虚ろの輪音

第三部 第三話「虚ろなる御稜威」 - 03

#ルナティア
「……それじゃあ、止めて来るわ」
#ルナティア
守護者を倒した後、ルナティアは君たちにそう告げて、無数の操作盤の元へ歩いていく。
ヤンファ
「あァ、頼んだぜ」
シャルロット
「はい、おねがいします」
GM
そして《デュークダム・ピラー》の時と同じく、ルナティアが淀みない手つきで中継塔の機能を停止させる。
#ルナティア
「これでよし、と……」
シャルロット
「……これで」 後はひとつ
GM
これで、最後の中継塔も動きを止めた。これで帝都の《虚人》たちも段々と元に戻っていくはずだ。
#ルナティア
「……止まったわ。すぐにでも、影響が出ればいいんだけど」 そう言いつつ、君たちの元へと戻ってくる。
ソルティア
「下に戻って、確かめてみようか? またあの階段を下るのは億劫だけど……」
#ルナティア
「そうね。街の人たちの援護に向かわないと」
ヤンファ
「何か、思ったよりすんなりだったなァ」
ヤンファ
「………」 辺りを見回し  「呼び出される前は、ジェラルドのオッサンが此処に居た……か」 ぽつりと呟いて
エリカ
「あの羽つきも、これでいなくなるのかな……」
#ルナティア
「分からない。《虚空楽土》を落とさない限りは、まだ出て来るかもしれないわ」
エリカ
「けど、ダーレスブルグの時は、停止させたら出てこなくなったし……」  窓とかないのかな、ここ。
シャルロット
「とはいえ、むやみやたらと出てくることもなくなるでしょう」
GM
窓は一応あるよ。
エリカ
じゃあちょっと窓から様子伺ってみようか。
#ルナティア
「……そうね、窓から様子をっ……!?」 
ヤンファ
どうした」 ルナティアを見
GM
ルナティアは突如言葉を中断して、目を見開いて背後を振り向く。その顔には並々ならぬ警戒の色と冷や汗が浮かんでいる
ソルティア
「……ルナ……?」 窓に行く途中で振り返り。
エリカ
「……ルナティア? 急にどうし……」
GM
君たちもそれと同時に、尋常ではない気配を感じるだろう。何が現れたのか、頭で理解せずとも、本能が勝手に警戒を促してしまう程の強い気配だ。
GM
皮膚が粟立ち、全身の至る所から汗が吹き出し、警鐘を鳴らす。
ソルティア
「…………!」 思わず腰の剣を抜き。
ヤンファ
「………っ」 後ろに一歩下がり
エリカ
」 ぞわ。
シャルロット
「……?」 眉をひそめて、周囲に目をやる
ヤンファ
「………!」 ハッとして 「全員、離れんな!」
#ルナティア
「…………アレク、サンドリア」 ルナティアはゆっくりと息を飲み、皆を手で制し、現れた者の名を呼ぶ。
#アレクサンドリア
少々、久し振りでしょうか」 名を呼ばれて、君たちから少し離れた部屋の中央に現れたのは、黒衣に身を包んだ聖女の姿。
GM
何処からともなく突然現れたアレクサンドリアは、ふわりと君たちの前に降り立ち、ゆっくりとその赤の瞳を開く。
ソルティア
「……ベアトリスさんッ!」 皆の下へ駆け寄りながら名前を呼ぶ。
エリカ
「な……」 あまりの唐突さに、息を呑み。
シャルロット
「本人ですか」 ぺろり、と乾く唇を舐めて、震えを抑えた手で剣に手を重ねる
#アレクサンドリア
「どうやら……この《インペリアル・センダー》の機能も停止に追い込まれてしまったようですね」 微かに視線を後ろへ向け、無数の魔動機械を見やる。
#アレクサンドリア
「あの状況から、貴方がたが全員揃って、このような所まで至るのは少々予想外でした」
ヤンファ
「……にしては、余裕そうな表情じゃァねえか」 そいつから一瞬とて視線を外すことなく
#ルナティア
「…………」 皆の近くで、静かに武器を構える。
#アレクサンドリア
「ええ。状況は、何も変わっていませんから」
シャルロット
「誰かが脱落して、であれば想定していた状況だと?」
#アレクサンドリア
「いいえ、一人でも欠けて居れば、此処に至る事はなかったでしょう」
#アレクサンドリア
「ですが、中継塔を停止させただけでは、貴方がたの力は私には届き得ない」
エリカ
「……どういうことですか、それ」 汗の浮かぶ手を強く握って。
#アレクサンドリア
「そのままの意味です、エリカ。貴方たちの信念(ちから)は、私を止めるには至らない」
ヤンファ
「何言ってやがる。人々は自分の意識を戻しつつある……状況はてめェにとって悪化してる筈だぜェ?」
#アレクサンドリア
「それも、貴方がたさえ止めてしまえば終わりです」
ソルティア
「……くっ」 剣と盾を構えたまま、皆を守るように一歩前へ出て。
ヤンファ
……ッ!」 直接手を出しに来たということか
#アレクサンドリア
「《響の楽園》での私の言葉を、覚えていますか?」
シャルロット
「……どの言葉ですか?」
#アレクサンドリア
「もう、貴方がたには十分な猶予を与えました」
#アレクサンドリア
この世界を受け入れ、平和な生を享受するか、拒絶し、旧き世界と共に朽ち果てるか。答えを、聴かせていただきましょうか」
#アレクサンドリア
ゆっくりと君たちに向けて片手を差し出し、ユリウスとの決戦の後、《響の楽園》でアレクサンドリアが姿を消す前に放った台詞を、一字一句違えず、再度言い放つ。
ヤンファ
「決断の時、ってかァ……?」 怖じない様、半ば不気味な笑みを保ったまま
ヤンファ
「解せねえなァ、何でてめェが用意した選択肢しか選べねえんだよ」
#ルナティア
「……此処で、あなたの言う事を聞くくらいなら、契約を破ったりはしていないわ」
シャルロット
「何度問われても答えはひとつです」
#アレクサンドリア
「ならば、それ以外の道を選ぶ、と?」
ヤンファ
「聡明そうな口振りの癖に鈍感じゃァねえか。そうでもなきゃァ、俺らはこんな処にいねェんだよ」
エリカ
「……ベアトリスさん。こんな虚ろな世界を受け入れるつもりなら、私、こんなところまで来たりしません」
ソルティア
「…………」 答えなんてもう当の昔に決まっている。問題は、今この状況をどう切り抜けるか、だ。
#アレクサンドリア
「シャルロット・イエイツ、貴女の言うひとつの答えというものも、同じですか?」
シャルロット
「勿論。貴方に貴方の選ぶ道があるように、私は私が望む道があります」
#アレクサンドリア
そう、ですね」 解りきっていた、とでも言うように、シャルロットの言葉に頷く。
#アレクサンドリア
「やはり、ジェラルドを退かせたのは正解でした。実の子以上に愛を注いだ者を討たせるのは、あまりに彼にとって酷です」
#アレクサンドリア
「貴方がたの力は微々たるものとはいえ、これ以上見過ごす訳には行きません。どうあってもこの世界を受け入れないというのならば私が直接、貴方がたに罰を下します」
ヤンファ
「………」 どう出る。ただそれだけを伺うように柄から手を離さず
シャルロット
「それこそ望むところ。ですが私は貴方にも問いたい」 鞘からファランダレスを抜き放ちつつ、前に出て問いかける
#アレクサンドリア
「何を、でしょうか」
#アレクサンドリア
ゆっくりと両手を広げ、マナを手に集中させていく。あまりに濃いマナは、彼女の手の中で今にも実体化しそうな程だ。
シャルロット
「この世界は、本当に貴方の望む世界ですか?」
#アレクサンドリア
無論です。人々の嘆き、苦しみ、悲しみを消し去る事。それが、太古より変わらぬ私の望みなのですから」
シャルロット
「しかし貴方の嘆きは、哀しみは一体……誰が救うと言うのですか」
#アレクサンドリア
「人々が哀しむ事が無くなれば、私のそれも、また消えるでしょう」
#アレクサンドリア
「誰も、悲哀の運命を背負う事は無くなるのです。貴女や、レナ・イエイツのように」
シャルロット
「貴方が望んだ世界です。貴方が居なければ意味が無い。だけど、その世界に貴方の座るイスがないことを、本当に理解できているのですか」
#アレクサンドリア
「私はただ管理者として、その世界に君臨して居れば、それで良いのです」
シャルロット
「それこそ嘘です。貴方が夢見た世界は、そんなもののではなかった!」
#アレクサンドリア
「何故、そう言い切るのです」
シャルロット
「世界に君臨し、ただ世界を管理する。そんな考えをもつ人間が、人を“救う”ことなんてできない」
シャルロット
「それに、貴方がそんな口を叩くのであればますます引けない」 剣をまっすぐアレクサンドリアに突き出して
シャルロット
「私やレナ・イエイツを嘆きながら、自身はその嘆きの席に甘んじる。そんな貴方を、私は“救う”」
#アレクサンドリア
……」
シャルロット
「罰を与える? いいでしょう。私は愛を与えましょう。貴方が、拒んでも!」
#アレクサンドリア
「……良いでしょう」 鋭い双眸が、シャルロットを射抜くように見つめる。 「来なさい。貴女の考えが、どれ程浅はかなものか、絶対的な力の差と共に教えて差し上げましょう」
ヤンファ
「……だそうだぜ。現状、中々苦い愛になりそうだが」 ヴァイケリオンを抜き。
ソルティア
「…………」 どこか寂しそうに、それでも剣と盾を構えて。
シャルロット
「さあ、行きましょう! 怖気づいて足を止める時間は終わりました!」
#ルナティア
「ええ。全力で止めてみせる……!」
ヤンファ
「相手の頭がわざわざ出向いてきたんだ……遠慮は要らねえ!」
エリカ
」 息、吸って、吐いて。 「解ってる。絶対に、止める……!」
ソルティア
「……ベアトリスさん」
#アレクサンドリア
「まだ、何か?」
ソルティア
「僕は、どうしても飲み込めない事があるんです。……幸せとは、何なんでしょう?」
#アレクサンドリア
「悲しみ、憎しみ、苦しみ、それら負の感情の対岸にあるものです」
ソルティア
「嘆かなけば、苦しくなければ、悲しくなければ、それが幸せなんですか? ……僕はそうは思えないんです」 首を横に振って。
ソルティア
「“無い”と言う事が、本当に幸せに繋がるんですか?」
#アレクサンドリア
「少なくとも、私はそう信じています。あの日、あの時から」
ソルティア
「貴女が、信じてる……それだけなんですね、ベアトリスさん」 悲しげな笑みを見せて。
ソルティア
「少しだけ、安心しました。……ベアトリスさん。やっぱり貴女は、神じゃないです」
ソルティア
「やっぱり僕は抗います。嘆いても、苦しくても、悲しくても。幸せは、その先にあるんだと、僕は信じますから」
#アレクサンドリア
「……いいえ、私だけではありません。ですが、今はそれを語っても詮なき事でしょう」
#アレクサンドリア
「私は、それを終わらせる。それだけです」
ソルティア
「終わりませんよ。多分、ずっと」
魔物知識判定(エリカ)
【エンサイクロペディア:A】を使用
アレクサンドリア知名度 25/301 + 6 + (15+2) = 24+2成功! 弱点値突破! (腕輪破壊)
▶データを新規タブで表示
【神族】
22“救世の聖女”アレクサンドリア・クラウゼ
知能:高い 知覚:五感、魔法 反応:中立
言語:すべて 生息地:虚空楽土
知名度/弱点値:25/30 弱点:後述
先制値:29 移動速度:∞
生命抵抗力:28(35) 精神抵抗力:29(36)
攻撃方法命中力打撃点回避力防護点HPMP
波動28(35)2d+3023(30)251500750
特殊能力
救済者の力
 PPを「5」点所持しています。

