虚ろの輪音

第二部 第二話前編「太陽と月の出づる場所」 - 01

シャルロット
ファイターが9になりました。めでたく。晴れて《両手利き》を入手
ヤンファ
フェンサーが9になって、防護が4→10に
エリカ
経験点が220点足りなくて9Lvになれません、エリカです。
ソルティア
冒険者レベルは上がってません。今回で上がって剣習熟2を取る予定。
GM
まぁ今回できっとみんな9レベルになる頃でしょう。
GM
今回は基礎経験点は2000なことには注意しておけ!
ソルティア
後一つ相談が。ラッキー回避にかけて敏捷の指輪をつけるか素直に信念のリングをつけるかどっちがいいと思う?
エリカ
素直に信念……かな。
ヤンファ
信念だな
シャルロット
信念でいいのでは?
ソルティア
満場一致で信念でした。
シャルロット・ヘリオドール
器用度 28+2
敏捷度 27+2
筋力  20
生命力 21
知力  25
精神力 20

HP 63+2  MP 50
ファイター      9
プリースト:ザイア  6
マギテック      4
エンハンサー     3
レンジャー      2
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
7.《マルチアクション》
9.《両手利き》
ex.《魔法拡大/数》
《タフネス》
秘伝/CA
《地這刃》
《活人撃》
《閃電二撃ち》
《ストレイフレイド》
《不動堰》

《咬破魔刃撃》
《瞬閃哮》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
【ビートルスキン】
装備
機剣【シュヴァルツシルト】
〈リベリオン-S-〉
〈イスカイアの魔導鎧〉
〈決死の鉢巻〉
〈ウェポンホルダー〉
〈ガンベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ヤンファ・シャンリーク
器用度 31+1
敏捷度 31+1
筋力  25+2
生命力 21
知力  12
精神力 13

HP 48+2  MP 22+2
フェンサー      9
スカウト       7
アルケミスト     5
エンハンサー     4
プリースト:ヒューレ 3
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《マルチアクション》
9.《防具習熟Ⅱ/非金属鎧》
ex.《必殺攻撃》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
秘伝/CA
《瞬刃》
《天趨刃》

《瞬閃哮》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【ビートルスキン】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
【ヴォーパルウェポン】
【バークメイル】
【アーマーラスト】
装備
砦刀【ヴォルフスシャンツェ】
〈アラミドコート〉
〈籠手〉
〈多機能ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
ほか
エリカ・ケイ
器用度 12
敏捷度 15
筋力  14
生命力 21
知力  25+1
精神力 34

HP 45+2  MP 58+2
フェアリーテイマー 8
セージ        7
アルケミスト     6
エンハンサー     2
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
7.《魔法拡大/数》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
《弱点看破》
秘伝/CA
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
《魔法圧縮/数》
練技・賦術
【メディテーション】
【アンチボディ】
【パラライズミスト】
【バークメイル】
【クラッシュファング】
【ヴォーパルウェポン】
【エンサイクロペディア】
【イニシアティブブースト】
装備
魔銃【シックザール】
〈ソフトレザー〉
〈カトレアの花冠〉
〈祈りのアミュレット〉
〈ガンベルト:活性弾×12〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 28+1
敏捷度 15
筋力  26
生命力 21
知力  30
精神力 24

HP 60+2  MP 52
ファイター      8
ソーサラー      8
コンジャラー     2
エンハンサー     2

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
7.《武器習熟/ソード》
ex.《マルチアクション》
《タフネス》
秘伝/CA
《剛魔撃》
《閃電二撃ち》

《咬破魔刃撃》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
装備
〈フランベルジュ+1〉
〈イスカイアの魔動鎧〉
〈スパイクシールド〉
〈決死の鉢巻き〉
〈赤の眼鏡〉
〈黄鉄鉱のお守り〉
〈ウェポンホルダー〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
〈信念のリング〉
ほか
GM
よし、準備はいいかー。
エリカ
はーい。
GM
よろしくお願いします。
ヤンファ
よろしくおねがいします
ソルティア
よろしくお願いします。
シャルロット
よろしくおねがいします。
GM
では始めましょう。

第二話 前編 「太陽と月の出づる場所」
道程は順調だ。私たちは次々と北へ、北へと向かっていく。
そして私たちはついに霧の領域へと到達する。

私たちの世界に立ち込める霧を晴らす為には、その大本を絶たなければならない。
そしてその為の第一歩として、私たちにとある任務が課せられる。
向かうは、霧の街。みんなの道を切り開く為に。

その途中、私たちは“そこ”に立ち寄ることになる。
澱む空気に、眠れぬ魂、晴れぬ血臭の漂うその場所で、私たちはひとつ過去を知る。
そこは、太陽と月の出づる場所。終わってしまった、けれど終わらぬ呪いの地。


GM
ロース砦の攻略からおおよそ一ヶ月、連合軍はおおよそ順調に進軍を続けていた。
GM
蛮族側からのこれといった激しい反撃も無く、後1,2週間もあれば連合軍は霧の街の目前まで辿り着けるであろうと目されていた。
GM
そして、その霧の街の攻略の為の軍議が本格的に開催され始め、連日連合軍の本部が慌ただしい時期が続いていた。

