ＧＭ

かつてまだそこに人が住まっていた時、そこはセルヴィタスと呼ばれ、周辺蛮族の奴隷だった人族たちが集い暮らす場所だった。

ＧＭ

１３年程前、偶然にも一足先に周辺の蛮族から解放され、住民たちはその後公国軍により保護される――はずだった。

ＧＭ

しかし、公国軍が辿り着いた時には集落の人間は誰一人として生きてはいなかった。

ＧＭ

必要最低限の弔いはなされたものの、それで住民たちの無念が晴れる事はなく、この地には強い怨念が残っている。

ＧＭ

そんな理由があり――いや、そんな理由がなくとも、このような土地に好んでやってくる者は居ない。

ＧＭ

奴隷たちの集落は、解放された直後にただの廃墟と化した。

ＧＭ

セルヴィタスの周辺も、深い霧に覆われていた。精神的なものか、それとも実際に身体に影響を及ぼしているのか、この霧は何処か気分を悪くさせているような気がする。

ＧＭ

ソルティアの案内によって、シェス湖まで辿り着き、外縁を沿うようにしてその故郷を目指す。

ＧＭ

やがて、霧の奥に家屋の残骸が見えてくるだろう。

ＧＭ

さらに近付いてみれば、その残骸はいくつも見つかる。

ＧＭ

家を形作っていた木々は腐食して崩れ、草木は好き好きに伸びきってしまっている。

ＧＭ

ソルティアは、久方ぶりにその故郷へと帰ってきたことになる。集落を離れた時と変わっているようで、何も変わっていない。そんな場所だ。

ＧＭ

今は集落の少し離れた場所、という感じで、適当にロールどうぞ。

ヤンファ

「………」　他に気配がないことを確認しつつ、ソルティアのやや後方で警戒

ソルティア

「………」　道中はほぼ喋ることなく、無言で行軍を続けていた。今もそれは同じだ。

ソルティア

「………」　無言の中、集落を遠くから見やる。生家は一体どこだったか……いや、生まれた直後にそこから引き離されていたのだ。分かるはずもない。

シャルロット

「……当時の面影も、あまり読み取れない程ですね」　漠然と抱いた感想を口から洩らして

ヤンファ

「まァ、此処だけじゃァねえよ。他にもこんな感じになっちまった場所は沢山ある」

ＧＭ

人の気配は感じないが、薄気味の悪い空気はまとわりつくように肌に感じられる。

エリカ

「……あちこち崩れてますね。家屋の方には、近づかないほうがいいかも」

シャルロット

「墓、といっていましたね。一通り歩いてから、墓を探しましょうか？」

ソルティア

「……そうしましょう。どこに建てたか、僕には分かりませんし」　　その顔には微笑みすら浮かんでいない。努めて表情を殺しているような無表情だ。

エリカ

「………」　今更ながらに、罠とかありはしないかと若干不安に。

シャルロット

「……ヤンファさん。散策も兼ねながら探してみてください。きっと、空が良く見える場所じゃないかと思うのですが」

ヤンファ

「さっきから眼で探して見てるが……そうだなァ、この辺じゃァなさそうか」

ＧＭ

一応、村の入り口から外れた場所に墓地のような場所はある。が、無数に簡素な墓標が立てられている。どう見ても、一人二人の両親の墓にしては数が多すぎるだろう。

ヤンファ

判定？

ＧＭ

踏み入るか否かでいーよ。

エリカ

「お墓なら、あっちの方に纏まってるみたいだけど……」

ソルティア

「……あそこから探すのは、難しそうですね。墓標に名前でもあれば、別ですが」　無いだろう、とでも思っているような声音だ。

シャルロット

「アレ、どうでしょうか。ルナなら郡の中に墓を追加するなんて、しそうにないですけど」

ヤンファ

「俺もそう思うなァ……ま、一応見てみようじゃァねえか」

エリカ

「……じゃあ、他？」

シャルロット

「そうですね。……ちょっと警戒はしながら進みましょう。こういう場所の墓は気をつけたほうがいい」

ソルティア

「………」　皆をここに連れてきて、本当によかったんだろうか、と思いながらぼんやりと崩れた集落を見ている。

ヤンファ

「此処を軽く見てから他に行くって感じで良いか？」

ヤンファ

一応ぱっと見で探しに入ってみよう。

ＧＭ

外れの墓地の墓標には名前も刻まれてはいない。適当に土が盛り上がり、そこに木が立てられていたりするくらいだ。

ヤンファ

「………」　とりあえずぱーっと見回して　　「墓は立てたっつってたんだよなァ」

シャルロット

「ええ。立ち寄って判らないような墓ではないと思いますよ」

ヤンファ

「なら、流石にこんな雑に立てたってワケじゃァなさそうか」

シャルロット

「ソルティアさんが見てそれと判らない墓なら、ソレは違うものだと思います。なので、違う墓を探しに行きましょう」

エリカ

「……まあ、あれじゃわからないか」　名前もなにもないし。

ヤンファ

「次行ってみっか。って、ソルティア何ぼーっとしてんだよ」

ソルティア

「………　？」　どこかぼんやりとヤンファへ視線を向けて。　「……あぁ、すみません。何か見つかりましたか？」

ヤンファ

「ハズレだっつの。お前が来るっつったんだからなァ、もうちょいシャキっとしろよ」

ソルティア

「そう……ですね。すみません」　そう言ってはいるが、心ここにあらず、といった様子だ。

エリカ

「……ソルティアさん、大丈夫ですか？」

ソルティア

「ん……どうかな。ここに来ると……思い出すから」　困ったように笑い、集落を見回す。

エリカ

「……そうですか」

ヤンファ

「………」　やれやれ、と言った感じで小さく溜息

シャルロット

「――時間は無尽蔵にありませんが、ソルティアさんの心のままに、ここで時間を使ってください」

ヤンファ

とりあえず手当たり次第？

エリカ

手当たり次第じゃないかな。

ＧＭ

ＯＫ。では墓所ではなく、集落内部に踏み入ってこうか。

ＧＭ

踏み入ってみれば、風化した看板が倒れていたり、刃の錆びついた鎌や鍬といった農具があちらこちらに転がっている。

ＧＭ

家屋の壁には黒ずんだ血痕なども見受けられる。

ＧＭ

それがあちらこちらにある辺り、この集落が滅んだのは、何かしらの惨劇があった事は想像に難くない。

ヤンファ

「………」　しゃがんで血痕などを調べつつ進む

シャルロット

「……」　こういうときぐらい、私は自分を殺して周囲を警戒すべきだ。殿で感覚を研ぎ澄ます

ＧＭ

そうして、集落を歩いていくと……ソルティアの記憶にある建物が視界に入る。

ＧＭ

ボロボロの、とても人が住むものではないと一目で分かるような簡素な倉庫。

ＧＭ

無論、此処も材木は風化して壁は剥げ、屋根は殆ど何処かへと飛んでしまっている。

ソルティア

「あ……」　その建物が見えると、ひたりと足を止めて。

ヤンファ

「なんだァ、蔵か？」

エリカ

「下手に近づかない方がいいですよ。いつ崩れるかも分かりませんし」

ヤンファ

「へいへい」　注意はしてまっせ

ソルティア

「……村の倉庫ですよ」

ＧＭ

微かに記憶に残る生家は、この倉庫から見える場所だったかも知れない。どちらが生家と呼ぶに相応しいかは、自身にしか分からない事だが。

シャルロット

「……倉庫？」　小首を傾げ

エリカ

「倉庫……言われてみれば、そんな感じですね」

ヤンファ

「で、此処がどうかしたかァ？」

ソルティア

「……確か、ここから見える場所が、僕の家だったはずです……」　きょろ、と辺りを見回して。

ＧＭ

周囲を警戒していたシャルロットと、振り向いたソルティアがあるものを見つけたのは、ほぼ同時だったろうか。

ソルティア

「墓がある可能性が一番高いのは、そこだと思いますが……」　そこ＝自分の（生まれた）家。

エリカ

「じゃあ、この辺りですか」

ＧＭ

その倉庫の正面の先、風化した家が２軒立ち並んでいるが、その間に両家の庭のようなスペースが確保されており、そこに４つ程、木製の十字が立てられている。

ＧＭ

遠くから見た限りでも、先程の墓地のものに比べて多少手入れがされているのは分かる。

ソルティア

「ッ……」　その四つの十字架を見ると、傍目から分かるほど身体を強張らせる。

エリカ

「……ソルティアさん？」

ヤンファ

