虚ろの輪音

第三部 最終話「再動-私たちの世界-」 - 01

シャルロット・イエイツ=ヘリオドール
器用度 38+4
敏捷度 38+4
筋力  21
生命力 28
知力  32+4
精神力 30

HP 76+2  MP 90+2
ファイター     11
プリースト:騎士神  9
エンハンサー     7
ソーサラー      5
レンジャー      5
マギテック      4
コンジャラー     2
戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/盾》
5.《防具習熟Ⅱ/盾》
7.《マルチアクション》
9.《両手利き》
11.《防具の達人》
ex.《魔法拡大/数》
《タフネス》
《治癒適性》
秘伝/CA
《地這刃》
《活人撃》
《閃電二撃ち》
《ストレイフレイド》
《不動堰》
《剛魔撃》
《天地織奏》
《光影星煉撃》

《咬破魔刃撃》
《瞬閃哮》
《黎光閃》
《饗宴の四重奏》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【キャッツアイ】
【ビートルスキン】
【メディテーション】
【スフィンクスノレッジ】
【ケンタウロスレッグ】
【デーモンフィンガー】
装備
〈ファランダレス=ウラヌス〉
〈ファランダレス=ユピウス〉
〈クロト=ムネモシュネ〉
〈女神のヴェール〉
〈祈りのアミュレット〉
〈ウェポンホルダー〉
〈信念のリング〉
〈月光の指輪〉
〈ガンベルト〉
〈跳躍の羽〉
〈フルオプション・マギスフィア〉
ほか
ヤンファ・シャンリーク
器用度 44+1
敏捷度 44+1
筋力  30
生命力 30+10
知力  13
精神力 18+6

HP 73+2  MP 45+2
フェンサー     11
スカウト      11
プリースト:剣神   7
エンハンサー     7
アルケミスト     6
戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
2.《防具習熟/非金属鎧》
3.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《マルチアクション》
9.《防具習熟Ⅱ/非金属鎧》
11.《防具の達人》
ex.《必殺攻撃》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
《影走り》
秘伝/CA
《瞬刃》
《天趨刃》
《刃狼哮》

《瞬閃哮》
《風の導き》
《饗宴の四重奏》
《刹風刃》
《真・人狼哮》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【ビートルスキン】
【ケンタウロスレッグ】
【デーモンフィンガー】
【リカバリィ】
【クリティカルレイ】
【パラライズミスト】
【ヴォーパルウェポン】
【バークメイル】
【アーマーラスト】
【コンセントレーション】
装備
〈ヴァイケリオン=マルサレス〉
〈フローズヴィトニル〉
〈籠手〉
〈男神のキッパー〉※1
〈ウサギのピアス〉
〈多機能ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
ほか

※1 … 〈女神のヴェール〉と同効果の男性専用代替品。ハウスルールで規定。
エリカ・ケイ
器用度 15
敏捷度 22
筋力  15
生命力 27
知力  36+6+1
精神力 51+6

HP 60+2  MP 105+2
フェアリーテイマー11
セージ       11
エンハンサー     8
アルケミスト     6
戦闘特技
1.《魔法誘導》
3.《魔法収束》
5.《魔法制御》
7.《魔法拡大/数》
9.《MP軽減/フェアリーテイマー》
11.《キャパシティ》
ex.《魔法拡大/時間》
《鋭い目》
《弱点看破》
《マナセーブ》
秘伝/CA
《宴は終わらず》
《我らが舞は唯一人の為に》
《魔法圧縮/数》
《その奏で、絶える事なく》

《風の導き》
《饗宴の四重奏》
《安らぎの舞踏会》
練技・賦術
【メディテーション】
【アンチボディ】
【ストロングブラッド】
【チックチック】
【スフィンクスノレッジ】
【リカバリィ】
【ビートルスキン】
【ワイドウィング】
【パラライズミスト】
【バークメイル】
【クラッシュファング】
【ヴォーパルウェポン】
【エンサイクロペディア】
【イニシアティブブースト】
装備
魔銃【シックザール】
〈ディ=ペナテス〉
〈マナコート〉
〈カトレアの花冠〉
〈ヘルクリウス〉
〈祈りのアミュレット〉
〈ガンベルト:活性弾×12〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ソルティア
器用度 34+1
敏捷度 19
筋力  32
生命力 32+5
知力  35+5+2
精神力 38+5

HP 85+2  MP 94+2
ファイター     11
ソーサラー     10
コンジャラー     7
エンハンサー     6
レンジャー      3

戦闘特技
1.《魔力撃》
3.《防具習熟/金属鎧》
5.《防具習熟Ⅱ/金属鎧》
7.《武器習熟/ソード》
9.《武器習熟Ⅱ/ソード》
11.《防具の達人》
ex.《マルチアクション》
《タフネス》
秘伝/CA
《剛魔撃》
《閃電二撃ち》
《日輪天球閃》

《咬破魔刃撃》
《饗宴の四重奏》
《刹風刃》
《総て穿つ神の槍》
練技・賦術
【ビートルスキン】
【キャッツアイ】
【メディテーション】
【ストロングブラッド】
【デーモンフィンガー】
【スフィンクスノレッジ】
装備
〈ソール=リオス〉
〈スパイクシールド〉
〈リーヴスラシル〉
〈決死の鉢巻き〉
〈赤の眼鏡〉
〈黄鉄鉱のお守り〉
〈野伏の威風堂々たる炎武帝のマント〉
〈ウェポンホルダー〉
〈ブラックベルト〉
〈韋駄天ブーツ〉
〈信念のリング〉
ほか

アラン・ディーリアス
器用度 38+2+1
敏捷度 47+2+2
筋力  24+2
生命力 27+2
知力  17+2
精神力 21+2

HP 77+2  MP 50+2
ファイター     11
プリースト:始祖神  9
スカウト       9
エンハンサー     6
セージ        5

戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
3.《防具習熟/非金属鎧》
5.《武器習熟Ⅱ/ソード》
7.《回避行動》
9.《マルチアクション》
11.《魔法拡大/数》
ex.《挑発攻撃》
ex.《薙ぎ払い》
《タフネス》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
《鋭い目》
秘伝/CA
《猛鬼嘲童》
《剣尊神速》
《閃電二撃ち》
《聖戦士の誓い》
《神聖なる福音》

《饗宴の四重奏》
《安らぎの舞踏会》
《総て穿つ神の槍》
練技・賦術
【ガゼルフット】
【アンチボディ】
【ストロングブラッド】
【キャッツアイ】
【デーモンフィンガー】
【メディテーション】
装備
〈ヴィナディーテ〉
〈静流底深〉
〈カイトシールド〉
〈風切りのサーコート〉
〈聖印〉
〈ひらめき眼鏡〉
〈幸運のお守り〉
〈サーマルマント〉
〈多機能ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
〈キングロバーの指輪〉
ほか
フェリシア・エアハート
器用度 41+1
敏捷度 42+1
筋力  18
生命力 25
知力  22
精神力 25