星光の指揮者
 このキャラクターを対象とした属性を持つ効果は、すべて重複します。
 その際、属性はすべて並行して存在しているものとして扱い、それによってダメージなどを算出する時は、対象ごとに、自動的にもっともその対象にとって不利な属性として扱われます。
 例えば、【ファイア・ウェポン】と【アイシクル・ウェポン】が重複して効果を発揮している際に、[剣の加護/炎身]を持つキャラクターに攻撃した場合、自動的に「水・氷属性」が適用され、無効化が起こらないと言った具合です。その一方で、炎属性を弱点とするキャラクターには、「炎属性」としてダメージの上乗せが発生します。

マナ耐性

2回行動

複数宣言=2回

薙ぎ払い

虚ろの女神
 このキャラクターは、手番の終了時にHPが「100」点回復します。HPがこの効果によって完全に回復すると、気絶していた場合でも即座に目覚めます。
 また、あらゆる《虚人》や自身の影響下にある者を自身の知っている場所へ瞬間移動させたり、また瞬時に自分の元へ引き寄せる事が可能です。この効果は戦闘中には使用できません。
 加えてこのキャラクターは、【コンヴィクション・○○】が有効であり、かつその効果を受けているキャラクターからでなければ一切のダメージを受けません。
 また、魔物知識判定において、弱点が判明した時は、【コンヴィクション・ウェポン】の影響を受けている対象から与えられるダメージが+2点されます。

複数知覚
 2つの知覚を持ちます。
 一方の知覚を封じられても、もう一方の知覚により、ペナルティを受ける事なく活動できます。
 両方の知覚を封じられた場合は、通常通りそれぞれの効果に従ってペナルティを受けます。

絶対信仰
 あらゆる神からの強制消滅能力を無効化します。

虚ろの輪音
 このキャラクターの周囲50mには、常に強力な《虚音》が響き渡っており、耐性を持たない冒険者レベルあるいは魔物レベルが25以下のキャラクターは抵抗の余地なく虚音に侵されます。
 虚音に侵され《虚人》と呼ばれる状態になったキャラクターは、いついかなる時もこのキャラクターの命令に従って行動します。命令がない時は、通常のそのキャラクターの思考に沿って行動が可能ですが、あらゆる行動がアレクサンドリアに知られています。
 加えて、あらゆる《虚人》や自身の影響下にある者を自身の知っている場所へ瞬間移動させたり、また瞬時に自分の元へ引き寄せる事が可能です。この効果は戦闘中には使用できません。

神聖魔法(虚ろの女神)、真語魔法、操霊魔法、深智魔法、妖精魔法、魔動機術15レベル/魔力28(35)

◯☑〆魔法の化身
 戦闘特技《マルチアクション》《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大/数・距離・時間・範囲・確実化》《マナセーブ》《MP軽減/ソーサラー・コンジャラー・プリースト・フェアリーテイマー・マギテック》《ワードブレイク》を所持しています。

叡智の深淵
 戦闘特技《MP軽減/ウィザード》を習得しています。
 また、セージ技能による判定を基準値35で行えます。この時、戦闘特技《賢人の知恵》を習得しているものとして扱います。

波動
 このキャラクターの近接攻撃は「射程50m」として扱います。

ディスペル・フェター/35/各魔法の達成値
 戦闘特技《ワードブレイク》を、1ラウンドに1回のみ補助動作で行えます。

ワールド・メサイアニティ/50/精神抵抗力/半減
 内包した神力を解放して、周辺の生物を一時的に《虚音》に侵し、自在に操ります。
 この能力は、このキャラクターに3つ以上の属性を持った魔法など(悪影響を与えるものを含む)の効果が継続して効果を発揮している時にのみ使用可能で、使用すると属性を持ったすべての効果が解除されます。
 半径100m以内に存在する任意の対象に「200」点の魔法ダメージを与えた上で、30秒(3ラウンド)の間、自在に操ります。
 精神効果属性を無効化するキャラクターに対しては、魔法ダメージを「100」点与えるのみに留まります。その場合も精神抵抗力判定は行い、それに成功した場合、ダメージをさらに半減します。
 この能力によるダメージでは、対象のHPは0以下にはなりません。
 この能力は連続した手番には使用できず、使用するとPPを「1」点消費します。また、使用するとその手番ではそれ以上主動作が行えなくなります。
戦利品
 なし
解説
《大破局》時、その身を捧げて〈ライフォス胡弓〉と一体化し、人族の世界を救った聖女です。
 しかし、その禁忌の力を脅威と見た地方都市ルキスラやダーレスブルグ王国の中心人物たちにより、〈ファランダレス〉と〈リベラリオン〉、そして4つの遺跡を鍵としてその力を分散され、封印されました。
 アレクサンドリア自身は、力を殆ど失った胡弓(が変化した弔鐘)の中に封じられ、セフィリア神聖王国にて厳重に管理されて来ましたが、時間と共に封印は弱まり、《虚音事変》を境にその封印が解かれ、少しだけ力を回復した胡弓と共に再び世に現出しました。

▼1R/表

シャルロット HP: 76/76 MP:67/77 PP:5/5
ヤンファ HP: 66/66 MP:19/36 PP:5/5
エリカ HP: 59/59 MP:24/98 PP:5/5
ソルティア HP: 80/80 MP:45/73 PP:3/5
ルナティア HP: 86/95 MP:42/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1500/1500 MP:750/750 PP:5/5

アレクサンドリア <15m> シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア <5m> エリカ

先制判定
エリカ:【イニシアティブブースト:A】 ⇒ ヤンファ、ルナティア
アレクサンドリア先制値 29vsヤンファ 3 + 3 + (17+2) = 25
4 + 4 + (17+2) = 27+2
運命変転! 勝利!
ルナティア1 + 5 + (17+2) = 25敗北...
シャルロット
行きますよ!」 恐れの混じらない、芯の通った声で叫ぶ
ヤンファ
応よ」 静かに構え
ソルティア
「はい」 がちゃりと甲冑を鳴らして一歩前に出て。
#アレクサンドリア
「来なさい、旧き世界の者たちよ」
シャルロット
「旧き世界ではありません。私たちは、“今を生きる者たち”です!」
エリカ
「勝手に旧いもの扱いしないで下さい! 私達、まだ終わってなんかないんだから……!」
#アレクサンドリア
「すぐに、貴方がたも理解出来るでしょう」
ソルティア
「させる、の間違いでは?」
#アレクサンドリア
「どちらも、結果は変わりません」
ヤンファ
「残念ながら俺は物分りが悪ィんでなァ。理解出来る保障なんて無いぜ」
エリカ
「全然違います。ベアトリスさん、シャルロットのこと浅はかだって言いましたけど」
エリカ
「今の貴女の方が、よっぽど浅はかです……!」
ソルティア
「そうやって、人の心を操るんですね。……その事が一番悲しいですよ、ベアトリスさん」
#アレクサンドリア
「…………」
エリカ
光の守護を!
【スフィンクスノレッジ】【エナジー・サプライ】
《魔法拡大/数》
【バーチャルタフネスⅡ】(魔晶石使用) ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア、エリカ
2D6 → 5 + 6 + (17+1+2) = 31+2+2 (指輪破壊+インスタント・バースト×2)
シャルロット HP:107/76+31 MP:67/77 PP:5/5
ヤンファ HP: 97/66+31 MP:19/36 PP:5/5
エリカ HP: 90/59+31 MP:27/98 PP:2/5
ソルティア HP:111/80+31 MP:45/73 PP:3/5
ルナティア HP:117/95+31 MP:42/66 PP:4/5
ソルティア
「ねぇ、ベアトリスさん。苦しみを無くすのは、きっと優しさを無くす事なんですよ。悲しみを無くすのは、きっと喜びを無くす事なんですよ」
ソルティア
「そして、その優しさと喜びが、幸せに繋がるんですよ。だから、必要なんです。悲しみも、苦しみも」
#アレクサンドリア
「その言葉は、そのまま返しましょう」
#アレクサンドリア
「貴方がたの言う“幸せ”があるからこそ、人は嘆き、哀しむ事になる」
ソルティア
「幸せを望まないなんて、それこそ悲しい事ですよ、ベアトリスさん!」
エリカ
「だからって、今ある幸せを奪うんですか! そんなの、絶対おかしいですよ!」
#アレクサンドリア
「貴方がたは、そう言うでしょうね」
#アレクサンドリア
「ですが、無駄です。言葉も刃も、私には届きはしない」
ソルティア
「そんな言葉で誤魔化さないでくださいよ……!」
シャルロット
「いきますよ……!」
【コンヴィクション・ウェポン】(魔晶石使用)
 ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
シャルロット
「騎士神ザイアが名の下に!」
《魔法拡大/数》
【ブレス:器用】 ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
2D6 → 1 + 5 + (13) = 19
シャルロット HP:107/76+31 MP:45/77 PP:5/5
ヤンファ
……」 ふー、と静かに、ゆっくりと息を吐き、精神を整える
ヤンファ
「行くぞ」 目を開き、真っ直ぐにアレクサンドリアの元へ駆ける
#アレクサンドリア
来なさい」