「………」　ソルティアの視線の方を見、あれか、と

ソルティア

「……あれ……だと、思います……」　ゆっくりと腕を上げて、十字架を指差す。

シャルロット

「……」　何も言わず見守ろう。目的の場所が見つかったのだ。周囲に警戒を戻す

エリカ

「？」　と、差された方を見て。　「あ……」　と。漸くそれに気づいて。

ＧＭ

周囲の静けさは相変わらずだ。

ソルティア

「………」　ごくり、と息を呑み、ゆっくりとその墓らしきものへ近づいていく。

ヤンファ

ソルティアに続き、周囲の気配を探る

エリカ

「……」　その場でソルティアの様子を見守る。

ＧＭ

墓には、新しい花も添えられていた。

ＧＭ

墓標に名前は刻まれていない。それはそうだ。ソルティアは――同様にルナティアも――そこに刻まれるべき名を知らないのだから。

ＧＭ

簡素ではあるが、地面にしっかりと固定されてはいるようで、先の墓地のものと違って斜めになっていたりはしない。

ヤンファ

ある程度墓に近づいたら、距離をとって様子を伺おう

ソルティア

「………」　ざっ、と墓標の前に立ち、小さく呟く。　「……結局、名前も教えてくれなかったね……」

ソルティア

「……ほんの少し……」　ベルトポーチから、道中摘んできた小さな花束を取り出しながら。　「ほんの少しだけでもいい……僕らの事を、顧みてくれていたなら……」

ソルティア

「……もう一度……生きて、出会えたかもしれないのに……」　寂しげで、どこか虚ろな笑みを浮かべて、固まって立つ墓標の前へ、小さな花束を置いた。

ソルティア

「……馬鹿……馬鹿野郎だよ、皆……皆ッ……」　唇を噛み締めて血を吐くように言い、その場に両膝をついて、俯いた顔の前で手を組む。

エリカ

「あ……」　ソルティアの様子に、少し……驚いた。

ＧＭ

まとわりつくような空気は、村へ入ってからより一層強くなっている。

ヤンファ

「――」　眼を細め、ソルティアを見やりながらも柄頭に手を置く

シャルロット

「――」　ヤンファも気付いているのだろう。こちらも、知らず剣に手が伸びる

ＧＭ

とはいっても、今すぐに何かが襲いかかって来るような程ではないらしい。不快感は増すばかりだが。

ソルティア

「………」　泣き声も聞こえず、目から雫が落ちる事もない……だが、その背中は、まるで泣いているようだ。

エリカ

「……」　掛ける言葉もなく、なんとなく、居た堪れない気分でソルティアから視線外し。

ソルティア

しばらくそのまま動きを止めていたが、組んでいた両手を解き、ゆっくりと立ち上がる。

ソルティア

「………　もう、行きましょう。ここに長く留まるのは、よくない」　振り返らず、幽鬼のような細い声で皆に告げる。

エリカ

「……え、と」　細い声に、少し戸惑い。

ヤンファ

「……」　立ち上がったソルティアを見。

シャルロット

「……もう、大丈夫ですか」

ソルティア

「えぇ。……留まる為に来たわけでは、ありませんからね」　くるっと振り返った時には、もういつもの淡い微笑を浮かべている。

エリカ

「……そう、ですか」

シャルロット

「……」　あのペルソナは相当に強固らしい。呆れて思わず笑みをこぼしてしまった。

シャルロット

「では行きましょう。――ソルティアさんの故郷に失礼ですが、少々いやな空気が流れています」

ＧＭ

さて……墓参りを終えてソルティアが立ち上がると、君たちの耳にこの場にふさわしくない、落ち着いた音色が響いてくる。

ＧＭ

オルゴールの音だろうか。随分とはっきりとした音だが、綺麗でかつ物寂しさを感じさせる特徴的な音色だ。

ヤンファ

「収穫はあったの……――？」

エリカ

「じゃあ、いきま……？」

ソルティア

「………　？」　聞こえてくる音に耳を澄ませる。

ＧＭ

今鳴り始めたのか、先程から流れていたのに気付かなかったのか。それは分からないが、音源は墓を挟んでいる家屋の片側から流れて来ているらしい。

ヤンファ

耳を澄ませ、音の方向を探す

エリカ

「何、この音……」　嫌な空気も相まって、酷く不気味に感じる。

ソルティア

「………」　半ば無意識的に、音が聞こえてくる方向へと足を踏み出す。

ヤンファ

「あっちの奥、か……ずっと鳴ってやがったのかァ？」

ヤンファ

「ってオイ、ソルティア！」

シャルロット

「……ヤンファさん」　ソルティアと一緒に。と声をかける

ヤンファ

言われずともソルティアの後方に付く

エリカ

「そ、ソルティアさん、危ないですよ！」

ＧＭ

朽ち果てた家屋の玄関の扉は機能していない。

ＧＭ

その家屋の中から、オルゴールの音は響き続けて来ている。

ソルティア

「……え？」　ヤンファ達に言われて足を止めた時には、既に隣の家屋の玄関に手をかけていた。

ヤンファ

「勝手にほいほい行くんじゃねえ」　止めはしないが

ソルティア

「……え、あ……すみません、二人とも。いつの間に……？」　殆どウィル・オー・ウィスプに誘われる被害者のような風情だった。

エリカ

「明らかに変ですよ、こんなところでオルゴールの、」

ＧＭ

ソルティアが手を掛けると、オルゴールの音が止み、代わりに「――入ってくるといいわ」と、物静かな声が返ってくる。

エリカ

「―――」　聞こえた声にびくりとする。

ヤンファ

「―――」　気配は感じなかった

ソルティア

「ッ」　その声を聞いた途端、半分崩れかけていた扉を引き開ける。

ＧＭ

ぎし……と軋む床を踏みしめながら家へと入っていく。

ソルティア

「どこだっ……いるんだろうっ！？」　僅かな気配を頼りに、声の聞こえた方へと向かう。

ＧＭ

声が聞こえたのは、入り口から傍の部屋……とはいっても、この家屋にはそう多くの部屋はないのだが、どうやら居間らしき空間から聞こえてきたようだ。

ヤンファ

「……」　後ろに居るシャルにも視線をやる

シャルロット

「……」　警戒は緩めないが、どうだろう。そこまで必要だろうか

#ルナティア

「慌てなくても、此処に居るわ」　その居間のおんぼろの椅子に腰掛けて、オルゴールを膝に乗せていたのはルナティアだった。

#ルナティア

しばらく会わぬ間に、髪は腰に至る程にまで伸びているが、その様子は何一つとして変わっていない。

ソルティア

「……やっぱり……」　たいした距離を進んだわけでもないのに、息を荒げて。

シャルロット

「……」　ここは差し出口をするところじゃないな。黙って後ろにたたずんでいよう

#ルナティア

「いらっしゃい。……それとも、おかえり？」

ソルティア

「………分からないよ」　と首を横に振って。　「結局、僕が家に入った事は、無かったんだから……」

#ルナティア

「そうね。私もこの家で過ごした事なんて、殆ど無いわ。おかえりもただいまも、言える立場じゃないのかもね」

エリカ

「……」　警戒心の篭った表情で、様子を伺う。

#ルナティア

「……ふふ、そんな目で見ないで。私はあなたたちをどうこうする為に此処に居るんじゃないわ」

エリカ

「……私はそこのシャルロットみたいに脳天気じゃないのよ」　殺し合いした相手とのんきにお喋りなんて。

ヤンファ

「………」　後ろでいつでも刃を抜ける状態のまま眺めている。

#ルナティア

「お墓参りは済んだ？」

ソルティア

「……あぁ、済ませたよ」

#ルナティア

「そう……それじゃあ、ゆっくりと話をする前に掃除をしないとね」

ソルティア

「……掃除？　ルナ、一体何を……」

#ルナティア

ルナティアが掃除と口にした瞬間、外でゴゴゴゴ……と巨大なものが蠢くような音が聞こえてくる。

ヤンファ

「……来る」

エリカ

「……っ、て、何？」

#ルナティア

「……出た。今回は、少し大変かもね」

シャルロット

「やっぱり、この空気のよどみは別でしたか」

#ルナティア

そう言って立ち上がると、４人をスルーして武器を手に玄関へと向かっていく。

シャルロット

「――ひとりでいいトコ取りはさせないですよ、ルナ」

#ルナティア

「そう。好きにすればいいわ。手伝ってくれるのなら、文句は言わない」　報酬も出さないけど、と。