HP 58     MP 52
シューター     11
フェンサー     10
マギテック      9
セージ        6
エンハンサー     6

戦闘特技
1.《武器習熟/ソード》
3.《両手利き》
5.《二刀流》
7.《射手の体術》
9.《魔法拡大/数》
11.《MP軽減/マギテック》
ex.《マルチアクション》
《鋭い目》
秘伝/CA
《デュアルアクション》
《百花繚乱》
《エクステンド・レイン》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【メディテーション】
【ストロングブラッド】
【ケンタウロスレッグ】
【デーモンフィンガー】
装備
〈クロノ=ルヌス〉
〈フリッサ+1〉
〈マンゴーシュカスタム+1〉
〈デリンジャー+1〉×4
〈転換の首飾り〉
〈韋駄天ブーツ〉
ほか
ルナティア
器用度 47+4+1
敏捷度 51+4+1
筋力  30
生命力 24
知力  20
精神力 28+4

HP 93+2  MP 68+2
ファイター     13
スカウト       9
マギテック      7
エンハンサー     7
ソーサラー      5
戦闘特技
1.《武器習熟/アックス》
3.《回避行動》
5.《マルチアクション》
7.《武器習熟Ⅱ/アックス》
9.《練体の極意》
11.《武器の達人》
13.《頑強》
ex.《薙ぎ払い》
《タフネス》
《トレジャーハント》
《ファストアクション》
秘伝/CA
《閃電二撃ち》
《紫月光》
《十六夜封陣》

《黎光閃》
《刹風刃》
練技・賦術
【キャッツアイ】
【ガゼルフット】
【マッスルベアー】
【アンチボディ】
【デーモンフィンガー】
【ケンタウロスレッグ】
【リカバリィ】
装備
〈ル=セレン〉
〈ブルームーン〉
〈アラミドコート〉
〈サーマルマント〉
〈ブラックベルト〉
〈軽業のブーツ〉
ほか


虚ろの輪音 最終話 「再動-私たちの世界-」
歩いて来たのは、途方も無い困難の道。
幸福や喜びより、苦しみや悲しみの多い日々。
ただ自分と、仲間を信じる事だけが唯一歩む方法だった。