【アレクサンドリアvsヤンファ】 <15m> シャルロット、ソルティア、ルナティア <5m> エリカ

ヤンファ
15m前進、乱戦形成
【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】【アンチボディ】【ケンタウロスレッグ】【デーモンフィンガー】
【パラライズミスト:A】 ⇒ アレクサンドリア
ヤンファ
「旋風、我が刃に宿れ!」
《閃電二撃ち》
【ストーム・エッジ】 ⇒ 自身
2D6 → 2 + 1 + (8) = 11
ヤンファ
「はああァァァッ!!」 迷いの無い太刀筋でアレクサンドリアに斬りかかる!
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 4 + 1 + (19+3+2-2) = 27+2 命中! (指輪破壊)
47 = 11 (5 + 3 = 8 > 9 クリティカル!) + 10 (3 + 3 = 6) + 【20+4+2】 威力 : 40 > 50
ヤンファ HP: 97/66+31 MP:17/36 PP:5/5
アレクサンドリア HP:1478/1500 MP:750/750 PP:5/5
ヤンファ
ちィ」
ヤンファ
刃が通らないことに舌打ちしつつ
《ファストアクション》
【ブレス:敏捷】 ⇒ 自身
2D6 → 1 + 5 + (8) = 14
ヤンファ
「これならどうだッ!」 先ほどの太刀から切り替えし逆袈裟に斬る!
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 6 + 1 + (19+3+2-2) = 29 命中!
42 = 12 (6 + 4 = 10 > 11 クリティカル!) + 4 (2 + 1 = 3) + 【20+4+2】 威力 : 40 > 50
アレクサンドリア HP:1461/1500 MP:750/750 PP:5/5
#アレクサンドリア
「良い太刀筋です」 だが、彼女の身体には傷ひとつ見えない。
ヤンファ
「……不気味な程にタフだなァ、オイ」
シャルロット
「彼女も底なしではありません、続けて行って下さい!」
ソルティア
15m前進、乱戦入り
【キャッツアイ】【ビートルスキン】【ストロングブラッド】
【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】(魔晶石使用)
「燃ゆる刀身」
《閃電二撃ち》

【アレクサンドリアvsヤンファ、ソルティア】 <15m> シャルロット、ルナティア <5m> エリカ

ソルティア
「ッ、はぁッ!」 片手で攻撃だ。
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 3 + 6 + (18+1+1+2+1+1-2) = 31 命中!
36 = 9 (6 + 1 = 7) + 【20+1+2+2+2】 威力 : 40
ソルティア
「いけぇっ!」
【エネルギー・ジャベリン】(魔晶石使用) ⇒ アレクサンドリア(精神抵抗力36)
2D6 → 1 + 5 + (14+1+2+1-2) = 22 半減 19 = [24 = 10 (5 + 3 = 8) + 【14+2-2】] / 2 + 【1+2+2+2】 威力 : 40
ソルティア HP:111/80+31 MP:40/73 PP:3/5
アレクサンドリア HP:1436/1500 MP:750/750 PP:5/5
#アレクサンドリア
「頼もしくなりましたね、ソルティア」
ソルティア
「ベアトリスさんっ……!」
#ルナティア
……」
【キャッツアイ】【ガゼルフット】【マッスルベアー】【アンチボディ】
【デーモンフィンガー】【ケンタウロスレッグ】
ヤンファ
「躊躇うなよ、ルナティア」 元契約者とはいえ
#ルナティア
「分かってる」
《閃電二撃ち》
【シャドウボディ】 ⇒ 自身
2D6 → 4 + 4 + (10-2+1) = 17
#ルナティア
「はぁッ!」 鎌でアレクサンドリアを斬る。
2D6 → 6 + 1 + (20+1+1+2-2) = 29 命中!
36 = 12 (5 + 1 = 6) + 【21+2+1】 威力 : 65
#アレクサンドリア
「……その程度ですか」
#アレクサンドリア
「貴方が契約を捨て、手にした力というものは」
#ルナティア
「……いいえ、まだ、これからよ」
ヤンファ
「………」 俺からは言うまい。今は目の前の相手に必死だ

▼1R/裏

シャルロット HP:107/76+31 MP:45/77 PP:5/5
ヤンファ HP: 97/66+31 MP:17/36 PP:5/5
エリカ HP: 90/59+31 MP:27/98 PP:2/5
ソルティア HP:111/80+31 MP:40/73 PP:3/5
ルナティア HP:117/95+31 MP:22/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1425/1500 MP:750/750 PP:5/5
#アレクサンドリア
「行きなさい」
《マルチアクション》《薙ぎ払い》
【ヘイスト】
近接攻撃(命中力33) ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア
ヤンファ
何……ッ」 手を振りかざしただけで衝撃が……! 回避2D6 → 6 + 1 + (20+3+1) = 31+2 成功!
ソルティア
「ッ!」 回避は出来ないので盾で受け止めるぞ。 回避2D6 → 4 + 6 + (14) = 24 失敗...
#ルナティア
回避2D6 → 6 + 1 + (20+1+1+1+2) = 32 失敗...
#アレクサンドリア
ダメージ
ソルティア2D6 → 4 + 3 + (30) = 37
ルナティア2D6 → 2 + 3 + (30) = 35
ヤンファ
っは……ァッ!」 スレスレで避けた。何だ、今のは
#アレクサンドリア
【エフェクト・ウェポン:土】
近接攻撃(命中力33) ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア
ヤンファ
回避2D6 → 3 + 5 + (20+3+1) = 32+1 成功! (インスタント・バースト)
ヤンファ
【フェイス】ッ!てめェ頼りだッ!」 ペンダントが光を発し、加速する
#ルナティア
「……く……っ」 回避2D6 → 4 + 6 + (20+1+1+1+2) = 35 成功!
ソルティア
「ぐ……!」 回避2D6 → 4 + 4 + (14) = 22 失敗...
#アレクサンドリア
ダメージ2D6 → 5 + 5 + (30+1) = 41
#アレクサンドリア
【ヘイスト】1D6 → 5 = 5 追加主動作あり
#アレクサンドリア
【ソニック・ウェポン】
近接攻撃(命中力33) ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア
エリカ
く、もう2属性入っちゃった……。
ヤンファ
回避2D6 → 3 + 2 + (20+3+1) = 29 失敗...
#ルナティア
「……当たらない……!」回避2D6 → 3 + 1 + (20+1+1+1+2) = 29 失敗...
ソルティア
回避2D6 → 1 + 1 + (14) = 16 自動失敗...
#アレクサンドリア
ダメージ
ヤンファ 2D6 → 6 + 1 + (30+1+4) = 42
ソルティア2D6 → 4 + 5 + (30+1+4) = 44
ルナティア2D6 → 3 + 6 + (30+1+4) = 44
ヤンファ
「か、は……ッ」
#ルナティア
「ぐ、ぅ……」
ソルティア
「くっ……」
#アレクサンドリア
「これだけでは足りませんか」
ヤンファ
「……オイオイ、まだそれ以上が出来るみたいな言い方するんじゃァねえよ」
#アレクサンドリア
」 す、と手を掲げるとアレクサンドリアに微かに付いた傷が瞬時に癒えていく。
#アレクサンドリア
「出来なければ、そのような物言いはしません」
ヤンファ
「な……ッ」
#ルナティア
「……嘘」
エリカ
「……っ」
ソルティア
「……ッ」 ぎりっ、と歯をかみ締めて
ソルティア
「……それでもっ! それでもだよ、ベアトリスさんっ! あんな世界じゃ、死んでるのと何が違うって言うんだっ……!」
#アレクサンドリア
「鼓動は、確かに存在している。生命が生きているというには、十分でしょう」
ソルティア
「それは生きてるんじゃないよ……! 動いてるって、ただそれだけだ!」

▼2R/表

シャルロット HP:107/76+31 MP:45/77 PP:5/5
ヤンファ HP: 71/66+31 MP:17/36 PP:4/5
エリカ HP: 90/59+31 MP:27/98 PP:2/5
ソルティア HP: 66/80+31 MP:40/73 PP:3/5
ルナティア HP: 48/95+31 MP:19/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1500/1500 MP:723/750 PP:5/5
エリカ
「ッ……」 驚いている場合じゃない。 「シャルロット! 回復はお願い!」
シャルロット
「判っています!」
エリカ
光の子、来て!
1m前進
【サモンフェアリーΩ:スプライト】(魔晶石使用)
【エナジー・サプライ】
【パラライズミストA】 ⇒ アレクサンドリア
エリカ
影の子たち、お願い。揺るがぬ意志を!
【スフィンクスノレッジ】
《魔法拡大/数》
【ブレイブハート】 ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア、シャルロット、エリカ
2D6 → 6 + 6 + (17+1+2) = 32 自動成功!!
シャルロット
ッ!」 そっと胸に手を当て、今身を包むものを生み出した根源を想う
ヤンファ
「ふー……」 エリカの補助を貰い、精神をより研ぎ澄ます
#アレクサンドリア
「…………」
エリカ
スプライトは6m前進しておわり