GM
ある日、君たち4人は、連合軍の軍議の場に召喚されていた。
GM
連合軍は現在、霧の漂い始める領域の手前に陣を敷き、そこに簡易の兵舎や無数のテントを張っている。
GM
その中心にある天幕が現在の連合軍本部とされ、軍議などの会議はほぼすべてそこで行われている。
GM
天幕の中はかなり広い。中ではユリウス、ベアトリス、バルトロメウス、マグダレーナ、フェリシア、ランベルト、イーヴがテーブルを囲んで座っている。そしてユリウスとベアトリスの傍に黒騎士が侍っているという状況だ。
#ユリウス
「よく来てくれた、《アストラム》。空いている場所に掛けてくれ」 ユリウスがそう声を掛ける。
シャルロット
「お呼びいただき光栄であります、ユリウス陛下?」 ぺこ、と頭を下げて、前に歩み出る
ヤンファ
「………」 とは言えども護衛なのでシャルが座る席の後ろに立ちます
ソルティア
「失礼致します、陛下」 陛下に一礼しつつ。隊長のシャルが腰掛けたらこちらも腰掛けよう。
エリカ
「……失礼します」 ぺこ、と頭下げて。みんなが座ったら自分も座ります。
シャルロット
「今日の会議は……」 お題目ぐらいは聞いているのだろうか
#フェリシア
今日のお題目は霧の街の攻略に向けた具体的なお話です、くらいは。
#マグダレーナ
「……揃った所で始めたいが、まだアランが来ていないな」 君たちの着席を確認した後、マグダレーナが言う。
エリカ
「アランさんが?」 あれ、そういえば。見渡せば一人足りない。
シャルロット
「……アランさんは遅刻しないタイプだと思っていたのですが」 忙しいのかしら
#フェリシア
「きちんと言っておいたのに……何をしているのかしら」 続いてフェリシアがため息をつこうとした時に、天幕の入り口が開かれる。
#アラン
「おォ、悪ィ悪ィ。ちょーっと便所が長引いてなァ」 けらけらと笑いながらいつもの調子で入って来るアラン。
エリカ
「……って」 言ってたらやってきたし。
ヤンファ
「……ふむ」 どこかをほっつき歩いていたか
ソルティア
「噂をすれば、と言う奴ですね。お帰りなさい、アランさん」 振り返って微笑みを向けて。
#フェリシア
「……そういうのはもっと早く済ませておきなさいよ」
#アラン
「よォ」 君たち4人にそれぞれ手をあげて応えて。 「仕方ねェだろ、出る時にしか出ねェんだよそういうもんは」
ヤンファ
「陛下達の御前ですので、出来ればそういった発言は控えていただいた方が宜しいかと」 きりっ
シャルロット
「……」 ぅわー、なれないなー
#アラン
「やめろよ背筋が凍る」
ヤンファ
「失敬な」
エリカ
「はあ……」 悪びれない様子に、じと目でアランを見。
#アラン
「……オイオイ、フェリ公に続いてエリカまでそんな目で」
#アラン
「まァ後あれだよ、この空間って息が詰まるからぎりぎりでしか来たくねェんだよなァ」 言いながらどかっと空いた席に着く。
#アラン
その視線の先には、ユリウスやベアトリスが居る。睨んでいるという程ではないが、好意の視線を向けているとも言い難い。対してユリウスとベアトリスは共に気にした風もない。
シャルロット
「体調管理、お気をつけ下さいね。お腹を悪くするっていうのは、笑い事ではなく危険ですし」
#アラン
「おう、サンキュー。ま、もう平気だ」 気にすんなーと手をひらひら。
#ベアトリス
「……さて、これで揃いましたね。それでは、霧の街攻略に向けた軍議を始めると致しましょう」 その視線を意にも介さず、落ち着いた声を発する。
シャルロット
「……」 さて、こちらは基本聞く側だ。話の続きを待とう
#ユリウス
「……では」
#ユリウス
「我々連合軍は、じきに霧の領域へと到達する」 物理的に霧が掛かってる、という意味での霧の領域。
#ユリウス
「そして、距離だけで言えば此処から一週間も掛からぬ内に、霧の街へと到達する事が出来るだろう」
#ベアトリス
「……当然、あちら側の反抗も激化すると予想されますから、凡そ二週間程を見ておいて良いでしょう」
#ベアトリス
「そして、問題となるのがその先、霧の街そのものです」
#ベアトリス
「霧の街については……ルヴェリエ殿、お願いできますか?」 とその切れ長の瞳をイーヴへと向ける。
#イーヴ
「畏まりました」 眼鏡のブリッジを中指で持ち上げてから、顔を上げ直す。
ヤンファ
(霧の街についてあの男が説明……詳しいのかァ?)
#イーヴ
「霧の街は、その名に冠している通り、内部とその周辺を霧に覆われた蛮族側の都市です」
#イーヴ
「しかし、《大破局》以前は人族側ダーレスブルグ王国が所有していた場所であり、その時代の建造物を改修して使用しているものとなっています」
#イーヴ
「霧の街へ至る為の障害は、霧だけではありません。いえ、むしろ霧だけならばそう大した障害にはならないでしょう」
#イーヴ
「霧の街は、その周囲を非常に堅牢な城壁によって囲まれています」
#イーヴ
「そして、それは破壊する事も困難で、備えられた門は内部からしか開く事ができない、と言われています」
#イーヴ
「……では、それをどう開くのか」 イーヴの視線が、バルトロメウスへと移る。
#バルトロメウス
「……」 その視線に静かに頷いて、言葉を引き継ぐ。 「ならば、方法はひとつ。内部より、その門を開きます」