ソルティア

「出た？　ルナッ、ここに一体何がッ……！？」　身を翻したルナを見て、一瞬の後その背を追う。

#ルナティア

「……分かるでしょう？　此処の人たちがどうやって死んだのかを考えれば」

ヤンファ

「まるで墓守だなァ」

#ルナティア

「――ふふ、そんなのじゃないわ」　そう言って彼女は家の外へと出て、斜め前方にある広場へと視線を向ける。

ソルティア

「……そんな……また、まただって言うのか？」　ルナの背を見て、愕然と呟く。

シャルロット

「……“また”？　いえ、詮索は無粋ですね。今は――」　

#ルナティア

「終わらないわ。彼らの恨みも、私の恨みも」　背中越しに、ソルにそう告げて。

ヤンファ

「放っておいたら何か起こんのかァ？」　とりあえず外には出たんだろう

#ルナティア

「……さぁ？　彼らが外に出るかは知らない。けれど、折角作ったお墓を荒らされるのは癪だわ」

エリカ

「ちょ、ちょっとまさか……いや、でも、埋葬はちゃんとされてるのに……」

ＧＭ

外に出てみれば、集落の中央の広場の辺りに多くの白い煙が螺旋を描いて舞い、また地面から土が盛り上がり、人型を形成していっている。

ＧＭ

高さ５ｍにも到達しようかという程成長すると、その頭部らしき場所に人面――そしてその上半身から腕にも無数の人面が浮かび上がる。

ＧＭ

そのどれもが、口を半開きにし、不快なうめき声をあげている。

ヤンファ

「オイオイ、気色悪ィなァ」

エリカ

「っ……」　思わず鳥肌が。

ソルティア

「ずっと……こうしてたのか？　あの時から？」

#ルナティア

「掃除を始めたのは、お墓を作ったのと同じ時期から。……ソルと別れた後からよ」

ソルティア

「ルナ……」　その言葉に何も言えず、唇を噛み締める。

シャルロット

「……何がどう捩れたらこうなれるのか……鎮魂の音も届かないのですかね」

#ルナティア

「……どうかしら。少なくとも、私は神官でもないし――」　片手で鎌を振って構え。

ソルティア

「何で……何でだよっ！　何でこうも僕らを縛り付けるっ！」　声など届くはずも無いと分かっていて、忌まわしい集合体へ声をかける。

シャルロット

「繰り返されているのであれば、終わりにしなければ」

ヤンファ

「まァ、その女が此処をどうしようと俺には関係ねえんだが……流石に巻き添え喰らうのも御免だからなァ」

#ルナティア

「それなら、見ていればいいと思うけれど」

ヤンファ

「生憎、他のお仲間二人がご執着なんでな。仕方なく、だ」

#ルナティア

「……そう。じゃあ、その仕方なくで死なないように気をつけて」

ヤンファ

「その言葉そっくり返すぜ」　肩竦め

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【アンデッド】

14アニマ・ヴァガバンダス

知能:低い　知覚:魔法　反応:敵対的
言語:地方語、交易共通語、魔法文明語　生息地:墓地
知名度／弱点値:19／23　弱点:回復効果ダメージ＋３点
先制値:20　移動速度:20
生命抵抗力:18(25)　精神抵抗力:16(23)

攻撃方法	命中力	打撃点	回避力	防護点	ＨＰ	ＭＰ
噛み付く（頭部）	16(23)	2d+16	17(24)	12	140	86
爪（腕）	17(24)	2d+18	15(22)	14	120	23
爪（腕）	17(24)	2d+18	15(22)	14	120	23
爪（腕）	17(24)	2d+18	15(22)	14	120	23
爪（腕）	17(24)	2d+18	15(22)	14	120	23
蹴り（脚部）	18(25)	2d+17	14(21)	15	130	14

部位数:6（頭部／腕×４／下半身）　コア部位:頭部

特殊能力

●全身

◯精神効果耐性
　精神効果属性や影響を与える魔法や能力に対しては、精神抵抗力判定を行うときに＋４のボーナス修正を得ます。

◯再生＝７点
　手番の終了時にＨＰが「７」点回復します。ＨＰが０以下の部位には、この効果は及びません。

▽再生阻止
　炎属性のダメージを受けた部位は、そのラウンド、「◯再生」の効果を得られません。

●頭部

〆操霊魔法１１レベル／魔力１３（２０）

◯☑魔法適性
　戦闘特技《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大／数・範囲・時間・距離》を習得しています。

〆猛毒のブレス／２２／生命抵抗力／半減
「射程：３０ｍ」「形状：射撃」で猛毒の霧を吐き出して、「半径６ｍ／２０」の範囲に「２ｄ＋２０」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。
　この能力は連続した手番には使用できません。

▽猛毒の注入／２３／生命抵抗力／消滅
　牙の攻撃が命中した場合、対象に「２ｄ＋１０」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。

●腕

◯攻撃障害＝＋２・なし
　腕が邪魔となって攻撃を妨げます。
［部位：頭部］は近接攻撃に対する回避力判定に＋２のボーナス修正を得ます。
　２つ以上の［部位：腕］のＨＰが０以下となった場合、この能力は失われます。

◯小回りが効かない
［部位：腕］は１ラウンドにつき、２本までしか同じ対象を近接攻撃の対象とすることができません。

☑全力攻撃Ⅱ

▽連続攻撃

〆毒液発射／２２／生命抵抗力／半減
「射程：２０ｍ」「形状：射撃」で対象１体に毒液を吐き出して、「２ｄ＋１４」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
　この能力は、１ラウンドに合計２本までの［部位：腕］しか使用できません。また、同一の［部位：腕］は、連続した手番にはこの能力は使用できません。

〆暴れ狂う／必中
　腕を乱暴に振り回して暴れまわり、同じ乱戦エリアに存在するすべての対象に「２ｄ×（残っている［部位：腕］の数）＋２０」点のダメージを与えます。
　この能力はひとつでも［部位：腕］が主動作を終わっていた場合には使用できません。また、この能力を使用するとすべての［部位：腕］の主動作が完了します。
　この能力は連続した手番には使用できません。

●下半身

◯▽攻撃障害（頭部）＝不可・＋４
　長身が攻撃を妨げます。
［部位：頭部］は近接攻撃の対象にならず、射撃攻撃に対する回避力判定に＋４のボーナス修正を得ます。
　この能力は［部位：下半身］のＨＰが０以下になると失われます。
　また、それに加えて［部位：腕］２つ以上の［部位：腕］のＨＰが０以下となった場合、［部位：頭部］は回避力判定に－４のペナルティ修正を受けます。

戦利品
	なし

解説

　多数の弔われていない彷徨う魂が寄り集まって形成された、４本の腕を持つ長身かつ巨大な人型のアンデッドです。本来の頭部だけではなく、上半身の至る所に人面が浮かび上がっており、生者への怨嗟の声を上げ続けます。
　また全身が腐食しており、身体中から腐臭を漂わせています。腐敗した体は強い毒性を持ち、触れた物体を同様に腐敗させていきます。

▼NPCデータ

ルナティア
器用度 42 敏捷度 45+1 筋力　 29+1 生命力 21 知力　 19 精神力 26 HP 72+2　　MP 59+2 ファイター　　　　　12 スカウト　　　　　　 8 エンハンサー　　　　 7 マギテック　　　　　 6 ソーサラー　　　　　 5	戦闘特技 1.《武器習熟／アックス》 3.《回避行動》 5.《マルチアクション》 7.《武器習熟Ⅱ／アックス》 9.《練体の極意》 11.《武器の達人》 ex.《薙ぎ払い》 《タフネス》 《トレジャーハント》 《ファストアクション》	秘伝／ＣＡ 《閃電二撃ち》	練技・賦術 【キャッツアイ】 【ガゼルフット】 【マッスルベアー】 【アンチボディ】 【デーモンフィンガー】 【ケンタウロスレッグ】 【リカバリィ】	装備 〈ルナ・リラシア〉 〈アラミドコート〉 〈サーマルマント〉 〈ブラックベルト〉 〈軽業のブーツ〉 ほか