【アレクサンドリアvsヤンファ、ソルティア、ルナティア】 <13m> スプライト <2m> シャルロット <4m> エリカ

エリカ HP: 90/59+31 MP:37/98 PP:1/5
シャルロット
」 無音の気迫を放って、皆の下へとたどり着くと剣を引き抜いた
15m前進、乱戦入り
【ガゼルフット】【ビートルスキン】【ケンタウロスレッグ】
【スフィンクスノレッジ】(指輪破壊)
#ルナティア
「……シャル、お願い」
シャルロット
今は遠い父の背中を思い出してかつて見た“人を守る剣”を再現する 《活人撃》
シャルロット
ッハ!」 一閃。しかしそれは敵ではなく味方へと向けたもの
近接攻撃(盾→剣/回復効果) ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア
2D6 → 5 + 3 + (18) = 26 命中!
ヤンファ 43 = 8 (5 + 5 = 10 クリティカル!) + 5 (2 + 4 = 6) + 【15+13+2】 威力 : 25
ソルティア34 = 4 (2 + 3 = 5) + 【15+13+2】 威力 : 25
ルナティア34 = 4 (2 + 3 = 5) + 【15+13+2】 威力 : 25
2D6 → 2 + 1 + (18) = 21 命中!
ヤンファ 46 = 10 (6 + 5 = 11 クリティカル!) + 6 (2 + 4 = 6) + 【15+13+2】 威力 : 30
ソルティア36 = 6 (4 + 2 = 6) + 【15+13+2】 威力 : 30
ルナティア34 = 4 (1 + 4 = 5) + 【15+13+2】 威力 : 30
シャルロット
ッ」 父の剣。それを盾と剣という両手の獲物で再現してみせた
ヤンファ
「うおッ……」 急に身体が軽くなった
ソルティア
「シャルロットさん……! 助かります!」
#ルナティア
「……凄いわね」
シャルロット HP:107/76+31 MP:45/77 PP:4/5
ヤンファ HP: 97/66+31 MP:17/36 PP:4/5
ソルティア HP:111/80+31 MP:40/73 PP:3/5
ルナティア HP:116/95+31 MP:19/66 PP:4/5
ソルティア
「くそぉっ……!」
【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】「燃ゆる刀身」(魔晶石使用)
《マルチアクション》
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 4 + 4 + (18+1+1+2+1+1) = 32 命中!
33 = 6 (1 + 4 = 5) + 【20+1+2+2+2】 威力 : 40
ソルティア
「諦められないんだよっ!」
【エネルギー・ジャベリン】(魔晶石使用) ⇒ アレクサンドリア(精神抵抗力36)
2D6 → 2 + 4 + (14+1+2+1) = 24 半減
20 = [25 = 9 (2 + 5 = 7) + 【14+2】] / 2 + 【1+2+2+2】 威力 : 40
#アレクサンドリア
「……」
ソルティア HP:111/80+31 MP:35/73 PP:3/5
アレクサンドリア HP:1481/1500 MP:723/750 PP:5/5
#アレクサンドリア
「無為だと、分かりませんか」
ソルティア
「そうやって何もかも無駄だって言うのかっ……! 今まで人が積み重ねてきた、何もかもっ!」
#アレクサンドリア
「そうは言いません。過去の積み重ねが無ければ、私のこの力も存在しなかった」
ソルティア
「今から無くすって言うなら、同じ事だろっ!」
ヤンファ
「言っただろォが、物分りが悪いってなァ!」
ヤンファ
「続け!」
#ルナティア
「……ええ!」
ヤンファ
【クリティカルレイ:A】 ⇒ ルナティア
【ケンタウロスレッグ】【デーモンフィンガー】
《天趨刃》(命中ペナルティ選択)
ヤンファ
「切り裂けッ!!」
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 6 + 2 + (19+3+2-2) = 30 命中!
31 = 5 (2 + 1 = 3 > 4) + 【20+4+2】 威力 : 40
ヤンファ
「く……遠当てじゃァ弾かれるか」
アレクサンドリア HP:1475/1500 MP:723/750 PP:5/5
#ルナティア
「……せぇッ!」
《マルチアクション》
【ウェポン・マスター:必殺攻撃】 ⇒ 自身
2D6 → 6 + 2 + (10+1) = 19

近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 1 + 4 + (20+1+1+2-2) = 27+2 成功! (指輪破壊)
38 = 14 (4 + 2 = 6 > 8) + 【21+2+1】 威力 : 65

▼2R/裏

シャルロット HP:107/76+31 MP:45/77 PP:4/5
ヤンファ HP: 97/66+31 MP:17/36 PP:4/5
エリカ HP: 90/59+31 MP:37/98 PP:1/5
ソルティア HP:111/80+31 MP:35/73 PP:3/5
ルナティア HP:116/95+31 MP:17/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1462/1500 MP:723/750 PP:5/5
ヤンファ
「……ちィ、今のでも駄目か」
シャルロット
「ここからです……!」
#アレクサンドリア
「……致し方ありませんね」
#アレクサンドリア
星界創造の理を、此処に」
《マルチアクション》《薙ぎ払い》
【スーパーノヴァ・ボム】(達成値35) ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
ソルティア
「魔動機術……!?」抵抗2D6 → 6 + 2 + (19) = 27 失敗!
シャルロット
抵抗2D6 → 5 + 1 + (17) = 23 失敗!
#ルナティア
抵抗2D6 → 1 + 3 + (18) = 22 失敗!
ヤンファ
「こんなの洒落に……」 ならねえ! 抵抗2D6 → 1 + 2 + (14) = 17 失敗!
#アレクサンドリア
シャルロット43 = 15 (5 + 1 = 6) + 【28】 威力 : 90
ソルティア 47 = 19 (3 + 5 = 8) + 【28】 威力 : 90
ルナティア 40 = 12 (1 + 4 = 5) + 【28】 威力 : 90
ヤンファ 68 = 25 (6 + 5 = 11 クリティカル!) + 15 (1 + 5 = 6) + 【28】 威力 : 90
ソルティア
「己が魔を盾に」:【エネルギー・ジャベリン】
5 = 5 (3 + 1 = 4) 威力 : 40
ヤンファ
「ぐ、が……ッ」
#アレクサンドリア
近接攻撃(命中力35-2) ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
ソルティア
「ぐ、ぅ……」 回避2D6 → 5 + 3 + (14) = 22 失敗!
#ルナティア
「……無茶苦茶、過ぎるわね……」 回避2D6 → 5 + 3 + (20+1+1+1+2) = 33 成功!
シャルロット
回避2D6 → 6 + 5 + (19+1+2-1) = 32+1 成功! (インスタント・バースト)
ヤンファ
よろめきながら、剣は手放さずその波動を受け流そうと試みる 回避2D6 → 2 + 1 + (20+3+1) = 27 失敗!
エリカ
「皆……!」
#アレクサンドリア
ダメージ
ソルティア2D6 → 6 + 6 + (30+1+4) = 47
ヤンファ 2D6 → 5 + 4 + (30+1+4) = 44
シャルロット HP: 64/76+31 MP:45/77 PP:3/5
ヤンファ HP:  1/66+31 MP:17/36 PP:4/5
ソルティア HP: 45/80+31 MP:35/73 PP:3/5
ルナティア HP: 84/95+31 MP:17/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1462/1500 MP:700/750 PP:5/5
シャルロット
「ヤンファ……!」
ソルティア
「ヤンファさんッ……しっかり!」
ヤンファ
「……は……はッ…………!」 笑いすら出てくる
#アレクサンドリア
「失せなさい」
【ファイア・ウェポン】
近接攻撃(命中力35-2) ⇒ シャルロット、ヤンファ、ソルティア、ルナティア
ヤンファ
「ちく、しょう……が……ァッ!」 もはや立ってるのが限界だ、が 回避2D6 → 4 + 5 + (20+3+1) = 33 成功!
ソルティア
回避2D6 → 4 + 4 + (14) = 22 失敗!
シャルロット
回避2D6 → 5 + 3 + (19+1+2-1) = 29 失敗!
#ルナティア
「こ、の……ッ」回避2D6 → 6 + 2 + (20+1+1+1+2) = 33 成功!
ヤンファ
……ッ」 無意識の太刀で波動を真っ二つに
#アレクサンドリア
ダメージ
シャルロット2D6 → 5 + 4 + (30+1+4+2) = 46
ソルティア 2D6 → 3 + 6 + (30+1+4+2) = 46
シャルロット HP: 32/76+31 MP:45/77 PP:3/5
ソルティア HP: 24/80+31 MP:35/73 PP:3/5
#アレクサンドリア
「……よく耐えるものです」 【ヘイスト】1D6 → 6 = 6 追加主動作あり
#アレクサンドリア
「ですが
#アレクサンドリア
「これ以上続けても、あまりに無意味。貴方がたの苦しみが増すだけでしょう」
#アレクサンドリア
終幕と、参りましょうか」
シャルロット
ここで終わらせられると思っているなら、そうしてみなさい!」
ヤンファ
「終わる、かよ……てめェなんぞに、幕は……引かせねえッ……!!」
ソルティア
「苦しみが増すのを拒んで、こんな所に立っちゃいないっ!」
エリカ
「勝手に……っ、無意味なんて、決めつけないで……!」
#アレクサンドリア
「天空に坐す無限の星々よ、大地に眠る数多の生命よ
#アレクサンドリア
奏でよ、世界救済の音を!」
#アレクサンドリア
アレクサンドリアを中心に、無数の雷を思わせる光の柱が発生し、周囲を破壊しつくしながら、君たちへと迫る。
#アレクサンドリア
だが、そこに物が破壊される不快な音は無く、ただ、虚ろな鐘の音が鳴り響くのみだ。
#アレクサンドリア
「ワールド・メサイアニティ」(達成値50)
#ルナティア
「ッ…………!」 抵抗2D6 → 5 + 2 + (18) = 25 失敗...
ヤンファ
抵抗2D6 → 2 + 1 + (14) = 17 失敗...
シャルロット
抵抗2D6 → 2 + 5 + (17) = 24 失敗...
ソルティア
抵抗2D6 → 5 + 6 + (19) = 30 失敗...
エリカ
抵抗2D6 → 1 + 4 + (19+1) = 25 失敗...
シャルロット HP:  1/76+31 MP:45/77 PP:3/5
ヤンファ HP:  1/66+31 MP:17/36 PP:4/5
エリカ HP:  1/59+31 MP:37/98 PP:1/5
ソルティア HP:  1/80+31 MP:35/73 PP:3/5
ルナティア HP:  1/95+31 MP:17/66 PP:4/5
GM
光の柱は君たちに到達し、弾けると、それぞれの身体は内部から破壊されるような痛みに苛まれる。
ヤンファ
………?」 俺の身体には何も影響が無い。一体何を……
GM
ヤンファは既に、その痛みが、痛みとして認識できない程に傷ついているだけだ。
GM
立っている事も、目を開けている事すらも酷く困難な、身が焦げていくような鋭くも、鈍い苦痛。
シャルロット
「っか、は……ッ!」 突然の激痛に、呼吸すら失敗して咳き込んだ
ヤンファ
「シャル!ソルティア!」
#ルナティア
「……く、ぁぁあああっ……!」
エリカ
「っ、う、ぁあァ……!」 あまりの痛みに、足元が覚束無くなる。
ヤンファ
「……くそ、エリカの方まで……」 ギリ、と歯軋り
ソルティア
「ッ……こんなものでッ……こんなもので貴女が救う世界は、一体誰の為のものなんだっ!」 剣を体の支えにしてどうにか立ち上がり。
ソルティア
「ぐっ、うぅっ……ッ!」 だが、一度立ち上がっただけでまた膝をついてしまう。
#アレクサンドリア
「そのような事は、言うまでもないでしょう」
#アレクサンドリア
「さぁ、どうしますか」
シャルロット
「……ッ、まだだ!」 まだ巻き返せる!
ソルティア
「エゴだよ、それは……ッ!」 それでも、震える足で立ち上がり。
エリカ
、まだ、……っ」 ここで折れたら、約束が果たせなくなる。
ヤンファ
「……折れれるようなら……とっくに、折れてるんだよ……ッ」
エリカ
「約束……、したのよ……! こんなとこで、終わらない……!」
#ルナティア
「……そう、よ。……ここで折れたら、折角掴んだ手の意味が、無くなるじゃない……!」
ソルティア
「僕らの求めてたのは、人形のような無じゃないんだよっ……!」
ヤンファ
「護りたいモンが、譲れないモンがある限り……退きはしねえ……!」
#アレクサンドリア
「……これでも、折れませんか」
#アレクサンドリア
「……よろしい。次は、より直接的に、貴方がたを折りましょう」