#バルトロメウス
「城壁の内側、霧の街の北東と南東方面に、東側の門を制御する施設が備えられています」
シャルロット
「……つまり、侵入経路がどこかにあると?」 いくつか段階を飛ばした質問を、彼に投げかける
#バルトロメウス
「その施設は、《大破局》以前と状況が変わっていなければ、外部と地下遺跡によって繋がっています」 シャルロットに頷き返してから、そう言葉を紡いだ。
#バルトロメウス
「これが今回、あなた方《アストラム》に協力を要請したい事柄ですが、詳細については一通り全体の説明が終わってから、としましょう」
エリカ
(地下遺跡……) そこから侵入する、ということか。
ヤンファ
「………」 昔の地図などがあれば良いが
シャルロット
「わかりました。引き続きお願いします」
#アラン
「……で、まぁ次は門を開いた後はどーすんの? って話になる訳だ」
#ランベルト
「そこで、我々の技術が役に立つ事になるはずです」
#ランベルト
「〈守りの剣〉は、穢れを持つ者たちの動きを抑制するのに非常に優れた効果を持ちますが……欠点もあります」
#ランベルト
「そのひとつに、儀式を行った場から動かせば、失効してしまう可能性も大きいこと」
#ランベルト
「霧の街内部にて効力を保った守りの剣を持ち込む事が出来れば、蛮族たちの動きを大きく抑える事が出来るでしょう」
#ランベルト
「守りの剣は、魔動機文明時代にその多くが作製され、培われてきた技術です。我々は、その技術を再現し、儀式の効力を保ったまま、長距離間の移動を可能にする手段を生み出しました」
#ランベルト
「その為、此処のような安全な場所で守りの剣の儀式を行なってから、それを霧の街へ持ち込む、という手はずになっています」
シャルロット
「……それは、とてつもないことですね」 運搬するとかくれいじーだぜ
#ユリウス
「確かに、驚くべき技術ではあるが、我が国の技術力をどうか信頼して欲しい」
#マグダレーナ
「そして、霧の街へ進入した後は、街に囚われている人々の救助を最優先としながら、全軍を以って蛮族を制圧する」
#マグダレーナ
「調査によって分かった事だが、現在の霧の街引いてはレーゼルドーン大陸南部の蛮族軍の兵力は、連合軍に比べてしまえば酷く劣っている状況らしい」
#マグダレーナ
「無論、それを理由に油断する事など出来ないが、守りの剣が上手く作用すれば、必ず霧の街を制圧出来るはずだ」
#ベアトリス
「……そして、最終的に《ミストキャッスル》と呼ばれる小さな城へ到達し、“翠将”ヤーハッカゼッシュを討つことで、霧の街の攻略は完了します」
#ベアトリス
「ここまでで何か質問のある方はいらっしゃいますか?」
シャルロット
「……何故? 蛮族軍の兵力が劣るような状況が発生しているのでしょうか」
ヤンファ
……」 シャルと同意見だ。蛮族の兵力が劣っている?あれだけ大きな宣言で討ち滅ぼすと決めた相手だぞ
ソルティア
「確かに、そこは気にかかりますね。南部の勢力が劣っているなら、他の地点に兵力が集中していると考えるのが妥当ですが……」
#アラン
「……んー、そうだな。原因として考えられるのは」
#アラン
「レーゼルドーン大陸の方で、ちらほら蛮族同士のいざこざの話は少なからず上がってたんだ。ここ十数年でな」
#アラン
「それで数が減った……ってのはまぁ、奴らならあるだろ。蛮族なんざそんなもんだ」
エリカ
「蛮族同士で……」 納得できなくもない理由ではあるが。
シャルロット
「……」 お互い様、といったところなのだろうか。あまり良しとできない推測ではあるけれど
#アラン
「無論、ソルティアの言ったように他の場所に戦力を集中させてる可能性もある。が……少なくとも霧の街の周辺にゃ、それらしいもんはほっとんど確認できてねえ」
#アラン
「未確認の地下遺跡でも作ってるとか見つけてんなら話は別だが、その可能性もそう高くねェだろう」
ソルティア
「……レーゼルドーン大陸の概要は、殆ど分かっていないも同然ですからね。蛮族領域を超えた先に人族がいて、そちらと争っている、等の想像は出来ますが……」 想像でしかないのだ。
#アラン
「それならそれでこっちとしちゃ助かるんだがなァ……」
ヤンファ
「………」 ま、この辺は推測でしかないな  「それより、一つ質問があるのですが」 宜しいですか、と
#ベアトリス
「ええ、どうぞ」
ヤンファ
「嘗ては人が所持していた場所とのことですが、遺跡に関して地図などは残されているのでしょうか」
#ベアトリス
「はい、存在しています」
#ベアトリス
「……とはいえ、どれほど正確なものかは分かりませんが。かつて、霧の街からの脱走者が所持していたというものを、こちらで確保しています」
ヤンファ
「では、それは後ほどこちらに?」 渡してもらえるのね
#ベアトリス
「ええ、無論です。お渡しさせていただきますよ」
ヤンファ
「存在するだけでも十分な物かと。有難く使わせていただきます」
ヤンファ
私からは以上です、と添えておいて俺のターンは終わりだ
#ベアトリス
「他によろしければ、皆さんにお願いしたい任務の詳しい話へと移りましょう」
シャルロット
特に聞くこともないか。そっと続きを待とう
#フェリシア
「……それでは」