その旅路の先に訪れた最果ての地。
この虚ろな世界に終止符を打ち、私たちの世界を再び動かす為の、決戦の場所。

道を選ぶのは、自分自身の意志だ。
どれだけ辛くても、何度転ぼうとも、私たちは立ち上がり、足を踏み出していく。
そんな強さと弱さを、私たちは手に入れたから。

私たちは、手を伸ばす。
無数の星々が輝く、色鮮やかな世界に

前編 「越えるべき壁」

GM
〈デミ・カルディア〉の加護によって、アレクサンドリアに対抗し得る術を得た君たちは、ついに《虚空楽土》へ乗り込む為の算段をつける為に公城内の会議室に集まっていた。
GM
ユリウスやマグダレーナを始めとした面々が居ない会議室は、少し物寂しい。
GM
今この場に居るのは、アラン、フェリシア、ルナティア、バルクマン、ロートシルト一家に、イーヴだ。カエルレウスはあの後、城の中庭に鎮座しているままだ。
#アラン
「さて、そんじゃァ、始めるか」
シャルロット
「ええ。先ずは、状況の確認です」 あれから、お姉様たちはどうなったかわからないか
#アラン
「《インペリアル・センダー》での一件以降、アレクサンドリアからの積極的な妨害は無い。これはつまり……ユリウスや姫サンたちのお陰で、アレクサンドリアは決して無視できないダメージを負ったと見ていいだろう」
#フェリシア
「あの後も帝都の護りに努めていらっしゃるバルトロメウス殿からの話によると、《インペリアル・センダー》の最上階には……聖女の姿も、ユリウス陛下やマグダレーナ様らの御姿も見当たらなかったそうです」
#アラン
「アイツらがどうなったのかは分からねえが……そっちを捜している時間は今の俺たちには無い」
ソルティア
「えぇ、そうでしょう。今となっては彼らの身が心配ですが……」
ヤンファ
「あァ。今俺らがやるべきは一つだ」
#アラン
「……振り向いてる暇は、無ェからな」
#バルクマン
「……またいつ聖女が回復し、妨害を仕掛けて来るかが分からん以上はな」
ソルティア
「無事だと信じて、駆け抜けるしかありません……」 こくり頷き。
#フェリシア
ならば、私たちが為すべき事はひとつです。それは、敵の本拠である《虚空楽土》へ乗り込み、〈救世の弔鐘〉を破壊し、アレクサンドリアを止める事」
シャルロット
「……」 ぎ、と歯軋りして、前を見る  「そうですね。ソレを成すことが、私たちの出来る最大の事です」
#ランベルト
「そして、その為の手段が我々の手の中に、という訳だ」
#アンネリース
「その手段というのが小型武装飛空艇《ロンギヌス》。私たちが此処しばらくで造ってた船」
ヤンファ
「ランベルト、そっちの準備は?」
#ランベルト
「ああ、出来ているとも」
#アンネリース
「戦艦に比べれば数段見劣りはするけど、このサイズの飛空艇としては破格の艤装が施してある」
シャルロット
「完成したんですね!」
#エドゥアルト
「ああ」 シャルに頷いて 「魔動磁砲、っつーよく分からんがとんでも威力なモンも積んでるらしいぜ」
ヤンファ
「オイオイ、物騒なモンつけたなァ」
#アンネリース
「魔動磁砲は、あの神使であろうと、命中すれば多分一撃で落とせる威力はある。はず」 コンヴィクションが無くても大丈夫な下位の者たちだけ、という制限はあるが。
エリカ
「あ、あれを一撃で……?」
#エドゥアルト
「ま、乱発は出来ないらしいがな」
#ルナティア
「……よくこの短期間で完成させたものね、そんなもの」
#ランベルト
「ある程度は、元々あったものを流用したに過ぎないからね」
ソルティア
「……下手をすれば、戦艦に匹敵しかねませんね」
#ランベルト
「本来ならば、帝国の最新鋭の戦艦を利用できればよかったのだが……アレを起動することが出来るのは、ユリウス陛下だけでね」
ソルティア
「現状では望めない、と言う事ですか……」 行方不明の陛下
#フェリシア
「……ええ、致し方ありません」
#ルイーゼ
「ま、それはもう仕方ないってことで諦めるしかないとして」
エリカ
「だったら、今使えるので、やるしかないですよね」
ヤンファ
「まァ、無いもんねだっても仕方ねえだろ」
ソルティア
「えぇ。それを補う為に頑張ってもらったんですからね」 頷き。
#ルイーゼ
「《ロンギヌス》を操縦してみんなを運んでいくのがこのエドゥアルトよ」 ぐい、とエドの肩を押す。
ヤンファ
「……お前寝たのか?」 大丈夫かよ
#エドゥアルト
「ああ、昨日は割とばっちりな」 お前らがせこせこやってる間に。
#ルイーゼ
「この中で、一番飛空船の操縦が上手いのはこの子。ランベルトやアンネなんて歯牙にも掛けないくらいにね」
#ルイーゼ
「座学とかは嫌がるけど、魔動機械の操縦に関してはそんなに面倒臭がらない上に、才能抜群なのよ。ちょっと親ばかっぽいけど」
#エドゥアルト
「別に心配しなくてもアンタは元々アンネに対して親馬鹿だろうが……」
ソルティア
「天性の才能と言う事ですね」 魔動機アレルギーの僕には羨ましい話です。
シャルロット
「あはは……頼りにしてますよ」
#エドゥアルト
「まぁ、そういう訳で皆の乗る飛空船を操縦するのは俺だ。面倒臭ェが、それ以上の面倒を防ぐ為だからな。一日くらいは全力でやってやるよ」
エリカ
「あ……でも、私達以外であそこに近づいて平気なんでしょうか」 虚音、出てないのかな。
#アラン
「よっぽど近付けば間違いなくやべェだろうが、ある程度までなら問題ねェと思うぜ」
#アラン
「アレクサンドリアが帝都に現れた時も、俺たち以外の人間にも影響は出なかった」
ソルティア
「彼女単独では、強い虚音を発する事は出来ないのでしょうかね……?」 だから中継塔に頼ったんだろうか。
#フェリシア
「恐らくは、そうでしょうね」
エリカ
「そういえば、確かに……」 飛行船の中にルイーゼさんいたけどけろりとしてたしな。
ヤンファ
「言われてみりゃァ、そうだな」
#アラン
「《虚空楽土》自体に、《虚音》を流すような機能がありゃ問題だが、その場合は、途中からカエルレウスに乗り換える」
シャルロット
「の、乗りかえって……」 とんでもないな
#イーヴ
「……とはいえ、かの“観測者”も、今は万全の状態ではない」
エリカ
「……どういうことですか?」
ヤンファ
「今は、って。何かあったのか?」
#イーヴ
「〈デミ・カルディア〉を使わせるということは、彼にとっても尋常ならざる事態ということさ」
ソルティア
「……まさか、魔剣を取りに行く際に?」
#イーヴ
「それでも間違っていないが」  「一番よく“観測”することが出来るのは、自分の身体だそうでね」
エリカ
「それって……ええっ……!?」
シャルロット
「体内に秘めていたというのですか……!?」
#イーヴ
「私も信じてはいなかったが、どうやら真実だったようだ」
ヤンファ
「オイオイ、無理してんなァ……まァ、どいつも今回ばかりは見逃すトコだから良いが」
ソルティア
「それは……また」 絶句した。
ヤンファ
「ドレイクが魔剣の力を体内に宿してるのと似たようなモンか」
#イーヴ
「かもしれないな」
#イーヴ
「……まぁ、ヴィルフリートに関しては、ただのドレイクではないだろうがこれも余談だ」
ヤンファ
「………?」 ただのドレイクじゃない?
エリカ
「……?」 どういうことだろう。
ヤンファ
「……まァ、今はそんな話じゃァないな」
ソルティア
「はぁ……」 相変わらず意味深な人だな。
#アラン
「ま、そういうことで、基本的にゃ《ロンギヌス》で行くってこったな」
#ランベルト
「そして、私とアンネリースが副操縦士を担当しつつ、敵襲に備え、艤装……その中でも魔動電砲や機銃を操作することになる」
シャルロット
「了解しました。一泡吹かせてやりましょう!」 よっしゃ! とばかりに
ヤンファ
「一泡じゃァ済ませるつもりなんざ無いぜェ」 くっくっくと笑い
#アンネリース
「……でも、私とパパだけじゃ、ちょっと手が足りない。だから」 アンネリースの目が、フェリシアとルナティアを向く。
#ランベルト
「フェリシア殿とルナティア君にも、手を貸して貰いたい。フェリシア殿については言わずもがなだが、君も恐らく、相当の魔動機師なのだろう」
#アンネリース
「シャルロットとあなたに渡した【フェイス】の仕様書は、魔動機術をちょっと齧ったくらいじゃとても読めないものだから。あれが読めたあなたなら、造作も無いこと」
#ルナティア
「………………」
シャルロット
「なるほど……私ではちょっと足りませんかね?」 魔動機術的に
#フェリシア
「ええ、もう少し踏み込んだ知識が必要のはずです」
ソルティア
「……ルナ、大丈夫?」
#フェリシア
「ルナティア」 ルナティアへと真っ直ぐ目を向けて。
#フェリシア
「貴女にも相応の事情があって、魔動機術を好ましく思っていない事は理解っているわ。でも、貴女以外にこの場には適役は居ない。だから
エリカ
「……」 ルナティアの方に視線を向ける。
ヤンファ
「やってみろよ。やっと此処まで辿り着いたんだろ?」
#ルナティア
……」 大丈夫、とソルに手で示して。
#ルナティア
「分かっているわ。確かに、私は魔動機術も魔動機師も嫌いよ。でも、それは少し前までの話。それに、今はそんな事を気にしているような状況ではないと理解出来ない私でも無い」
#ルナティア
「私は、《アストラム》の副隊長なんだもの」
ソルティア
「…………」 ルナにこくりと頷きを返す。
#フェリシア
「……そう、ですか。それなら、お願いするわ、ルナティア」
#ルナティア
「……ええ」 フェリシアにしっかりと頷き返した。
シャルロット
「頼りにしてる、頑張って、ルナ!」 ぐ、っと親指を見せて笑う
#ルナティア
「任せて」 流石に大袈裟な仕草は恥ずかしくて出来ないが、シャルロットの様子に小さく笑って返す。
ソルティア
「…………」 小さく笑ってルナの背中をぽんと叩いた。
#ルナティア
「……」 なんかちょっと恥ずかしいわ。
#バルクマン
「飛空船に乗り、《虚空楽土》へ向かって貰うのは、シャルロット殿下、ヤンファ、エリカ、ソルティア、ルナティア、アランにフェリシア、それにルイーゼ殿以外のロートシルト御一家だ」
#バルクマン
「イーヴ殿にルイーゼ殿、そして私については公都に残り、地上の護りに当たる。先の帝都の一件を考えれば、神使たちが街へやってきてもおかしくはない」
#バルクマン
「帝都については、バルトロメウス殿を中心に冒険者や帝国軍が協力し、我々同様街や周辺村落の護りに当たってくださっている」
シャルロット
「ええ。町の事は任せます。どうか、私たちがアレクサンドリアを打倒するまで、持ちこたえてください」
#バルクマン
「ハッ、お任せください」
#バルクマン
「“観測者”殿については、飛空船と並走し、空から敵の迎撃に当たっていただく予定だ」
#イーヴ
「先に言ったように、今の彼は本調子ではない。過度の期待はせぬようにと言伝を仰せつかっている」
ソルティア
「分かりました。出来る限り、こちらで何とかしないといけませんね」
シャルロット
「ええ……あの方には、私たちを最後まで見ていただかなくてはいけません」
ヤンファ
「とはいえ、これで後ろを心配することなく攻め入ることが出来るってワケだ」 パシッと自分の拳を掌に合わせ
#フェリシア
「それでは、他に意見などがある方がいらっしゃいましたら、この場でお願い致します。可能な限りすぐに対処致します」
#アラン
「俺からは特に無い。いつでもいけるぜ」
ヤンファ
「これ以上を求めるのも贅沢過ぎるって話だ」 俺もない、と
シャルロット
「私も特にはありません」
#ルナティア
「私は、少し飛空艇の操作について説明を貰えれば」 後で一足先にいくわ、と。
ソルティア
「僕も、特に何もありません」
エリカ
「ええと……私も特には」
#フェリシア
ならば、会議はこれにて終了と致します」
#フェリシア
「各自、最終確認後、郊外にある臨時飛行場へ」
#フェリシア
「それでは、解散!」
ソルティア
「了解です」
ヤンファ
「応!」
エリカ
「はいっ!」