▼3R/表

シャルロット HP:  1/76+31 MP:45/77 PP:3/5
ヤンファ HP:  1/66+31 MP:17/36 PP:4/5
エリカ HP:  1/59+31 MP:37/98 PP:1/5
ソルティア HP:  1/80+31 MP:35/73 PP:3/5
ルナティア HP:  1/95+31 MP:17/66 PP:4/5
アレクサンドリア HP:1500/1500 MP:700/750 PP:4/5
シャルロット
「エリカさん、巻き返せますね!」 治癒を求めて、視線をやる
エリカ
「……ったり、まえよ……!」 ふらつきながら、這いずるように前へ出。
3m前進。
【パラライズミスト:A】 ⇒ アレクサンドリア
【スフィンクスノレッジ】
【エナジー・サプライ】
《魔法拡大/数》
【エクステンドヒーリング】(魔晶石使用) ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア、シャルロット、エリカ
2D6 → 2 + 5 + (17+1+2) = 27
スプライト
《魔法拡大/数》
【プライマリィヒーリング】 ⇒ ヤンファ、ソルティア、ルナティア、シャルロット、エリカ
2D6×5 → 2 + 6 + (9) = 17 , 1 + 6 + (9) = 16 , 1 + 3 + (9) = 13 , 5 + 2 + (9) = 16 , 4 + 3 + (9) = 16
シャルロット HP: 48/76+31 MP:45/77 PP:3/5
ヤンファ HP: 46/66+31 MP:17/36 PP:4/5
エリカ HP: 64/59+31 MP:40/98 PP:0/5
ソルティア HP: 50/80+31 MP:35/73 PP:3/5
ルナティア HP: 46/95+31 MP:17/66 PP:4/5
#ルナティア
「……これなら、まだいける……!」
ソルティア
「ありがと、エリカちゃん……!」 足に力が入る。
ヤンファ
「さァ、行くぞ……ッ!」 
ヤンファ
ソルティア!」 《刹風刃》
ソルティア
「あぁ……!」 《刹風刃》
シャルロット
!」 ソルとヤンファの動きを見て、二人の後ろに回ると剣盾を構え魔力を高める
#ルナティア
「……」 シャルと同時に、二人の後ろへ回り、ぐっと駆け出す準備を整える。
ヤンファ
「ありったけの一撃を叩き込む!」
【デーモンフィンガー】【ケンタウロスレッグ】【リカバリィ】
【クリティカルレイ:A】 ⇒ ルナティア
[エナジー・サプライ]
ソルティア
【デーモンフィンガー】【ブリンク】
[燃ゆる刀身]
【エナジー・サプライ】
ヤンファ
「“風”に魔力を!」 居合いで風の太刀を起こし、ソルティアの魔力で増幅させるのだ!
ソルティア
「僕が先に……!」 魔力を高めて剣を真上にあげて、マナの風刃をアレクサンドリアへぶつける! 「貫け……!」
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2)
2D6 → 3 + 3 + (18+1+1+2+1+1) = 30 命中!
30 = 5 (1 + 3 = 4) + 【20+1+2+2】 威力 : 40
ヤンファ
そこだッ!」 その風に居合いを上乗せし、旋風を巻き起こす!
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2-2)
2D6 → 4 + 3 + (19+3+2) = 31 命中!
43 = 11 (6 + 2 = 8 > 9 クリティカル!) + 6 (4 + 1 = 5) + 【20+4+2】 威力 : 40
#アレクサンドリア
……」 重なった旋風が、アレクサンドリアのバリアを突き破る。
#アレクサンドリア
彼女の髪が大きく風に揺らぐ。
ヤンファ HP: 72/66+31 MP: 7/36 PP:2/5
ソルティア HP: 76/80+31 MP:37/73 PP:1/5
ヤンファ
「シャルッ!ルナティアッ!!」
#ルナティア
「シャル!」
ソルティア
「行って……!」
シャルロット
「はいッ!」
シャルロット
「私の信念(おもい)は、貴方に負けません!」
【キャッツアイ】【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】(魔晶石使用)
【ターゲットサイト】【ソリッド・バレット】×3「デア・エクス・マキナ」
《剛魔撃》:【ゴッド・フィスト】×2
シャルロット
ッハぁ!!」 盾を、叩きつけるように押し込み
近接攻撃(盾→剣) ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2-4)
2D6 → 3 + 6 + (18+1+1+2+1+1) = 33 命中!
追加D:0 = 0 (1 + 1 = 2 ファンブル...) 威力 : 30 運命変転!
    10 = 10 (6 + 6 = 12) 威力 : 30
55 = 8 (5 + 4 = 9) + 【15+3+13+2+2+2+10】 威力 : 25
シャルロット
「届け!」 アレクサンドリアの身体を、ファランダレスで引き裂く!
2D6 → 6 + 2 + (18+1+1+2+1+1) = 32 命中!
追加D:6 = 6 (3 + 3 = 6) 威力 : 30
53 = 10 (5 + 2 = 7) + 【15+3+13+2+2+2+6】 威力 : 45
#アレクサンドリア
「ッ」 透明の障壁を突き破り、シャルロットの〈ファランダレス〉がアレクサンドリアへと到達する。
#アレクサンドリア
初めて、まともに彼女の身体に傷が付く。
シャルロット
【エナジー・サプライ】
シャルロット HP: 70/76+31 MP:63/77 PP:0/5
アレクサンドリア HP:1359/1500 MP:700/750 PP:4/5
ヤンファ
「っし、効いてんぞ……!」
ソルティア
「通った……!」
エリカ
「これなら……!」
#ルナティア
「此処で……!」 続く。アレクサンドリアをぶった切る。
【エナジー・サプライ】
【デーモンフィンガー】【ケンタウロスレッグ】
《必殺攻撃》《紫月光》
#ルナティア
「はぁぁあああッ!」
近接攻撃 ⇒ アレクサンドリア(回避力30-2-4)
2D6 → 2 + 2 + (20+1+1+2) = 28 命中!
52 = 18 (6 + 4 = 10 > 12 クリティカル!) + 10 (2 + 3 = 5) + 【21+2+1】 威力 : 65