#フェリシア
「開門の為の施設が北東と南東、ふたつ存在することは先程バルトロメウス殿がお話してくださった通りです」
#フェリシア
「そして、シャルロット殿下方4人には、その南東方面の施設の制圧、および開門操作をお願いしたい、と考えています」
シャルロット
「承知しました」 こくり、とうなずく
#フェリシア
「正しくは、4人と……マグダレーナ様、アラン、もしくは私の内1名を加えた小隊で、ですね」
#フェリシア
「4人には、一足先に別ルートにて遺跡へと向かっていただきますが、残りの1名については遺跡の直前にて合流する予定です」 つまり後編はマグダレーナかアランかフェリシアが参戦、と。
#ユリウス
「もう一方北東側の施設については、バルトロメウスと別の冒険者に協力を要請している」
エリカ
「別の……?」
ヤンファ
「………」 そんなことを任せられる冒険者が他に居たのか
#ユリウス
「ああ、ルキスラ側の、ね。君たち程ではないが、腕はそれなりに立つ者たちだ。それにバルトロメウスを加えれば、問題はないだろう」
GM
※モブです。<冒険者ズ
#ユリウス
「そしてマグダレーナ殿下、アラン殿、フェリシア殿の内2名と、こちらの騎士君たちには、まだ名前を伝えていなかったか。彼はディペナテスと云うが、彼らには本軍の進軍に協力してもらう」
シャルロット
「それなら構いません。作戦前に、一度ご挨拶させていただきたいと思います」 こく
#ディペナテス
「…………」 ディペナテスと呼ばれた甲冑の騎士は、ユリウスに紹介されると静かに頷いて。
ヤンファ
「………」 気味が悪い、とまではいかないが……どこか奇妙な感じがする男だな
シャルロット
「宜しくお願いしますね」 あいさつはしとこう。
エリカ
「……」 なんとなくこっちもぺこっと頭下げた。
#ディペナテス
「……」 言葉は発さず、小さく頭を下げた。
#フェリシア
「それでは、進行ルートについての話を致しましょう」
#マグダレーナ
「では、それは私から」
#マグダレーナ
「前の地図を見てくれ」
#マグダレーナ
「遺跡はこのシェス湖……この東端から少し西に行った場所から、霧の街の内部にまで繋がっている」 地図の前まで進んで、シェス湖の縁をなぞるようにつーと指を動かして
ソルティア
「………」 前に示された地図を見て、ほんの少し眉を顰める。
#マグダレーナ
「遺跡は、どうやらシェス湖の湖底を通っているようだ」
#マグダレーナ
「君たちには、そうだな……大体10日以内に、この入口までたどり着いておいて欲しい」 距離的には超余裕があるよ。
エリカ
「湖底、って……水没してるんですか?」
#マグダレーナ
「いや、水没という訳ではない」
ヤンファ
「湖の下を通路が通ってるようなものかと思われますが」
シャルロット
「んー」 地図を眺めつつ
#マグダレーナ
「湖底のさらに下、その地中を通っているんだ」 青函トンネルみたいな。
エリカ
「あ、なるほど……」
シャルロット
めくるめく水中戦闘かとおもった
ソルティア
水中戦闘とか沈むじゃないですかー!
#マグダレーナ
「まぁ……もしかしたら遺跡の一部が浸水していたりする可能性はあるかも知れないな」
エリカ
「……」 水の妖精の契約を強化しておくべきだろうか……。
#マグダレーナ
「……さて、距離としては随分余裕があるが、あまり早く到着し過ぎても良くない。本隊の準備が揃わぬ内に、君たちが到達してしまってもあまり意味はないからな」
シャルロット
「そうですね……ある程度先んじて出発し、こちらで日程をあわせてみましょうか」
#マグダレーナ
「ここはまだ、通信機の魔動波が届く範囲内だ。簡易中継塔と呼ばれる小さな施設が、インミスティに建造されているからね」 
#マグダレーナ
「定期的に通信さえ行なって、10日後に遺跡の入口に到達してくれれば、後はどのようにしても構わないということになる」
#マグダレーナ
「何か異存のある者は?」
ヤンファ
「………」 付近で常駐できる場所が見つかればいいが
シャルロット
「いえ。ありません。そのあたりはこちらで検討しましょう」
ソルティア
「……ありません。十日後に遺跡の入り口、ですね」 言葉を確認しつつ、そこまでの道のりやかかる時間を考える。
ヤンファ
「私からも異論は御座いません」
エリカ
「……私も、特にはありません」
#ベアトリス
「それでは、遺跡攻略の際の同行者を予め選んでおいていただけますか?」
#ベアトリス
「その後、資金を支給しましょう。拠点で十分に準備をしてから出発なさってください」
GM
ということで、今回は前払いで一人15000ガメルだ
エリカ
わあい
シャルロット
前払い……だとッ!?
ヤンファ
っぱねえ
GM
で、魔動機文明以後のマジックアイテムならば購入は可能としよう。魔晶石や消魔石などの消耗品には制限はない。非売品は別。
ソルティア
後編終了時にまた新たに報酬もらえたりはしないよね?>GM
GM
あ、後編終了時は何か別のイベントで結局貰えるかもね。
GM
ただ、前編と後編合わせての買い物を此処でしておかなければならないのは注意しておいてくれ。
エリカ
魔晶石とか指輪の予備買っておかなきゃ
シャルロット
そうだねえ。予備の魔晶石と……割りそうな指輪腕輪だな