GM
支度を終え、やってきたのは公都郊外の広場。
GM
そこには多数の魔動機師たちが散在しており、小型武装飛空艇《ロンギヌス》の最終調整を丁度終えた所のようだ。
GM
君たちは、アランたちと共に今まさにその飛空艇に乗り込もうとしている。
GM
「おーい!」
GM
そんな時、君たちの背後……公都の方から声がする。それと共に、いくつかの走ってくる足音。
ヤンファ
「お?」
エリカ
「え?」
GM
振り向くと、大きく手を振りながらこちらへと駆けてくるギルの姿があり、その後ろにはエルシオーネ、モニカ、アカシャが続いている。
#エルシオーネ
「良かった、ギリギリで間に合いましたか」
ソルティア
「あ……」 来たか。振り向いて姿を確認するぞ。
エリカ
「ギルさんに……皆……、モニカまで」
シャルロット
「……あれ? 見送りしてくれるんですか?」 
#ギル
「あったりまえだのクラッカーに決まってるじゃないか!」
#モニカ
「はぁっ……はぁっ……つ、疲れたぁ……」
#アカシャ
「モニカ、大丈夫ですか? あんまり無理はしない方が……」
ソルティア
「アカシャ! やっぱり、来ると思ったんだ」 大事な義妹だからな、疑問をさしはさむ余地もあるまい。
ヤンファ
「オイオイ、あんま無茶して走るなよ?」 苦笑して
#モニカ
「だ、大丈夫。これは単純に運動不足が祟ってるだけ……だと思う」 そう言うモニカは、すぅはぁと大きく息を吸い、呼吸を整える。その顔には、病気で苦しんでいた時の彼女とは違う表情が浮かんでいる。
エリカ
「ちょ、ちょっと、大丈夫なの?」 慌ててモニカに駆け寄り。
#モニカ
「えへへ……こんなに走ったの久し振りだから」 ぺろ、と舌を出して。
エリカ
「……そう」 ああ。よく見れば、顔色はずっと良くて。 「そうよね。まあでも、いきなり無茶しない」 苦笑浮かべつつ。
ソルティア
「モニカちゃんも、これからは身体を鍛えないとね」 そう言って笑顔を見せる。
ヤンファ
「で、なんだァ。また美味しい弁当でも持ってきてくれたってか?」
#アラン
「おお、懐かしい話だなァ」 弁当。
#アカシャ
「ふふ、ご明察です」
ヤンファ
「おっ、マジで?」
ソルティア
「宿の方や、公都の様子はどうですか?」
#エルシオーネ
「それがですね、聞いてくださいよ」
#エルシオーネ
「マスターったら、事情を説明して早めに仕事を切り上げればいいのに、律儀に冒険者の皆さんをいつも通りに送り出してからダッシュするんですから」
#ギル
「これでもし間に合ってなかったら何言われるか分かったもんじゃなかったよ……いやぁ間に合ってよかった」
シャルロット
「いえ。それが務めなんだから立派じゃないですか」
ソルティア
「はは……ギルさんらしい。でも、間に合ってよかったですよ、本当に」
#モニカ
「ふふ、間に合ったんだから結果オーライですよ」
ソルティア
「これで間に合わずに、ギルさんがアカシャ達に文句を言われてるところに帰ってくるのも何ですからね」
ヤンファ
「へェ、ギルのオッサンも全力で頑張ってくれたんだな。嬉しいぜ」
#ギル
「そりゃ大切なお客さん(子供たち)の為だからね。全力にもなるさ」
#アカシャ
「それじゃあ、まずはお弁当を」 と、モニカとアカシャが前に出て、君たちにそれぞれお弁当を渡そう。
エリカ
「ん……ありがと、二人共」
ソルティア
「うん。ありがと、アカシャ、モニカちゃん」
#ルナティア
「…………」 家族からのお弁当とか初めて受け取った。
シャルロット
「……ありがとう、モニカさん、アカシャさん」
ヤンファ
「おォーっし、コイツは全力出せるぜ」 弁当を貰って嬉しそうに。それこそ彼女らが作った甲斐のあるように
#ルナティア
「ありがとう」 ぽん、とアカシャの頭に手を置いた。
#モニカ
「はい、どういたしまして」
#アカシャ
「美味しく食べてくださいね」
ソルティア
「ヤンファさんが全力を出せるんなら、僕は全力以上の力が出せそうですね」 家族の弁当だし!
シャルロット
「もう、調子がいいんだから……」 
エリカ
「ソルティアさん、ほんと兄バカなんだから……まあでも、私もこれで、すごく力が出せそう」
ソルティア
「おっと、兄馬鹿も呆れられない程度にしないとね」
ヤンファ
「くっくっく……まァ、ありがとよ」
#アカシャ
」 お弁当を渡し終えると、すっと四人が真剣な表情になって。
#アカシャ
「義兄さん、義姉さん、エリカさんにアランさん、ヤンファさんに、シャルロットさん。私たちには応援することしか出来ませんけど、その分、此処から全力で皆さんの無事を祈ります」
#モニカ
「勿論、皆さんだけじゃなくて、ベアトリス先生のことも。姉さん、わたし、姉さんたちの帰ってくる場所、アカシャと一緒に守ってるから、絶対みんなで帰って来てよね」
#エルシオーネ
「なんというかまあ……人の成長というのは早いものでして、〈宵の明星亭(ウチ)〉にシャルロットさんが登録されてから、まだ1年も経っていないんですよね」
#ギル
「色々ごちゃごちゃあって、結局冒険者らしい仕事をそんなに回してあげられなかったのが気がかりだったけど、落ち着いたら、必ずまたウチに来てよ。心が踊るようなとびっきりの冒険を用意しとくからさ」
シャルロット
「はい! 絶対に行きますから、その待っていてください!」
ヤンファ
「おォ!また、全員で店に集まろうぜ」
#アラン
「んじゃ、その時は俺も参加させてもらうかねェ」
#ルナティア
「そういうのも、悪くないわね」
ソルティア
「冒険者稼業に戻れるまでは時間がかかりそうですけどね。……それでも、必ず行きますから」
エリカ
「うん……皆揃って、帰ってくるから。待ってて」
#フェリシア
シャルロット様、失礼します」 飛空艇の調整に向かっていたフェリシアが、駆け足気味にやってくる。
#フェリシア
「帝都のバルトロメウス様より、激励の言葉を申し上げたいとご連絡です」 言いながら、シャルロットに通話のピアスを差し出す。
ヤンファ
「ほォ?」 あのおっさんからか
シャルロット
「バルトロメウスさんから?」
シャルロット
受け取って装着するよ
#フェリシア
「はい」
ソルティア
「バルトロメウスさんが? お忙しいでしょうに……」
#バルトロメウス(通信)
「貴重なお時間を頂いてしまって、申し訳ありません。ですがどうしても、少しだけでもと思いまして」
シャルロット
「いえ、こちらこそ……ありがとうございます」
#バルトロメウス(通信)
「……さて、では手短に」
#バルトロメウス(通信)
「シャルロット様は以前、バッカス大使閣下が最期にお遺しになった言葉を私に教えてくださいましたね」
#バルトロメウス(通信)
「“これから辛い事があるかもしれないが、君たちらしさを失わずに”と。閣下は、此処までの全てを予見……いえ、ご存知だったのでしょうね」
#バルトロメウス(通信)
「そして、その“辛い事”が起こった今、お尋ねします」
#バルトロメウス(通信)
貴女は今、貴女らしく、そこに立っていらっしゃいますか」
シャルロット
はい」 こくり、と頷く。相手には見えないだろうけれど
シャルロット
「私はやっと、そうなれました」 万感の想いをこめて、柔らかな口調でバルトロメウスへと伝える
#バルトロメウス(通信)
「そうですか」 通話越しに、ふ、と満足気な吐息が微かに聞こえる。 「ならば、私から申し上げる事はただひとつです」
#バルトロメウス(通信)
ご武運を」 亡き大使の遺志が彼女の中で息づいている事を知り、涙を堪えるように、威厳のある声色でそう告げた。
シャルロット
「バルトロメウスさんも。必ず勝って帰ります」
#アラン
「お人好しばっかだなァ」
ソルティア
「今さらですよ、アランさん」 微笑ながら
#ギル
「ふふん、これも俺の人徳かな」
#エルシオーネ
「それでいうと、おじさん臭い方ばかり集まる事になるので止めてください」
エリカ
「いいじゃないですか。人が悪いのばっかりよりは」
ヤンファ
「それだけ俺らは恵まれてるってワケだ」
#フェリシア
「そうですね。私は、この輪の中に居られて嬉しく想います」
シャルロット
「もっと広がりますよ。これから」 こんなところでとまったりはしないのだから
#モニカ
「……ふふ、わたしたちも、こういう友達をもっと作れるといいね、アカシャ」
#アカシャ
「はい。きっとできますよ、私たちなら」
#ルナティア
「それじゃあ、行きましょうか」
#ルナティア
「その輪を広げにね」
エリカ
「……そうね」
ヤンファ
「おっとォ、副隊長が纏めてくれたぜ」 おどけつつ 「オーケィ、行くとしようか」
ソルティア
「……うん、行こう。彼女にも、戻ってきてもらわないとね」 義妹達の大事な“先生”にな。
#ギル
「ああ、みんな行っておいで!」
シャルロット
「はい! ぜったい、かちましょう!」
ソルティア
「はい、行ってきます!」 飛空船へのタラップに足をかけ、振り返って手を振る。
エリカ
「はい。行ってきます」
ヤンファ
「帰った時のために上手い飯の準備、頼んだぜ!」 そう言って飛空船へ駆け上がっていった