#彷徨う魂

「ゥァ……ァアアアア……ア゛ァアアア……ォォオオ……」　ソルティアの言葉にも、ただうめき声をあげるのみ。

エリカ

「っ……怨念の、塊じゃない」　なんだってこんなモノが。

#ルナティア

「私とソルが此処にいるから、よ」　エリカの言外の質問に答えるかのように。

シャルロット

「ここに居るから……」

ソルティア

「止めてくれ！　もう……僕らをここから離してくれッ！」　今にも泣き出しそうな顔で言葉をつむぎ続ける。

ソルティア

「もうあんなに苦しんだじゃないか……僕も、ルナも、皆だってっ……！　まだそんな苦しみを、受け続けなきゃいけないのかっ！？」

シャルロット

「――その願いに応えましょう」　ざん、と剣を立てて

ヤンファ

「やれやれ、付き合うとすっかね」　首をゴキゴキと鳴らして

#ルナティア

「ソル。彼らに言葉は通らない。……ずっと、そうだったでしょう？」

ソルティア

「だったら、僕らも同じようにしろっていうのか？　また……殺さなきゃ、いけないのか？」　戸惑うように視線を泳がせて。

#ルナティア

「彼らは、もう死んでる。殺す、殺さないの問題じゃないわ」

シャルロット

「ソルティアさん、間違ってはいけません」

シャルロット

「ルナの言うとおり――彼らは、眠らせて上げなければいけないんです」

ソルティア

「ッ……」　二人の言葉に、泣きそうに顔を歪め。

シャルロット

「――ソルティアさん。これは殺戮ではなく、救済です。どうか、安らかに――」

#ルナティア

「ソル、私はソルのそういう無駄な優しさ、好きじゃないわ」

ソルティア

「………」　かけられる言葉に、一つ大きく息をして。剣を構える。

#ルナティア

「……さてと、手伝ってくれるなら、三人とも先に行って」

シャルロット

「――まかせて、ルナ」　とん、と肩に剣を置いて

ヤンファ

「なら、エリカちゃん、頼むぜェ」

エリカ

「……余計なコトしないでしょうね」　信用してない目をルナティアへ向ける

#ルナティア

「その言葉、そのままそっくり返すわ」

エリカ

「……」　むっかー。

ヤンファ

「……」　こんなんで大丈夫かホント

▼1R／表

エリカ

⇔	3m前進
☆	【パラライズミスト】A ⇒ 腕Ａ
☑	《魔法拡大／数》4倍

エリカ

『光の護りを！』

〆	【バーチャルタフネス】 ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、エリカ（一括行使） 2D6 → 1 + 2 + (12) = 15

#ルナティア

「……くす、酷いわね。私には掛けてくれないなんて」

エリカ

「私は貴女のこと、味方だと思ってないから」　かけるわけないでしょ。

#ルナティア

「そうね。私も思っていないけど――」

ヤンファ

「女の争いは怖ェなァ」

シャルロット

「え、エリカさん！　流石に仲良くしろなんていいませんが、共同戦線を張る以上、治癒ぐらいはかけてあげてくださいよ！？」　ルナが倒れるとそれはそれでしんどいんだ

ヤンファ

「お前が言うなァ、お前が」

シャルロット

「あ、あれえ！？　なんでヤンファさんにそんな風に言われるんですか！」

エリカ

「私達に殴りかかってこなかったら治すわよ」　むす。

#ルナティア

「……殴りかかる訳ないじゃない。やるとしても斬りかかる、よ」

ヤンファ

「ええいもうお前らごちゃごちゃうるせえ！」　女共

#ルナティア

「……エリカのせいで怒られたわ」

エリカ

「ちょっと、なに人のせいにしてるのよ！」

#ルナティア

「……だってそうじゃない」　なんて言ってるとまた怒られるから止めよう。

ソルティア

『……ムグナイヴィエ！』　と真語魔法の詠唱で【ブリンク】をかける。
『……ヴェス・ジスト・ル・バン。フォレム・ハイヒルト・バズカ　――　フォーデルカ！』　更に詠唱を重ねて、集合体へ【ファイアボール】をぶっぱなす！

⇔	3m前進
☆	【ブリンク】（使い魔から7点消費）
〆	【ファイアボール】 ⇒ アニマ・ヴァガバンダス（精神抵抗力23） 2D6 → 4 + 2 + (13-4) = 15 頭部 （対象数オーバー、ランダムで除外） 腕Ａ 抵抗 10 = [19 = 6 (6 + 2 = 8) + 【13】] / 2 威力 : 20 腕Ｂ 抵抗 10 = [20 = 7 (3 + 6 = 9) + 【13】] / 2 威力 : 20 腕Ｃ 抵抗 10 = [20 = 7 (4 + 5 = 9) + 【13】] / 2 威力 : 20 腕Ｄ 抵抗 8 = [16 = 3 (2 + 3 = 5) + 【13】] / 2 威力 : 20 脚部 抵抗 10 = [19 = 6 (4 + 4 = 8) + 【13】] / 2 威力 : 20

#彷徨う魂

「オ゛ォァアアアアアアアアアア……！」　炎に巻かれ、狂気の声をあげる。

ソルティア

「ッ……」　耳に響く狂気の声に息を詰まらせる。

ヤンファ

「まだ躊躇いは見えるが、効いてるみてえだなァ」

ソルティア

「……ルナ。皆を……村の皆を、ずっと眠らせておく事は、出来ないのか……？」　少し顔を伏せて剣を両手で構えたまま聞く。

エリカ

「ソルティアさん、一度こうなったら、もう……」

シャルロット

「――今、それが適うかは判りませんが――やるべきことは一つです！」

ソルティア

「エリカちゃん……やるしか、無いのか？」　ゆっくりと顔をあげて。

#ルナティア

「……そもそも、これはもうあの人たちだけじゃないわ。彼らの怨念が、より多くの魂を集めて、こうして彷徨い続けてる」

#ルナティア

「終わる条件があるとすれば――そうね。私たちが死ぬ事かしら」

ソルティア

「駄目だ！　それはっ……死んだ人の為に、今生きてる人を犠牲にするなんて……ッ」

シャルロット

「その通りですよ、ソルティアさん――！」

#ルナティア

「だから、こうしてる。あの人たちの為に死ぬつもりなんてさらさらないわ。何より――」　そこから先は、今は告げずに。

シャルロット

「――っ、いけ！」　横凪ぎの一閃を、腕に食らわせる！

⇔	15m前進 ⇒ アニマ・ヴァガバンダスが3m前進対応
☆	【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】（魔晶石から5点消費） 「シールド・エクステンド」（魔晶石から消費）
☑	《閃電二撃ち》
〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ａ 2D6 → 2 + 4 + (15+1-2) = 20 失敗！

シャルロット

「騎士神ザイアが名の下に、その魂を解き放て！」

シャルロット

「――【ホーリー・ライト】！」

〆	【ホーリー・ライト】（魔晶石から2点消費） ⇒ アニマ・ヴァガバンダス（精神抵抗力23） 2D6 → 5 + 6 + (10-2) = 19 頭部 抵抗 8 = [15 = 5 (2 + 5 = 7) + 【10】] / 2 威力 : 20 腕Ａ 抵抗 6 = [11 = 1 (2 + 1 = 3) + 【10】] / 2 威力 : 20 腕Ｂ 抵抗 7 = [13 = 3 (4 + 1 = 5) + 【10】] / 2 威力 : 20 腕Ｃ 抵抗 10 = [19 = 9 (6 + 5 = 11) + 【10】] / 2 威力 : 20 腕Ｄ 抵抗 8 = [16 = 6 (2 + 6 = 8) + 【10】] / 2 威力 : 20 脚部 抵抗 7 = [14 = 4 (2 + 4 = 6) + 【10】] / 2 威力 : 20

#彷徨う魂

「グ……ゴ……ァァアアアゥゥ……！」　聖なる光に焼かれ、じゅっとその身体が爛れ始める。

ヤンファ

「さァて、手向けって柄じゃァないんだがな」　ぼやきつつ、駆ける

ヤンファ

☆	【クリティカルレイ】A ⇒ 自分 【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】【アンチボディ】
☑	《天趨刃》（命中ペナルティ選択）
〆	近接攻撃（貫通） ⇒ アニマ・ヴァガバンダス（頭部以外） 2D6 → 2 + 5 + (15+1-2) = 21 ［確定対象］腕Ａ（回避力22-2）命中！ ［巻込(2)］ 腕Ｂ（回避力22）　失敗 ［巻込(4)］ 腕Ｃ ［巻込(6)］ 腕Ｄ ［巻込(2)］ 脚部（回避力22）　失敗

ヤンファ

「――」　間合いに入ったと同時、砦刀を抜き、幾多の斬撃を飛ばす

ヤンファ

「空を切り裂け……天刃――」 ダメージ36 = 11 (5 + 4 = 9 > 11 クリティカル!) + 8 (4 + 3 = 7) + 【17】 威力 : 35