ソルティア
二話終わったらカスタムクレイモアを買うから、その分はとっておかねば。
ソルティア
「……今回は遺跡の攻略、ですから。アランさんに来てもらうのがよいでしょうか」
#アラン
「お? 別にいいぜ? 前線で戦うっつーのも疲れるしなァ」 俺戦わないけど。
ヤンファ
「それに関しては賛同致します……が、遺跡が魔動機文明時代のものであれば、それに通じた者が居た方が良いかとも」
ヤンファ
つまりフェリシアだ、というように彼女を見る
#アラン
「っつーと……」 視線がつつーとフェリシアに。
#フェリシア
「もちろん、私でも構いません。全力でお手伝いさせていただきます」
#マグダレーナ
「……」 私は正直遺跡なんて邪魔だからなぁ、なんて言わないよ。
シャルロット
「……」 大丈夫、私もですから! とお姉様に視線を送りつつ
#マグダレーナ
「……うむ、私は私で、自身の役目を果たすとしよう」
シャルロット
「お二方のどちらでも特に支障はないかと思いますけれど。エリカさんの知識量も、もう一流以上の賢者ですし」
エリカ
「……流石にそれは言い過ぎだけど」
#イーヴ
「いや、シャルロット殿下の仰る通りだろう。最初に会った時よりは、ずっと頼もしい目をしている」 賢者だから分かるんだ。
エリカ
「……そ、そうですか?」 ガチ賢者からフォローが入ってくると思わなかった。軽く動揺。
#イーヴ
「ああ。嘘は言わない」
#フェリシア
「それについては、私からも保証させていただきますよ、エリカさん」
エリカ
「あ、ありがとうございます……」 と言っていいところかわかんないけど。
ソルティア
「アランさんとフェリシアさん……どちらも一長一短ですね。ここは隊長に決めてもらいましょうか」 たいちょーでばんです
シャルロット
「へ? 私ですか?」
ソルティア
「えぇ。こういう事の決定はやはり隊長がするべきかと」 責任転嫁なう
エリカ
「……ええと、まあ、私もソルティアさんと同じ意見」 どっち選んでも一長一短だし。
ヤンファ
「エリカ様の博識振りについては私も同意いたします」 にっこり
エリカ
「……」 凄いウザそうな目したよ。>ヤンファ
ヤンファ
酷い
シャルロット
「ンー……」 ちょっとまってきゃらしみるわ
ヤンファ
「どちらが悪い、ということはありませんから。特にそう悩むこともありません」 直感でも良かろう
シャルロット
「魔動機の遺跡だと、ヤンファさんやアランさんが苦手そうなタイプが相手になる可能性が強いんですけどねぇ……」 スカウトは欲しいよなー
#アラン
「刃の立たねェ相手はやだねェ……」
シャルロット
「ここは、フェリシアさんのお力をお借りしましょう。直近での連携経験も生かせます」 なによりキャラ被りが回避できます
ヤンファ
キャラ被りワロタ
#アラン
ひどい。
エリカ
メタ的理由で除外されるアランさん……
シャルロット
いや実際、どっちでもいいのが正直なPLの意見でサ……
#フェリシア
「畏まりました。お供させていただきます」
ヤンファ
「シャルロット様がそう仰るのであれば」 とフェリシアに一礼
#アラン
「じゃァ俺、姫さんの後ろをこそこそ付いてく役でいい……?」 とマグダレーナに確認しつつ。
#マグダレーナ
「私は構わない」 防護点高いからな。
#フェリシア
「はぁ……」 もうツッコミも面倒くさいわ。
ヤンファ
「マグダレーナ様に無礼を働かぬようお願いします」
#アラン
「お前にだけは言われたくないわァ……」
ヤンファ
「はは、ご冗談を」
エリカ
「……」 横で聞いてるだけでうざいわこのひと!>ヤンファ
#マグダレーナ
「ともあれ、決定だな」
#ユリウス
「……では、会議はこれで終了としようか」
#ユリウス
「各自、解散してくれ」
ヤンファ
「はっ」 と声を張る
シャルロット
「はい。色々用意しないといけませんね」
ソルティア
「はい、了解しました」 と陛下に言って。 「出立はいつにしましょうかねぇ……」 と仲間に問いかける。
エリカ
「はい」 <解散。 「……とりあえず、色々補充しておかないとですね」
#ユリウス
霧の街の攻略の為にも、君たちの働きを期待させてもらうよ」 最後にユリウスは4人にいや、より正確にはシャルロットにそう告げて席を立つ。
シャルロット
?」 妙な台詞に少し首を傾げて
#ユリウス
「ではベアトリス、ディペナテス、行こうか」
#ベアトリス
「はい、陛下」 立ち上がり、皆に一礼してから出ていく。
#ディペナテス
「…………」 同じく、最後まで無言を貫いたまま、二人の傍に付いていく。
エリカ
ぺこ、とベアトリスに頭下げ返した。
ヤンファ
「………」 いけ好かない男だな、と思いつつ一礼してお見送り
シャルロット
「ま、一度戻って相談しましょう」
#バルトロメウス
「それでは、我々も失礼しましょう。ランベルト教授、イーヴ殿、魔動機の調整状況をこちらにもお教え下さい。私から現場に伝えておきましょう」
#イーヴ
「ああ」 言葉少なに眼鏡を整えながら立ち上がり
#ランベルト
「了解した。……ああ、調整には家の娘が参加してしまっているが、どうか大目に見てやってくれ」 と頭を抱えながらバルト&イーヴと出ていこう。
ヤンファ
「………」 やっぱり居るのかあの娘