GM
ギルたちに見送られ、君たちは飛空艇内へ乗り込む。
GM
船内も以前の飛空船に比べて大分頑丈な造りになっている事が見受けられる。
GM
操縦席と同じ部屋の後方に君たちが座る為の席が設けられており、君たちはそこに座るよう指示を受ける。
GM
操縦席にはエドゥアルト、その周囲にはランベルト、アンネリース、フェリシア、ルナティアが座り、操作の最終確認を行なっている。
#エドゥアルト
「よし、よさそうだな。それじゃ、各自しっかり頼むぜ」 エドゥアルトが大きく頷くと、それに応えるように周囲の者が頷き返す。
ソルティア
「……頑張ってね、ルナ」 ちょっと緊張してそうなルナに声をかけよう。
#ルナティア
「……大丈夫よ。私の父と母は、結構な人だったはずだから」
#ルナティア
なんとなくだけど、自信が持てるわ」
ソルティア
「うん、信じてる」 自分も席に着こう。
シャルロット
「……」 神妙な面持ちで腰を下ろす。
エリカ
「……」 席について、ふー、と息を吐く。
#エドゥアルト
さァて、覚悟はいいか?」 操縦席から振り返り、君たちに問う。
シャルロット
「オッケーです。やっちゃってください!」
ヤンファ
「オイオイ、聞くのも無粋ってやつだぜェ?」
エリカ
「大丈夫。いつでも」
#アラン
「いつでもいいぜェ」
ソルティア
「いつでもいいですよ、エドゥアルトさん」
#エドゥアルト
「なら、行くぜ。《ロンギヌス》、発進だ!」
GM
その一声で、エドゥアルト、ランベルト、アンネリースがそれぞれの席で魔動機器を操作し始める。
GM
たちまち君たちの身体に浮き上がるような感覚が訪れ、みるみるうちに窓から見える景色は変化していく。
GM
完全に上昇すると、今度は勢い良く前へ。今までの飛空船より遥かに速く、機体の揺れも少ない。
GM
あっという間に公都を後にし、北西の海へと進んでいく。
GM
もう既に遠くには小さく空に浮かぶ遺跡の姿を捉える事が出来ている
#アラン
「ヒュゥ♪ すげェ速度じゃねェか!」
エリカ
「凄い、もう見えてきてる……!」
ヤンファ
「こりゃァ、屈指の技術もいいトコだ……!」
シャルロット
そ、ソル? 大丈夫?」 
ソルティア
「そ、そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。僕だって飛行の呪文くらいは使えるんですから」 それだけで安心感が違うぜ。
#エドゥアルト
「この調子で一気に行くぜ……!」
#フェリシア
残念ながら、そう簡単には行かないようですね」
ヤンファ
っとォ、おでましか」
#ランベルト
「前方から敵影。数は3。エドゥアルト」
#エドゥアルト
「ああ、任せとけ」
GM
ちょっとばかし揺れるぞ、と付け加えると、次の瞬間に飛空艇が急加速する。グンと引っ張られる感覚と共に、前方に見える3体の神使へと突っ込んでいく。
#アラン
「オイオイ、思いっきり突っ込むのかよ……!」
シャルロット
「……やれますか?」 外の様子は見れるのだろうか。首を伸ばして様子を伺う。
ヤンファ
「ここは信用して俺らは待っておこうぜ」
GM
神使たちはそれぞれ武器を掲げ、その先端から雷を飛空艇へと向けて発射する。
#エドゥアルト
「……当たるかよ!」
GM
雷が一直線に飛空艇へと向かって来るが、エドゥアルトは高度を急に落としてそれを回避する。
GM
それだけの無茶な操縦をしても、多少大きく揺れるだけだ。
シャルロット
ヒュゥ」 思わず口笛が出た
エリカ
「、わ……!」
#エドゥアルト
「振り切っちまえば、あのくらい後はあのでかい竜がなんとかしてくれんだろ。このまま突っ切るぜ」
ソルティア
「滅茶苦茶な機動ですねっ……それで、これだけの揺れですか」
ヤンファ
成程、確かにかなりの腕だなァ」
#アラン
「こりゃ随分愉しいフライトじゃねェか、オイ!」
GM
そのまま、加速し一気に《虚空楽土》への距離を詰める。
#アンネリース
「……兄さん、次が来た」
GM
最初の神使を振りきってから2,3分、アンネリースが声をあげる。
#エドゥアルト
「数と方角は?」
#アンネリース
「さっきの倍以上……6,7,8!」
ソルティア
「まだ来ますか……さすがに本拠地だけの事はありますね」
#ルナティア
「どうやら、力押しするつもりみたいね。ランベルト教授、どうする?」
#ランベルト
よし、このまま真正面から突破する。アンネリース、フェリシア殿、ルナティア君、魔動磁砲の発射準備を」
GM
「「「了解!」」」
GM
ランベルトの指示で4人が操作盤を一斉に操作し始める。
ヤンファ
「お手並み拝見、だな」
GM
すると、君たちの場所からは見る事が出来ないが、船底、右舷、左舷の辺りからウィィィィンと何かが動く音がする。
シャルロット
「これは……すごい」
#アンネリース
「充填準備オーケー。充填開始」
#ルナティア
「完了まで6,5,4,3,2,10!」
#フェリシア
「行くわよ……! 魔動磁砲、発射ッ!」
GM
チリチリと魔力が集束していく気配と音が船外の3箇所から発生すると、次の瞬間には前方の敵影に向けて3つの光の柱がまさに光速で発射される。
GM
途中で3つの柱が重なり、極太になったかと思うと、ゴッと一瞬にして8体の神使たちを飲み込んだ。
GM
光に飲み込まれた神使たちは、身体から煙をあげながら落下していく。
#アラン
「……ヒュゥ。すげェ威力だなァオイ」
エリカ
「あれだけいたのに、一度に……!」
ソルティア
「と、とんでもない……」 こりゃ呆然だわ。
ヤンファ
「オイオイ……とんだ兵器だぞコイツは」
シャルロット
「こ、これでまだ、上の戦艦があるんですか?」
#ルナティア
「でも、連発は出来ないわ。後2時間は撃てないもの」
#ランベルト
「ああ、それだけに、使い所は考えなければならないがね」
ソルティア
「と言うことは、後は機銃と僕ら自身の力で何とか、と言う事ですか……?」
#アンネリース
「とりあえず、今ので最大の障害は沈め……!?」
ヤンファ
「どうした!」
#フェリシア
「……敵、増援です! 数は、少なくとも10以上……!」
ソルティア
「なっ……まだ出てくるというんですか!」
#アラン
「……オイオイ、ゴキブリかよ」
シャルロット
「続けては、うてないんでしたっけ?」
シャルロット
たらりと流れる冷や汗を意識しながらぼやく
#ルナティア
「……ええ」 シャルロットに沈痛な面持ちで頷いて。
