはだかるか、《刃狼》……ッ」　

ヤンファ

「――シャンリークの剣は、《刃狼》はこれで終わりじゃない。その身に刻んだか」　チン、と刃を納める

シャルロット

「私の自慢のパートナーですよ」　誇らしげに笑って、すれ違うように前に出る

ヤンファ

「――お、おい……」

ヤンファ

かっこよくキメたのに一瞬で緩んだことに若干焦る

#ユリウス

「……ああ、確かに刻んだ。だが、まだ負けてはいない！」

ヤンファ

「ならば、雌雄を決しろ――シャルッ！」

ソルティア

「シャルロットさん……！」　決めろ、と呼びかける

シャルロット

「解放せよ――ファランダレス！」　轟、と風を噴き荒らして、二つの刃を眼前に構える

エリカ

「―――」　これで、決まる

シャルロット

☆	【スフィンクスノレッジ】【ソリッドバレット】×3
☑	《剛魔撃》：【ゴッド・フィスト】

シャルロット

「――」　トレースするのは、普段背中を見ていたソルティアのそれだ。

#ユリウス

「…………」　ただならぬ雰囲気に、全神経を集中し、〈リベラリオン〉に力を込める。

シャルロット

「騎士神ザイアが名の下に、今神罰の剣をここに！」

〆	追加Ｄ決定： 剣：10 = 10 (6 + 6 = 12) 威力 : 30 盾： 4 = 4 (3 + 2 = 5) 威力 : 30

シャルロット

「はぁぁぁあああ！！」　盾、剣の連撃、食らうがいい！

#ユリウス

「……来い！」

シャルロット

「っし！」　盾の一撃が水平に薙ぎ払われ

ダメージ	58 = 10 (6 + 6 = 12 クリティカル!) + 8 (5 + 5 = 10 クリティカル!) + 7 (3 + 6 = 9) + 【14+13+2+4】 威力 : 20

シャルロット

「でゃあああああああああ！！」　剣を、真っ直ぐ垂直に振り下ろした！

ダメージ	46 = 7 (3 + 3 = 6) + 【14+13+2+10】 威力 : 40

#ユリウス

「……っぐぉぉおおおおおおおおッ……！！」

#ユリウス

シャルロットの剣と盾、〈ファランダレス〉の双撃がユリウスを捉える。

#ユリウス

その身体は大きく吹き飛ばされ、放物線を描いて落下する。

#ユリウス

「………………」

シャルロット

「―――」　ぶん、と剣を払って背中を向ける。空薬莢が弾けて飛び、金属音を奏でた

ヤンファ

「―――………」　残心を解き、その倒れた姿を見届ける

ソルティア

「………」　一度剣を収めて。

シャルロット

「私たちの、勝ちです」　宣告を与えるように、はっきりとした口調で

▼戦闘終了！

#ユリウス

ユリウスは完全に気を失った筈――が。

#ユリウス

「…………まだだ」

#ユリウス

静かに、その声が響く。

ヤンファ

「……何？」

シャルロット

「――？」　おかしい。確かな手ごたえを感じたはずだ。

ヤンファ

素早くシャルの隣、やや前方に動く

#ユリウス

力尽きていると言ってもいい身体をゆっくりと動かし、立ち上がる。

エリカ

「……うそ、あの身体で立てるはず……」

ソルティア

「……まだやるというんですか？　これ以上は、身体が持ちませんよ……！」

#ユリウス

「…………次が、正真正銘、最後の一撃」

#ユリウス

「……〈リベラリオン〉の全ての力を、解放する」

シャルロット

「……」　ッザ、と率先して前に出て立ちはだかる

#ユリウス

「……〈ファランダレス〉と〈ヴァイケリオン〉、その二つの全てを以て挑むがいい！」　血で視界が開けているかどうかすら定かではない。

ヤンファ

「馬鹿な……」

エリカ

「ッ、そんなことしたら……！」

ヤンファ

「やめろ！　もう今ので、てめェの身体は――！」

#ユリウス

「……私の身体が何だと云うッ！　人々に散々犠牲を強いておいて、自分の身を賭せぬ？　そんな馬鹿な話があるか……ッ！」

ヤンファ

「――っ」

エリカ

「っ……馬鹿な話はそっちの方よ……！」　やるだけやって結局自滅なんて、それこそ馬鹿だ。

ソルティア

「馬鹿だと言うなら、そんな遠い夢想に夢を馳せた事がッ……！」　思わずここまで言ってしまい、小さく唸って口を閉ざす。

シャルロット

「ヤンファさん。フォロー、任せました」　背中を預け前に進み出る

ヤンファ

ギリ、と唇を噛み締め、ヴァイケリオンを抜く

ソルティア

「ッ……」　ざ、と一歩後ろに引いてエリカをかばうように前に立つ。

シャルロット

「その道を貫こうとする貴方の意志、しかと受け止めましょう」　弾丸を装填しなおして言う

シャルロット

「ですが。――それだけのことをして、果てるまで戦うことこそが真意だなどと、想い違うことだけは認めません！」

#アラン

「……頼むぜ、あの大馬鹿野郎の意志、真っ向からぶっ壊してやってくれ」

ヤンファ

「――……《刃狼》ヤンファ・シャンリーク。我が全霊を、主に託す」　切っ先をユリウスに向け、名乗れとばかりに

#ユリウス

「私は……ルキスラ皇帝ユリウス・クラウゼ。“解放の剣”〈リベラリオン〉の《担い手》であり、総ての民を導く者だ……！」

ヤンファ

「――良いぜ」　これなら、言葉は要らない。構え、シャルの〈ファランダレス〉の合図を待つ

#ユリウス

「はぁぁあああああ……！」　両手で〈リベラリオン〉を握りしめ、黒のオーラを集約する。

シャルロット

「“解放の剣”〈ファランダレス〉が《担い手》、シャルロット＝イエイツ＝ヘリオドール……、総ての民の想いを、意志を、援(たす)ける者です！」　〈ファランダレス〉の力を引き出し、限界までその出力を上げていく

ヤンファ

「はああァァァァッ！」　剣を掲げ、力を全て、シャルロットに注ぐ

#ユリウス

もうどんな言葉も耳には入らない。言葉ではなく、その剣を以て意志をぶつけあう事を選んだユリウスは、シャルロットへと突撃する構えを見せる。

シャルロット

「――ッ！」　突撃を受け止めるような形で、こちらも踏み込んでユリウスを迎え撃つ！

ＧＭ

お互いの身体が、剣と剣が惹かれ合うように近付いていく。

ＧＭ

あと数瞬で、二つの“鍵”がぶつかろうかと云う時。

シャルロット

「――っせぇえああああああああ！！」　相手に先んじて、こちらが一歩踏み込む。それが合図だ

#ユリウス

「オォォオオオオオオオオオオオオオオオッ――！」　いつもの彼とはまったく違う表情で雄叫びをあげながら、踏み込む。

#マグダレーナ

「――ッ……」　ぶつかり合う直前、傍で気を失っていた彼女が、目を覚ます。

#マグダレーナ

「――駄目だッ！　シャルロッ――」