シャルロット
来てるなら、またぞろ相談でもしにいこうかしら……あんねっち
#フェリシア
「それでは、私はあちらで合流させていただきます。くれぐれもお気をつけて」
シャルロット
「ええ、また後ほど」
ヤンファ
「はっ、後ほどに」
#フェリシア
「……」 ジト目>ヤンファ
ヤンファ
「あァ、もう良いか」 あの男いねえし
#アラン
「っつーわけで、俺は本軍の手伝いに行ってくるわァ」
#マグダレーナ
「何か必要なものがあれば言ってくれ。出来る限りこちらで用意しよう」
ソルティア
「………」 思案顔しつつも、とりあえず出て行く人達に一礼をする。
ヤンファ
遅れるといけないし、早めに行っても待機できるような場所って地図から探せるかい>GM
GM
1,2日くらいならキャンプが余裕な場所は探せるよ(判定なしに
シャルロット
ちらちらとソルティアに視線を送りつつ。
シャルロット
「……」 じー >ソルティア
ソルティア
「………」 無言で席を立って、地図を見る。視線の先は、シェス湖の端、南南東の辺りだ。
ヤンファ
「ン、どうしたソルティア」
ソルティア
「いえ……その」 珍しく、歯切れ悪く答える。
エリカ
「とりあえず、魔晶石なんかと……あとは……と」  「ソルティアさん?」 どうしたんだろ。
ヤンファ
「作戦が始まったら言いたいことも言えるか解らねえ。今のうちだぜェ?」 
ソルティア
「それはそうなんですが……」 困ったように笑い。
シャルロット
「……さて、お姉様のところにちょっと提案でもしに行きましょうか……」 ソルの様子を見た後、得心がいったとばかりに頷いて
ヤンファ
「……お前はいっつも笑って誤魔化すなァ」 肩を竦め
ソルティア
「……他に方法を知りませんからね」 少し俯いて。
エリカ
「……」 どうも話しづらいことみたいだ。突っ込んで聞くべきかどうか。
ヤンファ
「ま、言いたくないなら構わねえが作戦に支障は出すなよォ?」 
シャルロット
「支障は出ませんが、少々探索の幅を広げてみるとしましょうか。……“そこ”なんですね、ソルティアさん?」 チラ、と視線を送る
エリカ
「……? そこ、って何?」 怪訝そうにシャルロット見て。
ソルティア
「………」 少し逡巡するように視線を彷徨わせるが、もう一度顔を上げて。 「えぇ」 とシャルロットに頷き返す。
ソルティア
「……遺跡へ向かう途中、寄って行きたい所があるんですが……宜しいでしょうか」
エリカ
「寄り道……ですか?」
ヤンファ
「………」 ふむ。何か知らない話が二人の間にあるようだが
ソルティア
「……大丈夫です。遺跡の入り口を通り越して、少し行ったところです」
シャルロット
「……じゃ、後は相談し合って置いてください。私はお姉さまに相談してきますので」 自分で話す気があるならば、ソルティアに任せよう。
シャルロット
そういうわけで私は後を任せてお姉様のところへいこう。
ヤンファ
「あァ、また後でな」
エリカ
「……」 何か知ってるのか。微妙に釈然としない気分でシャルロット見送る。
ヤンファ
「で、俺は別に構わねえが、進行に間に合わないようならパスするぜ」
ソルティア
「……大丈夫です。遺跡の入り口を通り越して、少し行ったところです」
エリカ
「……何処に寄るんですか?」
ソルティア
「……… 故郷へ」 長く間を空けて、口の中で呟くように言う。
ヤンファ
「ふゥん……?」 地図の方を見て、その場所を眺める
エリカ
「故郷、って……」 こんなところに、と思ったが、以前言って居たところか。
エリカ
「……そう時間を使わないなら、私も、構わないと思いますけど……」
ソルティア
「……今のうちに、墓参りを済ませておきたいので。一度離れては、いつ戻ってこられるか、分かりませんから」 寂しげな微笑を浮かべて。
GM
ちなみに行って帰ってきても余裕で10日後までには遺跡入口つけます。
ヤンファ
「素直じゃァねえなァ。このタイミングで言うっつーことは……追ってるモンに関係があんだろォ?」
ソルティア
「ルナが、墓を建てたそうです。シャルロットさんから、そう伝言されまして」
エリカ
「……あの子が」 意外そうに言う。人の墓なんて、建てるような子だとは思わなかったのだ。
ヤンファ
「……そうかァ」 ルナティアが、という部分には大して触れずに頷いた
ソルティア
「ですから、墓参りで合っています。……それ以上の何かがあるかもしれない、とは思っていますが」 確信があるわけじゃない。
ヤンファ
「オーケィ。なら時間も掛からねえな。早めに出発して行くとすっか」
エリカ
「……解りました」
ソルティア
「ま……何もなくても、野営くらいは出来るでしょうし、ね。放棄されて長いですが、家の外観くらいは、残ってるでしょう」
ヤンファ
「まァ、その辺の首尾はこっちに任せとけ」
ソルティア
「……お願いします」 とヤンファに告げて。 「……では、出発の準備をしてきますね」
ヤンファ
「そうと決まったならちゃちゃっと必要なモン揃えに行こうぜェ」って感じで俺も出て行こう
エリカ
「あ、はい。私も」 準備しに向かいます。
ソルティア
アイテムと、後長持ちするようにした花でも買っていこう。
エリカ
買うっていうか、摘んでいかないといけない気がします。