▼3R/裏

シャルロット HP: 70/76+31 MP:63/77 PP:0/5
ヤンファ HP: 65/66+31 MP: 7/36 PP:2/5
エリカ HP: 64/59+31 MP:40/98 PP:0/5
ソルティア HP: 76/80+31 MP:37/73 PP:1/5
ルナティア HP: 75/95+31 MP:31/66 PP:3/5
アレクサンドリア HP:1307/1500 MP:700/750 PP:4/5
#アレクサンドリア
「……なかなか、やりますね」
#アレクサンドリア
「ですが、それが今の貴方がたの全力でしょう」
シャルロット
」 ポテンシャルは底をついた。だが、底は抜いてしまえばまだ見える!
ヤンファ
「………」 正眼に構え、ただじっと次を伺う
#アレクサンドリア
「所詮は、この程度。如何に貴方がたが強くなろうと、私への信仰が薄くなろうと、神と人の間には、絶対に越える事の能わぬ壁があるのです」
シャルロット
「そうですね。このまま戦えば敗れるでしょう。そして、神と人との間の隔絶もまた、理解している」
ソルティア
「……ッ、まだ! まだいけるッ!」
#アレクサンドリア
「諦めなさい。貴方がには、もう希望はありません。これが最後通告です。《虚音》に、身を委ねるのです」
ヤンファ
断る」 にべも無く
ソルティア
「嫌だッ!」
エリカ
「……絶対に、嫌」
#ルナティア
「何度訊かれたって、変わらない」
#ルナティア
「……私は、みんなと生きる」
ソルティア
「そんなに苦しみが! 悲しみが嫌ならッ! “人”なんてとうの昔に止めてるッ!」
シャルロット
「……貴方は理解していません」 お断りだ、と言外に言って
シャルロット
「貴方の言う“神”と“人”には超えられぬ壁がある。そう貴方は、独りです」
#アレクサンドリア
「……是非もありません」 首をゆっくりと横に振る。
#アレクサンドリア
……」 す、と手を君たちに向けると、君たち全員の身体が金縛りにあったように動かなくなる。
ソルティア
「ぐぅっ……!?」
シャルロット
これ、は」 あのときの
エリカ
「っ……」
ヤンファ
が……ッ」 この感覚は、以前と同じ……!
#ルナティア
「……身体、が……っ」
#アレクサンドリア
「シャルロット、貴女は私を独りと言いましたが
ヤンファ
「……て、めェ……いつでも、そうやって……出来たってのか……!」 もがきながら、呪縛を解こうと
#アレクサンドリア
「これからは、貴女が独りになる」
#アレクサンドリア
「……言ったはずです。出来なければ、あのような物言いはしない、と」
エリカ
「っ、こんな……」
シャルロット
「……ッ」 ぎ、と歯軋りを鳴らして
ソルティア
「く、そぉっ……!」
#アレクサンドリア
さぁ、幕引きです」 君たちに向けられた掌が、ぐっと握りしめられる。
#アレクサンドリア
それと同時に、君たち全員の懐からぱきぃん! と何かが砕ける音。
#アレクサンドリア
君たちを、君たちたらしめていた〈星辰徽章〉。それが今、彼女の手によって粉々に崩れ去ろうとしている。
シャルロット
「何が……」
エリカ
「っ、ぁ……!」 徽章が。
ヤンファ
あ……」
ソルティア
「ッ……!」 アレクサンドリアを睨み付け。
#ルナティア
「……あ……」 胸に着けられた徽章の宝石が、粉々に砕けていくのを呆然と見る。
ヤンファ
言葉が出ない。我々の要であるそれが、左腕にあったそれが、砕けてしまったのだから
シャルロット
みんな……!」
#アレクサンドリア
イエイツの血を継ぐシャルロット以外の身体と心は、これで《虚音》に抗う力を失う。
#アレクサンドリア
次第に、意識の混濁が始まり、ただ彼女に操られるだけの人形と化し始める。
#アレクサンドリア
はずだった。
#ルナティア
「…………平、気? ……どう、して……」 いつまでも訪れぬ変化に、息も絶え絶えなルナティアが、小さく疑問を放つ。
GM
シャルロットも、ヤンファも、エリカも、ソルティアも、ルナティアも。誰の身体も心も、《虚音》には侵されていなかった。
エリカ
「……え?」
ソルティア
「……? 何で……」 ぐっと手を握り、開いて。体は普通に動く。
GM
目の前の女神からは、絶えず《虚音》が発されているのに。
シャルロット
「……一体?」
ヤンファ
「……まさか」 条件に思い当たるものが、と考えていたが
#アレクサンドリア
「〈星辰徽章〉が鍵かと思っていましたが……どうやら、もうそれだけでは済まなくなっていたようですね」
#アレクサンドリア
「ならば尚の事、貴方がたを手に掛けなければなりません」 《虚音》に侵されないとはいえ、身体はもう満足に動かせない。女神は無慈悲に、君たちを断罪する為の剣を形成し始める。
#アレクサンドリア
今度こそ、終わりです」
エリカ
「ッ……」 安堵したのも束の間だ。
ソルティア
「何で、こんな……ッ、くそぉっ!」 全身に力を入れてもがく。
#ルナティア
「……くッ」
GM
そしてその光の剣が、君たちへと放たれる
シャルロット
「く……!」 ファランダレスを握り締めて、動くように叫ぶ
ヤンファ
「くそ、動け!動けってんだよ……!」
GM
光の剣が、君たちを今まさに貫こうと言う時……
GM
「オォォォォォオオオオオオオオオオオッ!」
GM
雄叫びと共に後方の扉をぶち破り、君たちの眼前に迫る光の剣へと駆ける影が現れる。
ソルティア
「ッ!?」
GM
「せやぁッ!」 雄叫びの主は、そのまま光の剣を真正面から一刀両断する。光の剣は真っ二つになり、側方の壁へ逸れる。
ヤンファ
「なッ!?」
シャルロット
「……ッ!?」
#ユリウス
「何もかもが、思い通りに行くとは思わない事だ、アレクサンドリア」
#ユリウス
君たちの前に現れたのは、強い輝きを放つ黒の剣を手にしたユリウスだった。
エリカ
「っ、皇帝、陛下……!?」
#ルナティア
「……ユリウス、陛下……」
ヤンファ
「それに……」
#アレクサンドリア
「……ユリウス」
#アレクサンドリア
突如現れた乱入者に、初めてアレクサンドリアが眉を顰める。
#アイゼル
彼だけだとは思わない事ね」
GM
挑発的な声が響くと同時に、君たちの後方から4つの弾丸が光の軌跡を描きながらアレクサンドリアへと向かっていく。
GM
弾丸は彼女に届かず、目の前の不可視の壁に遮られるが、続け様にそこへ濃密なマナで作られた無数の槍が突き刺さる。
#ザガート
「私たちも、お相手願おうか?」
シャルロット
「ユリウス、アイゼルさん……みんな……!」
#アレクサンドリア
「ッ……」 ダメージこそ与えられないものの、アイゼルとザガートの連撃によって巻き起こった煙が僅かな間アレクサンドリアの視界を奪う。
#ラーエル
「はぁぁぁぁああッ!」
#ラーエル
そこへ、ラーエルが渾身の飛び蹴りをぶちかます。アレクサンドリアの前に張られた不可視のはずの壁に、目に見える皹が入る。
#ラーエル
それを確認すると、アレクサンドリアから距離を取るように素早く後方へバックステップする。
ヤンファ
「効いてる……!」 流石、などという褒め言葉は今の状況で出せるものではないが
ソルティア
「アイゼルさん、ザガートさん、ラーエルさん……!」
GM
それとほぼ同時に、君たち四人とルナティアの身体が、温かな光に包まれ、たちまちその傷が癒えていく。
#マグダレーナ
「……五人とも、無事か」
ヤンファ
「……姫さん」 あんたまで
ソルティア
「マグダレーナ様も……!」
シャルロット
「ぶ、無事で……お、お姉さままで! 皆、大丈夫なんですか!?」
#マグダレーナ
「アラン、頼む」
#アラン
「おうよ。ほら、大丈夫か?」
ヤンファ
「よくもまァ、この事態を嗅ぎ付けれたモンだなァ……!」
#アラン
心配そうに、君たちの元へ駆けて来たのはマグダレーナ。それに続いて、アランも現れ、君たちの傷の様子を確かめ、傷を癒す。
エリカ
「アランさんも……」
ソルティア
「アランさんっ……」
#アラン
「待たせちまって、悪かったな」
#マグダレーナ
「どうやら、皆大丈夫なようだ。中継塔が停止し、彼女自身の力も弱まっているだろうと踏んだのだが、どうやら正解だったようだな」
GM
マグダレーナは、しゃがみ込んで君たちの無事を確認すると、ゆっくりと立ち上がりアレクサンドリアを見据える。
シャルロット
「そ、それにしても無茶を……」 乗っ取られる可能性もあったのに
#ユリウス
「この際、気にしないでくれると有難い。事実、こうして皆無事なのだからな」
ソルティア
「皆が来てくれたなら……ぐっ」 動けるようなら、剣を支えによろつきながら立ちあがろう。
ヤンファ
「……が、どう打破するつもりだ」 この状況を
#アレクサンドリア
「……貴方がたも、抗うというのですね」
#アイゼル
「当たり前でしょう? 分かり切っている事を訊くんじゃないわよ」
#ラーエル
「苦しい事とか、辛い事がない世界だなんて願い下げだよ」
#ザガート
「自らそれを拭い去ったのならともかく、他者に操られ、ただ漠然と偽物の幸福を与えられるのはな」
#アイゼル
「わたしの意志はわたしだけのもの。誰かに指図されるなんてお断り。貴女なんてお呼びじゃないのよ」
#アレクサンドリア
「…………」 アレクサンドリアの視線がユリウスとマグダレーナへと向けられる
#マグダレーナ
「今までも、私は自らの意志で選択を下して生きて来た」
#マグダレーナ
「辛い事も、悲しい事も、苦しい事も数えきれないくらいあった。逃げ出したいと思った事だって、思い出せない程にある」
#マグダレーナ
「それでも、私は選択する事の責任から逃げようとは思わない。どんな結果が目の前に現れようと、最善を追い求めてみせる。それが私の責務であり、望みだ」
#ユリウス
「人は過ちを犯し、恐れ、それでも何度も過ちを繰り返す」
#ユリウス
「だが、過ちを犯すからこそ、人々は理解出来るはずだ。己の行為の意味を、それによって齎された結果を、責任を」
#ユリウス
「それを認めるのは、酷く困難で、苦しい事だ。だが
#ユリウス
「苦汁を舐めるからこそ、人は成長し、いつか掴む事の出来る幸福を心の底から受け入れる事が出来る」
#ユリウス
「アレクサンドリア、お前の求める世界の“正しさ”は認めよう。だが、私たちは誰一人として、それを望まない」
#ユリウス
故に、この“解放の剣”(〈リベラリオン〉)を以て、お前を討つ」
#アレクサンドリア
「……よもやユリウス、貴方までもが、あの状態から、この短期間でそこまで至るとは驚きました」
#ユリウス
「私には、過ちを咎めて……そして“赦して”くれる者が居た。目を背けていては、彼らにも、かつて私が踏み躙った者たちにも顔向け出来ない」
#アレクサンドリア
「……いいでしょう。貴方がたの意志は理解しました」
#アレクサンドリア
此処でまとめて、皆排除して差し上げましょう」
GM
アレクサンドリアの身体が浮き上がり、膨大な魔力が彼女を中心に渦を巻き始める。
#マグダレーナ
「……シャルロット、ヤンファ、エリカ、ソルティア、ルナティア」
#マグダレーナ
君たちに背を向けたまま、マグダレーナが君たちの名を呼ぶ。
#マグダレーナ
「君たちは、アランと一緒に逃げるんだ。此処は私たちが引き受ける」
ソルティア
「マグダレーナ様!?」
エリカ
「なっ……何言ってるんですか!」
シャルロット
「そんな……! そんなこと! 一緒にここで戦います!」
#ルナティア
「……無茶よ……あなたたちだけでなんて……!」
#マグダレーナ
「ダメだ。君たちを一緒には戦わせられない」
ヤンファ
「オイオイ、いくら俺らが満身創痍とはいえお前らだけじゃァ……」
ソルティア
「ッ……何か……次の手があると言うんですか……?」
#マグダレーナ
済まない、そこまでは用意が出来なかった。だが、君たちの道だけは、必ず切り拓く」
#アラン
「……今のお前たちが居たって、意味がねえ。一度退いて、態勢を整えるしかねえんだ」
ソルティア
「……分かり、ました」 唇を噛み締めて、アランに頷く。
エリカ
「そんな……!」
ヤンファ
「お前らはどうすんだよ……!」
#ユリウス
「戻るさ。君たちの元へ、必ず」
シャルロット
「……必ず戻ってください」 自身の姉にそう願い、強く踵を返す
ソルティア
「……戻ってこないようなら、無理にでも連れ戻しに来ますからね……!」
エリカ
「っ……」
ヤンファ
「……ッ」 ギリ、と歯軋り。 「絶対戻ってきやがれよ!てめェらにもまだまだやってもらうことあるんだよ!」
エリカ
……戻らなかったら、本当に、赦しませんから」
#ユリウス
ああ」
ヤンファ
「……シャル、撤退の命令を」
ソルティア
「本当はもっと抗議したいんですが、また今度にしますッ!」 踵を返したシャルロットに従おう。
シャルロット
「総員、撤退します! アランさん、お願いします!」
#アラン
「……よし。フェリ公!」 手元の通話のピアスに向けて、大声で叫ぶ。
GM
次の瞬間。
GM
ドォォオオオオオオン!
GM
爆音が、部屋の側方から響く。大きな揺れが起こり、土煙と共に、がらがらと《インペリアル・センダー》の壁の一部が崩れ、外に露出する。
ヤンファ
ッ!?」
エリカ
「っきゃ……!?」
ソルティア
「ッ……砲撃!?」
ヤンファ
「いや、コイツは……!」
#アラン
「ああ、こっちだ!」 爆音にも怯む事なく、それどころか、そちらへ向けて君たちを誘導する。
ソルティア
「は、はい!」
#ルナティア
「……無茶するわね、ホント」
GM
その開いた箇所からは君たちが此処へやってくる時に利用した飛空船が浮かんでいるのが見える。
ヤンファ
「行くぞ!」
エリカ
「は……はい……!」 慌ててアランについていく。
シャルロット
「続いて!」 殿をいつものように務めつつ、誘導する
#フェリシア
「皆さん、早くこちらへ!」 ハッチが開かれ、フェリシアの声が響く。
ソルティア
「はい、フェリシアさん……!」 塔の穴から飛空船に飛び移るぞ。
ソルティア
「アランさん、エリカちゃんを!」 飛空船に飛び移るのはきついだろうし
#アラン
「分かった。しっかり捕まってろよ!」
#アラン
エリカをお姫様抱っこで抱えて、飛空船に飛び移ろう。
エリカ
「え、ええとっ……きゃあ……!」
ヤンファ
「………」 乗り込む直前、彼らを一度ちらりと見 「……くそッ」 唇を噛み締めて飛び移った
#ルナティア
「……」 最後にヤンファと同じく、背後を一瞥し、飛空船へ飛び移る。
GM
皆が飛び移ると、すぐにハッチが締められ、飛空船は公都方面へと高速で発進する。
ソルティア
「皆! 無理はしないで……!」 こっちは飛び移ってから中に声をかける。
シャルロット
」 最後にちらりと、戦うみんなの姿を目に焼き付けて。強く拳を握り締めた
#マグダレーナ
「……ありがとう、フェリシア」 シャルロットたちを見送ると小さく呟く。
#アレクサンドリア
「……無駄な事を」
#アイゼル
「無駄かどうかは、貴女が決める事じゃないわ」
#アレクサンドリア
「ならば、その身体に刻み付けて差し上げましょう。無力さも、無意味さも」
#ザガート
「そう簡単に出来ると思わぬ事だ。単純な戦闘力だけで言えば、まだ彼らには劣らんよ」
#アレクサンドリア
「貴方がたと彼らの間には、絶対的な違いがある。主たる鍵である〈ファランダレス〉と従たる鍵である〈リベラリオン〉、その間にある壁を越えなければ、貴方がたの刃は私には届き得ません」
#ユリウス
「……それなら、その壁を越えればいいだけだ」
#ユリウス
「ああ。アレクサンドリア、見るがいい。これが、私の信念だ宿れ、信念の剣よ!」
GM
両手で〈リベラリオン〉の柄を握りしめ、自身の奥底に眠る力をゆっくりと呼び起こす。
GM
たちまち、ユリウスたち五人の身体を包み込む光。シャルロットに導かれた〈ファランダレス〉によって齎されるものと同じものだ。
#アレクサンドリア
「その力は……」
#マグダレーナ
これが、ユリウスが、私たちと共に導き出した答えだ、アレクサンドリア!」
#ユリウス
「これで、お前に届かない道理は無くなった。行くぞ、“虚ろの女神”よ!」
#アレクサンドリア
「良いでしょう。それでも、結果は変わらない。消えなさい、その儚き意志と共に!」

