登場人物
“気まぐれな死神”ルナティアLunatear
「あなたを、殺しに来たわ」
[ナイトメア/女/不詳]
ザルツ地方で暗躍する凄腕の凶手です。
コンタクトを取る事は困難ですが、要求する対価は非常に安価であり、彼女を利用して政敵を葬ろうとする者たちは決して少なくありません。
同時に多くの政治家たちから警戒されている人物ではありますが、彼女から殺しの予告状を受け取った者で、彼女の魔手から逃れられた者は存在しないと言われる程です。
彼女がターゲットとして選ぶ相手はこれといった法則もなく、何処かの組織に所属している訳ではないようですが、金銭目的とも思えず、その目的は謎に包まれています。
“無毀なる紅玉”アイゼル・バーガンディス Izel Burgundys
「どんな世であっても、わたしはわたしであるだけ。わたしの望むことを成すだけよ」
[ルーンフォーク/女/7歳]
ルキスラ帝国の〈蒼き雷の剣亭〉に所属していた冒険者です。
《黄金戦役》の最後の戦いである《パンテーラの戦い》にてドゥラージュを直接討ったパーティのメンバーでもあり、ルキスラ帝国民からは英雄視されています。
自由と誇りを重んじる人物であり、皇帝からの爵位の下賜を辞退し、その後も冒険者として活動を続けていました。
しかし、ある時を境に彼女は忽然と姿を消し、現在も杳として行方は知れていません。
“賢神の申し子”イーヴ・ルヴェリエ Yves Leverrier
「ならば、賢神の叡智は君を助けるだろう」
[エルフ/男/97歳]
ルキスラ帝国の〈蒼き雷の剣亭〉に所属していた冒険者です。
《パンテーラの戦い》の影の功労者とも言われ、その二つ名の通り、賢神の神官として仲間たちを導いたと言われています。
アイゼル・バーガンディス同様、《黄金戦役》の後にルキスラを去り、人々の前から姿を消しました。
ザルツの片田舎で、彼が経験した出来事を書に認めながら隠遁生活をしているとの噂もあります。
“不滅の銀竜”ヴィルフリート・クラウゼヴィッツ Wilfried Krausewitz
「戦いにはとうに飽いた。が、人族の足掻く様を見るのは悪くない」
[ドレイク/男/300歳以上]
《大破局》の際と、その後に幾度かその姿を人族の前に現したというヴァルクレア城の城主です。
美しい銀髪を持つ美丈夫で、少なくとも伯爵級のドレイクを軽く凌駕する実力を備えていると言われています。
《大破局》の終わり際、人族によって討たれましたが、その後レーゼルドーン大陸にて特徴の一致するドレイクの目撃例がいくつもあり、今も尚ヴァルクレア城に潜み、人族の世界を狙っているのではないかと噂されます。
そのエピソードから彼は「不滅」という二つ名を冠することとなり、彼を倒し、ヴァルクレア城を陥落させれば、レーゼルドーン大陸の南方を奪還することが出来るでしょう。