ヤンファ
ちィ」 柄に手を置き  「甲板には出ても大丈夫か?」
#エドゥアルト
「馬鹿野郎! こんな速度で外に出れる訳ねえ! 出たとしても、一瞬で囲まれて終わりだ!」
エリカ
「迂回は、できないんですか?」
#ランベルト
「迂回ならば、今のうちにどうにか
#ルナティア
「敵、散開! ……正面、右舷・左舷方向に展開。挟撃するつもりだわ……!」
ヤンファ
「だよなァ……なんとか居合いで隙を作りたいが……」
#エドゥアルト
「……チィッ……」
#アンネリース
「兄さん、来るよ!」
シャルロット
「……正面が開くなら、そこへつっこめませんか!」 挟み撃ちにしたいなら、正面が手薄だろう
#エドゥアルト
「分かってる! とりあえず、今使えるモンを全部ぶっ放せ、少しでも数を減らすぞ!」
#エドゥアルト
「ああ、その可能性に賭けるっきゃねェ!」
#フェリシア
「……了解!」
GM
再び船外からウィィィィンと魔動機の稼動音が聞こえると、船のあちこちからズガガガガガガと無数の弾丸が神使たちに向けて放たれる
GM
それらの殆どは過たず接近してくる神使たちに命中するが……先程と違い、神使たちは僅かな傷を負っただけで、その傷さえも奇跡によってすぐに癒してしまう。
#ルナティア
「……ダメ! 全然足りない……!」
ソルティア
「飛行の呪文では戦えませんからね……せめて視界が通れば、使える魔法もあるんですが!」
エリカ
「けど、この距離じゃあ……」
#アラン
「魔法の射程まで近付いたら、ぶつかっておじゃんだろ……!」
シャルロット
「きますよ!」
GM
一通り傷を癒し終えると、神使たちは武器を掲げ、雷撃を飛空艇へと放つ。
GM
エドゥアルトは巧みな操縦でそれらをかわすが、多方向からもたらされるそれを全て避けきる事は出来ず、ずがん! と大きな音と共に衝撃が発生し、船が大きく揺れる。
#アラン
「うおっ……!?」
ヤンファ
「くっ……!」
ソルティア
「くっ……」
エリカ
「きゃあっ……!?」
#ランベルト
「右舷に命中……!」
#エドゥアルト
「損傷は……!」
#ルナティア
「……大丈夫。まだ航行には問題ないわ」
#アンネリース
「……でも、突破出来なければいつかは落ちる」
#フェリシア
「……くっ……」
ヤンファ
「外に出れねェんじゃァ対抗のしようも無ェ……!」
GM
いつの間にか飛空艇を取り囲むように展開した神使たちは、再び武器の先に魔力を集中させ始めている。
GM
この至近距離では先程以上の被害は避けられないだろう。
ソルティア
「何か正面を突破する方法を考えないといけませんか……!」 周りの神使達と距離を測りつつ。
エリカ
「カエルレウスさんは……っ」 追いついていないのか、他の神使を相手にしているのか。
#エドゥアルト
「万事休すか……!」
ヤンファ
「諦めんな!まだ始まってもいねえ!」
GM
…………ろ!』
#ルナティア
「……!?」
ソルティア
「こんなところで落ちるくらいなら、多少無茶をしたって……!」
GM
高度を上げろ!』
GM
突然、船内に響く声。その場に居る者が発している声ではなく、通信機を介して聞いているような声だ。
ソルティア
「ッ!? この声は……!?」
エリカ
「っ、これって……!?」
シャルロット
「……ッ、上へ!」 ッガ、とエドのシートに手をかけて叫ぶ 
ヤンファ
! エドッ!」
#エドゥアルト
「……分かってらァ! ……揺れるぞ!」
GM
突然の指示にエドゥアルトは驚くが、他に手がないと悟った彼はその指示に従い、船の高度を一気に上昇させる。
GM
無理やりに高度を上げた為、船は酷く揺れ、君たちの身体も大きく揺さぶられる。
GM
それと同時に、船外下方から数多の爆音。
#フェリシア
「……これは……」
ヤンファ
「ぐ……ッ」 揺れに耐えつつも、下を見下ろす
GM
モニタに飛空艇下方の映像が映し出されると、今まさに神使たちが全て墜落していく所だった。
#ルナティア
「……カエルレウスでも、なさそうね」
#アンネリース
「なら、一体何が……?」
シャルロット
「……一体……?」
エリカ
「でも、他にやってこれるような人なんて……」
ヤンファ
「……っつーか、今の声は……」
ソルティア
「一体誰が……!?」 鎧の重量で身体を支えつつ、窓から下方を見る。
GM
『無事か』
GM
再び船内に声が響き渡る。そして今度は、それと同時にモニタに映像が映し出される。
GM
映し出されたのは、帝都で別れたユリウスとマグダレーナの姿だった
ヤンファ
オイオイ」
#フェリシア
「マグダレーナ様!? ユリウス陛下!?」
エリカ
「こ、皇帝陛下に、マグダレーナ様……!?」
ソルティア
「陛下、マグダレーナ様ッ!? ご無事だったんですか!」
ヤンファ
「連絡なしに援護とはやってくれるじゃァねえか!!」
シャルロット
「ユリウス! お姉様!!」 わぁ、わぁ!
#アラン
「……はっ、やっぱり生きてやがったか!」
#マグダレーナ
『私たちだけではない。勿論彼らも居るさ』
GM
ユリウスやマグダレーナの後ろには、アイゼル、ラーエル、ザガート、そしてヴィルフリートの姿があった。
エリカ
「皆、無事だったんですね……!」
ヤンファ
「ちょ、ヴィルフリート……!?」
#ラーエル
『ごめんね、心配掛けちゃって』
シャルロット
「いえ……いえ!」 嬉しそうに笑って
ソルティア
「ご無事で何よりです!」
#アイゼル
『ま、わたしがあんな所で死ぬはずがないわ』
#ザガート
『多少問題はあったが、この通り皆生きている』
#ヴィルフリート
『馬鹿共を助けるのに苦労してな。今は飛ぶのがやっとだ』
ヤンファ
「てめェ城でお守りしてたんじゃァねえのかよ!居なくなりやがって!」
#ヴィルフリート
『約束を破らん保証は無いと言ったはずだが?』
#ヴィルフリート
『まぁ、そんな話は今はいい』
#マグダレーナ
『ああ、一気に行こう!』
シャルロット
「ほんとう……ひどいうそつきですよ!」 嬉しそうに笑って、ヴィルフリートに礼をいう
ヤンファ
「なんつー……まァ今はいい!」
シャルロット
「ええ! エドゥアルトさん、お願いします!」
#ユリウス
『君たちの船は私たちが護る。行くぞ、《虚空楽土》へ!』
#エドゥアルト
「おうよ、任せとけ……!」
ソルティア
「はい……!」
GM
ユリウスらの援護を受けて、《ロンギヌス》はグンと加速する。
エリカ
「これなら……っ」
GM
そして