GM
では、駐屯地内の天幕のひとつ、マグダレーナの天幕へと足を運んだ、でいいかな。
#マグダレーナ
「んシャルロットか、どうした?」 椅子に座って、これからの進軍予定などを確認しながら、顔をあげて。
シャルロット
「お邪魔します。ちょっと行軍についてご相談が」
#マグダレーナ
「ああ、何でも気軽に云うといい」 手元の資料を机の上に置いて、シャルロットをまっすぐと見よう。
シャルロット
10日間の猶予を利用して、少し寄り道したい場所があるのです」 と話を切り出した。
#マグダレーナ
「……ほう? それは一体何処だろうか」
シャルロット
「湖の南南東……この辺でしょうか」 地図ぐらいあるだろう。それを指し示して
#マグダレーナ
「此処に一体何がある?」
シャルロット
「ソルティアさんとルナの……故郷、とのことです。ルナから、ソルティアさんへ機会があれば立ち寄れと、そうご伝言を賜っていました」 私も、まさかこんな場所だと聞いたときは思ってませんでしたけど、と付け足して
#マグダレーナ
「……ふふ、済まない。実は前半については知っていた」 後半の、彼女から言伝があったことは知らないが、と付け加えて。
シャルロット
はい?」 ほわい?
#マグダレーナ
「……彼ソルティアの素性については、こちらでも少し調べさせて貰っていた」
#マグダレーナ
「詳しい話は、私からは語るまい」 直接、本人がしたいと思った時にしてもらうものだ、と。 「だが、彼がルキスラへと渡り、さらに公国軍へやってきた時期、“死神”の活動開始の時期などから考えれば……彼が何処の出身かは自ずと見えてくる」
シャルロット
「……なんでまた?」
#マグダレーナ
「……流石に、妹の傍に置かせる者を上辺だけで判断する訳にはいかないだろう?」
シャルロット
「……そうでしたか。ご心配おかけしましたか?」 詮索をするだけの理由は、色々あるだろうけど
#マグダレーナ
「いや、彼が君に害をなすとは、毛程も思っていない」
シャルロット
「そうでしたか。ありがとうございます」 私の仲間への信頼に対して頭を下げ
シャルロット
「ソルティアさんは、上辺しか触れられませんしね。その辺りは非常にもどかしいのですが
#マグダレーナ
「そこに、君が良い影響を与えられると私は思っている。逆に、彼からは冷静に物事を見る姿勢を教わったようにも思うからね」
シャルロット
「冷静かどうかは自信がありませんが。外へ出るまで知りませんでしたが、私は激情家のようですし」
#マグダレーナ
「感情的で構うまい。本当に大事な事さえ見失わなければ、ね」
シャルロット
「ともあれ……ルナがわざわざご伝言を残された理由も気になる以上、立ち寄りたいなと」
#マグダレーナ
「……ま、そういう訳で予め日数にはかなり余裕が出るように作戦を提案しておいた訳だ」
#マグダレーナ
「是非とも寄って来るといい。《呪音事変》の謎にも、何かしらの手がかりが得られる可能性も0ではないだろう」
#マグダレーナ
「……まぁ、情報よりも何よりも、君たちが何事もなく用事を済ませられることを願っておくよ」
シャルロット
「流石です、お姉様。では、確かめて参りますね」 何があるのか。何もなくただ墓があるのが一番なのだけど
#マグダレーナ
「うん、行って来なさい」
シャルロット
「はい!」 ぺこ、と頭を下げて、その場を立ち去ろう