GM
君たちが乗り込んだ飛空船には、フェリシアの他に、ルイーゼの姿もあった。
#フェリシア
「……皆さん、よくご無事で」
シャルロット
「……」 ご無事で、と言う言葉に素直に頷けず、複雑そうに顔をゆがめたまま手をあげてこたえる
ヤンファ
「………」 まだ渋い顔をしたまま。 「……無事、っつっていいのか解らねえがなァ」
ソルティア
「……辛うじて、というところですかね」 いつもの笑みにも力が無い。
エリカ
「……」 後ろの方を気にするように、窓の向こうを見つめている。
#フェリシア
「……」 そんな君たちを見て、心苦しそうな表情になる。
#ルイーゼ
「察するに、とんでもない状況だったみたいね」
ヤンファ
「だが、とりあえず……ありがとよ。あんなトコまで助けに来てくれてな」
#フェリシア
「……お礼はいいわ。本当なら、マグダレーナ様たちだって、連れて帰らなければいけない所なのに……」 これ以外に方法がなかったのだ。礼を言われる程、大した事は出来ていない。
ヤンファ
「……お前も、辛かっただろ」 姫を連れて行かせたくなかっただろう、フェリシアは
#フェリシア
「……大丈夫」 ヤンファの言葉には、若干力無くではあるが、そう答えた。
ソルティア
「……中継塔を三つ潰して、この力の差です。正直、どう対処すればいいのか分かりかねます」 首を横に振って。
#ルナティア
「……そう、ね」 この差は、埋め難い。苦虫を噛み潰したような表情で、流れる景色を見つめる。
シャルロット
「純粋に力負けといったところです。もし可能にするとするなら……」 ちらり、とファランダレスを見る。恐らく、自分を省みないのならば届かぬ壁でもないのは理解している
#アラン
「……シャルロット一人だけが強くなっても、足りねえだろうよ」
シャルロット
「判っているから、お手軽に手をつけたりしませんよ」
ソルティア
「ベアトリスさん本人が出てきたのなら、ますます時間が無い。……これ以上、僕らを見逃す事も無いでしょうからね」 暗にマグダレーナ様達でも勝てないだろう、と
#アラン
「アイツを倒すには、俺たち全員が強くなる必要がある」
エリカ
「……けど、これ以上、どうすれば……」
ソルティア
「しかし……修行して手に入る力では期間的にも限界があります。他の手段といわれても、心当たりが全く……」
#アラン
「……ひとつ、用意はしてある」
ソルティア
「……え?」
エリカ
「……あるん、ですか?」
シャルロット
「……そんなものが?」
ヤンファ
「………」 アランを見て。 「なんだァ……聖戦士のツテとかか?」 よく解らんが
#アラン
「……まァ、な」 ヤンファに頷いて。 「……そろそろ、あっちも公都に到着してるはずだ」
ソルティア
「公都、に?」
#ルイーゼ
「なら、このまま公都までぶっちぎればいいのね?」
シャルロット
「そうですね。手段があるなら、急ぐべきです。飛ばしてください!」
#アラン
「ああ、それでいい」 ルイーゼに。 「中継塔が停止して、ザルツに近づけるようになった今なら、外からも公都に来れるからな」
ソルティア
「……今だから、ですか」 少しほっとした顔になって。これまでやってきた事が、少し報われたような気分になったのだろう。
ヤンファ
「お前、大丈夫なのかよ。そんなトコにまで自分の立場利用してたら……」 アランも立場的に大丈夫なのか、と
#アラン
「〈胡弓〉の管理を任されてたのは、セフィリアだ。もう此処まで表沙汰になっちまってんなら、あの国としても体面なんざ気にしていられる状況じゃねえ」
#アラン
「いや、体面を気にするからこそ、か」
シャルロット
「放置こそ、体面がたたないと。……こんな状況で、面倒臭いしがらみがみえると脱力しますね」
ヤンファ
「……まァ、そうだよな」
ソルティア
「管理していたものがこんな事態を起こしているとあっては、黙っているわけにもいかない……ということですか」
#アラン
「アレクサンドリアを止められるのは、お前たちしか居ない。なら、なりふり構わずお前らに協力しねェと、もうどうしようもねえってこった」
ソルティア
「その期待が、今はありがたいですね」 はは、と笑い。
エリカ
「……こんなときに、体面なんて」 微妙な表情しつつ。
#アラン
「そういう国なんだよ、あそこはな」
#ルナティア
「……ある意味、安心するわね」
#ルナティア
「こんな時でも、他の国は、まだ今までと同じ状況なんだから」
ヤンファ
「………」 首を横に振り  「よし、こうなりゃァ使えるモンは全部使わせてもらうか」
シャルロット
「判らない事はまたひとつふえてしまいましたし、この際なんでもこい、ですよ」
#フェリシア
「……ともかく、公都ね」
ヤンファ
「あァ」
ソルティア
「はい。お願いします、フェリシアさん」
#フェリシア
「いつまで猶予があるか分かりません。全速力で行きましょう」
#アラン
「頼むぜ」
エリカ
「……そうね」 この際、手段が増えるなら、なんでも。
#アラン
「…………」
エリカ
「……アランさん?」
シャルロット
「……懸念でも?」 どうにも不承不承という面が抜けないアランに声をかけ
#アラン
「…………ン、ああ。まァ、な」
ヤンファ
「………」 さっきはああ言ったが、やはりタダでとはいかないといったところか
ソルティア
「…………」 少し心配げだが、今は言うまい。
#アラン
「……今はいい。ゆっくり休んどけ。今のうちにな」
ヤンファ
「解ってる」 頷いて
#ルナティア
「……そうさせて貰うべきね」
エリカ
「……はい」
ソルティア
「……はい」 頷きを返す。
シャルロット
「……そうですか」 適当なところに腰をおろして、瞼をおとす
GM
そうして、君たちはつかの間の休息に、身を委ねる。
GM
景色は流れ、命を賭けて君たちを送り出した者たちが居る塔は、もう、ずっと後ろだ。