#彷徨う魂

機械と違って硬くもない魂の集合体を切り裂くのは容易だ。

ヤンファ

切り替えして横に薙ぎ払い、同じく腕A目掛けて斬る！

〆	▽ファストアクション 近接攻撃（貫通） ⇒ アニマ・ヴァガバンダス（頭部以外） 2D6 → 1 + 1 + (15+1-2) = 16 自動失敗！

ヤンファ

「――十文ッっととォ！」　腐食した身体の一部を踏み、滑って体勢を崩した

ヤンファ

「っぶねェ、そのままダイブするトコだった」

エリカ

「ヤンファさんっ……ああもう」　しょっぱなから無茶するから。

シャルロット

「大丈夫ですか、ヤンファさん！？」

ヤンファ

「大丈夫だ。いける」

ソルティア

「ッ……」　仲間の様子に、我知らず剣を構えなおす。

#ルナティア

「……立派な技ではあるけど、無茶をしすぎね」

ヤンファ

「うるせェ、口動かしてる暇あったらさっさとやれ」

#ルナティア

「分かってる」

⇔	12m前進
☆	【マッスルベアー】【アンチボディ】
☑	《閃電二撃ち》
〆	【バイタリティ】 ⇒ ヤンファ 2D6 → 4 + 3 + (8-2) = 13

ヤンファ

「―――」　意外だ。こっちに補助を回すとは

エリカ

「……」　心底意外そうな顔だ

#ルナティア

「――ふッ」

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ａ 2D6 → 6 + 3 + (20-2) = 27 36 = 14 (5 + 3 = 8) + 【20+2】 威力 : 65

#ルナティア

「――シャル」

〆	▽ファストアクション 【エフェクトウェポン＋】 ⇒ シャルロット （※オプション付き魔動機術は末尾に「＋」表記とします） 2D6 → 5 + 6 + (9-2) = 18

シャルロット

「――っ、これは」　剣に、盾に炎が宿る

#ルナティア

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ａ 2D6 → 1 + 2 + (20-2) = 21 36 = 14 (3 + 5 = 8) + 【20+2】 威力 : 65

#ルナティア

「……タフね」

ヤンファ

「………」　やはりこの捌き方を見てると恐ろしいな

シャルロット

「一撃一撃の重みが違いますね……あれでスタンダードな剣閃とは」

ヤンファ

「……関心してる場合じゃァねえぞ」

▼1R／裏

#彷徨う魂

頭部

☑	《魔法拡大／数》
〆	【アイシクル・ウェポン】 ⇒ 全身

#彷徨う魂

「ヴ……グ、ウォァアアアアアアア゛ァアアア！」　度重なるダメージに叫び声をあげながら暴れ狂う。

腕Ａ～Ｄ

〆	「暴れ狂う」 必中ダメージ： シャルロット 8D6 → 5 + 3 + 4 + 6 + 4 + 2 + 2 + 6 + (20) = 52 ヤンファ 8D6 → 3 + 6 + 6 + 6 + 4 + 2 + 5 + 5 + (20) = 57 ルナティア 8D6 → 3 + 1 + 5 + 2 + 4 + 5 + 3 + 3 + (20) = 46

#ルナティア

「……っつ……」

ヤンファ

「ぐッ……ォ……」　刀で捌き切れる力じゃない

ソルティア

「ルナ！　シャルロットさん、ヤンファさんッ！」

シャルロット

「問題ありません！」

ヤンファ

「亡者風情がやってくれるじゃァねえか……！」

ソルティア

「くっ……」　躊躇している場合じゃない。躊躇っていれば、仲間が危険なのだ。

#彷徨う魂

脚部

〆	近接攻撃（命中力25） ⇒ シャルロット

シャルロット

回避2D6 → 2 + 3 + (15+1) = 21 失敗

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 5 + 1 + (17+3) = 26

▼2R／表

ヤンファ

「――エリカちゃん、此処は一丁やろうじゃァねえか」

エリカ

「一丁って……まさか、今アレやる気ですか！？」

ヤンファ

「コイツの手数を捌くには丁度いい。構えに合わせろ」　砦刀をめ、そして3本目に下げた刀を抜く。

エリカ

「ちょ、実戦じゃまだ一度もやってないのに……っ」

#ルナティア

「――……」　何をやるかは知らないが、失敗する可能性も考慮しておいた方がよさそうだ

エリカ

「～～ああもう……！」　　『風の子達、来て！』

ヤンファ

☆	装備：〈首切り刀〉 【クリティカルレイ】A ⇒ 自分 【フェザー・エッジ】 【エナジー・サプライ】
☑	《風の導き（瞬刃）》（ＣＡ参加：エリカ）

《風の導き(シルヴズ・ロード)》　必要名誉点：40
対応特技	《必殺攻撃》 または《瞬刃》	前提	《必殺攻撃》あるいは フェアリーテイマー技能の所持	装備限定	近接武器
概要	風の妖精の加護によりボーナスを与える
効果	《必殺攻撃》か《瞬刃》を宣言する時、このＣＡの発動を宣言することでそのペナルティを無効化し、さらに命中力、回避力を＋２します。 《瞬刃》の場合は、本来発動に必要なＰＰの消費も無効化できます。 　ただし、このＣＡの発動者または参加者のどちらかはＰＰを「１」点消費します。

シャルロット

「なんだか見覚えのある光景ですね……」　前にやったのは自分だが

ソルティア

「………」　普段ならツッコミを入れる所だけどそんな余裕無い

ヤンファ

「風巻く光よ、我が剣に集え――」　正眼に構え

ヤンファ

「――今だ！エリカちゃん！」

エリカ

『行って――！』　呼び出した風の妖精を、ヤンファの元へ送り込む。

エリカ

『―――《風の導き(シルヴズロード)》！』

ＧＭ

エリカを通じてやってきた風の妖精たちがヤンファの刀へと集まり、周囲に風を形成していく。

ＧＭ

ふわり、と刀が軽くなり、それをどの様に動かせば良いかを妖精たちが示す。

エリカ

（上手くやってよ……！）

ヤンファ

「おおォォォォおッ！！」　一瞬を逃さず、刃を風に乗せて敵へと“運ぶ”。

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ａ（回避力22） 2D6 → 3 + 2 + (15+1+2) = 23 命中！

ヤンファ

「風、」 追加Ｄ決定11 = 11 (6 + 4 = 10) 威力 : 39

ヤンファ

「刃ッ！！」 ダメージ53 = 13 (6 + 4 = 10 > 12 クリティカル!) + 12 (2 + 6 = 8) + 【17+11】 威力 : 39 > 49

ヤンファ

飛び上がり、風に乗るように腕を斬り上げ、ふわりと着地する

#彷徨う魂

「グぎ……ッ……ァアアアアアア゛！」　腕のひとつに浮き出た人面たちが裂ける程に口を開き、悲鳴を発する。

エリカ

「うっそ……」　完璧に決まった。

#ルナティア

「……へぇ」　初めてで、しかも実戦なのにそこまで出来るとは。

ヤンファ

「――我ながら惚れ惚れする出来だろォ？」

シャルロット

「さっすがです！　ヤンファさん、エリカさん、いつのまにそんなの身に着けたのですか！？」

ヤンファ

「毎夜毎夜こっそりエリカちゃんとテントを抜け出してだなァ」

エリカ

「誤解を招く発言はやめてください！」

シャルロット

「なんですかその……女の子だったら誰でもドキドキしそうな展開！」

#ルナティア

「……するものなのかしら」

ソルティア

「………　はは」　どんな相手であっても様子の変わらない仲間の姿に、肩の力が抜けたように笑い声を上げて。

エリカ

「―――って、言ってる場合じゃない」

エリカ

『光の子、来て！』　妖精を銃身へ。　『Discharge！』

⇔	3m前進
☆	【パラライズミスト】A ⇒ 腕Ａ
☑	（ＣＡ《風の導き》参加）
〆	【サモンフェアリーΩ】（全弾消費）：スプライト 2D6 → 3 + 4 + (12) = 19

エリカ

スプライト

☑	《魔法拡大／数》
〆	【プライマリィヒーリング】 ⇒ シャルロット、ヤンファ、ルナティア 2D6×3 → 3 + 4 + (9) = 16 , 6 + 1 + (9) = 16 , 5 + 2 + (9) = 16

シャルロット

「――っと。それでも傷は深いですね……ヤンファさん、少し待ってくださいよ」

ヤンファ

「おォ、頼むぜ」

シャルロット

「騎士神ザイアが名の下に！　癒しを！」

☆	【シールド・エクステンド】
☑	《魔法拡大／数》3倍
〆	【キュア・ハート】（魔晶石5点消費） ⇒ シャルロット、ヤンファ、ルナティア （一括行使） 2D6 → 3 + 4 + (10) = 17 シャルロット 19 = 9 (3 + 6 = 9) + 【10】 威力 : 30 ヤンファ 19 = 9 (5 + 4 = 9) + 【10】 威力 : 30 ルナティア 12 = 2 (1 + 2 = 3) + 【10】 威力 : 30