GM
魔動機調整用の区画で、イーヴへと取り次いでもらったシャルロットは、人ごみから少し離れた場所でイーヴと二人で話す機会を得た。
#イーヴ
「……ふむ、シャルロット殿下が私に直々に、一体どのような御用なのですか?」
シャルロット
「お忙しいところ申し訳ありません」
#イーヴ
「いえ、構いません。魔動機に関しては、私など居らずとも問題はないでしょう」
シャルロット
「少し気になることが……一度遺跡に向かうと、機会は先になってしまいそうだったので」
#イーヴ
「ええ、どうぞ」
シャルロット
「可笑しな話とは思うのですが……人は、二つ以上の神の声を聞くことが可能だと思いますか?」
#イーヴ
「……二つ以上の神の声?」
シャルロット
「私は騎士神ザイアが使徒です。が……異なる加護の力を、私は行使できるようになりました」
#イーヴ
「……基本的に、人は同時に一柱の神の力による奇跡しか行使できないものであるはずです」
#イーヴ
「それが騎士神のものではないと、確信がおありなのですか?」
シャルロット
「我が神に、盾の守護はあれ剣の守護は持ちえません」
シャルロット
「先の戦さらには、ある戦いで私はそれを手にしている」
#イーヴ
「……ある神の神官が別の神の神官となれば、元の神の神官としての力はすべて失われます」
#イーヴ
「それは、ライフォスとザイアのような密接な関係を持つ二柱の間であっても変わりません」
シャルロット
「……ですが、私は今だザイアが使徒です」 確かな力を、喪失したという感覚はない
#イーヴ
「……となると、神聖魔法とは違うものであるのか、それとも例外的に2つの神の奇跡を同時に扱えるようになったのか」
#イーヴ
「先程基本的に、と申した通り、まったく先例が無い訳ではありません。与太話の類になってしまいますが……」
シャルロット
「神ではない何か、ということでしょうか。……判らないですね」
#イーヴ
「……ふむ、そうですね」
シャルロット
「もう一つ。私が扱えるその加護は、“ある特定の何か”に対しての特化付与です。先の戦では蛮族に、以前の戦いでは……神族に、その効力を発揮した。何か、心当たりはないでしょうか?」
#イーヴ
「……蛮族と、神族に?」
#イーヴ
「その神族というのが、ダルクレムなどに連なる存在ならば、穢れなどの共通点を見出す事が出来るかも知れませんが……」 どうもそうは感じない、と。
シャルロット
「“アレ”は……穢れは持ち得ないと、思います」 私と同じだと、そういうのであれば。その辺りはまだなんとも言えず口にはしないが
#イーヴ
「となれば、穢れでもない……か」 顎に手を当てて考えて
シャルロット
「種族ではないように私は感じるのですが……通用するかは“感じ取れる”のですが、それが何かは全くわからず」
#イーヴ
「……成程。残念ながら、そのような話は私も聞き及んだ事がありません。《大破局》以前のダーレスブルグ王国に秘密があるのかも知れませんが……有力な史料は殆ど発見されていない状況ですから」
シャルロット
「まだ、あまり多くの方に相談して回るのも気が引けていたので……イーヴさんに相談に来たのですが」 お姉さまとかはもう話してあるだろうけど
#イーヴ
「ひとつ、ご提案をさせていただきましょう」
シャルロット
「提案というと?」
#イーヴ
「いずれ……この戦いが終わった頃になるでしょうが、“蒼き観測者”という者を訪ねてみると良いでしょう」
#イーヴ
「者といっても、それは人ではありませんが」
シャルロット
「蒼き……観測者?」 
シャルロット
「竜とか……或いは不死者とかですか?」 人じゃないなら、観測手になるのはそのあたりだ。
#イーヴ
「ええ、ご名答です」
#イーヴ
「その時になれば、また詳しくお話させてもらいますが、このレーゼルドーン大陸には古くから生きる蒼き竜が存在しています」
シャルロット
「そんな方が……」
#イーヴ
「《大破局》さえ、どちらにも加担せずにただその歴史を見守って来た存在。決して多くを語る事はないと言われていますが……彼ならば、何かしらの知識を持っているでしょう」
シャルロット
「……そうですね。未来のことになってしまいますが、少し考えて起きましょう」
#イーヴ
「基本的に深い山に閉じ篭って、滅多に出てくる事がない為、見る事ができた者は幸運になるなどという噂も立っている存在ですが、捜索の助力ならば私にも可能でしょう」
#イーヴ
「ええ、心の隅に留めておかれるのがよろしいかと」
シャルロット
「その際は、イーヴさんの知識の一つとして納められるよう、得たものをご提供することとしましょう」 微笑んで返すと、満足いった、というように礼を言う
#イーヴ
「楽しみにさせていただきます」 笑みは浮かべないが、不機嫌ではないようだ。
シャルロット
「お時間お取りしました。私は発つ準備へ向かおうと思います」
#イーヴ
「お気になさらず。あまり人混みの中に居るのは得意ではないもので」 むしろ助かったと。
#イーヴ
「それでは、ご武運を」
シャルロット
「ええ。期待して待っていてください」 握りこぶしを見せて笑うと、きびすを返して駆け出していこう


 以後、暫く各人の買い物申告。
 基本的には魔晶石や能力増強指輪(腕輪)など。ヤンファは〈ウサギのピアス〉〈迷彩ローブ〉などのスカウト向け装備も購入。
 キャラクターシートの更新が終わったところで、次の場面へ。

GM
では、ソルティアの提案を受け入れてその故郷へと向かう方向で。