GM
それ以降、神使たちの大きな妨害はなく、ユリウスたちの駆る軍用飛空艇の援護を受けた君たちはついに《虚空楽土》へと辿り着いた。
GM
上空から見るその光景は、まさに楽土と表現するのに相応しく、緑が豊かで、清らかな水が流れ、立ち並ぶ無数の建築物も浮世離れした流麗さを感じさせた。
GM
そして、そんな大地の中央に一際巨大な施設が見える。
GM
その建物は広大な神殿のようで、その頂上には鐘楼が見えている。
#ランベルト
「……ここが、そうか」
ヤンファ
「楽園を表現した……ってトコか」
ソルティア
「……あの神殿に、ベアトリスさんが……」
エリカ
「……いるんですね」
#エドゥアルト
「とりあえず、あの神殿の近くに船をつけるぞ」
シャルロット
「お願いします! 乗り込んでしまえばこっちのものです」

GM
船から降り立った君たちの前には、より鮮明になった美しい景色が広がる。
GM
だが、君たちはその光景を美しいと思う事こそあれ、決して受け入れようとは思えない事だろう。
GM
この地には、君たちの世界で感じられるような生命の鼓動を感じる事が出来ないのだ。
エリカ
「綺麗だけど……寂しいところ、ですね」 辺りを見回し。
#アラン
「この前までの公都や帝都よりも、ずっと、な」
#ユリウス
「……これが、アレクサンドリアの心象風景なのかもしれないな」
#ユリウス
君たちの傍に船を着陸させ、船から降りてきたユリウスがふと呟く
ヤンファ
「っとォ、追いついたか」
#ユリウス
「ああ、心配を掛けたな」
ソルティア
「陛下……」 降りてきたユリウスを振り向いて。 「……命の鼓動が何も感じられないここが、ですか」
#ユリウス
「……私が、そう感じるというだけだがな」
シャルロット
「なら、命を息吹かせに行かなければなりませんね」
#ヴィルフリート
「ふん、相変わらずのようだな」
#ルナティア
……」 神殿の中心部を見上げ、この世界の中心であろう鐘楼を見やる。
#マグダレーナ
「……どうにも、索漠とした風景だな」 ユリウス達に続いて、船を降りてくる。
シャルロット
「お姉様……!」 っは、と気付いたそのときには、駆け寄って行ってマグダレーナに抱きつく
#マグダレーナ
「……シャルロット……」 ぎゅ、とその身体を優しく抱きしめる。
シャルロット
「心配していました……! 本当に、無事でよかった……!」
#マグダレーナ
「……ああ、済まなかった。心配を掛けたね」 幼子をあやすように、シャルロットの髪を撫でる。
シャルロット
「……もう、置いて行ったりなんかしません。絶対、一緒に戦いますから!」
#マグダレーナ
「……そうだな。此処からは、一緒だ」 この戦いだけでなく、これからのすべてだ。
ヤンファ
「………」 姉に抱きつくシャルの姿を見て  「少しだけ、待ってから行くとするか」
ソルティア
「ご無事のようで何よりです……ですが、あれから一体何がどうなったというんですか?」 僕らが離れてから。
#ユリウス
「……少し、待とうか」 ソルティアを制すように、シャルとマグダレーナを見る。
ソルティア
「……はい」 陛下に頷きを返して、静謐に過ぎる世界を見回す。
エリカ
「……そうですね」 ヤンファやユリウスに頷いて。
ヤンファ
「マジで最後だ。怠りはないか、確認してから行こうぜ」
シャルロット
「……あ。え? ……わわ、ご、ごめんなさい! じゅ、準備、準備ですよね!」 周りの見守るような雰囲気に気が付いて、真っ赤になって離れる
#マグダレーナ
「はは、そうだな。此処であまり見せ付けるのも悪い」 冗談らしくいって
ソルティア
「いえ、多少の事は大丈夫ですから」 笑顔を返して。
#アラン
「はっは、俺としてはもうちょっと見てても良かったんだがな」
ヤンファ
「っくく……それがお前の“準備”だと思ってたが?」 意地悪く笑う
シャルロット
「ば、馬鹿いわないでください! そんなわけないじゃない!!」 きいい、と真っ赤になって抗議する
#ルナティア
「気持ちは分かるわ」 ぽん。
ヤンファ
「おォおォ、真っ赤っ赤だぜ?」
エリカ
「別に、シャルロットの気が済むまで待ってていいけど?」
シャルロット
「エリカさんまで! い、いいんです、これから大事な戦いなんだからもうっ!」 馬鹿! といわんばかりに両手でヤンファの胸を叩く
ヤンファ
「っと、痛ェなァ」 棒読みしながら、ぽんぽんとシャルの頭を軽く撫でる
シャルロット
「ヤンファは妹さんに後ろから刺されればいいんです」 むすっとして離れる。
#ユリウス
「……ふふ、まるでこの空間だけ別世界のようだな」
#マグダレーナ
「フェリシアよくやってくれた」
#フェリシア
はい! マグダレーナ様も、よくご無事で」
ソルティア
「……それじゃ、改めて準備しましょうか」 やれやれ、と腕を組んで苦笑しながら。
#ユリウス
「その前に、軽く私たちがどうしていたのかだけは説明しておこうか」 訊かれたしな、と。
エリカ
「あ……そうですね、お願いします」 正直気になる。
ソルティア
「えぇ。ベアトリスさんがあの後どうなったかも気になりますしね」 ここに居残りチームがいるって事は。
#ラーエル
「みんなを見送った後、僕たちはあのままアレクサンドリアと戦ったんだけど」
#ザガート
「……私たちだけでは、足りなくてな」
#アイゼル
「……腹立たしいけれど、窮地に立たされた時に、来たのよ」 顎でヴィルフリートを示す。
ソルティア
「ヴィルフリートさんが……?」
#マグダレーナ
「君たちを公都から見送った後、ヴィルフリートが私に声を掛け、帝都まで送ってくれてな」
#マグダレーナ
「帝都に着いた時に別れたのだが……どうも、私たちの力不足は分かり切っていたらしい」
#ヴィルフリート
「貴様たちとて、理解っていたのだろう」
シャルロット
「……それにしたって、もっと早く言ってくれてもよくないです?」 苦笑交じりの不満顔だ
ヤンファ
「ホントだぜ。どんだけ心配したと思ってんだよ」
#マグダレーナ
「……そうしたかったのは山々だったんだが」
#ユリウス
「帝都に戻って来られたのは、ほんのつい先程でな」
#ユリウス
「ヴィルフリートはアレクサンドリアに対抗する為に、少々無理をしてくれたらしい」
ヤンファ
「へェ……」 この蛮王がねえ
エリカ