#ルナティア

「誰かから癒しの奇跡を貰うなんて、久しぶりね」

ヤンファ

「今までにあったことが驚きだがなァ」

シャルロット

「我が神の癒しも捨てたものではないでしょう。ええ」　専業神官が少ないのがたまにきずだが

#ルナティア

「ふふ、これでも高位の神官の知り合いは居るのよ」　まともな神様の。

ヤンファ

「ソイツは意外だな」

エリカ

「……」　どの神よザールギアスか！って顔である。

#ルナティア

「……」　後ろからの視線があれだわ。

ソルティア

「……誰かがやらなきゃならないなら……」　盾を背中のポンホルから取り出し、兜の面覆いを降ろす！

ソルティア

「……やらせてもらうッ！」

☆	【キャッツアイ】【ビートルスキン】
☑	《魔力撃》

ソルティア

「ハアアァァァァァ――ッ！」　剣に魔力を込めて、ぶん殴る！

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ａ（回避力22-2） 2D6 → 2 + 5 + (14+1) = 22 36 = 9 (5 + 4 = 9) + 【14+13】 威力 : 28

#彷徨う魂

「ぎ、ぃぃいいいいいイイイ！！」　ソルティアの魔力撃により、腕のひとつが一刀両断される。

ソルティア

「皆……ごめん。それでも僕らは、こんなところじゃ死ねないんだッ……！」

ヤンファ

「――で、ようやくおでましかァ」　女々しい奴だまったく

シャルロット

「お待ちしておりました、ソルティアさん」

#彷徨う魂

無数の虚ろな目がソルティアを睨むようにぎょろつく。

エリカ

「……」　見られてないこっちの鳥肌が立つわ。

ソルティア

「………　ッ」　ギシ、と音を立てて歯を噛み締めながら、睨みつけてくる目を睨み返す。

#ルナティア

「それでいいわ」

☆	【デーモンフィンガー】【リカバリィ】
☑	《薙ぎ払い》
〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ｂ～Ｄ、脚部 2D6 → 5 + 2 + (20-2+2) = 27 腕Ｂ 37 = 15 (6 + 3 = 9) + 【20+2】 威力 : 65 腕Ｃ 0 = 0 (1 + 1 = 2 ファンブル...) 威力 : 65 腕Ｄ 37 = 15 (6 + 3 = 9) + 【20+2】 威力 : 65 脚部 39 = 17 (6 + 4 = 10) + 【20+2】 威力 : 65

#ルナティア

「……ん、ズレたわね」

ヤンファ

「しっかりやってくれよォ」　やれやれと構えつつ

シャルロット

「以前も拝見しましたがあの一閃……」　じぃ、とそのかまいたちのような一撃を眺め

#ルナティア

「シャルなら、すぐに出来るわ」　この程度、と。

シャルロット

「２度目になりますが、私にそんな膂力と破壊力はありませんからね――」　似たことは出来ても

▼2R／裏

#彷徨う魂

「ぶ……グ、ギァォオオオオオオ゛オオオ！」

頭部

〆	猛毒のブレス（達成値22） ⇒ 乱戦内

シャルロット

生命抵抗2D6 → 5 + 1 + (13) = 19 失敗

ヤンファ

生命抵抗2D6 → 6 + 2 + (11+2+4) = 25 成功！

ソルティア

生命抵抗2D6 → 1 + 1 + (11+1-1) = 13 自動失敗…

#ルナティア

生命抵抗2D6 → 6 + 2 + (15+4) = 27 成功！

ヤンファ

「――ッ」　纏った風を刃として飛ばし、その勢いを削ぐ！

#彷徨う魂

ダメージ	シャルロット 2D6 → 4 + 4 + (20) = 28 ヤンファ 2D6 → [4 + 3 + (20) = 27] / 2 = 14 ソルティア 2D6 → 1 + 2 + (20) = 23 #ルナティア 2D6 → [1 + 5 + (20) = 26] / 2 = 13

ソルティア

「……毒の勢いが……？」　弱い気がした！

#ルナティア

「……けほ……平気？」

シャルロット

「――まだまだ、この程度でくじけませんよ！」

ヤンファ

「心配されるまでもねぇよ」

#彷徨う魂

〆近接攻撃 ⇒ ソルティア（【ブリンク】で自動回避）

#彷徨う魂

腕Ｂ～Ｄ

☑	「全力攻撃Ⅱ」
〆	近接攻撃（命中力24） 　Ｂ ⇒ ヤンファ 　Ｃ ⇒ ソルティア 　Ｄ ⇒ ソルティア

#ルナティア

「……ソル」

ソルティア

「ッ……」　そんなに俺が憎いのか！ 回避2D6 → 6 + 6 + (11) = 23 自動成功！

ヤンファ

回避2D6 → 3 + 2 + (15+1+2) = 23+2 成功！（指輪破壊）

ヤンファ

「風を踏もうなんてやめとけってなァ」　ひらりと跳んでかわし

ソルティア

「軌道が……逸れた？」　と言う事にしておく。Ｃ回避！ 回避2D6 → 4 + 2 + (11) = 17 失敗 ▽連続攻撃発動！

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 1 + 2 + (18+12) = 33

ソルティア

回避2D6 → 3 + 5 + (11) = 19

#ルナティア

ダメージ2D6 → 4 + 6 + (18+12) = 40

#ルナティア

「大――丈夫……みたいね」

ソルティア

「う、うん。そうみたい……」　あれは駄目かと思った

#ルナティア

「――……」　ちら、と一瞬視線を自らが立てた墓へと向けるが、すぐに戻して

ソルティア

「……母さん、父さん……？」　うめき声をあげるだけの塊に声をかける。

#彷徨う魂

「ガ……ギィァアア……うヴヴヴヴ……」　もちろんそれにも答えはない。

#彷徨う魂

◯再生＝7点

▼3R／表

ヤンファ

「……さァて」　風は消えた。このまま保って攻めるのは危ないか

シャルロット

「――早く眠らせてあげましょう。そのためにも」　やれることは全部やるぞ

ヤンファ

「それには同意だ。ちゃっちゃと済ませるぜ」

ソルティア

「………」　少し寂しげに眉を顰めて。

#ルナティア

「ええ、分かってる」

ソルティア

「……うん……」　先ほどまでとは違う、ほんの少しの躊躇いを混ぜて。

エリカ

『アビス、ミスティックアーツ、エンドレス・ワルツ！』　『癒しの舞を！』

☆	【パラライズミスト】A ⇒ 腕Ｂ
☑	《宴は終わらず》3倍
〆	【リッチヒール】（魔晶石5点消費） ⇒ 乱戦内味方 2D6 → 6 + 1 + (12) = 19

#ルナティア

「ありがと」

エリカ

「……別に貴女の為じゃないから」　むす。

#ルナティア

「言われなくても分かってるわ」　私の為じゃないなんて。

ソルティア

「………」　ふるっ、と躊躇いを首を振って払い。　「ありがとう、エリカちゃん！」

エリカ

スプライト

☑	《魔法拡大／数》3倍
〆	2D6×3 → 5 + 2 + (9) = 16 , 6 + 6 + (9) = 21 , 4 + 5 + (9) = 18

シャルロット

「先んじます！」

ヤンファ

「おォ、叩き潰してこい」

ソルティア

「はい、分かりました」

シャルロット

「ルナ――！　あの薙ぎ払う一撃、もう一度できますか！」

#ルナティア

「勿論出来るけど……どうするの？」

ヤンファ

「――……」　おいおい今度は何するつもりだこの馬鹿姫

エリカ

「……」　あの子また何やらかす気か。

シャルロット

「あの一撃に、私の一撃も乗せます……！」　じゃっこ、と弾丸の込められた剣を構えて

#ルナティア

「……出来るのね？」

シャルロット

「私が、絶対に出来ないことを出来るなどと言った事はありません！」

ヤンファ

「――」　《呪音事変》で大量の兵に囲まれてボロボロになってたのどこのどいつだよ

エリカ

「……」　いくらなんでも大言壮語すぎるわ。

#ルナティア

「分かった。先に行くわ。合わせて」　それ以上確認はせず、シャルロットに先駆けて敵に接近していって。

シャルロット

「はい！」

シャルロット

☆	【ターゲットサイト】【ソリッドバレット】×3【クイックローダー】 （魔晶石2点消費） 「コード－σ－」 「シールド・エクステンド」
☑	《黎光閃》

#ルナティア

☑	《黎光閃》

《黎光閃(れいこうせん)》　必要名誉点：60
対応特技	《マルチアクション》 または《薙ぎ払い》	前提	《マルチアクション》または《薙ぎ払い》 およびマギテック技能の所持	装備限定	近接武器
概要	追加ダメージに威力３０を足した範囲物理攻撃
効果	対応特技のどちらかを宣言する時、別のキャラクターひとりが宣言されなかった方の対応特技を宣言することで発動します。 　ＣＡ参加者が近接攻撃を行う時、その対象を同じ乱戦エリアに存在する任意の５体までとし、その追加ダメージに「＋威力３０」の修正を受けます。 　追加威力の決定ではクリティカルは発生しません。 　すべてのＣＡ参加者は、習得している戦闘特技や装備状況に関わらず、１ラウンドに一度しか近接攻撃を行えません。 　この時、両者ともにＭＰを「５」点消費し、ＰＰを「１」点消費します。 　この攻撃では、命中力判定に－２のペナルティ修正を受けます。