#アレクサンドリア
「……大したものです」
GM
アレクサンドリアは、そっと自身の口から流れる血を拭い取る。
GM
彼女の眼前には、ユリウスたち五人の姿。それぞれが体中に傷を負い、片膝を付いたり、どうにか武器を手に立っている状況だ。
#アレクサンドリア
「ですが、それも此処まで。そこが貴方がたの限界です」
#マグダレーナ
「……く……」
#アイゼル
「……冗談、じゃないわよ。わたしはまだ……」 膝に手を付き、ぐっと力を入れて立ち上がろうとするが、途中で力尽き、再び膝をつく。
#アレクサンドリア
「止めておきなさい。貴方がたの苦しむ姿を見るのは本意ではありません」
#ラーエル
「ホント……何処までも、勝手な人だね」
#アレクサンドリア
「重々承知しています。その上で、私はこの道を歩んでいるのです」
GM
片手を天へ向け、複数の性質を持ったマナを一手に集め始める。
#アレクサンドリア
「せめてもの慈悲として、最期は苦しまずに終わらせて差し上げましょう」
GM
掲げた手を前方へと向けると、アレクサンドリアの周囲から純粋なエネルギーの柱がいくつもユリウスたちへと向けて走っていく。
#ユリウス
「……させ、るか……ッ!」
GM
ユリウスが皆を庇うべく、力を振り絞り、皆の前へと歩み出る。
#マグダレーナ
「……駄目だ、ユリウスッ!」
GM
マグダレーナがユリウスへと手を伸ばし、まさに光の柱がユリウスへと至ろうとした時、突然光の柱は弾け飛ぶ。
#ユリウス
「……な……」
#ユリウス
目の前の状況に、ただ唖然とする。
GM
それは、アレクサンドリアも同様だ。
GM
突然掻き消された自身の力を、訝しげに眺めている。
GM
「誰が死ぬ事を許した、ユリウス・クラウゼ」
GM
部屋に響くのは、低く威厳のある男の声。
#アレクサンドリア
「……ヴィルフリート・クラウゼヴィッツですか」
#ヴィルフリート
「初めましていや、久方振り、か」 先程飛空船によって開けられた穴から、ヴィルフリートが姿を現す。
#アレクサンドリア
「ええ、そうなりますね。貴方とは、まともに声を交わした覚えはありませんが」
#ヴィルフリート
「当然だ。《大破局》の時も、今も、俺たちは敵同士。言葉を交わす必要など無い」 ユリウスたちの前に降り立つと、その腰に下げた白銀の魔剣を引き抜く。
#ユリウス
「……何故、此処に」
#ヴィルフリート
「……クク、阿呆が。マグダレーナがどうやって帝都へやってきたと思っている」
#マグダレーナ
「……公都で、声を掛けてくれてな。……帝都まで、私を乗せて来てくれたんだ。まさか……此処へやってきてくれるとは思ってもみなかったが」 ユリウスの無事を見てほっと胸を撫で下ろし、それによって回復した活力でどうにか立ち上がる。
#ヴィルフリート
「今貴様らに死なれては、世界が元に戻ったとしても、遠からぬ内に確実に戦が起こる事になるのでな」
#ヴィルフリート
「さぁ、立て。膝をつくにはまだ早すぎるぞ」 ヴィルフリートは魔法を詠唱すると、次々に五人の傷を癒していく。
#ラーエル
「……ありがと、ヴィルフリートさん!」
#ザガート
「礼を言う。来てくれて、助かった」
#アイゼル
「……いいタイミングで来るものよね。図ってたんじゃないかしら」
#ヴィルフリート
「……クク、どうだろうな」
#ヴィルフリート
「まぁ、いい。仕切り直しだ。此処で奴を討つ。ユリウス・クラウゼ、《担い手》の力、見せて貰うぞ」
#ユリウス
「ああ……!」
#アレクサンドリア
「無駄です、ヴィルフリート。貴方も、彼らと同じ。神でない身では、届きません」
#ヴィルフリート
「……ックク、ハハ……同じだと? 阿呆が」 ヴィルフリートはアレクサンドリアへ向けて、低く嘲笑する。
#ヴィルフリート
「忘れたか、何故俺が“不滅”の名を冠しているのか。知らぬ貴様ではあるまい」
#アレクサンドリア
「……! ……そうですか。貴方はまだ……」
#ヴィルフリート
「当たり前だろう。それ故の“不滅”。奴は消えん、そして、俺も死ぬ事は無い」
#ユリウス
「……一体、何の話だ?」
#ヴィルフリート
「気にする必要は無い。今考えるべきは、《担い手》の力と貴様たちの力、そして俺の力があれば、奴に届きうるという事だけだ」
#マグダレーナ
「そう、だな」 ひとつ頷くと、再び剣を手に取り、構える。
#ユリウス
「……分かった。……私たちの全力を、彼女にぶつけるぞ!」
GM
そして三度、戦いの火蓋が切って落とされる。

第三話 「虚ろなる御稜威」 了



戦利品の獲得
ドミニオンス・イナニスエリカ:6 + 6 + (2) = 14 ⇒ ラクスタイト
アンゲルス・イナニスAエリカ:6 + 2 + (2) = 10 ⇒ 清らかな布(5,000G)
アンゲルス・イナニスBエリカ:5 + 3 + (2) = 10 ⇒ 清らかな布(5,000G)
名誉点30D6 → 4 + 3 + 6 + 1 + 5 + 3 + 5 + 2 + 3 + 1 + 6 + 5 + 2 + 1 + 2 + 2 + 6 + 3 + 5 + 4 + 3 + 2 + 3 + 4 + 6 + 5 + 6 + 3 + 6 + 2 = 109
リザルト
2012/10/13 第三話「虚ろなる御稜威」経験:3,690 報酬:27,000G 名誉:109

▼能力値成長結果

シャルロットヤンファエリカソルティア
器用度 35 > 36
敏捷度 34 > 34
筋力  20 > 20
生命力 26 > 28
知力  31 > 31
精神力 27 > 28
器用度 40 > 43
敏捷度 41 > 42
筋力  30 > 30
生命力 25 > 25
知力  13 > 13
精神力 16 > 16
器用度 14 > 14
敏捷度 20 > 22
筋力  14 > 14
生命力 24 > 25
知力  32 > 33
精神力 48 > 48
器用度 33 > 33
敏捷度 17 > 18
筋力  31 > 31
生命力 27 > 30
知力  33 > 33
精神力 35 > 35