「そういえばさっき、飛ぶのがやっとだとか……」
エリカ
ヴィルフリートの方に視線向けつつ。
シャルロット
「……そんな」 心配そうな顔でヴィルフリートを見る
#アイゼル
「……で、六人であの聖女に吠え面をかかせたのは良かったんだけど」
エリカ
「……」 一瞬想像に苦しんだ。
#ラーエル
「……いやまぁ、表情はあんまり変わってなかったけどね」
#ザガート
「ともあれ、撃退には成功したというわけだ」
#ヴィルフリート
だが、俺の肉体に少々不都合が起きてな」
#ヴィルフリート
「一度、ヴァルクレア城まで戻らざるを得なくなった」
エリカ
「……? 身体に不都合……?」
ヤンファ
「……なんで城まで戻るんだよ?」
#ヴィルフリート
「かの地に封じられているのは、〈ファランダレス〉の因縁だけではないということだ」
シャルロット
「……魔剣、ですか?」
#ヴィルフリート
「いいや魔剣よりも、遥かに質が悪い」
シャルロット
「質が……それは一体?」
ヤンファ
「そういやァ、イーヴの奴が……ヴィルフリートは普通のとは違うとか言ってたなァ」
#ヴィルフリート
「俺が、“不滅”の名を冠する事となった所以であり、またレナ・イエイツらが聖女の封印を画策した際に俺を訪ねた理由のひとつでもある」 後者については、推測にすぎんが、と付け加えて。
ソルティア
「不滅……? と言う事は、肉体の不都合、とは……」
#ヴィルフリート
「クク……別に死の危険を迎えた訳ではないがな」 むしろ逆だ。
ソルティア
「そういうわけではないんですか……」 更にわけが分からない。
エリカ
「話が読めないんですけど……」
#ヴィルフリート
「理解せねばならん話でもない」
#ヴィルフリート
「今すぐにはな」
ヤンファ
「……中々、事情が込み入ってるんだなそっちも」
エリカ
「……? はあ、そうですか……」 その言い分だとおいおい理解する必要がある気がするんだけど……。
シャルロット
「……そうですか?」 後々にはあるのか、と思いつつ
ソルティア
「……少なくとも、今は問題ない、と言う事ですね」
#ヴィルフリート
「俺が戦力外ということ以外はな」
シャルロット
「何、ここまできたんです。うしろでどっかり腰をすえて、私たちの戦いを見ていてください」
#ヴィルフリート
「ともあれ、それを抑える為に、一度城まで戻らざるを得なくなった」
#ユリウス
「……私たちも、その時は動ける状態ではなくてな」
#ヴィルフリート
「そして時間を置き、どうにか自由に動けるようになった故に、帝都までこやつらを送り届けてやった」
#ユリウス
「恐らく、順調に事が進んでいれば、君たちはそろそろ《虚空楽土》へ向かう頃合いだろうと思ってな」
#マグダレーナ
「ユリウスがあの飛空艇を起動し、君たちに追いついた、という訳だ」
ヤンファ
「ったく……その連絡さえ済んでりゃァ、ランベルト一家ももうちょい楽できただろうに」 苦笑して
#ルナティア
「私たちも、あなたたちを置いていかなければならなかった時とは、違うわ」
シャルロット
「そうですとも。びっくりするほどの戦いをお見せしますよ!」 ふん、と女の子らしからぬ力こぶのポーズを見せて
#ユリウス
「済まないな。ピアスも全て破損してしまっていたし、中継塔が止まっている状態では魔動波も届かなかったんだ」 近距離でなければ。
ヤンファ
「まァ、ソイツは済んだ話だから良いとするか」
ソルティア
「そのお陰で、ここまでたどり着けたんですしね」
#ラーエル
「そうだね。こうして無事にみんな会えてるんだから」
ヤンファ
「シャルがこんなに元気になってくれたのも姫さんたちが着てくれたお陰だ」
#フェリシア
「……ふふ、そうですね」
エリカ
「あとは……これからのことですね」
#アイゼル
「ええ、終わらせるわよ」
ヤンファ
「見ててくれよ。今度は退くことなんてありはしねェ」
#エドゥアルト
「……ま、此処から先は俺らは足手まといだ」
#ランベルト
「君たちの無事を信じて、此処で待っているよ」
#アンネリース
「頑張って」 ぐ、と拳に力を込める。
シャルロット
「はいっ。任せてください!」
ソルティア
「えぇ、お任せください。しっかりやってきますよ」
エリカ
「待っててください。必ずやり遂げて来ますから」
#アラン
「おうよ、任せとけ」
#ザガート
「日陰者の、最後の大仕事と行こうか」
ヤンファ
「……そうだなァ、シャル」
ヤンファ
「最後の出撃だ。隊長らしく、一発やっとこうぜ」
シャルロット
「え? でも今回は別に隊員だけってわけでもないし」
#アラン
「それでも、だよ」
ソルティア
「まぁまぁ。次はいつ号令をかけれるかなんて、分かったものじゃないですしね」
シャルロット
「この間はルナにやってもらったから、今度はヤンファがやってください」 笑顔でよろしく! と肩を叩く
#ルナティア
「《アストラム》とか、そういう事に関係なく、私たちはシャルの元に」 シャルにつられてヤンファ見た。 「そうね。偶にはやってもらいましょうか」
ヤンファ
「ったく……でもまァ、姫さんやユリウスが見てる中でやるのは悪くねえか」
#ルナティア
「……いつか、無理やりにやらされた事だし」
ヤンファ
「オイオイ、根に持ってやがるなァ」 苦笑
エリカ
「シャルロットなら、別に誰も文句言わないと思うけど……」 と。
エリカ
「……ま、いっか」 ヤンファさんでも。
#アラン
「ま、ぶっちゃけ誰でも文句なんざねェよ」
ソルティア
「ま、シャルロットさんがそこまで言うなら、たまにはヤンファさんにやってもらいますか」
#フェリシア
「ほら、偶にはびしっと決めなさいよ」
シャルロット
「頼りにしてるのだから、頑張って!」 嬉しそうに笑うと、皆で円陣になるように並んでもらおう
ヤンファ
既に此処は相手の地」 顔を引き締め
ヤンファ
「各々油断することなく、これが最後という覚悟で立ち向かうぞ」 向かう地の方を向き、最後に息を吸い
ヤンファ
「公国ならびに帝国を初めとし、この大陸全土を護らんが為」
ヤンファ
「いざ出陣だッ!」 拳を振り上げ
シャルロット
「応っ!!!」 同じく、腕を高らかに天へと振り上げる
ソルティア
「応!」 追随するように手を挙げ。
エリカ
「応っ……!」 同じように、拳を掲げて。
GM
「応!」 と、君たち以外の者も手を振り上げる。