#ルナティア

「――……！」　鎌を大きく振りかぶって、巨体全てを薙ぐ体勢に入る。何処で合わせるかは、完全に任せるぞ。

シャルロット

おう！

#ルナティア

まぁ頭部以外ですけど。＞当たるの

シャルロット

「―――ここだ！」　横凪ぎの一閃が放たれんと輝く刹那に、弾丸を放つように、そして地這刃を放つようにその刃へ刃を重ねる！

#ルナティア

「はッ……！」　放たれた一閃と、シャルロットの放つもう一つの刃が重なり、甲高い音を響かせながら相手を侵蝕していく。

シャルロット

それは縦軸の一閃。それが横の一閃と交わったとき、鎌が敵を切り裂くたびに十字に刃が刻まれる！

ソルティア

「ッ……これは……！」

#ルナティア

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ｂ～Ｄ（回避力22-2-2,22-2,22-2）、脚部（回避力21） 2D6 → 5 + 5 + (20-2+2) = 30 全対象命中！（一括） 追加Ｄ決定：10 = 10 (5 + 6 = 11) 威力 : 30 腕Ｂ 42 = 10 (4 + 1 = 5) + 【20+2+10】 威力 : 65 腕Ｃ 42 = 10 (4 + 1 = 5) + 【20+2+10】 威力 : 65 腕Ｄ 44 = 12 (2 + 4 = 6) + 【20+2+10】 威力 : 65 脚部 46 = 14 (2 + 6 = 8) + 【20+2+10】 威力 : 65

シャルロット

「い―――ッ、けぇえ！」

〆

近接攻撃 ⇒ 腕Ｂ～Ｄ、脚部 追加Ｄ決定：10 = 10 (6 + 5 = 11) 威力 : 30 腕Ｂ（回避力22-2-2） 2D6 → 1 + 3 + (15+1+1-2) = 19 命中！ 29 = 4 (2 + 2 = 4) + 【13+2+10】 威力 : 35 腕Ｃ（回避力22-2） 2D6 → 2 + 3 + (15+1+1-2) = 20 失敗！ 腕Ｄ（回避力22-2） 2D6 → 5 + 4 + (15+1+1-2) = 24 命中！ 28 = 3 (1 + 2 = 3) + 【13+2+10】 威力 : 35 運命変転！ 44 = 12 (6 + 6 = 3 クリティカル！) + 7 (4 + 2 = 6) + 【13+2+10】 威力 : 35 脚部（回避力21） 2D6 → 3 + 3 + (15+1+1-2) = 21+2 命中！（指輪破壊） 49 = 10 (4 + 6 = 10 クリティカル!) + 10 (5 + 5 = 10 クリティカル!) + 4 (1 + 3 = 4) + 【13+2+10】 威力 : 35

#彷徨う魂

「ぐ……ぎ、イィイイイイイイイイイイイイイイイイ！」　死神の鎌に、シャルロットの神聖な力が加わって発生した十字架が眠れぬ魂たちを切り裂いていく。

シャルロット

そしてその剣は燃えている。

ＧＭ

Ｃと頭部以外は回復なしだな！ ▽「再生阻止」（腕Ｂ、Ｄ、脚部）

シャルロット

「―――ンっ」　上出来かな！　自分の一撃は軽いものもあったが、満足げに結果を見る

ヤンファ

「――……ヒュゥ。認めたくはないが、やるじゃァねえか」

エリカ

「―――」　唖然。

ソルティア

「……さすがですね」　と苦笑する。苦笑しか出ないぜ。

エリカ

「……何であんなに息ぴったりなの」　わけがわからないわ。

#ルナティア

「……驚くのは私の方よ」

#ルナティア

「やっぱり……シャルの才能は凄いわね」

ヤンファ

「じゃァ、その才能持ちの横で地道にやらせてもらうぜェ」　首切りを一度納め

シャルロット

「いえいえ……この一撃、あえて名を授けるなら《黎光閃》――といったところでしょうか」

#ルナティア

「……好きにして。どんな名前でも、私は気にしないわ」

シャルロット

「何よりルナの実力が下地にあって、ですよ。私の一撃ではささやかでしかありません」

#ルナティア

「……」　シャルロットの言葉に目を伏せて首を横に振って、ヤンファの動きへと視線を移そう。

ヤンファ

☆	【フェザー・エッジ】 装備変更：１Ｈ＋〈篭手〉 【パラライズミスト】A ⇒ 腕Ｄ
☑	《天趨刃》（命中ペナルティ選択）
〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ｂ～Ｄ、脚部 2D6 → 2 + 5 + (15+1-2) = 21 ［巻込(5)］ 腕Ｂ ［巻込(4)］ 腕Ｃ ［確定対象］ 腕Ｄ（回避力22-2-2） 命中！ ［巻込(5)］ 脚部

ヤンファ

「翔けろ――！」 ダメージ21 = 4 (3 + 2 = 5) + 【17】 威力 : 29

ヤンファ

「ダメだなァ、隣で派手にやられると調子つかねえわ」

シャルロット

「ち、ちょっと、私たちのせいにしないでくださいよ！」

#ルナティア

「言い訳はよくないわ」

ヤンファ

「お前らそんなところで意気投合しなくていいんだよ……」

ソルティア

「その分はフォローしなきゃいけませんかね？」　と久しぶりに軽口を叩いて攻撃だ。

ソルティア

「……はぁっ！」

☆	【ブリンク】 「オフェンシブ・オペレーション」
☑	《剛魔撃》：【エネルギー・ジャベリン】
〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ｄ（回避力22-2-2） 2D6 → 3 + 2 + (14+1) = 20 命中！ 追加Ｄ決定：4 = 4 (1 + 2 = 3) 威力 : 40

ソルティア

「剛魔撃……！」 ダメージ40 = 6 (2 + 4 = 6) + 【14+13+3+4】 威力 : 28

ソルティア

「ッ……足りませんか」

ヤンファ

「ンなことよりまだまだ来るぜ、構えとけよ」

▼3R／裏

#彷徨う魂

脚部

〆	近接攻撃 ⇒ ソルティア（【ブリンク】で自動回避）

#彷徨う魂

頭部

〆	近接攻撃（命中力23） ⇒ ソルティア

ソルティア

回避2D6 → 3 + 6 + (11) = 20 失敗

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 5 + 5 + (16+3) = 29 ▽「猛毒の注入」発動！（達成値23）

ソルティア

生命抵抗2D6 → 4 + 3 + (11+1-2) = 17 失敗

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 1 + 1 + (10) = 12

ＧＭ

むむ。

シャルロット

あいがある

ソルティア

優しいのかやさしくないのか分からない！

#彷徨う魂

腕Ｂ～Ｄ

☑	「全力攻撃Ⅱ」
〆	近接攻撃（命中力24） Ｂ ⇒ ソルティア Ｃ ⇒ ソルティア Ｄ ⇒ ルナティア

ヤンファ

狙われすぎじゃね

シャルロット

くっそ、かばうをインストールしておけばよかったのかこれ！？

※今回、ターゲットはほとんどランダムで決定されています。

ヤンファ

「ソルティア！」

ソルティア

「ッ……そんなに僕らが憎いかッ……」回避2D6 → 5 + 1 + (11) = 17 失敗

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 5 + 3 + (18+12+3) = 41 ▽連続攻撃発動！

#ルナティア

「ソルッ……」

ソルティア

回避2D6 → 4 + 2 + (11) = 17

#彷徨う魂

ダメージ2D6 → 3 + 3 + (18+12+3) = 39

エリカ

「ソルティアさん……！」

ソルティア

「ぐっ……」 生死判定2D6 → 4 + 6 + (11+1) = 22 成功

#ルナティア

「……生きては、居るわね」

#彷徨う魂

まずはルナティアの方（腕Ｄ）を処理しよう。

#ルナティア

回避2D6 → 1 + 3 + (21) = 25 成功！

#彷徨う魂

ソルにいかなかったぶん（腕Ｃ）は（ダイスを振り…）ヤンファに

ヤンファ

「ちィ……！！」　他を気にかけてる余裕もないか 回避2D6 → 3 + 3 + (16+1) = 23+1 成功！（【インスタント・バースト】）

ヤンファ

「――ぶねェ。流石に連続は勘弁だわ」　後ろに跳び、チャリ、と光ったペンダント（アビス）揺らして着地

▼4R／表

ソルティア

「ッ……このぉっ！」

☆	【オート・アウェイクン】【エナジー・サプライ】 【ブリンク】
☑	《マルチアクション》

#ルナティア

「無理はしないで」

ヤンファ

「とはいえ、此処は見せ所だぜ。気張れよ」

シャルロット

「男の子ですからね。このぐらいは無茶のうちに入りません」

ソルティア

「無理はするさ……ここで負けられないんだ」　口元の血を拭って。

#ルナティア

「……そう」

エリカ

「すぐ癒しますから……っ」

ソルティア

「ヴォルバスタ……行けッ！」

〆	【エネルギー・ジャベリン】 ⇒ 腕Ｄ 2D6 → 1 + 1 + (13-2) = 13 自動失敗…

ソルティア

「くっ……なら！」　剣を片手で構えて斬りつけるぞ。

〆	近接攻撃 ⇒ 腕Ｄ（回避力22-2） 2D6 → 5 + 3 + (14+1-2) = 21 20 = 6 (1 + 6 = 7) + 【14】 威力 : 28

ソルティア

うわ、１点残したかもしれん

ＧＭ

お、ジャスト。

#ルナティア

「……ふらふらじゃない」

ソルティア

「みっともないかな？」　困ったような笑顔をルナティアに向けて。

#ルナティア

「……ええ、とってもね」

#ルナティア

「……でも、みっともないのは私も同じ。昔も今も。当たり前よね、目の前にこんな人たちしか居なかったんだから――」　き、と目の前の巨体に浮かぶ人面を睨みつけて。

ソルティア

「……ルナ……」　寂しそうな視線を向けて。

ヤンファ

「………」　同情する由もないが、付き合ってやるぐらいはしてやるかね

ソルティア

「……僕は、今は違うよ、ルナ。きっと……君もそうなる」　剣の切っ先を目の前の集合体へ向けつつ。

#ルナティア

「……知らないわ、そんな事」　ソルがどうかなんて。　「でも――そうね、きっと、嫌な世界から解放される時はいつか来るでしょう」

ソルティア

「自分が死ぬ時に……何て寂しい事、言わないでよ？」

#ルナティア

「違うわ。私は、ちゃんとした世界で生きていく。そんな日が来るの」

ソルティア

「……その為に、今？」

#ルナティア

「ええ、そうよ」

ソルティア

「……それは一体……いや、今聞く事じゃないね」　首を横に振って。

エリカ

「アビス、ミスティックアーツ、オール・フォー・ワン！」

▽	継続回復効果（10点） ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
☆	【パラライズミスト】A ⇒ 脚部
☑	《我らが舞は唯一人の為に》
〆	【リッチヒール】 ⇒ ソルティア 2D6 → 1 + 1 + (12) = 14 運命変転！ 2D6 → 6 + 6 + (12) = 24

エリカ

スプライト

〆	【プライマリィヒーリング】 ⇒ ソルティア 2D6 → 2 + 2 + (9) = 13

エリカ

「ふう……」　どうにか持ち直せた。

ソルティア

「ありがとう、エリカちゃん。これで元通りだ」

ヤンファ

「―――」　ソルティアたちに口は挟むまい。ただ黙として目の前の敵を斬る！

☆	【フェザー・エッジ】 【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】【アンチボディ】 【クリティカルレイ】A
☑	《天趨刃》（命中ペナルティ選択）
〆	近接攻撃 ⇒ アニマ・ヴァガバンダス 2D6 → 4 + 1 + (15+1-2) = 19+2 （指輪破壊） ［確定対象］脚部（回避力21-2） 命中！ ［巻込(3)］ 腕Ｂ（回避力22） 命中！ ［巻込(6)］ 腕Ｃ

ヤンファ

ダメージ	脚部 24 = 7 (3 + 2 = 5 > 7) + 【17】 威力 : 29 腕Ｂ 20 = 3 (1 + 3 = 4) + 【17】 威力 : 29

ヤンファ

「………」　ち。新しい刃だと中々上手く乗らないな

エリカ

息切れしてるわ……

#ルナティア

疲れが出てきたな。

シャルロット

「新兵器――私もですよ！　ヤンファさん！」

ヤンファ

「またお前何か買ったのかァ」

シャルロット

リベリオンを背中に乗っけて、もう一つの盾――いや、“剣”を取り出す

#ルナティア

「多芸ね」　呆れるほどに。

シャルロット

「――よしッ！　気合十分！」　両手利き！

☆	【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】 【ソリッドバレット】×3 「コード－σ－」 装備変更：〈スパイクシールド〉
☑	《魔力撃》

ヤンファ

「――」　留まるところを知らないなシャルは

エリカ

「……」　戦いの度に技が増えてってる気がする、あの子……

シャルロット

「いっけぇえ！」　足をまずはスパイクシールドで殴る！　ずん、と盾を叩きつけて

〆	近接攻撃〈スパイクシールド〉 ⇒ 脚部 2D6 → 6 + 1 + (15+1+1-2) = 22 35 = 7 (5 + 6 = 11 クリティカル!) + 3 (3 + 3 = 6) + 【13+2+10】 威力 : 13

シャルロット

「やぁあああああ！」　もう一撃、剣を叩き込む

〆	近接攻撃【シュヴァルツシルト】 ⇒ 脚部 2D6 → 3 + 5 + (15+1+1-2) = 23 33 = 8 (2 + 5 = 7) + 【13+2+10】 威力 : 35

#彷徨う魂

崩折れる下半身

ソルティア

「これはまたとんでもない……！」

ヤンファ

「まさか両手使うようになるとはなァ……」

シャルロット

「上出来！　ですかね！」　とん、とん。とリズミカルにバックステップで距離をとって

エリカ

「一体どこまでやれること増えるのよ……」

ヤンファ

「調子乗ってやられるんじゃァねえぞ」

#ルナティア

「……これなら」　接近して、相手の腹部にず、と手を突っ込んで　『弾けて』　一言で魔法を詠唱すると、巨人の体内で爆発が起こり、ぼろぼろと崩れていく。

ＧＭ

ＦＳ(フェイタルストライク)発動するぞ！（意訳：敵の手番飛ばすぞ

ＧＭ

適用ダメージは１００倍な

※攻撃障害部位が落ち、あとは消化試合なので（時間短縮に）ボーナスタイム突入です。

#ルナティア

「今のうちに、頭を叩いて」

シャルロット

「――ハイッ！」

ソルティア

「分かった……！」

ヤンファ

「指図すんな」　と言いつつも上段に構え

#彷徨う魂

「グ……ギ、イォォアアアアアアアアア……！！」　崩れて行く身体に悶え苦しみ。

ヤンファ

「シャル、道を開けるぞ」　演出でもいい

シャルロット

「了解です、ヤンファさん！」

ヤンファ

刀を再び納め、居合いの構え

ヤンファ

「――閃ッ！！」　天趨刃で、ソルティアの邪魔するモノを全て斬り払う

シャルロット

盾を構え剣を後ろに、だがこれは守りではなく攻めの姿勢。邪魔な腕を叩き、斬る

ソルティア

「……父さん、母さん、皆……」　盾をホルダーにしまい、面覆いを開けて。

☆	【キャッツアイ】 装備変更：盾収納、２Ｈ
☑	《魔力撃》

ソルティア

剣によって切り開かれた道を駆け、降りてきた頭部の直前で立ち止まる。

#彷徨う魂

「――ぎ……ぐ……ぃ、ヴぁ、オォォォオ゛……」　見つめる瞳は誰のものか。

ソルティア

「……僕ら、もう、行くよ」　すっ、と両手でフランベルジュを構えて頭部に当てる。

〆	近接攻撃 ⇒ 頭部（回避力24-4） 2D6 → 5 + 6 + (14+1) = 26

ソルティア

「……また……会いに、来るから」　そのまま頭部へ剣を突き入れる。 ダメージ100×35 = 8 (3 + 4 = 7) + 【14+13】 威力 : 38

#彷徨う魂

「ア゛――――――！」　一刀両断され、断末魔も途中で途絶える。

#彷徨う魂

そしてそのままぼろぼろと崩れ去ると、白い煙となって霧散していき、また形成していた土はぼとりと地面に落ちる。

ソルティア

「………」　ずぐっ、と剣を引き抜き。開けた面覆いから見える瞳から、涙が一滴だけ落ちた。

▼戦闘終了！